例文を参考に弔辞の書き方をマスターしよう!葬儀でのマナーもわかる!
参列マナー

作成日:2020年07月03日  更新日:2020年11月25日

例文を参考に弔辞の書き方をマスターしよう!葬儀でのマナーもわかる!

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葬儀で弔辞を読む上げる人は、故人をよく知る方・故人と親しかった方が選ばれることが一般的です。もし依頼された場合は、故人との関係性を誇らしく思うこともあるでしょう。しかしそういった機会が少ない方は何を書いてよいか分からず、困ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、弔事を書く場合のポイントについてご紹介します。友人や会社関係者など、関係性にもとづいた例文をいくつかまとめました。弔辞を用意するときに避けるべきポイントや気を付けたいマナーについても理解できます。

【もくじ】
弔辞を書くときには関係性に気を付ける
関係性別|弔辞の例文
著名人の弔辞は印象的でかっこいい!
基本的な弔辞の書き方について
弔辞を書く場合の注意点・マナー
まとめ

弔辞を書くときには関係性に気を付ける

弔辞を書く場合にまず意識するポイントは、故人との関係性によって弔辞の内容が変わることであるといえるでしょう。全体の構成自体はどのような関係性でも変わりませんが、親族代表と友人代表では含めるべき内容が異なります。

親族代表の中でも、たとえば故人と孫・故人とその子供などでも内容が異なりますので注意したほうがよいでしょう。それぞれの立場で気を付けたいポイントを解説します。

親族代表としての立場

親族代表として書く場合、冒頭で参列者に対してのお礼の言葉などを盛り込めます。忙しい中参列してくれたことや、故人や遺族に対してさまざまな方法で親切を示してくれた恩にお礼を伝えることが大切です。これからも引き続き遺族を助けてもらえるようお願いの言葉も伝えるとよいでしょう。

友人代表としての立場

まずは故人との関係を伝えることから始めます。そして訃報を知ったことへの驚きを述べることも忘れないようにしましょう。続いて、故人との関係を示す懐かしいエピソードを含めます。参列者が故人のことを思い返す機会になるでしょう。スポーツや趣味、仕事など、故人が生前に頑張っていたことや故人の人柄を参列者の方々に知っていただける機会でもあります。

会社関係としての立場

なかには会社の同僚や上司として依頼を受けることもあるでしょう。友人の場合と同じように故人との関係性を冒頭に述べるようにします。こちらも故人との思い出やエピソードを書くとよいでしょう。

初めて会ったときの印象や故人が築き上げたすばらしい功績なども含めるとよいでしょう。故人に助けてもらった経験や故人から受けた影響などを書くこともおすすめです。また、故人から学んだことを今後どのように守っていくかという決意を表明することも故人を思う言葉になるでしょう。

孫としての立場

孫が弔辞を書く機会も増えています。故人との懐かしい思い出や感謝の気持ちを含めることが一般的です。故人の性格がよく分かる内容となることでしょう。また、弔辞であるからといって堅苦しい言葉や表現は必要ありません。大事な方に手紙を送るように、お別れの言葉を祖父母に向けて書きましょう。

宗派などによって文面を変える必要もありますが、「見守っていてください」などのお願いの言葉で締めるとよいでしょう。

関係性別|弔辞の例文

親族代表や友人代表など、故人との関係性ごとに用意した例文をご紹介します。例文を参考に、故人とのエピソードや思い出を追加すれば自分なりの弔辞を書けるでしょう。同じ友人代表といっても、故人との関係はそれぞれ異なります。

そのため、特に最後の故人への語りかけには自然な言葉を遣うことが一般的です。また、どのような関係であれ弔辞の冒頭には故人との関係性を伝えることを忘れないようにしましょう。

例文 親族からの弔辞

親族を代表し、ご挨拶をさせていただきます。本日はお忙しい中、○○の葬儀にご会葬くださいまして誠にありがとうございます。故人もさぞかし感謝していることと思います。

生前、みなさまにはひとかたならぬ親切を示していただきました。故人に代わり心からの感謝を述べさせていただきます。

私は故人の従弟として定期的に接する機会がありました。人生の先輩としてアドバイスを受けることもあり、今後は○○に相談できないのを悲しく思っています。

故人のご家族のことも心配していますので、親族で支えていく所存です。どうぞ故人の生前と変わらずみなさまのご指導を賜りますようお願いいたします。


例文 友人からの弔辞

○○にお別れの言葉を捧げます。○○の訃報を耳にして、今でも受け入れられない気持ちです。私が○○と出会ったのは大学時代で、一緒に学業やサークルに専念しました。大学を卒業しても私たちの交友は続き、家族ぐるみで旅行に出かけられたことを懐かしく思っています。

人生の決定において○○はいつも私の背中を押してくれました。今私が人間関係に恵まれた生活を送れているのも○○のおかげです。

○○、多くの思い出をありがとう。辛いですが最後のお別れの言葉を伝えます。さようなら。


例文 会社関係(上司)からの弔辞

○○のご霊前に謹んで弔辞を捧げます。○○の遺影の前に立ち、深い悲しみを抑えられません。○○が私の部署に入ってきたとき、○○の聡明さと謙遜さが印象的でした。的確な判断力でチームをまとめる能力を持ち、敵を作らない○○は本当に貴重な存在です。

ご遺族のことを考えると、どのような言葉をかけてよいのかも分かりません。私にできる限りの支援をしたいと思っています。○○もどうか見守っていてください。○○、ご冥福を祈ります。


例文 会社関係(部下)からの弔辞

○○さんのご霊前に謹んでお別れの言葉を捧げます。○○さんの突然の訃報を聞いて、私たちは大きな苦しみを感じました。○○さんはどのようなプロジェクトにも果敢に挑戦し、チームを常に励ましてくれる存在でした。能力だけでなく優しい人柄も人気で、私も○○さんのような存在になりたいと思っていました。

今でも○○さんは私の見習うべき手本です。私たちは○○さんの残してくださった思いを胸に業務を行っていきます。今まで本当にありがとうございました。ご冥福を申し上げます。


孫としての立場<

おじいちゃんへ、おじいちゃんとのお別れのときが来たことを受け入れられません。おじいちゃんはいつも温かなまなざしで私を見守ってくれていました。私がまだ学生のときに、おじいちゃんに会いにいくといつもお菓子やおもちゃを用意していてくれたのを懐かしく思います。

私が仕事を始めたあともおじいちゃんの気遣いは変わらず、私の幸せを一番に考えてくれていました。今まで直接伝える機会はあまりありませんでしたが、おじいちゃんに本当に感謝しています。おじいちゃん、ありがとう。どうか私たちのことを見守っていてください。


著名人の弔辞は印象的でかっこいい!

内容を考える場合、著名人の印象的な弔辞を参考にするのもおすすめだといえるでしょう。例えば、樹木希林さんの葬儀のとき娘の内田也哉子さんが弔辞を読みました。弔辞を聞いた方のなかには、内田裕也さんが樹木希林さんに送ったエアメールにご夫婦の関係性をより強く感じた方もいるのではないでしょうか。

蜷川幸雄さんの葬儀で大竹しのぶさんが読んだ弔辞も印象的だと答える方もいるのではないでしょうか。舞台に対してストイックなまでの情熱を持つ蜷川幸雄さんの言葉をいくつか紹介しています。日本を代表する演出家であった蜷川幸雄さんの人柄がその言葉から伝わったのではないでしょうか。

基本的な弔辞の書き方について

弔辞を書く場合は含めるべき内容や適切な分量に気を付けます。弔辞の全体像を把握したら、弔辞がどのような構成になっているかを理解しましょう。構成に決まりはありませんが、一般的な構成の順序を意識すると書きやすくなるといえるでしょう。弔辞を書く場合に意識できるポイントを解説します。

弔辞の内容

弔辞には哀悼の気持ちやお別れの言葉を書きますが、故人と親しく接していたからこそ知っている点を含めることが一般的です。長い付き合いの中で感じた魅力や、大きな問題を抱えていたときに示してくれた親切なども含めるとよいでしょう。故人の人柄が参列者に伝わるように、故人のエピソードを誠実に述べることを心がけます。

適切な分量は?

一般的な葬儀では3人~5人の方が弔辞を読み上げることが多いでしょう。そのためひとりあたりの奉読時間は3分程度です。短すぎると内容が薄いものになり、長すぎると葬儀の進行に支障が出る恐れがあります。何度も読む練習をしながら、3分程度で収まるように調整しましょう。読むときのスピードはゆっくり、話しかけるような速さがおすすめです。

基本的な弔辞の構成

最初に含めることは哀悼の気持ちです。故人が亡くなったことを悼み、深く惜しんでいることを述べましょう。

次に含めることは故人と自分の関係です。故人の友人や同僚、上司など、故人とどのように出会って付き合ってきたのかを参列者や遺族がわかるように述べましょう。故人との付き合いが長い場合、長すぎない内容にするよう注意が必要です。

故人との関係性を書いたあとは、故人の人柄や具体的な思い出を含めます。どのような魅力的な人物であったのか、参列者に知ってもらいたい印象的な話などです。故人に教えてもらったことなども含め、今後の誓いの言葉を述べるとよいでしょう。

最後に故人の冥福を祈り、遺族へのお悔やみを述べます。そして「さようなら」など、故人との関係性を考えた別れの告げ方をしましょう。

弔辞を書く場合の注意点・マナー

遺族や参列者の琴線に触れる内容を考えたとしても、マナー違反であれば遺族や参列者を不快にさせてしまいます。忌み言葉の使用や宗教や宗派に合わせた言葉遣いなど、マナーに注意を払いましょう。弔辞を書く紙や紙の包み方にも注意することがあります。それぞれの注意点を解説します。

忌み言葉を使用しない

重ね言葉と繰り返すことを連想させる言葉が避けるべき言葉です。重ね言葉には「重ね重ね」「たびたび」「ますます」などがあります。繰り返すことを連想させる言葉には「再び」「また」などが該当します。「くれぐれも」を「十分に」にするなど、重ね言葉以外の言葉を遣うことが一般的です。

ほかにも死を表わすストレートな表現はふさわしくありません。例えば、「死」や「死亡」ではなく「逝去」、「生きていたころ」ではなく「ご生前」という言葉を遣うようにしましょう。

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言葉遣いは宗教に合わせる

仏教では一般的な言葉も、神道やキリスト教の葬儀では使えないこともあります。「成仏」や「供養」、「哀悼」、「冥福」、「往生」などの言葉が該当します。キリスト教では「昇天」「帰天」などの言葉を遣います。

同じ仏教でも宗派により教理が異なる場合もあるので、宗派に合った言葉遣いが必要といえるでしょう。例えば、浄土宗と浄土真宗では成仏に対する考え方が異なります。よかれと思って遣った言葉でも、宗派が違うと参列者を不快な思いにさせてしまう場合もあるでしょう。

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弔辞は巻紙、もしくは奉書紙(ほうしょがみ)

弔辞を書く場合は巻紙や奉書紙(ほうしょがみ)に薄墨で書くのが正式な方法です。筆ペンでも問題ありませんが、薄墨タイプのものを使いましょう。巻紙はじゃばら折りにしておくと読み上げるときに便利だといえます。

ただし、巻紙や奉書紙に薄墨で書くことは必ず守らなければいけないルールではありません。市販の弔辞用紙に万年筆やサインペンで書く方法もあります。葬儀の規模が比較的小さい場合では、パソコンで作成し印刷しても問題ないとされることもあるでしょう。

弔辞の包み方

弔辞は裸で持つことはマナー違反です。文章を書いてじゃばら折りなどにしたあとは、上着のポケットに入れておくか上包にいれておく必要があります。弔辞を包むために、まずは奉書紙を半分に切った上包み用の紙を用意しましょう。

上包み用の紙を3等分に折って広げ、真ん中に弔辞を置きます。包むときの順番は右側を折ることが先で、左側が後です。順番を間違えて右前の包み方になると、弔事ではなく慶事となってしまいます。最後に上下それぞれを反対側に折り、表に「弔辞」と書けば完成です。

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まとめ

葬儀で弔辞を読む方は故人と親しい間柄です。しかし故人との最後のお別れの場である以上、なかには責任を感じるかたもいるでしょう。また、弔辞には遣ってはいけない言葉や宗教や宗派による違いもあるので、慎重に言葉を選ぶ必要があります。なかには、この点を難しく感じるかたもいるのではないでしょうか。

小さなお葬式では宗教や宗派ごとの葬儀のマナーを熟知した専門スタッフが、24時間いつでもお客様の対応を行います。弔辞のご相談だけでなく、お葬式のセットプランも用意しているため葬儀に関してはお気軽に小さなお葬式にご相談ください。


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

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