横浜市にはいくつ火葬場があるの?|混雑状況や費用を抑える方法とは

横浜市にはいくつ火葬場があるの?|混雑状況や費用を抑える方法とは

横浜市などの人口が多い都市部では、火葬場が混雑していて火葬をするのに何日も待つケースもあります。

火葬場とは火葬する施設、斎場や葬儀場は、お通夜やお葬式、告別式を行う施設です。最近では同じ敷地内に斎場と火葬場が併設されているとこがあるため、同じものだと勘違いされやすいのですが、この記事では「火葬場」についてご紹介していきます。

横浜市の火葬場がなぜそこまで混雑しているのかということから、火葬の費用を抑える方法や火葬の予約の取り方を解説していきます。最後には横浜市の火葬場一覧を掲載していますので、火葬場選びの参考に役立ててください。

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横浜市には5つの火葬場がある

火葬場には公営のものと民営のものがあり、基本的に民営火葬場のほうが費用が高い傾向にあります。神奈川県の中には20ヶ所の火葬場があり、そのうち横浜市には4ヶ所の公営火葬場と1ヶ所の民営火葬場があります。民営に比べると公営のほうが格安のため、公営火葬場に人気が集中しやすいようです。ではそれぞれの火葬場について見てみましょう。

4つの公営火葬場

公営の火葬場は横浜市が運営している火葬場で、公費で運営されています。横浜市にある火葬場は斎場と一緒になっており、お通夜から火葬まで1つの施設内で行えるため、遺族の負担を軽減することができます。そして亡くなった人が横浜市在住であれば民間の火葬場よりも安価で利用ため、利用しやすくなっています。

また、横浜市は市外からの申し込みを制限しており、横浜市民が優先して利用できるようになっています。
横浜市には以下の4つの公営火葬場があります。

・横浜市北部斎場
・横浜市南部斎場
・久保山斎場(火葬場のみ)
・戸塚斎場

横浜市の公営火葬場は横浜市民であれば、利用料は一律で12,000円です。そのため、利用する斎場から近い火葬場を選ぶようにすると良いでしょう。ただし、最寄りの駅からのアクセスが良い火葬場ほど予約が集中しやすいため気をつけましょう。

1つの民間火葬場

横浜市には西寺尾火葬場という民間火葬場が1つあります。民間の斎場はお寺や企業が運営している火葬場です。

住んでいるところが横浜市内外問わず誰でも利用できるのが、民間の火葬場です。バリアフリー構造になっていたり、最寄り駅から近かったりといった良さもありますが、民間斎場は56,000円と公営よりも利用料がかなり高くなります。

ただ、横浜市では西寺尾火葬場で火葬をした場合、申請することで火葬料の一部を補助してもらうことができます。最大20,000円補助してもらえるため、実質負担は36,000円となります。

横浜市の火葬場は混雑している?

「人が亡くなると火葬をする」というケースの多い日本では、ほとんどの葬儀で火葬場を利用することになります。そういったなかで、近年火葬場が予約できない「葬儀難民」の問題が一部で深刻化しています。

少子高齢化に伴って人口は減り続けているのに、なぜ火葬場の予約が取れなくなっているのでしょうか。

全国的に見て、都市部の火葬場は予約が取りづらい

近親者や自分が亡くなった時に、葬儀を行い、火葬をするまでに予約がなかなか取れないというケースが増えています。特に都市部と言われる東京23区や横浜市、大阪市では待ち時間が3日以上あるという場合がしばしばあります。場合によっては1週間以上待たされるという状況が起きているというのです。

近年、日本の人口比率の多くをしめる団塊の世代が高齢になったことで、年間の死亡者数が増えていることがその背景の一つです。一方で、死亡者数に対して斎場や火葬場が不足しているため、予約が取れないという事態が起きているのです。

特に利用料が安い公営の火葬場や葬儀から火葬まですべて行える火葬場が併設されている斎場は利用者が多く、「順番待ち」の状態となっているのです。

横浜市では、市外の住民からの予約を制限している

横浜市では年間の死亡者数が増加しただけでなく、市外からの申し込みが増えたことも火葬場が混雑する要因の1つになっていました。そのため、公営の火葬場は市外からの予約を制限し、市民が少しでも利用しやすくできるようにしました。

また、横浜市民であれば火葬料金は最大12,000円で利用することができますが、横浜市外の方が利用する場合は最大50,000円と利用料がかなり変わります。すると、横浜市外の人が横浜市内の公営斎場を利用しづらくなり、横浜市民の火葬場不足が緩和されることとなったのです。

ここでいう横浜市民とは、死亡者の死亡時の住民票に記載された住所が横浜市内である方のことを言います。遺族の方が横浜市民であっても、故人が横浜市民でなければ横浜市民の料金で利用することができないので注意しましょう。

友引の日でも営業しているところも

六曜のうち友引の日は「死者が生きている人間は死後の世界に連れて行く」とされており、友引の日に葬儀や火葬を行うのはタブーとされています。そのため、多くの火葬場が友引の日をお休みにしています。

しかしながら、火葬場の混雑を緩和するための対策として、横浜市内の火葬場では友引であっても営業を始める施設が増えました。

先ほどお話したように「生きている人間を連れて行く」という理由から葬式や火葬をしていないところが多かった友引の日ですが、近年は、全国的に見ても友引の日でも営業する葬儀場が増えつつあります。

<関連記事>
友引にお通夜は避ける?友引と葬儀の日程との関連性

火葬場での費用をなるべく抑えるには?

葬式でお金がかかるため、なるべく火葬費用は抑えたいという方も多いでしょう。火葬費用を抑えたいなら公営火葬場を利用するのが一番なのですが、そのほかにもポイントがあります。

ここでは、火葬場の費用をなるべく抑える方法についてご紹介します。

火葬場と斎場が併設されている火葬場を選ぶ

斎場から火葬場が離れている場合、霊柩車を用意し、斎場から火葬場まで移動しなければいけません。さらに葬儀への参列者が増えればマイクロバスなどを利用しての移動が必要となってしまいます。

火葬場と斎場が併設されている施設であれば、移動のバス代や霊柩車代などがかからないため、費用を抑えることができます。ただし、横浜市の公営火葬場は斎場と火葬場が併設されている施設しかありませんので、公営のものを利用する場合は気にしなくても良いでしょう。

家族葬など、小規模で葬儀をする

人が亡くなると、葬儀に関係する様々な出費が多くなりますが、その中でも会場の使用料は、遺族にとって大きな負担となります。葬儀の参列者が多く規模が大きいほど葬儀にお金や時間がかかりますので、葬儀の規模を小さくするというのも一つの選択肢です。

例えば家族葬にしたり、葬式を行わずそのまま火葬する直葬にしたりするなど、担当者へ相談してみると良いでしょう。最近では、亡くなる前に葬儀について本人と相談しておくケースも増えているようです。そうすることで、故人が未練なく成仏することができます。

また最近では、小規模葬儀をおこなうことができる葬儀会社もあります。少しでも費用を抑えた場合は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

横浜市の火葬場は混雑している可能性がある!

横浜市では、電話やインターネットから火葬場の予約を行うことができます。これまで解説してきたように、横浜市の火葬場は混雑していることも多いため、横浜市で早めに問い合わせた方が良いでしょう。

基本的に故人の火葬は早めに行った方がいいのですが、やはり週末の予約は埋まることが多いようです。なお、電話で公営斎場の利用状況を確認したい場合は、以下の連絡先へ問い合わせてみましょう。

斎場名 基本情報
久保山斎場 住所:横浜市西区元久保町3番1号
電話番号:045-231-3060
戸塚斎場 住所:横浜市戸塚区鳥が丘10番地の5
電話番号:045-864-7001
南部斎場 住所:横浜市金沢区みず木町1番地
電話番号:045-785-9411
北部斎場 住所:横浜市緑区長津田町5125番地1
電話番号:045-921-5700
西寺尾火葬場
(民営)
住所:神奈川県横浜市神奈川区松見町2丁目418
電話番号:045-421-0850

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まとめ

横浜市は比較的公営の斎場が多いのですが、人口が多いことや年間の死亡者数が増加していることにより、火葬場が混雑しているケースが多くなっています。そのため、火葬場を利用する場合はできるだけ早めに火葬場に問い合わせをして空き状況を確認し、予約をするようにしましょう。

また、葬儀費用を抑えるなら、火葬場の料金だけでなくお通夜やお葬式のプランを変更するなどして料金を決めていくことをおすすめします。横浜市で火葬場を探す際は、この記事を参考にしてみてください。

また先ほども少し触れましたが、地域に限らずに小さなお葬式をおこなうことができる葬儀会社もあります。少しでも費用を抑えた場合、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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