葬儀の準備

作成日:2019年12月10日  更新日:2020年01月24日

親が亡くなったら忌引きの休みは何日もらえる?

  • LINE
  • hatena
  • copyicon
親が亡くなったら忌引きの休みは何日もらえる?

家族や親しい友人が亡くなったときには、忌引き(慶弔)休暇という扱いで会社・学校を休めます。亡くなった方との関係によって取り扱いも異なりますが、「親が亡くなったときにはどうするべきか知りたい」という方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、親が亡くなった時に休みは何日もらえるのかについてご紹介します。休暇の申請方法も併せて紹介します。万が一の事態に備えて、忌引きの休みに関するルールや知識を知っておくとよいでしょう。

【もくじ】
親が亡くなったときの忌引きの目安は7日
義理の両親が亡くなったときの忌引きは何日?
忌引き休暇を申請するには
よくある質問
まとめ

親が亡くなったときの忌引きの目安は7日

忌引きには、本来「亡くなった方を祀るために家にこもる」という目的があります。現代の会社や学校においても「忌引きの休みは特別に必要である」という認識が一般的です。

遺族の体や心を休める時間ともいえますが、休みは故人との関係によって異なる点を理解しておきましょう。どのくらい休みが取れるのか、会社・学校2つの観点から解説します。

会社の場合

特別な休みに関するルールは、国全体で決まっているわけではありません。親が亡くなった場合、7日間の休みがもらえるケースが多くなっています。お通夜や葬儀の手続き・用意などで多くの時間を要すると想定しているためです。

「忌引き休暇」という名前ではなく、特別休暇として定める会社も存在します。福利厚生に含まれることがほとんどなので、あらかじめ確認しておくと安心です。なかには、有給休暇以外の制度を設けていない会社もあります。

学生の場合

学校に通っている場合は、各学校または教育委員会で定められた規定に従いましょう。会社と同様、7日間を忌引き休暇扱いとするケースが多いようです。子どもが小さい場合は周囲の大人が申請しますが、忌引きの最大日数や申請方法なども確認しておくといいでしょう。

学生の場合も、学校が忌引きの休みを制度化していないケースがあり得ます。欠席扱いとなって成績や進級にかかわることもあるため、出席日数は調べておくといいでしょう。

あわせて読みたい 忌引きの日数は?連絡の仕方は?忌引き休暇の取得マナーについて詳しく解説 身近な親族が亡くなったら、葬儀に参列するために忌引き休暇(きびききゅうか)、慶弔休暇(けいちょうきゅうか)を取得して休みをとりますが、そのような機会は… 続きを見る

義理の両親が亡くなったときの忌引きは何日?

「親が亡くなったから」という理由で連続した休みをもらう場合、親として認められるのは1親等または2親等までです。義理の両親も法律上では2親等に該当しますが、会社では義理の両親は例外になっているケースもあり得ます。配偶者の親であるため手続きや準備に追われるのは同じですが、休みが何日間なのか確認が必要です。

義理の両親の忌引きの目安は3日前後

血のつながりがない義理の両親の場合は、3日~5日の休みがもらえるケースが多く、実の親よりも短い期間であることがほとんどです。会社の規定で親等など詳しい情報が確認できる場合は、内容に則って申請するとよいでしょう。

配偶者とともにお通夜や葬儀の準備を行う場合は、もう少し長く休める可能性もあります。忌引き休暇に対する考え方は会社や組織により異なるため、なるべく早めに知っておくと安心です。有給休暇も同時に取って、十分な休みをもらうのもひとつの方法といえます。

同居の場合は実親と同等と見なされることも

義理の両親であっても、実の親と同じように長期休暇を認める会社は少なくありません。一緒に暮らしていた場合は、「7日間休んでもよい」とする可能性も高くなります。会社に事情を説明すれば日数を増やせる可能性もあるでしょう。

会社の規定が「2親等まで可能」などとなっている場合は、義理の両親を含む場合があります。法律に則った考え方なのか、会社独自の規定なのかをはっきりさせておくのも大切です。直前に焦らないよう親等の関係性も理解しておきましょう。

忌引き休暇を申請するには

親の死が突然であったときは、休暇の申請や連絡にはなかなか考えがおよびません。一度に多数の手続きに追われることもあるため、忌引きで休むときの手続きをおさえておくと安心です。会社や学校と認識の違いを生まないよう、確実な情報共有ができるよう考慮しましょう。休みを申請する流れと一般的なルールを解説します。

会社・学校のルールに沿って連絡

休みを取るべきだと判断したあとは、なるべく早めに連絡しましょう。会社の場合は直属の上司や部長など、上の立場の方に連絡することが大切です。可能であれば、電話で直接伝えます。電話ができない状況や留守電になるような場合は、取り急ぎの報告としてメールを送ってもよいでしょう。

メールでの休暇に関する連絡が許可されているなら、事情を伝えてメールで忌引き休暇を申請しても問題ありません。学校の場合は、直接学校に電話して申請します。

会社・学校ともに電話やメールが一般的な方法ですが、ルールが明確であればそちらを優先しましょう。書類の提出を求められるケースもあるため、用意すべきものがあるなら聞いておくと安心です。

あわせて読みたい 忌引き休暇の連絡はメールでも問題ない?マナーや例文をご紹介します! 身内が亡くなった場合は仕事や学校を休んで葬儀に出席することになります。しかし、人の死は予期せぬタイミングで訪れるものなので、当然前もって休みを… 続きを見る

忌引きの開始日は?

忌引き休暇は、親が亡くなった当日またはその翌日から起算します。会社や組織によって考え方が異なるため、「いつから忌引きとして休めるのか」も聞いておきましょう。出勤時間が過ぎたあとに連絡した場合は、翌日から7日間とする可能性もあります。

亡くなった次の日からを休みとするのであれば、当日は有給休暇や通常の休みとして申請しなければなりません。学校は欠席扱いになるため、当日は登校するべきか休むべきかを考慮したほうがよいでしょう。

書類の提出が必要な場合は、日数に間違いがないよう提出先に確認してから提出します。休みに対する考え方・ルールは会社や教育委員会で定められていることを理解し、トラブルなくスムーズに申請することが大切です。

休日も忌引き期間に含まれる

葬儀やお通夜による休みは、多くの場合土日祝日も休暇日数に含みます。たとえば、月曜日から会社を休むのであれば、次の出勤日は翌週の月曜日です。「3日間しか与えられなかった」という場合でも、土日祝日を利用することで実質的な休みを増やせます。

ゴールデンウィークのように祝日が連続する期間であれば、忌引きとして申請しないまま葬儀やお通夜を行う方もいるでしょう。しかし、親が亡くなったことは会社・学校側と共有することが大切です。

あわせて読みたい 土日の忌引きの扱われ方について詳しく解説 家族が急に亡くなり、仕事を休むことを余儀なくされるケースがあります。不幸があったタイミングが週末だと、忌引きで休むのが土日や祝日など休日に重なることもあるでしょう… 続きを見る

よくある質問

Q:忌引きの間は有給?

A:忌引き休暇の日数や、お給料の有無といったルールを定めるのは会社です。有給休暇は法律で定められていますが、忌引きや特別休暇は「無給の対象にする」と定める会社も多く見られます。中小企業の多くは、有給休暇とは違い無給になる可能性が高いといえるでしょう。

無給であることを理由に、あえて有給休暇を消化して葬儀・お通夜を行う方も見られます。有給休暇の活用方法は自由ですが、会社とのトラブルを避けるためにも相談したほうがよいでしょう。 

▶ 参考:忌引き休暇は有給扱いになるの?休暇の日数やルールについてご紹介します


Q:会社が忌引きをくれないけどどうしたらよい?

A:「忌引き休暇の制度がない」「申請したが認められなかった」という場合は、有給休暇で対応できます。日数や期限は法律に則る必要があるため、会社側が有給休暇を拒否することはできません。

親の死を伝えても休みをもらえないときは、次の手段として有給休暇の利用を考えておきましょう。


Q:死亡日の前から休んでいても忌引きに含まれる?

A:亡くなる前から危篤状態などで出勤できなかった場合でも、亡くなる当日までは忌引き休暇として扱われません。あくまでも亡くなった方と遺族に対しての制度であるためです。

ただし、会社によっては亡くなるまでの日も忌引き休暇として扱うケースもあります。このような場合には休暇の開始日が前後するため、いつまで休めるかを把握しておきましょう。


Q:公務員も忌引きを取れる?

A:公務員でも、会社員と同様に休暇を取ることは可能です。公務員にもいくつかの区分がありますが、国家公務員では親の死後7日間の休暇を定めています。地方公務員も、この規定に則って7日間とするケースがほとんどです。各自治体で定められることが多いため、地方によって変動する可能性もあります。 

▶ 参考:公務員の忌引き休暇の忌引き日数はどう決まる?忌引きを取る時に必要なものも併せて紹介


Q:忌引きのあとにお礼は必要?

A:長ければ7日間仕事ができない状態になるため、休み明けの出勤時にはお礼を伝えましょう。チーム体制でプロジェクトを進めているような仕事であれば特に重要です。お菓子などを用意して、社内で配るのもよいでしょう。

ただし、精神的・体力的につらい状況であれば無理に行う必要はありません。休暇期間、仕事を任せたことに対するお礼の言葉だけでも十分です。 

▶ 参考:忌引き休暇明けの挨拶にお菓子を用意する?挨拶のマナーも合わせて解説


Q:離婚して籍が離れた親の忌引きは何日?

A:親が離婚したあとに亡くなった場合でも、血がつながった関係であれば実の親として扱われます。戸籍上に親子関係の記載がなくても問題ありません。離婚はあくまで親の事情であり、子どもの戸籍や親子関係には影響すべきでないと考えられているためです。離婚した親が亡くなった場合も、長ければ7日間の休みが申請できます。


まとめ

自分の親が死を迎えたときには、長いケースで7日間の休みを申請することが可能です。会社や学校によっては7日以下とする場合もあるため、万が一のときのためにも規定を確認しておきましょう。死亡診断書などの書類提出を求められる可能性もあります。

配偶者の親は日数が減ったり、休暇の制度がなかったり、具体的な内容は組織によってさまざまです。トラブルに発展しないよう、なるべく早めに流れを把握しておくとよいでしょう。忌引きやお通夜などでお困りの方は、小さなお葬式にご相談ください。


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

小さなお葬式のコラム内ではご紹介しきれない葬儀に関する知識やノウハウをまとめたEBOOK「費用を最大限おさえて満足のいく葬儀にする方法」をご用意しました。
この記事をご覧の皆様に無料でプレゼントしておりますので、ダウンロードのうえ是非お役立てください。

  • 葬儀費用が適正かを見極めるための見積りの見方
  • 葬儀プラン内容に必要な品目と不要な品目の見分け方
  • 葬儀前~葬儀後に必要な「準備すること、把握しておく事」
  • 喪主、遺族が押さえておくべき葬儀のマナー
無料のEBOOKダウンロード
  • LINE
  • hatena
  • copyicon

関連する記事