葬式といえば、親族や近隣の住民、会社の同僚、生前に親交のあった方たちが斎場に集まり故人を送り出すスタイルが一般的です。しかし近年、インターネット技術の発展とともに「インターネット葬儀」という、オンラインで葬儀を行うサービスが注目されています。
葬儀の生中継から香典の受け渡しまでのすべてをオンラインで完結する葬儀とは、どういったものか気になる方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、インターネット葬儀や葬儀のネット手配について解説します。よりコンパクトに葬儀を執り行うための選択肢として知ることができるでしょう。
<この記事の要点>
・インターネット葬儀は、実際に参列できない方もオンラインで参加できる
・参列資格のある方にパスワードを発行し、部外者が映像を見られないように設定できる
・仲介サイトは24時間対応しており、概算見積もりを出すことが可能
こんな人におすすめ
葬儀のインターネット中継について知りたい方
葬儀をインターネット中継する際のメリット・デメリットを知りたい方
葬儀をインターネットで依頼する方法を知りたい方
一般的な葬儀は、お寺や斎場などお葬式の会場に参列者が集い、香典を渡したり献花を捧げたり、焼香を上げたりします。しかし近年では、斎場などに集まらなくともオンラインで参列できる、葬儀のインターネット中継が行われることもあります。葬儀のインターネット中継とは具体的にどういうものなのか、ここで確認しましょう。
葬儀のインターネット中継とは、会場内にカメラを設置し、オンラインになっているパソコンなどで映像を取りまとめて、葬儀の様子をリアルタイムに配信する葬儀の新しいあり方です。
参列希望者は、斎場に行かなくても中継されている映像を見る(中継されているサイトにアクセスする)ことで葬儀に参列できます。すでに少なくない数のネット系の葬儀社が専用のサイトを立ち上げ、運用を開始しています。
葬儀のインターネット中継は、2000年代前半にアメリカではじまったサービスといわれています。一方でインターネット中継のプラットフォームは別の形で日本国内でも浸透し、2000年代後半には配信文化が開花しました。
近年では日本国内でも葬儀のインターネット中継サービスがすでに提供されており、参列者の高齢化などの事情も相まって需要は年々拡大しています。
インターネット中継やオンラインでのやり取りと聞くとよくあがるネガティブな意見として「セキュリティはどうなのか」「プライバシーは大丈夫なのか」といったものが聞かれるでしょう。しかし、葬儀社が提供するインターネット葬儀に関して、プライバシーの対策は万全といえます。
各葬儀社のサイトでは、参列資格のある方に向けてパスワードを発行し、部外者が映像を見られないように設定するなど、セキュリティ対策をしている場合がほとんどだからです。
近年では、従来の葬儀を取り扱う葬儀社のプランの中にインターネット中継が組み込まれている場合もあれば、インターネット中継を行う場合は別途1万円ほどかかるケースもあります。依頼の前に料金体系に入っているかどうかを確認しておくとよいでしょう。
インターネットを使用した情報技術の発展と普及によって生まれた、葬儀のインターネット中継サービスですが、画期的なサービスとして注目される一方で欠点もあります。ここでは葬儀をインターネット中継するメリットとデメリットを詳しくご紹介します。
大きなメリットとして挙げられるのは、「普段遠くにいる人が参列できる」という点です。近しい身内でも海外に住んでいたり、病気や怪我で身動きが取れなかったりと参列が難しい場合もあります。しかし、インターネット中継であれば離れた場所からでも参列が可能です。
また、会社関係者の実家などで行われる葬式の場合、参列するのは気が引けてしまうこともあるでしょう。そのような場合でも会社の代表者へアクセス権を付与するなどすれば、まとまって気軽に参列できます。葬儀や通夜への参加のハードルが低くなったことで、より手軽に故人の旅立ちを見送れるようになりました。
葬式は、故人と最後にお別れをする場です。そういう意味では、葬式をオンラインで行うというのは周囲に理解を得られにくいかもしれません。また、インターネット関連の文化や操作に疎い高齢者の方の場合、対応できない可能性もあります。そのほかにもオンラインでの中継となると、これまでとは違った広報も必要になるでしょう。
小さなお葬式で葬儀場をさがす
葬儀でのインターネット活用として身近なのは、オンラインでの手配ではないでしょうか。従来は葬儀という重要な局面では、直接電話で葬儀社に依頼をかけたり、病院と提携している葬儀社に任せたりするなどの選択肢がありました。しかし今の時代は、葬儀もオンラインで気軽に手配することが可能です。
葬儀をインターネットで依頼する場合は、仲介サイトを利用する方法があります。仲介サイトを利用することで、ある程度の費用感を掴むことができます。
小さなお葬式では、急な訃報であったとしても、24時間対応で概算見積もりを出しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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インターネットで依頼できる葬儀とそのメリットは?
葬儀社にはさまざまなサービスを提供している会社があるので、まずは近隣の葬儀社を調べてみるのもひとつの手です。近年は葬儀社でもインターネットを介して依頼を受け付ける会社が増えています。葬儀社を自分で調べて、自社サイトから直接依頼をかければ、1社に絞って詳しく相談できる上に対応も一貫しています。
自社サイトから依頼をかける場合は、できる限り近隣の葬儀社を、理想をいえばいくつか比較できると安心です。
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後悔しない葬儀社の選び方について徹底解説!選び方のポイント・タイミングは?
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・病院から危篤の連絡がきたときの対応方法
・親族が亡くなったときにやるべきこと
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小さなお葬式は全国4,000ヶ所以上※の葬儀場と提携しており、葬儀の規模や施設の設備などお近くの地域でご希望に応じた葬儀場をお選びいただけます。(※2024年4月 自社調べ)
近年では生き方や働き方が多様化しており、インターネットの発達とともに、葬儀も多様さを増しています。インターネット中継は葬儀プランに組み込まれているケースもあるなど、浸透しつつある葬儀スタイルといえるでしょう。
小さなお葬式では、本当に必要な手順や備品のみを選んで、葬儀を執り行うことが可能です。葬儀についての疑問があればぜひ、お気軽にご相談・お問い合わせください。
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忌引き休暇は、実は労働基準法で定められた休暇ではありません。ホゥ。