簡単なエンディングノートの書き方は?まとめ方のコツを伝授します

簡単なエンディングノートの書き方は?まとめ方のコツを伝授します

終活が話題となる中、人生の最後を見据え、自分の思いを記録するエンディングノートが注目されています。しかし書いてみたいと思うものの、何を書いたら良いのか分からずに、手が止まってしまうという方もいるのではないでしょうか。

しかし、書くべきポイントをあらかじめ押さえておけば、エンディングノートを書くことは難しいことではありません。初めて書く方でも、書くべきポイントに従って書くだけで、悩まずにスラスラと書くことができるのです。

この記事では、エンディングノートを簡単に書くための大切なポイントをご紹介します。また後半では、すでに書く項目が決まっている無料のおすすめ商品もご紹介しています。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

こんな人におすすめ

エンディングノートを簡単に書くコツを知りたい方

エンディングノートに書いておいたほうが良い項目を知りたい方

エンディングノートを書くときの注意点を知りたい方

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エンディングノートを簡単に書くコツ

エンディングノートは記載する項目をどのように決めるか、そしてそれぞれの項目をどのように書いていくのかがポイントになります。しかしコツを掴めば、誰でも簡単に書くことができます。

記載する項目については、すでにまとまっているノートも販売されています。それを使用してみるのもいいでしょう。書き方に関しては、まず自分の言葉で、過去、現在、未来と分けて書くと分かりやすくなります。

ここでは初めて書く方でも、エンディングノートを書くための4つのコツについて解説します。ぜひ参考にしてください

書くべき内容がわかるノートを使用する

エンディングノートを簡単に書くための第一のコツは、書くべき内容が明確に分かるノートを利用することです。初めから書いておくべき項目がまとまっていれば、自分で何を書くかについて、あまり迷う必要はありません。初めて書く方でもスラスラ書くことができます。

もちろん、あらかじめそのような項目が記載されていない市販のノートを購入して、自分で書くべき項目を考えてから書くことも可能です。しかし、その場合は家族にとって必要な情報を自分で考えなくてはいけません。場合によっては、項目に抜け漏れが生じてしまうこともあり得ます。

そのため情報の抜け漏れが心配な方は、事前に書くべき項目がまとまっているエンディングノートを利用することをおすすめします。自分自身も書きやすいというメリットがある上に、自分が亡くなった後に遺族が必要になる情報を漏れなく記載することができるため、家族のためにもなります。

重要な項目を優先して書く

重要な項目を優先して書くことも大切なポイントです。エンディングノートには記載するためのたくさんの項目があらかじめ用意されています。しかしこれを最初から全部埋めていかければいけないと思ってしまうと、気が重くなってなかなか書き進められないことも考えられます。

しかし、書く順番は特に決められているわけではありません。自分が亡くなった後に、遺族が把握しておきたい情報を優先して書いていくことをおすすめします。

また全ての項目を埋めなければいけないということもありません。中には、自分にとっては必要がない項目も含まれています。特に必要のない項目にてこずり、書くこと自体に挫折してしまっては本末転倒です。書く必要のない項目は空欄にして先にすすめましょう。

過去と現在と未来の3つに分けて書く

文章を書く手がなかなか進まない方は、時系列で分けて書くことをおすすめします。過去、現在、未来の3つに分けて書くと、自分の中で書きたいことがまとまってきます。

例えば過去に、自分がどのような人生を歩んできたのか、また学校や仕事、人間関係がどうだったかについて書いてみましょう。そうすることによって現在の自分の暮らしや家族構成、好きなことは何かといったことなどについても書きやすくなります。

過去、現在を踏まえて、将来を考えれば、これからの残された人生をどのように過ごしていきたいか、また自分の死後に遺族に何を望むのかといったことも明確になってきます。

自分の言葉で書く

エンディングノートは自分の言葉で書くことが大切です。杓子定規な言葉で書こうとしてもなかなか進まず、書くこと自体が億劫になってしまうこともあります。

自分が書き残しておきたい内容、亡くなった後に遺族に残しておきたい言葉を、自分なりの表現で書き残すことを心がけましょう。そうすることによってスムーズに筆を進めることができますし、自分の思いがより遺族へ伝わります。

また、エンディングノートは、自分の死後の遺族のためのものでもありますが、自分のこれからの人生をさらに充実したものにするためのものでもあります。自分が後で読み返した時に分かりやすいことも大切な要素です

エンディングノートに書いておいたほうが良い項目

これを書いておかなければいけないという規則やルールはありません。しかし後々まで利用できるようにするためには、押さえておいたほうがいい情報があります。

一般的にエンディングノートに書いておくべきことは、葬儀について、相続について、友人や知人の連絡先、貯蓄や保険といった地峡人に関する情報、の4つです。この4つを書いておけば、自分自身も残された遺族も、情報不足で困る、ということはほとんどなくなるでしょう。

葬儀に関する項目

自分自身が死後にどのような葬儀を行って欲しいのか、その希望を書いておきましょう。また例えば、すでに依頼したい業者が決まっている場合や、行って欲しい葬儀の形式が決まっていれば、そういった情報を具体的に書いておく必要もあります。

残された遺族は故人の意見をできるだけ尊重しようと考えるものです。自分の意見をまとめておくことは、遺族にとっても必要なことなのです。

また、葬儀についての希望が特にない場合、無理をして考える必要はありません。葬儀についての希望がないことが伝えるだけでも、遺族の負担を減らすことができます。

相続に関する項目

自分が残した遺産を誰に対して、どのように与えてほしいのか、自分の希望を書いておきましょう。家族は故人の想いを汲んで、相続の手続きをスムーズに進めることができます。

ただしエンディングノートは遺言書ではありません。基本的には法的拘束力がないということはあらかじめ知っておくべきでしょう。このため自分の死後に遺族がノートに残した指示に従わない可能性もあります。しかし法的拘束力がない分、形式にこだわらず自由に書くことができるというメリットもあります。

友人や知人の連絡先

自分の友人や知人との関係を、家族が全て把握しているということはあまりありません。また亡くなった時に、家族が故人の友人や知人の連絡先がすぐにわからなければ、葬儀の際の連絡もスムーズに行うことができません。

あらかじめ親しい友人や知人の連絡先をエンディングノートに書いておけば、残された遺族が葬儀の案内状を送るときに困ることはなくなります。また、自分が葬儀に呼んでほしいと思っていた人を、希望通りに招待することもできます。

大切な人の名前と連絡先は優先的に書いておくようにしましょう。

貯蓄や保険などの貴重品に関する情報

自分の貯蓄や保険といった、貴重品に関する情報を書いておくことも大切です。自分の財産の全てを家族が把握している保証もありません。せっかく残した財産が、遺族に利用されなくなってしまうということもあり得ます。

また、これから残された人生のために使うことができる財産を把握するという意味でもこれは大切です。エンディングノートに自分の貯蓄や保険に関する情報をまとめておけば、万が一、お金の面で心配になった時にも、役立つ情報となります

自分が忘れていた財産が出てくることもあり得ます。今のうちに財産についてノートにまとめておくことをおすすめします。

エンディングノートを書くときの注意点

書いた後、それをどこにどのように保管するのかはとても重要です。またデジタル保存をしないというのも大切です。せっかくエンディングノートを作成しても保存の仕方を間違えると、後々さまざまな問題が生じることもあります。

どうして保存に注意する必要があるのか、またどのように保存するのかについて、以下に解説しています。エンディングノートを作ったり、保存の仕方を考えたりしている方は、ぜひ確認しておいてください。

保管場所に気を付ける

保管場所関しては、特に注意が必要です。エンディングノートには、第3者に見られると悪用される危険性がある情報も、数多く書かれています。特に財産に関する情報、また友人や知人の連絡先は、重要な個人情報と言えます。このような情報が漏れてしまうと、後々、問題を引き起こす可能性もあります。

かといって、自分が亡くなった後に遺族が見つけられない場所では意味がありません。第3者の目の届かないような場所であり、かつ自分が亡くなった後に遺族が見つけるのに困らないような場所を選んで保管するようにしましょう。

デジタル保存は避ける

まず、デジタルでの保存は避けましょう。デジタル保存をしてしまうと、自分が亡くなった後に遺族が見つけられない可能性があるからです。

エンディングノートの種類によっては、パソコン上で記入できるものも多いですが、パソコンの中に残したままの状態では、なかなか見つけることができません。

パソコンで作成すること自体は、特に問題ありません。しかし保存については配慮が必要です。印刷し、紙で保管することをおすすめします

一冊のシンプルなノートを使用する方法もある

エンディングノートは、葬儀社が有料・無料で提供しているものもありますが、シンプルな市販のノートを使っても全く問題ありません。

エンディングノートとして販売されているものであれば、あらかじめ書く項目がたくさん設けてあり、人によっては書くことが大変に感じてしまうこともあります。

大学ノートのようなシンプルなものであれば、すっきりと要点をまとめて書くこともできます。市販のノートを使う場合、書くべき項目を事前に確認し、必要な情報に絞って書いていくといいでしょう。

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まとめ

エンディングノートを書いてみたいと思うものの、何を書いたら良いのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。上手にまとめる自信がないという方もいるかもしれません。

そのような方は、こちらの記事からの資料請求でもらうことができる小さなお葬式のエンディングノートをご利用ください。すでに書く項目を設定しているため、内容に困ることがありません。初めての方でも、手軽に書くことができるようになっていることが特徴です。ぜひ検討してみてください。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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