お墓の特徴や種類とは?建て方や費用の目安を紹介
供養

作成日:2022年09月20日  更新日:2022年09月22日

お墓の特徴や種類とは?建て方や費用の目安を紹介

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お墓は亡くなった人を弔うためのものですが、さまざまな種類があります。お墓を建てることを検討している人の中には、お墓について深く理解しておきたいという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、お墓の特徴や種類について解説します。また、お墓がいらない場合の供養方法についても紹介します。

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【もくじ】
お墓が持つ特徴や役割
お墓の主な種類
墓石の形にも種類がある
お墓を建てるのにかかる金額の目安
お墓を建てるまでの流れは?
お墓がいらない場合の供養方法は?
まとめ

お墓が持つ特徴や役割

お墓とは、どのような特徴を持つものなのでしょうか。また、お墓の役割とは何なのでしょうか。さらに、近年のお墓事情の変化についても解説します。

お墓とは一体?

お墓とは、亡くなった方を葬る場所、弔うために遺骨を収蔵して安置し追悼する場所のことです。日本の感覚からすると、人が亡くなったら墓に入るのはごく当たり前のことです。

しかし、あくまでも習慣に過ぎず、義務でもありません。仏教徒が大多数を占める国においても、お墓よりも散骨のほうが多い習わしのところがあります。

お墓の役割とは?

日本のお墓は精神的な役割を担っています。第1に、故人を偲ぶための拠り所となっています。故人のことを思い出して祈る対象がお墓なのです。

第2に、お墓参りをすることによって、遺族と故人のつながりを見つめ直す機会が持てます。第3に、お墓を拝んだりお墓に語りかけたりすることによって、故人の死を遺族が心の中に位置付けることができるようになります。

お墓事情の変化

高度成長期以降は、お墓を建てるのは当たり前という認識が広まっていました。先祖代々のお墓だけではなく、核家族化が進んだことを背景にして、新しく自分のお墓を建てる習慣も生まれました。

しかし近年では少子高齢化が加速し、価値観も多様化してきたため、お墓事情は変化しつつあります。

お墓の主な種類

実はお墓にはいろいろな種類があります。一通りのお墓の種類を押さえておきましょう。代表的な5種類のお墓の特徴について解説します。

家墓・累代墓

最も日本でポピュラーなお墓が、家墓・累代墓と呼ばれるものです。多くの方が「お墓」と聞いて思い浮かべるものであり、正面に「◯◯家の墓」と書かれており、◯◯家の一族が入ります。

基本的には血縁を重視して代々受け継いでいくものなので、夫の一族のお墓に妻の親族が入ったり、逆に妻の一族のお墓に夫の親族が入ったりすることはありません。

両家墓

例えば一人息子と一人娘が結婚した場合、両家のお墓はどのように管理していけばいいのでしょうか。少子化が進むにつれて、そのような問題が顕在化してきました。

その解決方法として、両家墓があります。夫の実家のお墓と、妻の実家のお墓を1区画にまとめるものです。2つの墓石を並べる場合と、1つの墓石にまとめる場合があります。

個人墓

家系のお墓とは独立させて、1人の遺骨のみを入れるお墓を個人墓と言います。特に、著名人などのお墓は親族以外にもお墓参りに訪れる方も多いので、個人墓に埋葬することによって、記念碑のような役割を果たします。

夫婦墓

夫婦2人だけで入るお墓が夫婦墓です。お墓の継承者がいないために、永代供養にするケースが一般的です。子どもがいたとしても、お墓の維持・管理の負担をかけたくないと考える場合もあります。

また、さまざまな事情により実家のお墓には入れず、新しくお墓を作らなければならないという方もいます。

共同墓

共同墓は、新しい考え方に基づくお墓です。血縁関係にこだわらず、友人、知人、何らかの仲間で1つのお墓に入るのが共同墓です。

ただし、血縁関係がない方のお墓を受け入れてくれない寺院もありますので、事前に確認が必要です。

墓石の形にも種類がある

お墓の形に基づいて分類すると、主に4種類に分類されます。それぞれの特徴は次のとおりです。

・和型墓石 最もポピュラーないわゆる普通のお墓です。しかし実は形は同じではなく、宗派や地域によって意味を持っています。

・五輪塔 和型墓石の一種ですが、5段の石材を重ねた形です。亡くなった方を極楽浄土へ送るという意味が込められています。

・洋型墓石 決まった形や石材の指定はなく、ユニークなデザインのお墓を作ることができます。ただし、伝統的な形ではないため、親族でよく相談してから決めたほうがいいでしょう。

・デザイン墓石 洋型墓石よりもさらに自由でオリジナルのお墓を作ることができます。寺院や霊園にも相談が必要でしょう。

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お墓を建てるのにかかる金額の目安

お墓を建てるのにかかる金額は、主に、永代使用料、墓石代、管理費です。

・永代使用料 墓石を設置しておく占有面積を確保し継承していくためにかかる、土地に対する料金です。地価にも影響されますが、関東地方における目安は、1.20平方メートルあたり60万〜100万円程度です。

・墓石代 石材の質やデザインや大きさによって大きく変動しますが、平均的な目安は120万円程度でしょう。

・管理費 墓地の維持・管理にかかる費用です。施設によって異なりますが、年間管理費の目安は、5,000〜20,000円程度です。

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お墓を建てるまでの流れは?

お墓を建てるには、どのような手順を踏んでいくのでしょうか。霊園や墓地の決定、石材店の決定、墓石のデザインの決定、お墓の工事、納骨という一連の流れについて解説します。

1.霊園や墓地の決定

お墓を建てるためには、まずお墓を建てる場所を確保しなければなりません。そのために霊園や墓地を決める必要があります。

お墓参りに行きやすいか、周辺の環境はどうか、管理は適切になされているか、費用は予算内かなどを考慮して探しましょう。

2.石材店の決定

お墓を建てるには、霊園や墓地に頼むわけではなく、石材店に依頼する必要があります。そのため、依頼する石材店を決めなければなりません。

石材店選びのポイントは、金額だけではなく、対応が良く、自分のイメージするお墓作りに積極的に協力してもらえそうかという点です。

3.墓石のデザインの決定

石材店が決まったら、墓石のデザインを決めます。その際に気をつけなければならないのは、必ず家族や親族とよく話し合うことです。

いくら自分がいいと思ったとしても、他にお墓参りに行く親族からの納得が得られなければ、後々トラブルに発展してしまうかもしれないからです。

4.お墓の工事

お墓を建てる場所と墓石のデザインが決まったら、お墓の工事を行います。基礎工事後、墓石を設置してもらい完成です。

ここまでの一連の流れに数か月かかることを見込んでおいたほうがよいでしょう。

5.納骨

お墓の工事を終えたら、お墓に納骨します。お墓の完成日以後で、親族が集まりやすい日時を設定して、お墓に魂を入れる開眼供養を執り行いましょう。当日は、僧侶に墓前で読経してもらい、お布施を渡します。

お墓がいらない場合の供養方法は?

お墓は必ず建てなければならないというものではなく、お墓がいらないという方もいます。その場合もさまざまな方法で供養することができます。お墓がいらない場合の供養方法について解説します。

手元供養

遺骨を自宅の仏壇などに安置して、自分の手元で供養することもできます。遺骨は骨壷に入れておいてもいいですし、デザインを重視した小ぶりな骨壷に入れたり、アクセサリーにしたりすることもできます。

遺骨の安置場所がすぐには決められない場合に、ひとまず手元供養しておくということでもかまいません。

納骨堂

骨壷に入れた遺骨を納める、納骨スペースを備えた施設が納骨堂です。お墓とは異なるので、寺院が運営している納骨堂を利用する場合であっても、その寺院の檀家になる必要はありません。寺院以外にも、公営の納骨堂や民営の納骨堂があります。

永代供養

遺骨の供養を寺院や霊園に任せるのが、永代供養です。永代供養料を納めることによって、遺骨を預かってもらえます。

ただし、永代とはいえ遺骨を永遠に預かってもらえるわけではなく、定められた33回忌などの期限までというところが一般的で、期限以後は他の遺骨と合祀されます。

樹木葬

樹木が墓石の代わりに故人のシンボルとなるのが、樹木葬です。散骨した後に樹木を植える場合、樹木の周囲に散骨する場合、樹木の近くに遺骨を埋葬する場合など、さまざまな形式があります。

ただし、寺院や霊園でも樹木葬を行っているところと行っていないところがありますので、注意が必要です。

散骨

近年、広まってきた新しい埋葬方法の1つに散骨があります。遺骨を粉状にして海や山に撒く方法です。ただし、どこにでも散骨できるわけではないので注意が必要です。海洋散骨を行う専門業者もあるので、関心のある方は相談してみましょう。

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まとめ

この記事では、お墓や墓石の種類、金額、お墓を建てる流れ、お墓がいらない場合の供養方法などについて解説しました。お墓についてよく理解した上で、納得のいく供養をしましょう。

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