死亡診断書の取得から遺体搬送までにやらなければならないことを徹底紹介
葬儀の準備

作成日:2020年05月07日  更新日:2022年04月21日

死亡診断書の取得から遺体搬送までにやらなければならないことを徹底紹介

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死亡が確認された直後から、遺族はさまざまな手続きのために行動しなければなりません。その中でも最初のステップとして必須になるのが、死亡診断書の取得です。これがなければ、葬儀や火葬に移ることが認められませんが、なぜ必要なのか、その後どうやって遺体を搬送するのかわからない方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、死亡診断書を取得する後にすべきことを解説し、その意味や、なぜ必要なのかについてもご紹介します。読んでいただくことで、スムーズに葬儀を進めることができるでしょう。葬儀全体の流れについてあわせてご確認することもおすすめです。

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【もくじ】
死亡診断書の取得から遺体搬送までの流れ
遺体搬送時にもらう死亡診断書は1通でよい?死亡診断書の用途とは
遺体搬送で多くの人が業者に依頼する理由
遺体搬送を業者に依頼するときの注意点
死亡診断書や遺体搬送については、まず信頼できるプロに相談
まとめ

死亡診断書の取得から遺体搬送までの流れ

ここから、死亡診断書を取得した後に何をすべきなのか、遺体搬送までの具体的な流れを説明します。搬送方法もさまざまなので、何が適しているのかを考えましょう。

また、葬儀に備えて菩提寺に連絡する際に心がけるべきことや、近親者への連絡方法、病院関係者への挨拶の仕方など、意外に知られていない部分についても解説します。

ステップ1|亡くなり方と死亡診断書の取得

・病院で亡くなった場合
病院、または病院への搬送途中に亡くなった場合は、担当の医師によって死亡が確認され、そのまま死亡診断書の作成が行われます。遺族としては特に手続きをする必要はなく、医師に任せているだけでかまいません。

・自宅で亡くなった場合
持病などにより、かかりつけ医がいる場合、その医師に連絡を取って死亡診断書の作成を依頼します。亡くなってから24時間以内の場合には、原則として死亡診断書が発行されますが、それ以上が経過すると死後診察が行われます。

かかりつけ医がいない場合、病院か救急に電話し、事件性の有無について調査を受けましょう。この場合には死体検案書が作成されます。

・事件性が疑われる場合や自死の場合
いずれの場合も警察と連絡を取り調査を受けます。場合によっては事情聴取や解剖が行われ、死体検案書が作成されます。

・事故の場合
病死と同等に扱われ、病院で死亡が確認された後、死亡診断書が作成されます。

ステップ2|搬送方法を決める

ご遺体の搬送方法の選択肢としては、自家用車、葬儀社の寝台車かのいずれかです。葬儀社の寝台車を利用する場合には、その葬儀社、もしくは搬送業者と契約を結びます。

どの方法を選ぶか考える猶予は約半日です。この間には、遺体を安置する際に自宅を使うか斎場を使うか、あるいは火葬場を利用するかなどの条件も事前に決めなければ防腐処置を進められないため、早急に決断しなければなりません。

ステップ3|近親者および菩提寺への連絡

通夜の前に遺体と対面してもらいたい親族や友人がいる場合、早めに連絡を取って会いに来てもらいます。

また、檀家になっている菩提寺と連絡を取ることも忘れてはなりません。枕経や読経のスケジュールを合わせなければなりませんから、遺体安置場所や到着予定時刻が決まり次第連絡を取り、葬儀の日時について相談しましょう。

ステップ4|病院関係者への挨拶と遺体搬送

遺体安置場所が確定したら、病院に出発する時間を伝えます。主治医や担当医、看護師などのお世話になったスタッフの方たちに挨拶をするのも、このタイミングが望ましいでしょう。

また、搬送する際には、死亡診断書をもっている方が遺体搬送に付き添うように配慮しましょう。仕事などの予定が入っている場合も、搬送時は休暇を取るなどの対策が求められます。この理由については、この後の章で詳しく解説します。

遺体搬送時にもらう死亡診断書は1通でよい?死亡診断書の用途とは

遺体搬送時には死亡診断書か死体検案書をもらえます。死亡診断書の用途がわからないと何通必要になるのかなどの判断は難しいものです。ここでは死亡診断書を何のために使うのか解説します。正しく理解することによって、取り寄せる枚数の違いを知ることができるでしょう。死亡診断書を取得すべき枚数について、詳しく説明します。

死亡診断書は最低でも2通必要|死亡届と年金・保険の請求

死亡診断書は最低でも2通必要です。まず、死亡届を提出する際に添付しなければならないので、この段階で1通を利用することになります。また、年金の停止や保険の請求時にも死亡診断書が求められるため、必要な枚数をそろえましょう。何枚必要となるかすぐには判断できない場合は常識の範囲内で多めに出してもらうこともできます。

遺体搬送時に死亡診断書の携行が義務付けられている?

遺体搬送時に付添いをする方は死亡診断書を携行します。理由は、もしも警察の検問や職務質問などを受けた場合に死亡診断書をもっていれば、遺体を搬送している理由が正当なものであると確実に証明できるためです。

遺体搬送時の死亡診断書携行は、法律によって義務付けられているわけではありません。したがって、必ずしももち歩く必要はありませんが、万一の際にトラブルになったり、時間を浪費したりすることを防ぐために、携行しておくのがおすすめです。遺体搬送を担当する業者に携行を求められることもあります。

遺体搬送で多くの人が業者に依頼する理由

遺体を搬送する際には、葬儀社や専門の搬送業者に依頼する方が多いでしょう。自家用車で十分だと思うかもしれませんが、プロに任せる方が多いのには理由があります。ここからは、その理由を3つにわけてご紹介します。料金を支払う価値があるのかどうか確認してみましょう。

慣れないことなのでアドバイスをもらいたい

葬儀社などに依頼すると、遺体の搬送作業だけではなく、そのほかのさまざまな情報を得ることができます。たとえば、遺体を寝かせる方法や、翌朝までの見守り方など、慣れないことに対するアドバイスを的確に受けることができます。

宗教についても精通しているスタッフが葬儀社や搬送業者には在籍しています。葬儀全般に関するアドバイスも期待できるでしょう。作業そのものにも手馴れているので、自宅までスムーズに搬送しつつ、その後の打ち合わせも同時に可能です。

遺体がデリケートなので損傷を防ぎたい

遺体は想像以上にデリケートで、搬送中に体液が出たり、どこかにぶつけて傷を付けてしまったりする可能性があります。一般車両に乗せて搬送していると想定外のことが起きてしまう場合も多く、搬送中の心配は尽きません。

一般車両には性能上の限界がある上、一般家庭では遺体を乗せて運ぶ道具もそろえていません。業者に依頼して寝台車を利用すれば、安全で確実な搬送を実現できますし、運転そのものもプロに任せられます。

死後硬直が始まるので自家用車では搬送が難しい

遺体は死後硬直が始まることにより、体の形を曲げることが困難になります。通夜など今後の流れを考えると、寝台車に寝かせて運んだほうが損傷を起こさずに済むでしょう。

死後硬直は、夏場の場合は1~2日程度、冬場は3日程度を目安にはじまります。それ以前にも、体の部位によっては硬直して動かなくなる場所があり、一般車両に無理やり乗せることは好ましいとはいえません。

遺体搬送を業者に依頼するときの注意点

遺体搬送を手がける業者は多く、インターネットを使って検索をかければ、さまざまな業者が各地域で見つかります。中には格安料金でサービスを手がける業者もあるでしょう。

しかし、料金だけを見て慌てて飛び付いてしまうと、大きなトラブルに巻き込まれるリスクもあります。業者に依頼する際の注意点について、詳しく知っておきましょう。

国土交通省の許可を得た緑ナンバーの車であることを確認する

遺族が自家用車を使って遺体を搬送することは認められていますが、それ以外の部外者が車両に遺体を乗せて搬送し報酬を受け取るためには、国からの特別な許可が必要です。

いわゆる「緑ナンバー」の車は、国土交通省からの認可を受けている正式な業者の車です。安心して任せられるでしょう。

それ以外の車が手配された場合は、営業許可を受けていない業者が勝手に事業を行い、違法にビジネスを行っている可能性が極めて高くなります。こういった業者からの不正なサービスを受けないように注意しましょう。

事前に搬送距離と料金を確認しておく

遺体の搬送方法は業者によって異なります。陸路搬送だけに対応する業者があれば、フェリーや航空機を使った搬送に応じてくれる業者もあります。遠方からの搬送などの場合には、陸路以外を利用できる業者を選んだほうが安く済む確率が高まるでしょう。

たとえば、小さなお葬式が手がけている搬送専門のプランでは、約100kmの移動を日中に行う場合は4万6,090円、200km前後の移動を行う場合には7万8,100円が搬送の基本料金です。なお、夜間や早朝の料金は割増になるため、これ以上の料金が必要になります。

また、搬送だけを依頼するよりは、搬送と葬儀をセットで行える葬儀社のプランを活用したほうが、割安になる可能性も高まります。まずは搬送距離と料金、葬儀社のプランでセットされた内容と料金の比較を行いましょう。


飛行機で運ぶ場合には遺体へのエンバーミングが必要

遺体の防腐処理のための基本はドライアイスですが、飛行機で搬送する場合には使用ができないため、「エンバーミング」を施した上で搬送しなければなりません。海外で亡くなった場合はエンバーミングするか、火葬して遺骨にして運ぶかのいずれかを選ぶ必要があります。

エンバーミングとは、遺体の修復と防腐処理、殺菌と消毒、化粧をすべてセットにしたものです。これを施すことによって、最大で2週間程度、そのままの状態でも遺体の腐敗を抑止できます。

死亡診断書や遺体搬送については、まず信頼できるプロに相談

死亡診断書や死体検案書の受け取り、遺体搬送については、葬儀を行うための準備として必ず済ませなければならないことです。亡くなってからごくわずかな期間の間に進めなければならないことでもあります。

そのため、不明瞭な点があればまず信頼できるプロに相談しましょう。疑問の早期解決は葬儀をスムーズに進行させるポイントになります。診断書に関しては医師や警察、遺体搬送については葬儀業者の担当です。書類の扱い方や搬送料金、そして葬儀プランなど、気になった点は遠慮せず、すぐに質問してみましょう。

まとめ

遺体搬送や死亡診断書の手続きは亡くなってすぐに行うものなので、遺族は混乱状態の中で正確な作業を求められることになります。そのため、死亡診断書の使い道などの最低限の知識をあらかじめ身につけておき、いざというときに慌てないように備えましょう。

小さなお葬式では、生前からの事前相談を受け付けており、不明瞭な点は速やかに解消できます。短い期間に決断が強いられる葬儀の準備について不安なことがある場合は小さなお葬式にご相談ください。豊富な実績に基づく的確なアドバイスをご提供します。


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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