命日とは何か?過ごし方・お供え物の選び方を詳しく解説

命日とは何か?過ごし方・お供え物の選び方を詳しく解説

命日という言葉はよく使われていますが、命日にも種類があることを知らない人がいるかもしれません。また、命日の過ごし方についてもよく理解しておいたほうがよいでしょう。

そこでこの記事では、命日とは何か、過ごし方、ふさわしいお供え物、ふさわしくないお供え物について解説します。

こんな人におすすめ

命日について知りたい人

命日の過ごし方について知りたい人

命日のお供物について悩んでいる人

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命日とは何か

命日とは故人が亡くなった年月日のことを指し、「忌日(きじつ)」とも呼ばれます。実は命日は2種類に分かれています。

一般的に命日と言う場合には「祥月命日」のことを指しますが、そのほかに「月命日」というものがあることを覚えておきましょう。それぞれの違いについて解説します。

祥月命日とは

故人の亡くなったのと同じ月、同じ日のことを「祥月命日」と言います。例えば2022年4月10日に亡くなった人は、2023年以降、毎年4月10日が祥月命日です。

「祥」の字は「めでたいこと。さいわい」という意味で、人が亡くなったことを凶から吉へ転じるという意味を持っています。

月命日とは

故人が亡くなったのと同じ日のことを「月命日」と言います。4月10日に亡くなった人の月命日は、毎月10日です。

ただし、祥月命日を除くため、1年に11回訪れることになります。もしも、3月31日に亡くなった場合は、30日までしかない月もあるため、前倒しして30日や月末にすることが一般的です。

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命日の過ごし方

命日の過ごし方は、宗派や地域によって異なります。ただし、故人のことを偲び、亡くなった後も大切に想っていることを確認する日であることは変わりません。一般的な命日の過ごし方として、お墓参りや仏壇の掃除、年忌法要、卒塔婆供養について紹介します。

お墓参り・仏壇の掃除

祥月命日には、できるだけ家族や親族がそろってお墓参りをしましょう。命日が平日であったり、お墓が遠方にあったりする場合には、日程をずらしてもかまいません。お墓の周りを掃除して、お供えをします。

月命日には、お墓参りに行ってもよいですし、お墓まで行けないとしても仏壇の掃除をしましょう。故人のことを想って、好んでいたお花やお菓子をお供えします。

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年忌法要

祥月命日には、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌などの「年忌法要」を執り行うのが一般的です。

親族や故人の友人をお寺や斎場に招き、僧侶に読経してもらいます。その後、参列者で会食をして、故人を偲びましょう。

家庭によっては、月命日に自宅まで僧侶を呼んで読経してもらう「月参り」を行うこともあります。

卒塔婆供養

命日に法要を執り行う際に、お墓に卒塔婆を新しく立てたり、古くなったものをお寺にお焚き上げしてもらう「卒塔婆供養」を行うことがあります。

ただし、浄土真宗の場合には、亡くなった人はすぐに浄土に往生すると考えられているため、卒塔婆を立てて供養することはありません。

命日にふさわしいお供え物

命日にはお供えをしますが、どのようなものでもよいわけではありません。特に、お供え物を持参してお参りに行く場合には、お供え物としてふさわしいものを持っていきましょう。

ポイントは、遺族の都合も考慮するということです。命日にふさわしいお供え物を4つ紹介しますので、参考にしてみてください。

お花

お供えするお花の種類は、これでなければならないというような決まった種類はありません。ただし、身内であれば四十九日まで、身内以外であれば三周忌までは、白や淡い色の花を選ぶのが一般的です。

その時期以降であれば、鮮やかな色の花でもかまいません。フラワーアレンジメントであれば、そのまま飾れるので、遺族に負担をかけないでしょう。菊、リンドウ、カーネーションなどが定番です。

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お菓子

お菓子をお供えする場合、故人の好きだったものを選びます。ただし、日持ちの短いものや生菓子は避けましょう。家族がお下がりをいただく習慣があることも考慮し、日持ちがして、個包装になっているものが適しています。クッキーやゼリーや羊羹などが定番です。

果物

果物の場合も、故人の好きだったものを選ぶのが基本です。また、季節に応じた旬の果物や、傷みにくいものがよいでしょう。

なお仏教においては、割り切れる偶数は「故人との縁や絆が切れること」につながるとされるので、果物の個数は奇数がよいとされています。

線香

仏壇やお墓に備えるための線香も、お供え物には適しています。線香にはいろいろな種類がありますが、香りの強くないものや、煙の少ないものを選ぶのが賢明です。

命日にふさわしくないお供え物

故人が好きなものだったとしても、命日にふさわしくないお供え物もありますので、注意が必要です。仏教にそぐわないものや、いただいても遺族が困ってしまうようなものは避けましょう。代表的な3つについて解説します。

肉・魚

故人が肉や魚が好きだったという場合でも、肉や魚は殺生を連想させてしまうので避けたほうがよいでしょう。こだわりがあり、どうしても肉や魚をお供えしたいのであれば、カタログギフトという選択肢があります。

お酒

お酒が好きな故人に対しても、お供えする場合には、遺族の都合を考えなければなりません。遺族もお酒が好きであればお供えしてもかまいませんが、お酒が飲めない場合には他のものにすることをおすすめします。

大きいもの

大きすぎるもの、かさばるもの、場所を取ってしまうようなものは、お供えしにくいため避けたほうがよいでしょう。お供えした後は、お下がりを遺族で分けることになるので、重いものは負担をかけてしまうかもしれません。遺族に配慮して選ぶとよいでしょう。

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まとめ

故人の命日には、お墓参りや仏壇の掃除、年忌法要、卒塔婆供養などを行います。また、お花、お菓子、果物、線香などのお供え物は、遺族の都合を考えて選ぶことが重要です。故人のことを偲ぶ機会を大切にしましょう。

小さなお葬式では、葬儀に精通したコールスタッフが、24時間365日、通話無料でご連絡をお待ちしております。命日について知りたい方や、葬儀についての疑問をお持ちの方は、ぜひ小さなお葬式へご相談ください。

また命日に関するご質問以外にも、お亡くなり後の手続き・直近の葬儀にお悩みの方は 0120-215-618 へお電話ください。
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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
「小さなお葬式のコラム」では、合計2000記事以上を管理。
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