通夜で時計を着けても問題ない?マナーを守った時計やアクセサリーの選び方

通夜で時計を着けても問題ない?マナーを守った時計やアクセサリーの選び方

通夜ではさまざまなマナーがあるため、身だしなみにも気を遣います。普段何気なく身にけている時計も例外ではありません。通夜に参列するときに、時計をけてマナー違反にならないか気になる人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、通夜で身にける時計についてご紹介します。どのような時計であれば通夜に身にけても良いのか知っておけば、急に参列しなければならなくなったときも安心です。あわせて、男女別のアクセサリーの身にけ方も確認しましょう。

こんな人におすすめ

通夜に着用できる時計の種類を知りたい方

通夜で着ける時計の注意点を知りたい方

通夜におけるアクセサリーのマナーを知りたい方

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通夜では時計を着けていても問題ない?

通夜も含め、弔事には故人と関わりの深い人が数多く参列するのが一般的です。そのため、他の参列者が不快な思いをしないように、身に着けるものの正しいマナーを知っておく必要があります。「通夜で時計を着けるのはマナー違反なのか」と気にする人もいるでしょう。参列する人の中には時計をアクセサリー扱いする人もいるかもしれません。

結論からいうと、時計は着けて問題ありません。ただし、デザインやサイズによっては通夜そのものに相応しくないため場違いになります。どのような時計であれば通夜に着けても良いのか、この機会に確認しましょう。

通夜で着ける時計の選び方

時計選びは慎重になることが大切です。通夜は大切な人を失った悲しみでいっぱいの人も参列者の中にはいる場所だと考えましょう。通夜に相応しくないデザインの時計を身に着けるのは、失礼にあたることがあります。どのような時計であれば通夜で着けて良いのか、選び方を見ていきましょう。

シンプルなデザインを選ぶ

通夜で着ける時計は、シンプルなことが第一条件となります。見るからにキラキラしていたり、必要以上にゴツゴツしていたりする時計を選ぶのは避けましょう。目立つデザインはおしゃれ度が高くなるため、良く思わない人も中にはいます。シンプルなデザインであれば、充実した機能を搭載している時計であっても問題ありません。

時計のサイズに注意する

「どれくらいのサイズの時計なら良いのか」と疑問を持つ人もいるでしょう。通夜に着ける時計は文字盤が大きいものを選ぶと、見た目からして派手な印象を相手に持たせてしまいます。文字盤が大きいサイズは避け、スタンダードなサイズのものを選びましょう。

ゴールドの時計は避ける

通夜は故人との別れを惜しむ場のため、ゴールドの時計は相応しくありません。煌びやかなイメージを与えるゴールドは、光沢感があるものが多く会場の雰囲気を崩してしまうでしょう。到着時間など時間を確認するためにどうしても着けたい場合は、通夜の会場に着いたと同時に鞄に入れます。

シルバーの時計であれば身に着けて問題ありません。ほとんどの時計にシルバーが使用されているため、落ち着いた色味であれば通夜に着けてよいでしょう。

ベルトは金属製か黒の革製を選ぶ

時計に使用されているベルトの素材も、確認する必要があります。通夜に着けて良いのは金属製黒の革製のベルトの時計です。革製のベルトは、黒以外のものは「殺生をイメージさせる」ため避けましょう。また、輝きが目立つステンレススチール製のベルトも、通夜では避けたほうが良い素材です。

文字盤の色は白か黒

通夜に着ける時計の文字盤の色にも注意しましょう。男性は黒色のスーツに白のシャツという服装で通夜に参列するのがマナーです。違和感を持たせないためにも、男性は白の文字盤の時計を選びましょう。女性はシャツの色に細かいマナーはありませんが、喪服をきていることを考えて黒の文字盤の時計を選ぶのが最適です。

通夜で時計を着ける際の注意点

通夜に参列するときに、時計はマストアイテムではありません。そのため、お通夜に着けられる時計を持っていない場合は着けない選択肢もあります。ここからは、通夜に参列するときに注意したい時計にはどのようなものがあるか見ていきましょう。

携帯電話を時計代わりに使うのはマナー違反

「通夜に着けられる時計を持っていないから」「時計を持っているけど着けるのが面倒だから」などといった理由で、携帯電話を時計代わりに使う人が最近は増えてきました。スマホを含めた携帯電話の電源は、通夜に参列している間は切りましょう。もしくはマナーモードにします。

時間が簡単に確認できる携帯電話ですが、通夜で使用すると周りの人まで気が散ってしまい不快に感じます。携帯電話は、時計代わりとして使用するのは良くないことを頭に入れておきましょう。通夜は、故人に哀悼の気持ちを表す場です。自然と時間が過ぎるのを待つのがマナーでしょう。

クロノグラフは着用しない

機能性が高い腕時計であるクロノグラフは、通夜に着ける時計として相応しくありません。クロノグラフとは計測機能が着いた時計を指します。クロノグラフでない時計に比べるとケースに厚みがあり、ゴツゴツとした見た目が特徴です。おしゃれアイテムとして着ける要素が強いため通夜には向きません。

遠目から見てもインパクトがあるクロノグラフは、通夜の雰囲気を乱してしまう可能性もあります。通夜というフォーマルな場では、着用しないのがマナーだといえるでしょう。

適切な時計がない場合は着けないのがベスト

「通夜に着けられる時計を持っていない」という人は、時計を着けずに通夜に参列するのもひとつの手です。時計は通夜のマストアイテムではありません。

しかし、通夜は定められた時間に始まるので会場に到着するまでは必要になるでしょう。そのような場合は、会場に着いたらすぐに外します。他にも、腕に着けずにシンプルなデザインの時計を鞄に着けるのもおすすめです。

【男性向け】時計以外のアクセサリーに関する注意点

時計にマナーがあるのであれば、時計以外のアクセサリーが気になる人もいるでしょう。通夜は午前中よりも午後からすることが多く、勤務先から直接会場へ向かう場合も考えられます。ここからは、通夜に参列するときに男性は時計以外のアクセサリーでどのような点に注意する必要があるのかを見ていきましょう。

結婚指輪以外の指輪は着けない

通夜に参列するときに着けて良いのは、時計結婚指輪の2つだけです。それ以外のものは、基本的に相応しくありません。普段から結婚指輪をしている人は、「通夜に参列するから」と急いで外す必要はないと覚えておきましょう。時計は、通夜開始時間や会場への到着時間を確認するときに必要なため、着けて良いことになっています。

喪服の時は装飾品を避ける

男性が通夜に参列するときには、装飾品は身に着けません。ピアスやネックレスなど装飾品の代表ともいえるアイテムは、おしゃれ用品です。通夜で個人をアピールする必要性はないでしょう。また、光による反射など他の参列者に迷惑をかけてしまう可能性もあるため、余計な装飾品を見つけて参列しないのが適切な行動です。

ネクタイは黒、ネクタイピンは着けない

通夜に参列するときはネクタイ選びにも注意します。身に着けるのは光沢感がない無地の黒色のネクタイが良いでしょう。ここで気をつけたいのが、ネクタイピンです。いつものクセで、自然と着けてしまう人もいるかもしれません。ネクタイピンは光物に該当します。喪服を着るときは着けないよう心掛けましょう。

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【女性向け】時計以外のアクセサリーに関する注意点

通夜に参列する女性で、ピアスやイヤリングを着けている人を見かけたことがある人もいるかもしれません。アクセサリーを着けていくべきなのか、迷う人もいるのではないでしょうか。ここからは、通夜に参列するときに女性は時計以外のアクセサリーでどのような点に注意する必要があるのか見ていきましょう。

結婚指輪はOK、婚約指輪は避けた方が良い

通夜に参列するときは、男性と同様に結婚指輪を着けて問題ありません。ゴールドリングであったり、ダイヤが着いていたりして気になる場合は外すかダイヤの部分を回して見えないようにすると良いでしょう。婚約指輪は外したほうが良いとされています。

ピアス・イヤリングはけてもいい?

通夜に参列するときには、女性の場合はどちらも身に着けて問題ありません。胸元にパールのネックレスをしていることもあるでしょう。通夜での女性のネックレスはドレスコードとして認められています

ピアスやイヤリングを着ける場合は、ネックレスに合わせてパールがおすすめです。パールには「涙の象徴」としても知られていますので、通夜に身に着けるアクセサリーに向いているでしょう。普段からピアス・イヤリングを着けていない人は、無理して着ける必要はありません。

バッグは光沢のない黒の布製を選ぶ

見た目からも派手で、光沢のあるバッグを通夜に使用するのは避けます。通夜では、フォーマルな印象を与える黒でシンプルなデザインが向いているでしょう。リボンやチェーンなど装飾品が着いていない布製を選ぶようにします。革製の素材は殺生をイメージすることにつながるため避けるのがマナーです。

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まとめ

通夜で時計を見つけてもマナー違反にはなりません。ただし、殺生を感じる素材やおしゃれを意識した派手さがあるものは不適切です。スマホを含めた携帯電話を時計代わりにすることも失礼にあたります。条件に合う時計がなければ、身に着けないという選択肢があることを覚えておきましょう。

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参考:お通夜とは|基礎知識と遺族側・参列者側が知っておくべきマナー

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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