お通夜や葬儀にふさわしい髪型とは?服装やメイクなど葬儀の身だしなみを解説!

お通夜や葬儀にふさわしい髪型とは?服装やメイクなど葬儀の身だしなみを解説!

急な訃報を受けてお通夜やお葬式に参列する際は、故人やご遺族に失礼のないよう、正しい装いで別れを惜しみたいものです。とはいえ、葬儀に参列する機会は頻繁にあることではないので、どんな服装や髪型が正解なのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

今回は、お通夜やお葬式にふさわしい服装や髪型を男女別について解説します。お子さんがいる場合の髪型や女性のメイクについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな人におすすめ

お通夜や葬儀にふさわしい髪型を知りたい方

子どもを連れてお通夜や葬儀に参列する方

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お通夜や葬儀にふさわしい髪型とは?

葬儀の髪型でもっとも気を配るべき点は、清潔感のある印象を相手に与えられる髪型にするということです。故人を偲ぶために行う式なので、できるだけすっきりとした装いを心がけましょう。

とはいえ、具体的にどのような点に注意すべきなのでしょうか。ここでは、男女にかかわらず注意したい葬儀の際の髪型のマナーを紹介します。

前髪がかからないようにする

前髪は男女問わず、目にかからない程度の長さにとどめるのがマナーです。もし目にかかってしまうようなら、左右や後ろに流す、女性はヘアピンで留めるなどの方法で対応しましょう。

立ったり座ったりするタイミングで前髪が落ちてこない状態にしておくことが大切です。清潔感を感じさせる髪型を心がけて、髪をまとめる際は耳よりも下の高さにします。

髪色は暗くするのがベスト

髪色は基本的に暗くするのがベストなので、可能であれば当日だけでも黒にして参列する方が心遣いを感じられます。ヘアカラースプレーなどを用いて当日のみ黒くする方法や、美容室で染め直してしまう方法が考えられるでしょう。

とはいえ、近年は髪を染めている人が増えたことから、必要以上に明るい髪色でなければそのまま参列しても問題ないとされる場合も多いです。急な報せで準備をしている時間がないという場合は、適切な髪型であれば髪色はそのままで参列しても構いません。

子供の髪型にも注意する

お子さんと同伴で葬儀に参列しなければならない場合もあるでしょう。葬儀の際の子供の髪型のマナーは大人と同様なので、大人と同じようにロングヘアならひとつに束ねて、ミディアムやショートであればヘアピンを使ってすっきりとした印象になるように心がけましょう。

また、パーマをかけている場合は頭の上でお団子などにまとめると、ウェーブが目立たない髪型にすることができます。お子さんの髪型にも十分に気を配り、参列先に失礼にならない髪型に整えてあげることが大切です。

お通夜や葬儀での髪型:男性の場合

女性ほど髪を長く伸ばしている人は多くありませんが、その分ロングヘアの男性はどのような髪型にすべきか悩む場合もあるでしょう。また、髭は生やしたまま参列してもいいのか、パーマをかけている場合はどうしたらいいのかなど、髪型に関する悩みは尽きません。

ここでは、男性が葬儀に参列する場合の髪型について紹介します。

長すぎる前髪は切る・髭は整える

葬儀の際の髪型は清潔感を与えられるものに整えることが第一です。前髪が長すぎて目にかかる場合は、すっきりとした印象になるようにカットすると良いでしょう。

また、葬儀に参列する際に無精髭を生やしたままにするのはふさわしくありません。相手にだらしない印象を与えてしまい、マナー違反とみなされてしまいます。ただし、普段から手入れがされて整っている場合は、髭を生やしたまま参列しても問題ない場合もあります。とはいえ、基本的には余程の事情がない限りは剃って行くのが無難といえます。

パーマを整える

華美な印象を与えてしまうパーマは葬儀にふさわしい髪型とはいえません。そのため、できるだけストレートに近い状態に整える必要があります。短髪ならジェルなどを使用することが考えられますし、長髪の人は黒いヘアゴムで束ねるとすっきりとまとまります。

もし自分で対応するのが難しい場合は、美容室で葬儀に参列することを相談すると適切な髪型に整えてくれます。急な訃報で準備の時間が取れない場合もありますが、状況に応じて足を運んでみるのも良いでしょう。

オールバックや七三分けがおすすめ

男性のロングヘアには、オールバックがおすすめです。ヘアゴムを使って後ろでまとめるだけで、簡単に清潔な印象を与えることもできます。整髪剤を使わなければならない場合は、少量にとどめて髪の光沢が目立たないように注意しましょう。

髪がそれほど長くない場合は、七三分けにするのもおすすめです。額を見せることですっきりとした印象になり、葬儀の場にふさわしい髪型になります。手軽にセットできるので、突然準備をしなければならなくなったときでも安心です。

お通夜や葬儀での髪型:女性の場合

女性はショートやミディアム、ロングヘアなど、さまざまな長さの人がいるため、自分に合った髪型にするためにはどうすればいいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

ロングヘアはヘアゴムを使ってまとめ、ミディアムやショートはヘアピンを上手に活用すると清潔感のある印象を作ることができます。それでは、女性の髪形について詳しく見ていきましょう。

ロングヘアは結ぶ

ロングヘアの場合は、うなじの位置よりも下でひとつに結ぶようにしましょう。シンプルな黒のヘアゴムを使い、清楚な印象を心がけることが大切です。長い髪をそのままにしてしまうと、お辞儀や焼香の際に邪魔になり、見た目も清潔感が感じられない装いになってしまいます。

ハーフアップは一見良さそうにも思えますが、耳の上で結ぶことになるため避けるべきです。弔辞の場合は耳より下で髪をまとめるのがマナーであり、ハーフアップにしてしまうと慶事の際のお洒落な髪型という印象を与えてしまいます。

ショート・ミディアムヘアはピンを使う

ショートの人は、お辞儀などの際に邪魔にならなければそのままでも構いません。ただし、より清楚な印象にまとめるためにもブローをして髪型を整えることをおすすめします。前髪が長い場合は、黒のヘアピンを使ってすっきりとまとめることを心がけると良いでしょう。

ミディアムの人は、結べる長さがあるならヘアゴムでまとめるのが理想的ですが、結べるほどの長さがない場合は前髪が顔にかからないようにヘアピンで留めるとベターです。

ヘアゴムやヘアアクセサリーは黒いものにする

ヘアゴムやヘアアクセサリーを使う必要がある場合、葬儀に参列する際は黒いものを使い、なるべく目立たないようにするのが基本です。髪を束ねる場合は飾りのついていない簡素な黒のヘアゴムを使い、前髪を留めるときは黒一色のヘアピンを用いるようにしましょう。

華美なものを避けて、黒い無地であれば、シュシュやバレッタなども使うことができます。ただし、革などを素材に使用しているものは高級感を感じさせてしまうので、避けておくのが無難です。

パーマをかけているとき

パーマは派手さがあり、お洒落な印象を与えてしまうので、落ち着いた印象にするための工夫が必要になります。黒いゴムを使って後ろでひとつにまとめたり、ヘアネットやバレッタを活用して束ねたりすることで、葬儀にふさわしいボリュームを抑えた髪形にすることができます。

ただし、ロングヘアの人は単に後ろに結ぶだけではボリュームが目立ってしまうこともあるでしょう。その場合、頭の上で束ねるお団子ヘアにしてしまうのもひとつの方法です。

お通夜や葬儀は落ち着いたメイクで

葬儀の際は、あまり派手さを感じさせないシンプルなメイクを心がけましょう。眉は自然な印象に整えて、極端に短くカットするのは避けた方が無難です。また、目元にアイシャドウをあしらう際は、ラメが入ったものや明るい色を選ばないように注意しましょう。マスカラはボリュームの出すぎるものは避けることをおすすめします。

チークは活発な印象になってしまうので不要ですが、血色が気になるときは薄く置いて伸ばす程度にすると目立ちすぎずに使えます。口紅は色味を抑えたものを選び、ネイルアートを施している場合は落とした方がベターです。葬儀の際のメイクは身だしなみを整えるためのものと考えて、落ち着いた色合いでまとめるようにすると失敗が少なくなります。

お通夜や葬儀の服装

髪型に限らず、お通夜やお葬式の際の服装も悩むことが多い部分のひとつではないでしょうか。平服と喪服のどちらを着用すべきか、小物はどうすれば良いのか、子供の服装は何を着せていけばいいのかなど、考えなければならないことはたくさんあります。

男性と女性と子供にそれぞれ分けて、葬儀にふさわしい服装について解説します。

男性の服装

男性が葬儀に参列する際は、礼服のブラックスーツを着用するのがマナーです。通勤などに着用するビジネススーツはフォーマルではなく平服にあたるため、誤って着ていかないように注意しましょう。

スーツの形状はシングルでもダブルでも問題ありませんが、ネクタイや靴などの小物は黒に統一し、中に着るシャツは無地の白いものを選びます。また、腕時計は派手な印象を避けるため、バンドの部分に金属が使用されているものは避けた方が無難です。

女性の服装

本来、お通夜は突然報せを受けることが多いため、葬儀には平服で駆けつけるのが一般的でした。そのため、黒のワンピースやスーツなど、清潔な印象を与える平服でお通夜に参列することは問題ないとされています。

しかしながら、昨今はお通夜までに準備の時間が十分にある場合も多く、喪服を着用するケースが大半となっています。報せを受けてからすぐに参列するのでなければ、喪服を着ると良いでしょう。また、お葬式の場合は、喪服を着用するのが一般的です。

子供の服装

制服がある年齢の子供であれば、制服を着用するのが理想的です。制服以外を着せる場合でも、葬儀の場にふさわしい落ち着いた色の服装を選ぶことが大切です。たとえば女の子であればシンプルな黒や濃いグレーのワンピースとカーディガン、男の子なら上着は黒や濃紺のブレザーやベストを着用し、無地の白いシャツとズボンを選ぶと良いでしょう。

男女ともに、靴は革靴がもっともふさわしい装いです。ただし、用意が難しい場合はスニーカーでも許容範囲内でしょう。

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まとめ

葬儀の際は、男女ともにすっきりとした清潔感のある装いを心がけることが大切です。故人や遺族に哀悼の意を示すためにも、限られた時間の中でもしっかりと準備を整えて、ふさわしい髪型や服装で参列しましょう。

小さなお葬式では、故人やご遺族のご意向を最大限に尊重するためのサービスやプランをご提案しています。予算や参列者の人数によって家族葬や一般葬などのプランが分かれているため、葬儀が初めての方でも分かりやすくて安心です。葬儀をお考えの際は、小さなお葬式にご相談ください。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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