香典を連名で出してもいいのか?家族・会社の場合の書き方や金額マナーを解説
葬儀マナー[参列者]

作成日:2018年07月27日  更新日:2022年09月30日

香典を連名で出してもいいのか?家族・会社の場合の書き方や金額マナーを解説

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通夜や葬儀・告別式には香典を持参します。家族や夫婦として、また会社や学校関係で参列する場合には、香典は連名で包むことがあるでしょう。連名で香典を出すときには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

連名で香典を出すときの正しいマナーを身に付けていれば、安心して葬儀に参列できるでしょう。そこでこの記事では、家族や夫婦、会社や学校関係など、複数人でまとめて香典を包むときに気になる香典袋の表書きや中袋や別紙の書き方、金額、マナーについて解説します。

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【もくじ】
香典を家族や会社の連名にするのはどのような時か?
連名での香典袋の書き方
連名で出す場合の香典の金額
連名で出す場合の香典マナー
まとめ

香典を家族や会社の連名にするのはどのような時か?

香典は、一人ひとりが故人を悼む気持ちを表すために出すものです。では、なぜ、どのような場合に複数人で出すのでしょうか。

香典を香典を複数人でまとめて出してもかまわないのか、家族や夫婦、会社や学校の連名で香典を出すのはどのような場合なのかについて解説します。

香典を連名で出してもかまわないのか

そもそも、香典を複数人でまとめて出すことは、遺族に対して失礼にあたらないかという疑問をお持ちの方がいるかもしれません。それぞれ個別に香典を出したほうがよいのだろうかと迷うケースもあるでしょう。

しかし、香典を連名で出しても失礼にはあたりません。個人で参列する場合は、香典は1人ひとり包むものですが、組織の一員として参列する場合は香典を連名にすることがあります。個人で出すのか、団体でまとめるのかは周りと相談して決めましょう。

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家族や夫婦の連名で香典を出す場合

香典は通常、家族単位で用意します。そのため、香典袋の氏名を書くところには夫の名前のみを記載すればよいとされます。ただし、夫婦そろって通夜や葬儀・告別式に参列する場合や、夫婦ともに故人と関係が深かった場合などは、夫婦両方の名前を連ねて書くことがあります。

夫の代理として妻が通夜や葬儀に参列する場合には、香典袋の中央に夫の名前を書き、その左下に小さく「内」と書くこともあります。

また、親子で香典を出す場合には、子どもに収入がない場合とある場合で扱いが異なります。子どもに収入がない場合には、親の名前で香典を出します。

一方、子どもに収入がある場合には、それぞれ個別に香典を用意します。ただし、親と同居しており、葬儀にも親と共に参列している場合などでは、連名にしてもかまいません。

会社や学校など団体の連名で香典を出す場合

会社や学校関係の人のお葬式に参列する場合、組織でまとめて香典を出すケースも多くあります。また、友人同士などが複数人で包むこともあります。

会社として香典を出す場合は、会社の社長名で香典袋を用意します。中央に社長の氏名を書き、右側に会社名を添えましょう。会社名だけで香典を出すことはありませんので注意しましょう。

また、会社などの連名で香典を出す時には、葬儀に参列するのは代表者1名とするのが一般的です。複数人で参列する場合には、香典はそれぞれ用意しましょう。

連名での香典袋の書き方

複数人で香典をまとめる場合は、1枚の香典袋にまとめてお金を入れます。水引の下部分に書く名前は人数によって異なるので、確認して記載しましょう。

家族や夫婦の連名での香典袋の表書き

夫婦の連名の香典の場合は、表書きは代表者の氏名を書きます。一般的には、夫の氏名を書き、その左側に妻の名前のみを書きます。親子の連名の場合は、表書きに記載する名前は3名までにするのがマナーです。

本来であれば、収入のない子ども、まだ小さい子どもの名前は書かなくていいのですが、どうしても家族全員の名前を書きたい場合には、「小学2年生太郎」のように書き添えておきましょう。喪主が、子どもに対しては香典返しを用意しなくてもいいことを伝える配慮です。

旧姓を記載しなければ、相手に自分が誰だか伝わらないと思われる場合には、中袋に旧姓を書き添えます。また、子どもの友達関係の不幸があった場合などで、親の名前のみの記載では、遺族に伝わらないと思われるケースでは、中袋に子どもの名前と学年を書き添えておきましょう。

会社や学校など団体の連名での香典袋の表書き

連名で香典を出す場合、3名までであれば全員の名前を書きます。職場関係などの場合はさらに右側に会社名などを添えます。記載する名前の並べ方は、右側から順に目上の人→目下の人となるようにします。

連名にする人たちの関係性に特に上下がない場合には、五十音順にするとよいでしょう。中袋には、香典を出した人全員の住所、氏名、金額を記載します。

香典を複数人でまとめたり、組織で出したりする場合でも、香典袋の表に記載する名前は3名までというのがマナーです。4名以上の場合は、表書きには「団体名+一同」とするか、「団体名+代表者名+他一同(他〇名)」と書きます。

会社や学校など団体の連名で香典を出す場合には、全員の住所、氏名、入れた金額を記載した別紙を用意して、お金とともに中袋に入れるのがマナーです。別紙に記載する名前の順も、目上の人から並べるようにしましょう。

別紙には特に決まった様式はありませんが、白い無地の便せんなどがよいでしょう。記入した別紙は、お金と共に中袋に包みます。

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連名で出す場合の香典の金額

連名で香典を出すときにどうすればよいのか悩むのが金額ではないでしょうか。香典袋に名前を連ねる人たちは、全員、同じ金額を出します。

香典の金額の決め方、香典を集める時に気をつけることについて解説します。

金額の決め方

香典の金額に特にきまりはありませんが、会社など組織でまとめて包む場合は、主に2つの選択肢から決めることになります。「合計金額を決めて人数で割る」か、「1人ずつの金額を決めて合わせる」かです。

合計金額から決める場合は、故人との関係性や組織の規模感にもよりますが、5,000円や1万円といった金額にされることが多いです。1人ずつの金額から決める場合は、1人あたり1,000円~2,000円程度というのが相場のようです。

この場合は、複数枚の千円札ばかりが集まることになってしまいますが、数多くの千円札を入れるのは避け、両替して大きなお札にしたほうがよいでしょう。

香典を集める時に気をつけること

1人ずつの金額を合わせて包む場合は特に、合計した金額の数字に気を付けなければなりません。弔事では「4」や「9」は縁起の悪い数字として避けるのがマナーだからです。取りまとめる人は、香典の合計金額が4,000円や9,000円、4万円などにならないよう配慮しましょう。

ただし、集めたお金が、1万円などのきりのいい数字にならず、端数が出てしまうこともあります。これはマナー違反にはなりません。ただし、合計金額が偶数になるのは、「重なる」ことに通じるので、避けたほうがいいとされています。「4」や「9」は避けながら、1、3、5、7などで揃えるようにしましょう。

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連名で出す場合の香典マナー

連名で香典を出すときには、受け取った遺族が確認やお返しに手間をかけたり気を遣ったりしなくてよいように配慮するのが大人のマナーといえます。

香典返しへの配慮

通常、香典を受け取ったら遺族は香典返しをするものになっています。会社など連名の香典の場合はお返しをしないケースもあるのですが、中には「それぞれにお返しを」と考える人もいます。人数が多いと、1人ひとりにお返しを用意して送るのは大変な労力になってしまいます。

また、それだけではなく、一家の大黒柱を失った遺族などのケースでは、香典返しが経済的負担となってしまうことも考えられます。もしも、遺族の事情を知っているような場合は、相手を思いやり、負担をかけない気遣いが必要です。

そもそも、香典は故人を悼み、遺族をねぎらう気持ちを形として表すものです。様々な観点から、遺族の負担を軽減させることができるように、心遣いをしましょう。

こうした遺族の負担を考えて、連名で香典を出す場合には香典返しを辞退する配慮を示すのもひとつです。香典返しを辞退する場合は、中袋か別紙に「香典返し等のお気遣いはご無用に願います」等と書き添えておきましょう。

供花や供物を送る場合

お葬式では親族や会社などから供花を出すこともあります。また、最近は家族葬が増えていて香典を辞退される遺族も多いため、香典の代わりに供物を送るケースもしばしば見受けられます。供物には、「御供」と記入したのしを付け、送る人の氏名を記入します。

そうした場合も、香典袋と同様に、3名以下での連名なら全員の名前を記し、それ以上の人数からであれば「団体名+一同」などと表記するのがよいでしょう。

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まとめ

この記事では、家族・夫婦、会社や学校関係など、連名で香典を出すときの正しいマナーを解説しました。香典は、あくまでも故人を悼むと共に、家族を亡くして悲しんでいる遺族を思いやって渡すものです。遺族に負担をかけないように、また失礼にあたらないように、マナーを守って香典を包みましょう。

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