香典や香典返しにお礼は必要?状況に合わせた方法をご紹介!
遺族マナー

作成日:2020年11月11日  更新日:2020年11月11日

香典や香典返しにお礼は必要?状況に合わせた方法をご紹介!

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葬儀では贈るのが必須とされる香典ですが、受け取った側もお返しが必要です。では、その香典返しに対してのお礼はまた必要になるのでしょうか。

冠婚葬祭では、マナーとされるポイントが多く存在します。マナー、礼儀を守れているか不安に思う方も多いでしょう。そこでこの記事では、香典や香典返しのマナーに焦点を当てて情報をお届けします。

香典は故人を悔やむ自分の思いを伝える手段です。けれど、礼儀が守れていないとその思いが遺族に届かずに終わってしまうこともあります。そうならないためにも、マナーとされるポイントをおさえておきましょう。

【もくじ】
香典に対するお礼は状況で変わる
香典返しへのお礼の方法とマナー
香典へのお礼の方法とマナー
まとめ

香典に対するお礼は状況で変わる

香典に対するお返しはもちろん必要ですが、場合によってはそのお返しに対しても何らかのアクションをとることがあります。そもそも、香典とはどのような意図で渡すものなのでしょうか。

この項目では、香典、香典返しの詳細をまとめました。お礼については、自分の立場や状況によっても変わってきます。どのような言葉選びが適切になるかも変わってくるので、ぜひ参考にしてみてください。

香典とは?

香典とは、葬儀に参列するときに用意する「金品」のことです。故人を悔やむ思いを表す手段のひとつであり、ご遺族の負担を少しでも軽くしようという思いやりの心でもあります。

10代で香典を包むことはあまりないと思いますが、20代を過ぎると包む機会が増えてくるものです。包む金額は故人との関係で変動しますが、包んではいけない額(偶数や不吉なワードを連想させる数字)といった決まりごとも多く、包み方に迷う方も少なくありません。

ご遺族との今後の関係性にも関わってくるものなので、包む際は要点を確認しながら用意すると良いでしょう。

香典返しとは?

香典返しとは、この言葉のとおり「受け取った香典に対してお返しをする」ことです。四十九日の法要後、無事に法要を終えた報告とともにお返しすることが多いですが、当日に用意されることもあります。

香典返しもマナー、礼儀とされるもののひとつです。例外はあるものの、基本的には香典を受け取ったらお返しするのが決まりとされています。返礼品としてふさわしいものを選んだ上で、お礼をお伝えしましょう。

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状況に合わせて言葉を選ぶ

香典と香典返しでは、それぞれの立場がまず違います。したがって、お礼として選ぶ言葉も変わってくるでしょう。自分の状況、立場に合わせて適切な対応をとることが大切です。

例外で香典返しを贈らないケースもありますが、余程のことがない限りお返しをしないことはナンセンスと言えます。香典を贈ってくれた方との今後の関係にも関わってくるため、マナーとして最低限のお返しをするようにしましょう。

例外については別の項目に記載しますので、そちらをご参照ください。

香典返しへのお礼の方法とマナー

香典を贈ると、辞退しない限りはお返しが相手から送られてきます。ここで気になるのは、香典返しにお礼の連絡を入れた方が良いのかという点です。「お礼に対してまたお礼をするのはおかしいのではないか」と思う方も、なかにはいるかもしれません。

この項目では、香典返しに対するお礼について詳しく解説します。お礼は必須なのか、また、お礼を伝える場合どのような点に気を付けなければならないのかを確認しましょう。

香典返しにお礼は必要?

香典返しに対するお礼ですが、必須という訳ではありません。しなくともマナー違反にはならないので、深く考える必要はないでしょう。また、不祝儀の場では重ねる、繰り返すといったことが不適切とされています。

繰り返す行為は不幸の連続を連想させるからです。この考えから、お礼にお礼を重ねるのは良くないことと思う方も少なくありません。ご遺族にとっては香典返しが「区切り」ともなるので、お礼をした方が良いかと悩んでいる場合控えるのが賢い選択と言えます。

どうしてもお礼を述べたいのであれば、お礼ではなくお返しが届いたことの報告として連絡をとりましょう。方法としては、手紙電話メールが挙げられます。

手紙を送る

報告をする方法として一番丁寧とされるのは手紙です。手紙でなく、はがきを送っても良いでしょう。普段から親しくしているわけではないという方や、目上の方にはこの方法で贈るのが無難です。

書く内容は関係性によって異なると思います。あまりむずかしく考えず、お返しが届いた報告と「その後いかがお過ごしでしょうか」といった近況を伺う内容で構成しましょう。過度に堅い文章でまとめる必要はないかと思います。

普段親しくしているのなら、相手をねぎらう言葉をかけても良いかもしれません。また、手紙を書く際は極力手書きにしましょう。香典のように薄墨を用意するといった配慮も不要です。

電話をする

電話も報告の手段としてよく選ばれます。声で直接伝えられるという点がメリットです。電話で連絡する場合も、ありがとうといったお礼の言葉を述べることはしません

あくまで返礼品が届いたことを報告するのが目的です。「無事に届きました」といった言葉で終わらせておきましょう。その後の内容は、おおむね手紙と同じです。相手の近況を伺ったり、ねぎらったりといった言葉で電話を終わらせます。

ほかの方も同じ目的で電話をかけることがあるので、迷惑にならないよう長々と話し込まないよう注意してください。ご遺族への気遣いが最優先です。

メールを送る

近頃は、香典返しの報告をメールで送ることもあります。しかし、メールを送る相手は選ぶ必要があるでしょう。あくまで略式の連絡方法であること、手紙と違って気持ちが伝わりにくいことを理解した上で利用してください。

親しい方であれば問題ないかと思いますが、あまり付き合いのない方にメールで報告すると不快感を与える可能性があります。目上の方に送るのはもってのほかです。

また、メールを送っても許される相手であったとしても、マナーを意識した内容を構成しましょう。親しき中にも礼儀ありです。フランクになりすぎないようご注意ください。

お礼をするときの注意点

一番注意すべきなのは、お礼の形式で連絡をしないことです。ありがとうの言葉は不適切になるので、使わないよう心がけましょう。しかし、感謝の言葉以外になんと声をかければ良いか分からないと悩む方も少なくありません。

届きましたと告げる程度でも差し支えありませんが、何か言葉を付け加えたいのであれば「恐縮」、「恐れ入ります」といった言葉を使うと良いでしょう。

ご遺族へのねぎらいの言葉も忘れずに述べます。連絡をとる際に大切なのは、ご遺族を気遣う気持ちです。お礼に迷った方は参考にしてみてください。

香典へのお礼の方法とマナー

自分が葬儀を開く立場、喪主となった場合は必ず香典を受け取ることになります。この項目では、香典に対するお礼について詳細をまとめました。香典返しにも決まりごとや、注意すべき点が多々あります。

香典を送ってくださった方々への感謝の意を伝えられるよう、マナーを確認しながらお返しの準備をしていきましょう。

香典には香典返しをするのがマナー

冒頭でも述べたとおり、香典を受け取った側は必ずお返しをしなければなりません。お礼を述べるとともに、返礼品と呼ばれる品を送ることになります。お返しの相場は、香典でいただいた1/3、あるいは半分程度です。

後々残らない、生ものを除いた食べ物(海苔やお菓子など)か日用品を送るのが無難とされています。高額な香典をいただくと、商品券カタログギフトを贈ることもあるようです。

ただし、例外はあります。香典返しを送らないケースも少なくありません。香典をくださる方のなかには、お返しを辞退する方もいらっしゃいます。香典返しを受け取ることを規則として禁じている企業も多いようです。

この場合は、香典返しを送ることはしません。返礼品は送らず、お礼状や電話だけで感謝の意を伝えると良いでしょう。

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手紙を添える

基本、香典返しには手紙(お礼状)を添えるのがマナーです。当日に香典返しを渡す場合も、感謝の意として手紙は必ず添えましょう

現在、お返しは郵送することが一般的ではありますが、本来は忌明けに直接渡すのが礼儀です。そのため、手紙には書面のみでの挨拶になることをお詫びする文を入れます。宗教や宗派で不適切とされるワードもあるので、調べながら手紙を書くと良いでしょう。

お礼をする際に気をつけたいポイントは、あとの項目にまとめておりますのでそちらをご参照ください。

メールでお礼はしていいの?

現在はスマートフォンの普及率が伸びてきており、年配者も所持していることが多いです。このこともあり、香典返しのお礼を「メールでしても良いのでは」と考える方も少なくはないでしょう。しかし、メールでのお礼はあまりおすすめできません。

マナー違反と見られることが多いため、できるだけ避けるのが賢明です。しかし、近しい間柄ならメールでも問題はないでしょう。会社の方から連名でいただいた場合など、複数人にお礼を伝えるときにも便利な手法ではあります。

ただし、親しい間柄であったとしても、メールでお礼を終わらせることはしません。後日、改めて正式なお礼状を渡さなければならないことを念頭に置いておきましょう。メールでのお礼は、あくまで取り急ぎのものと思っておきましょう。

お礼をするときの注意点

手紙、メールでお礼をするときの注意点はおおむね一致します。まず、気をつけなければならないのは使用する言葉です。忌み言葉と呼ばれるワードがいくつか存在しますが、日常でもよく使う言葉が多いため注意が必要です。

例えば「重ね重ね」といった同じワードを繰り返すことは避けます。不幸の連続が連想されるので不適切と言われています。また、お礼状の基本として、句読点を使用しないというのも有名な話です。

故人との縁が途切れることを連想させることから生まれた風習ですが、メールの場合はさほど気にする必要はありません。手紙を書くときには注意しましょう。

また、書面での挨拶を詫びることは必須ですが、メールなら略式でのお礼になることも詫びる必要があります。件名を必ず記載することや、分かりやすくまとめることも大切なポイントです。加えて、後日改めてお礼を申し上げますということも伝えておきましょう。

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法事や法要の時は?

香典をいただく以外でも、法要や法事に来てくださった方に手紙を送る必要があります。四十九日や一周忌など、法要ごとに適切なお礼をしなければなりません。

書く内容は主に、手伝ってくださったり、お供物を持ってきてくれたりすることに対する感謝の意です。注意すべき点は、おおむね香典返しのときと変わりはありません。可能な限り手紙で、忌み語や句読点を避けながら文章を構成していきます。

このときの手紙は、香典と同様に法要を無事に終えたことの報告も兼ねるものです。失礼のないよう、ポイントをおさえて作成しましょう。手書きが好ましいと言われていますが、法要に来て下さる方が多いので印刷業者に頼む方も多いようです。

お礼状の注意点

お礼状として手紙を作成する場合、まず注意したいのは内容です。法要に来てくださったことや、香典といったお供物をくださったことに対するお礼は必ず入れましょう。

また、季節の挨拶を入れないことや文法が正しいものになっているかもチェックしたいポイントです。弔事で送るお礼状では、一般的に季節の挨拶は入れません。入れても問題視はされませんが、入れないのが無難な選択と言えます。

文頭と文末に「拝啓」と「敬具」を使用する方も非常に多いですが、使い方を誤る方も少なくないので注意が必要です。拝啓と敬具は、必ずセットで使う必要があります。使わずとも良い言葉ですが、使用するのであれば気をつけましょう。

まとめ

香典やお返しには決まりごとが多く、混乱してしまう方も多いかと思います。しかし、故人を思う気持ちやご遺族を労わる気持ちを届けるためには、礼儀をわきまえてお渡しする必要があるでしょう。

お返しをする側も、感謝の意が伝わるよう努める必要があります。状況に合わせて適したお礼ができるよう、この記事の内容を参考にしていただければ幸いです。そのほか、香典のマナーについて気になることがあれば「小さなお葬式」へご相談ください。

葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

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最後に

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