葬儀の準備

作成日:2019年11月12日  更新日:2019年11月12日

浄土真宗のお布施の相場を徹底解説!初七日のお布施はどうすればいい?

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浄土真宗のお布施の相場を徹底解説!初七日のお布施はどうすればいい?

この記事は小さなお葬式が書いています

葬儀場の手配や関係各所への手続きなど、人が亡くなると何かと慌ただしくなります。葬儀の際は、僧侶にお布施を渡す必要があります。しかし「お布施の相場」が分からないために、いくら渡せばよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「浄土真宗」の葬儀で僧侶に包むお布施の相場について解説をします。謝礼金の相場やお布施のマナーも分かりますので、不安なく葬儀をあげられます。ぜひチェックして参考にしてください。

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【もくじ】
浄土真宗の葬儀に必要なお布施の相場
お布施以外に渡す謝礼金と相場
そもそも浄土真宗の特徴とは?
宗教や宗派によってお布施の金額は異なる?
浄土真宗のお布施のマナー
お布施を渡すタイミング
まとめ

浄土真宗の葬儀に必要なお布施の相場

浄土真宗の葬儀に必要なお布施の相場は、10万円~30万円とされています。このお布施は、通夜、葬儀、告別式とすべての儀式を一括しての相場です。

他宗派では、お布施は「僧侶」への感謝を伝えるものです。一方、浄土真宗の場合は「阿弥陀如来」への感謝を伝えるものとしてお布施を渡します。渡す側の気持ちで金額を決定してもよいとされていますが、相場をもとにした金額を支払うのが一般的です。

他宗派で戒名を付けてもらう場合、葬儀のお布施とは別でお布施が必要となります。しかし、浄土真宗での戒名にあたる「法名」を付けてもらう場合は、お布施が必要とは決まっていません。ただし、実際のところ3万円~10万円のお布施を渡すケースが多くなっています。

お布施以外に渡す謝礼金と相場

お布施以外にも「お車代」「お膳料」が必要です。それぞれの謝礼金についても、金額は決まっていません。相場に基づいて渡すのが一般的です。お布施と比較してそれほど高い金額ではなく、場合によっては不要なこともあります。それぞれの謝礼金の相場と不要なケースについて、詳しく解説をしますので確認しておきましょう。

お車代

お車代とは、僧侶に葬儀会場まで来てもらうために必要な交通費です。僧侶の移動距離によっても変わりますが、一般的なお車代の相場は5,000円~1万円です。菩提寺が遠方にあり1万円では収まらないというケースでは、タクシーの往復料金分ほどになるように多めに渡します。

お車代は、ケースによっては不要な場合もあります。お寺で葬儀を執り行う場合や自分たちで僧侶の送迎をする場合は、お車代を渡す必要はありません。

お膳料

一般的には、法要が済んだあとに会食の席が設けられます。しかし、僧侶が都合で会食を辞退することもあります。その際に渡すのが「お膳料」です。お膳料は、お膳の代わりとして出す「お布施」を指します。お膳料の相場は、5,000円~1万円です。

金額は、会食会場によっても変わるので注意が必要です。レストランや料亭など、仕出し料理よりも高額傾向にある場所だと、1万円~2万円かかることもあります。僧侶が会食に参加する場合や会食の場自体を設けない場合は、お膳料を渡す必要はありません。

料理の予約時に、1人当たりの料金を把握しておきましょう。そうすれば、お膳料が必要な際に渡す金額をすぐに計算できます。

そもそも浄土真宗の特徴とは?

浄土真宗は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて興隆した「鎌倉仏教」の宗派のひとつです。浄土宗の生みの親である法然の弟子「親鸞」によって、鎌倉時代中期に開かれました。

浄土真宗の中でも2つの勢力があり、西本願寺が本山の「浄土真宗本願寺派」と、東本願寺を本山とする「真宗大谷派」に分かれます。浄土真宗の門徒数は1,200万人以上を誇り、国内最大の宗派とされています。

浄土真宗の教えの大きな特徴に「即身成仏」があります。しっかりと信心を持って往生することにより、亡くなったらすぐに成仏できるという考えです。即身成仏なので、浄土真宗においては「霊」という概念は存在しません。そのため、「永代供養」や「追善供養」をしないのも特徴のひとつです。

宗教や宗派によってお布施の金額は異なる?

名称の違いはありますが、ほかの宗派や宗教においてもお布施という概念はあります。浄土真宗におけるお布施の金額相場が分かると、ほかの宗派や宗教の場合はどれくらいかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか。ここでは、「仏教のほかの宗派」「キリスト教」「神道」のお布施の金額について解説をしていきます。

仏教の場合

同じ仏教であっても、宗派によって金額相場は異なります。主な宗派のお布施の金額相場は、以下のとおりです。

・曹洞宗・・・30万円~60万円
・浄土宗・・・30万円~50万円
・真言宗・・・30万円以上
・日蓮宗・・・30万円前後


先に解説したように、浄土真宗の相場は10万円~30万円とされています。浄土真宗は一般庶民を中心として広がった宗派であるため、もともと金額が低いという特徴があります。他宗派であれば30万円が相場の最低額となっていることから、全体的に見ても浄土真宗のお布施金額相場は低いといえます。

キリスト教の場合

キリスト教のお布施金額相場は、10万円~40万円です。浄土真宗と比較して、ほぼ同程度か少し高いくらいです。

キリスト教の場合、教会への「献金」として渡します。献金以外にも、司式した神父や牧師、さらにはオルガン奏者に別途で謝礼を渡す場合もあります。仏教と同様、あくまでも感謝の気持ちをお金に換えて渡すものなので、明確な金額は決まっていません。迷った場合は神父や牧師に聞くと、おおよその金額を教えてもらえます。

白い封筒か奉書紙に包み、表書きには「献金」と記載します。カトリックの場合は「ミサ御礼」、プロテスタントの場合は「記念献金」などと記載するケースもあります。

神道の場合

神道のお布施金額相場は、20万円~50万円です。住んでいる地域や、神社の格式でも変わります。浄土真宗と比較すると、金額相場は高い傾向にあります。

神道では、「御祭祀料」としてお布施を渡します。通夜祭や葬儀祭、霊祭時に祭祀祈祷してもらった神官や神社に対するお礼として渡すものです。神官の人数にかかわらず、一括して渡します。

白い封筒に包み、表書きには「御祭祀料」や「御祈祷料」、「御礼」と記載するのが一般的です。

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浄土真宗のお布施のマナー

包む金額が把握できたら、浄土真宗におけるお布施のマナーについても見ていきましょう。特に重要なマナーが、「お布施の書き方」「お布施の包み方」「お布施の渡し方」です。

マナーを知っておけば、葬儀当日に焦ってしまうこともありません。一連のマナーをしっかりと理解して、スムーズにお布施を渡せるようにしましょう。

お布施の書き方

お布施を渡す際の表書きは、「御布施」または「お布施」と記入しましょう。浄土真宗の場合は、お布施は阿弥陀如来に対するお礼として渡します。「寺や僧侶に対して渡す」という解釈ではありません。そのため、「回向料」や「御経料」、「志」とは書かないので注意が必要です。

表書きを記入する際は、黒墨で丁寧に記入しましょう。毛筆の場合は書道で使用する墨汁、筆ペンの場合は黒墨のものを使います。薄墨ではないので気をつけましょう。

名前は「〇〇家」か、施主のフルネームを記載します。金額は漢数字で、旧字体を使うのがより丁寧とされています。「也」は、なくてもマナー違反ではありません。

お布施の包み方

お布施は奉書紙に包んで渡すことがマナーとされてきました。しかし時代の流れとともに、封筒や袋を使用するのも一般的となっているのが実情です。

奉書紙に包んで渡す場合、まずは半紙を使ってお札を包みます。その上から奉書紙で包んで渡しましょう。

封筒の場合も同様で、お札を半紙に包んでから封筒に入れます。封筒は無地の白いもので、郵便番号を記載する欄がないものを選びましょう。二重封筒は「不幸が重なる」ということから、使わないように注意が必要です。

袋を使用する場合はのしなしの袋で、水引も必要ありません。もし付ける場合は、双銀や黒白を使いましょう。

お布施の渡し方

渡し方は、袱紗から取り出して袱紗の上にのせて渡すか、小さなお盆にのせて渡すのがマナーです。直接手渡しするのはマナー違反とされているので注意しましょう。「切手盆」と呼ばれる小さなお盆がない場合は、葬儀業者が用意してくれることもあります。

渡す際には、「ご本尊阿弥陀さまにお供えください」と伝えて渡しましょう。これは、「阿弥陀如来へのお礼としてお布施を渡す」という、浄土真宗の考えがあるからです。この言葉とあわせて、僧侶へのお礼も忘れずに伝えましょう。

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お布施を渡すタイミング

渡すタイミングとしては葬儀前に僧侶に挨拶をする場面、または葬儀が終了し僧侶が帰る際が一般的です。

どちらもお布施を渡すタイミングには適していますが、葬儀前に僧侶に挨拶する場面で渡すのがおすすめです。葬儀前に渡しておくことで、僧侶が会食に出席するかが分かります。会食に参加しないのであれば、お膳料を早めに用意しておけます。

僧侶が帰るタイミングで渡す場合は、会食に参加するかしないかでもタイミングが異なります。会食に参加する場合は、会食終了後にお布施とお車代を渡します。会食に参加しない場合は、一連の法要が終了した際に、お布施とお車代とお膳料を渡すようにしましょう。

まとめ

浄土真宗は、ほかの宗派や宗教と比較して、お布施の相場は比較的低い傾向にあります。また、ほかの宗派とは異なり、お布施は「阿弥陀如来への感謝を示すもの」という解釈であることが特徴です。それにより、表書きの書き方や渡す際の言葉も他の宗派との違いがあります。

葬儀の準備をする際は、お布施の費用やマナーなどに不安を持つこともあるでしょう。不安や分からないことがあれば、「小さなお葬式」へご相談ください。葬儀のプロが丁寧にサポートいたします。


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

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