創価学会(友人葬)の葬儀屋の選び方|4つのポイントで分かる適性業者と依頼のタイミング

創価学会(友人葬)の葬儀屋の選び方|4つのポイントで分かる適性業者と依頼のタイミング

創価学会の会員が亡くなった場合は、友人葬と呼ばれる独自の葬儀が行われます。一般的な葬儀と異なるため、葬儀屋選びで悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。

葬儀屋は人が亡くなったタイミングで急に選択しないといけないものであり、期日も決まっているので気持ちが焦るときもあるでしょう。しかし事前に選ぶポイントを知っておけば、焦って決めて後悔することはありません。そこでこの記事では、友人葬の葬儀屋の選び方についてご紹介します。

こんな人におすすめ

創価学会の葬儀について知りたい方

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創価学会(友人葬)の葬儀屋は選び方が重要

創価学会を信仰する方が亡くなったときは「友人葬」という親族と友人が参列する独自の方法で葬儀が行われます。業者によっては友人葬の実績があまりない、もしくは対応していないかもしれません。そうした業者を選んで後悔しないようにしっかり見極めましょう。

葬儀の内容はプランによって大きく異なります。費用や担当者の応対についてチェックしてから選ぶことが重要です。目的に応じて葬儀のプランを選ぶ必要があるので、担当者ときちんと話し合えるかどうかの相性は重要といえるでしょう。この記事ではおすすめの選び方についてご紹介します。

創価学会(友人葬)の葬儀屋の選び方|4つのポイントを解説

友人葬は独自の方法なので、難しく考えてしまう方もいるのではないでしょうか。しかし、一般的に行われる家族葬などとそこまでの差はありません。事前にポイントをおさえておけばスムーズに決められるでしょう。あまり難しく考えずに、今回ご紹介するポイントに沿って選ぶことをおすすめします。

ポイント(1)費用・価格帯

葬儀はどれぐらいの規模で葬儀を執り行うかによって、費用が大きく変わります。費用を事前に決めておくことが重要ですが、初めて葬儀のプランを決める方にとっては難しい場合もあるでしょう。その場合は、葬儀屋の担当者に相談をしながら費用を決めます。

相談をする際に重要になるのが、料金表など料金プランがわかりやすく作られており、見積書を正確に対応してくれるかどうかです。プランごとにどのようなものがついてくるのかわからない業者は利用を避けましょう。

ポイント(2)葬儀屋としての実績

葬儀屋の実績や勤務している担当者の経験も、選ぶ際の指針とできるポイントです。地域で長年営業しているということは土地柄もわかっており、場合によっては以前に別の親族で対応してもらったことがあるなど前もって理解がある場合もあるでしょう。土地ごとに決まりに違いがある場合もあるので、きちんと対応できるかどうかは重要です。

初めて喪主を務める方にとっては、わからないことも多くあり迷うときもあるでしょう。葬儀屋としての実績が多いほうが、さまざまな提案を受けられるためおすすめです。

ポイント(3)担当者の応対

担当者の経験だけではなく、対応についてもしっかりチェックしましょう。質問に対してわかりやすく丁寧にこたえてくれるか、要望を伝えたときにきちんと行動してくれるかなどが重要です。

費用を抑えたいという場合でも、担当者ときちんと相談をすることで要望どおりの葬儀ができるでしょう。依頼者のさまざまな事情を考慮し、真摯に対応をしてくれる葬儀屋を選ぶことが大切です。

ポイント(4)支払方法・支払期日

友人葬は親族と友人のみで行うので一般葬と比べると参列者が少ない場合が多く、費用を抑えられるでしょう。創価学会の葬儀では香典は不要としている場合が多いため、香典を葬儀費用に充てられません。

費用を決めるときは、どのタイミングで支払いをすればよいのかについてしっかりと確認しておく必要があります。またカード支払いが可能かなど、支払い方法についても確認しておきましょう。

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創価学会の葬儀(友人葬)を依頼するときに確認したいこと

創価学会の葬儀には、独自の形式があります。そのため、葬儀屋が友人葬に対して理解があるかについても重要です。ここからは、葬儀屋に依頼するときに確認しておいたほうがよいポイントについてご紹介します。依頼をする前に、独特な面についてしっかりとチェックしておきましょう。

儀典長とのコミュニケーション

友人葬は一般的な葬儀と違い、僧侶を呼ばずに行われます。進行を行うのは、僧侶ではなく儀典長という友人の代表です。儀典長は亡くなった方の友人の代表がすることが多く、主に故人や遺族が住んでいる地域にある創価学会の支部長に友人代表として儀典長を依頼することが一般的です。

葬儀屋が儀典長としっかりコミュニケーションをとってもらえるかどうかは重要です。知見がないスタッフだと、儀典長とのコミュニケーションをおろそかにされてしまう場合があるでしょう。滞りなく進めるには、儀典長と葬儀屋のコミュニケーションをとることが大切です。

祭壇、供花など独自性への理解

友人葬は祭壇についても独自のスタイルがあります。創価学会の葬儀では基本的にシキミ祭壇と呼ばれる、シキミという植物の枝や葉を使った祭壇を用意する必要があるという点も独自性のある形式のひとつです。

最近は生花祭壇と呼ばれる、故人が生前好きだった花など希望の生花を利用した祭壇を使う機会も増えてきました。しかし、御本尊にはシキミを使う必要があります。このように細かいルールなどもあるので、葬儀屋には創価学会の祭壇や供花など独自性の高いルールに対して理解があるのかという点も重要です。

納骨までの相談ができるか

友人葬の場合は納骨する墓地についてもいくつか制約があります。そのため、事前に確認してから納骨場所を決めましょう。創価学会は独自に納骨堂を所有しており、長期的な管理を依頼できる「長期収蔵型納骨堂」と、永久的に遺骨を保管してもらう「常楽納骨堂」の2つがあります。

しかし、独自で墓を用意してはいけないわけではありません。葬儀屋によっては墓地や納骨堂について紹介してくれる業者もあります。あてがない場合などは墓地や納骨堂を紹介してくれる葬儀屋を選ぶとよいでしょう。

葬儀屋に依頼するのはいつがよい?ベストなタイミング

葬儀屋の選び方をしっかり理解していても、依頼するタイミングを事前に把握しておかないと焦ることにもなるでしょう。後悔のない葬儀にするためにも、依頼するベストタイミングをしっかり理解することが大切です。葬儀屋に依頼するタイミングがわかれば、スムーズに準備ができるでしょう。

葬儀屋を選ぶのは遺体を安置後に行う

葬儀屋を選ぶタイミングは、故人が自宅で亡くなった場合も病院で亡くなった場合も同じです。一般的には遺体を安置した後に選びます。

病院で亡くなった場合は病院の霊安室に運ばれますが、短時間の預かりになることが多いため、病院指定の業者を利用して自宅まで遺体を搬送してもらいます。搬送してもらったからといって、その業者に葬儀を依頼する必要はありません。別の葬儀屋を検討している場合でも、見積もりだけもらって保留しておくことも可能です。

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家族と相談して生前に葬儀屋を選んでおくのもアリ

近年は終活という言葉が世間に浸透してきているように、生前に死後のことを決めておく方が増えています。葬儀屋についても故人の遺志を反映させるために、生前に選んでおくこともおすすめです。

生前に話し合って決めておけば、亡くなった後に決める必要がありません。また故人の意見を取り入れて決めているので、後悔ない葬儀にできるでしょう。死後のことについて、家族で話し合っておくことは重要です。

創価学会(友人葬)の葬儀屋の費用相場

創価学会の友人葬は、親族と友人のみで行うため一般葬と比べると安価になる傾向にあります。規模などにもよりますが、相場は15万円~20万円です。

安価になる傾向にありますが、創価学会では基本的に会員が亡くなると地域の全会員にお知らせをする点が特徴です。そのため面識はなくても学会の繋がりで参列される方もおり、想定よりも参列者が多くなる場合も考えられます。

会場を選ぶ際は、参列者が多い場合にも対応できるようなキャパシティーを考えておきましょう。家族や親しくしていた友人のみで葬儀を行いたいときは、その旨を会員に事前に伝える配慮が大切です。

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友人葬の式次第

友人葬の葬儀は以下の流れで進行します。

1.開式の辞:葬儀開始のご案内があります

2.読経・唱題:導師(儀典長)を中心にして読経・唱題をします

3.焼香:一般的に導師・副導師→親族→参列者の順番に焼香を行います

4.御祈念文・題目三唱:導師が追善供養の祈念をし、全員で題目を三唱します

5.弔慰文・弔電紹介:弔慰文や弔電紹介をします

6.導師挨拶:導師の挨拶があります

7.謝辞:親族代表または喪主からの謝辞

8.題目三唱:再度全員で題目を三唱します

9.閉式の辞:葬儀終了のご案内

10.お別れと出棺:故人と最後のお別れ

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まとめ

創価学会の会員がなくなった場合に行われる友人葬は、独自のルールがあるので葬儀屋選びにも慎重になる必要があります。友人葬に理解がある葬儀屋を選ぶことで、納得のいく葬儀ができるでしょう。

また、費用、実績、担当者の対応、支払方法などもしっかりチェックしておくことがポイントです。小さなお葬式は専門のスタッフがそろっており、費用などの相談にもしっかり対応します。葬儀屋選びで迷った際は、ぜひ一度ご相談ください。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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よくある質問

よくある質問
  • 友人葬にはなぜ僧侶がいない?

  • 友人葬の年忌法要はどのようにすればよい?

  • 友人葬には香典が必要ないって本当?

  • 葬儀屋との打ち合わせではどんな話をすればよい?

  • 葬儀後に受け取れる補助金などはある?

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