葬式の花の種類とは?それぞれの役割とアレンジについても紹介
葬儀の準備

作成日:2021年08月24日  更新日:2021年08月24日

葬式の花の種類とは?それぞれの役割とアレンジについても紹介

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故人を弔うために、葬式では花を飾ることが欠かせません。また、最近は花をいっぱいにした葬儀スタイルが流行しています。とはいえ、葬式は事前準備が難しく、いざそのときを迎えたときに、どのような花が必要なのか、種類の見分け方が分からない、と悩む人も少なくはありません。

葬式で会場を飾る花は主に4種類あり、それぞれに役割があります。この記事では、葬式に用いる花の種類やアレンジについて紹介します。故人への思いを伝える花を選ぶ際に、参考となる内容です。

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【もくじ】
葬式に用いる花の種類
祭壇脇に飾られる供花を用意する
祭壇を花で彩る花祭壇とは
枕花の役割とは
種類ごとのアレンジや費用について
まとめ

葬式に用いる花の種類

葬式では、さまざまなシーンで花を取り入れます。代表的な花は4種類ですが、どれも供養をするためのお供えとしての役割です。しかし、贈り主や飾り方などで違いがあります。違いを把握しておくことで、スムーズに花を用意できるでしょう。まずは、それぞれの種類について紹介します。

供花(きょうか)

供花とは名称が示す通り、故人にお供えする花であり、葬式の祭壇の脇や場内に設置するものです。果物の盛かごなど他のお供え物と供えます。ただし、地域や宗派によっては、花ではなく樒(しきみ・しきび)を同じ役割として飾るケースもあるので注意しましょう。

供花は脚の付いたスタンド式がポピュラーです。同一人物、同一団体から2基セットで贈る場合と1基のみ贈る場合があります。

花祭壇

会場の正面に設けられる壇のことを、祭壇といいます。少し前までは、白木で組まれた祭壇が通例でした。しかし、最近は生花で彩られた花祭壇を用いるケースが増えています。

花祭壇は、故人や遺族の思いを取り入れた自由なスタイルを実現可能です。花祭壇の手配は喪主が段取りするのが一般的です。

花輪(花環・はなわ)

円の形状をした飾りを花輪といいます。配色は異なりますが、開店祝いでもよく用いられるので見覚えのある方も多いでしょう。葬式に用いる花輪は、円の中央に「弔」という文字を入れたパターンもあります。

花輪は、会場の外や入り口付近に設置するのが通例です。近しい親族が贈るのが一般的ですが、会社や団体が贈るケースもあります。

献花

葬式の場で弔いの心を込めて、故人に花を供える行為を献花といいます。主に、キリスト教や無宗教での葬式で用いられる方式です。役割は、仏式における焼香と同じです。献花は、式場に用意された花を使うのが通例で、参列する側が持ち込むことは基本的にありません。

祭壇脇に飾られる供花を用意する

供花は、遺族が香典を辞退した時にも有効な方法です。また、式場や祭壇を華やかに彩ることから、悲しみの中にいる遺族の心を慰める役割も期待できます。

供花については、マナーや飾り方に注意しておく必要があります。スムーズな依頼方法も含めて把握しておくと、いざという時に安心です。

供花はどこに注文する?

供花を依頼する際は、基本的には以下の4種類の方法があります。

・葬儀社へ依頼
・生花店へ依頼
・ネットで依頼
・遺族へ依頼

供花は、同じ物を並べることが大半で、調和を保つためにも、葬儀社に頼むのが無難です。ただし、地域や宗派ごとの決まりがあり、遺族の意向で供花を辞退するケースもあります。事前に把握した上で手配することが大切です。

生花店やネットでの依頼方法でも、会場の調和に配慮すれば、基本的には問題ありません。しかし、提携業者以外の持ち込みを禁止している場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

供花の札名はどうする?

供花には札をつけます。贈り主の氏名や会社名、団体名を記すのが通例です。ビジネス上で付き合いのある方が亡くなり、会社で供花を贈る際は、「会社名・部署名・代表者氏名」などと明記するようにしましょう。

会社として以外でも複数人で贈るケースは少なくありません。連名で名前を記すのもひとつの手段ですが、大勢だと名前の表記がわかりにくくなります。まとまった人数の場合は「友人一同」「〇〇 有志一同」といった表記にするとよいでしょう。遺族に分かりやすくするために、どういった関係性かを明確にすることが大切です。

遺族が供花を出す場合

供花は、親戚や友人だけではなく、遺族側から出すケースもあります。地域や習慣によっても違いはありますが、他の供花より立派なものにするのが一般的です。喪主や遺族から贈る際には個人名の他、「喪主」「施主」「親族一同」と札に明記します。

供花の飾り方

供花は、札名をそれぞれにつけた上で、会場の壁際や祭壇脇に飾るのが一般的です。並び順は、喪主や遺族が決めます。故人と親睦が深かった方、または目上に当たる方から順に並べるのが通例です。順は右中央から左右交互に配します。2段以上になる場合は上段からです。

地域によっては親族の供花が最後尾に回るケースもあります。葬儀社のスタッフと相談しながら決めましょう。

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祭壇を花で彩る花祭壇とは

従来の白木の祭壇は、宗派によって種類やスタイルが異なります。一方で、どの宗派でも幅広く利用でき、かつ葬式が多様化している昨今の状況に適したのが花祭壇です。

花祭壇が人気を博す理由は、時代背景以外にも数多くあります。また、プランも多種多様です。需要が上昇傾向にある花祭壇の人気の秘密やプランを見てみましょう。

花祭壇が人気なのはなぜ?

花祭壇は、白木の祭壇と異なり、故人や遺族のためだけに作られたオリジナルのものです。棺や遺影の周辺をお花でいっぱいにすることで、故人を弔う気持ちだけではなく、穏やかで優しい雰囲気を演出することが可能です。

故人が好きだった花や、故人をイメージした花を取り入れてアレンジできる点も魅力でしょう。故人らしさ表現することで、故人への思いが伝わる葬式を営むことができます。

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花祭壇のその後の花の利用

花祭壇に使われた花はお棺に花を入れて故人を送り出す「花入れ」の儀式に活用されることもあります。活用する花を葬儀スタッフが選って手渡してくれるので、花選びの心配はありません。

葬式に飾る花以外にお棺を花でいっぱいにする人気のプランも

花で会場を彩る以外のプランを設けているケースもあります。例えば、棺の中を花でいっぱいに埋めるプランは、故人の周りを華やかにして見送りができる、非常に人気のプランです。葬儀や告別式をしない代わりに、生前お花が好きだった方に対して華やかなお見送りをしたいと考える方におすすめといえます。

参考:『華やかなお葬式プラン』

枕花の役割とは

葬式における4種類の花に加えて、枕花も忘れてはなりません。枕花は、故人の枕元に飾る花のことを指します。故人の魂を鎮めるとともに、遺族の悲しみを癒すという意味があります。自宅や安置施設等の遺体を安置する場所に、臨終の段階から通夜にかけて飾るのが通例です。

場合によっては枕花を葬式会場に持参して、会場脇に飾ることもあります。枕花はかごに入れたアレンジメントタイプが大半です。持参する場合、花に添えてあるメッセージカードが正面に見えるようにしておきましょう。

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種類ごとのアレンジや費用について

葬式の花の種類ごとに、適したアレンジ方法やアレンジに則した費用があります。
また、アレンジに使用される花にも選べる花とそうでない花があることに注意が必要です。葬儀社や生花店に頼むにしても、自身がマナーを把握しておくとよいでしょう。

供花のアレンジや費用

供花では、百合や菊などの白を基調とした生花が一般的です。仏式では、足付きのバスケットに入ったオアシスに花を刺すアレンジメントをしたフラワースタンドタイプが主流です。

最近は、スタンドタイプでも洋風な花や季節の花を選ぶケースも増えており、会場を華やかに彩ることも多くなりました。その場合には、タブーとされるとげのある花や香りが強すぎる花は、選ばないように気をつけましょう。また、神道の場合は白が好まれる傾向にあります。そのため、あまり派手な色の花は選ばず、控えめにすることが大切です。

費用の目安は一基につき7,500円~2万円程度です。故人との関係や予算、地域のしきたりによって一対にする場合もあるため、事前に確認しておきましょう。また、喪主や遺族からの供花は、一般の供花よりも大きいため費用も高めになります。一対で2万円~6万円程度が目安と考えておくとよいでしょう。

花祭壇に使う花や費用

以前の花祭壇は、白い菊の花を多く使うのが通例でした。菊は日本を象徴する花であり、日持ちもするので、仏事で多く利用されます。

しかし、昨今は、白い花を基調としながらも、故人が好きだった花や季節の花を選ぶのが一般的です。中でもトルコキキョウやカーネーション、グラジオラスといった花も多用されている傾向にあります。

費用に関しては、花の種類や量によって異なります。そのため、費用の目安にも幅があり30万円~100万円といったところでしょう。花祭壇の費用の中には、花代だけではなく人件費や棺、手続代行代などのサービス代も内訳として含まれています

花輪に使う花や費用

花輪に使用される花は、造花が一般的です。葬儀社からレンタルするのが通例で、一基の場合が大半でしょう。

花輪の費用は、1万円~2万円程度が目安といわれています。ただし、故人の勤務先と同僚一同それぞれから花輪を贈る場合は、代表の花輪の値段を高めにしておく必要があります。

また、最近はスペースの兼ね合いやプライバシーの問題から花輪を辞退するケースも増えています。会場や葬儀社に確認をした上で贈るように心がけましょう。

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献花に使う花や費用

献花では、白い色の生花を使用するのが通例です。主に、カーネーションや百合を使い、故人を偲びます。無宗教の献花においては、白い菊でも基本的には差し支えありませんが、キリスト教の場合は、仏教をイメージさせるため避ける傾向です。

献花を用意するのは喪主側で、葬儀費用の中に組み込まれます。親族は喪主に「献花費」を渡すのが通例です。基本的には、両親の葬式で10万円程度、祖父母の場合が1万円~3万円程度が目安だといわれています。

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まとめ

葬式において、花はなくてはならない存在です。遺族側はもちろん、参列者としても花を贈るケースは出てくるかもしれません。その際は、葬式に用いられる花の種類を把握して、どのスタイルを選択するかを葬儀社スタッフと相談するのがおすすめです。

花の種類はさまざまありますが、どれも故人を思う気持ちの表れといえるでしょう。できるだけスムーズに花を用意できるように、葬式の際の花について、頭に入れておくと安心です。

小さなお葬式では、花祭壇や棺を花でいっぱいにするプランを設けています。供花に関するマナーにも精通したスタッフが、花の種類についての相談も24時間承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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最後に

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