家族が亡くなったら、すぐに遺影を準備する必要があります。その際にどのような写真を選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
この記事では、遺影は若い頃の写真でもよいのかや写真を選ぶポイントについて解説します。あらかじめ遺影についての知識を持っていれば、いざというときに慌てずに済むでしょう。
<この記事の要点>
・遺影写真は直近に撮影されたものが望ましい
・カメラ目線で顔全体が鮮明に写っている写真が遺影に適している
・生前に遺影を撮影することもできる
こんな人におすすめ
遺影にどんな写真を使用すればよいかわからない人
遺影に使う写真を選ぶポイントを知りたい人
生前に遺影写真を作成したい人
遺影にふさわしいのはいつ頃の写真なのでしょうか。基本的には直近の写真が望ましいとされています。ここでは、いつ頃までの写真が適しているのかや、若い頃の写真でもよいのかについて解説します。
故人の印象に合わなくなってしまわないように、遺影としてはできるだけ直近の写真が望ましいため、可能であれば亡くなる1年~5年前までの写真を選びましょう。
葬儀においては遺影を見ながら故人のことを偲ぶため、生前の故人を知る方たちが、故人らしいと感じられる写真がよいでしょう。そのため、できれば亡くなる5年前までの写真がふさわしいと考えられています。
直近の写真がなかったり、写真はあってもやつれていたりする場合には、若い頃の古い写真でも問題ないでしょう。
できるだけ亡くなった年齢に近いほうがよいですが、葬儀では使用すべき写真についてのきまりはありません。
遺影に使う写真について撮影時期にはきまりはありませんが、その他に選ぶポイントとしてはどのようなものがあるのでしょうか。遺影を選ぶにあたっての3つのポイントについて解説します。
遺影には、顔全体が鮮明に写っている写真を選ぶことが重要です。顔が小さくないもの、画質が粗くないものを選びましょう。
また、遺影は元の写真を引き伸ばして作成されることが多いため、ピントが合っている写真を選ぶことも大切です。
可能であれば、故人がカメラ目線で写っている写真を選びましょう。カメラ目線の写真を選ぶことで、遺族や参列者が遺影を見つめたときに、故人と目を合わせることができます。ただし最近では、正面を向いた写真でなくても遺影として使われるようになってきました。
故人らしさが伝わるような自然な表情で写っている写真を選ぶことも重要なポイントです。遺影を見つめたときに参列者それぞれが故人との思い出を胸に呼び起こせるような、故人の人柄が表れている写真が最適です。
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遺影には、こうでなければならないというような表情や構成についてのルールはないため、きまりにとらわれるよりも、遺族が気に入った写真を選ぶことが重要です。
また、写真加工のプロが画像加工ソフトを使い、後から修正を加えられるため、本人らしさが伝われば問題ないと考えてよいでしょう。
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生前に自分で遺影写真を作成しておくという選択肢もあります。本人が作っておくことで遺影が必要になったときに写真を探し回る必要はないでしょう。ここからは、生前に作成する3つの方法を解説します。
プロに依頼をして、写真館や葬儀会社などで遺影写真を撮影する方法があります。ヘアセットやメイクをしてもらい、イメージどおりの写真を撮ってもらえるでしょう。自宅にカメラマンが来て撮影してもらえるプランもあります。
すでに持っているものの中に気に入った写真があり、そのままでは遺影として使いにくいような場合には、写真を写真館に持ち込んで遺影写真用に加工してもらう方法があります。
サイズを変更するだけではなく、背景や服装を差し替えられます。故人以外の方と一緒に写っている写真であっても背景を変更することで遺影写真にできるので、まずは写真館に相談してみましょう。
デジタルカメラやスマートフォンを使って自分で撮影した写真を、パソコンなどにより自分で加工して遺影写真を作成できます。ただし、撮影したデジタルカメラやスマートフォンの機種が古い場合は、画素数が低くて画質が粗くなる可能性があるため注意しましょう。
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この記事では遺影写真の撮影時期や選び方のほか、遺影に関する疑問について解説しました。遺影は直近の写真が望ましいですが、若い頃の写真でも問題はありません。カメラ目線で故人らしさが伝わってくる写真を選ぶことが重要です。
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遺影のサイズは?
全身が映っている写真でも大丈夫?
遺影は1つじゃないといけない?
遺産相続が発生した場合、いかなる場合でも配偶者は相続人になります。ホゥ。