花代の相場やマナーは?葬儀費用として相続税の控除対象になるのかを解説!
参列マナー

作成日:2021年01月14日  更新日:2021年01月14日

花代の相場やマナーは?葬儀費用として相続税の控除対象になるのかを解説!

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「お花代の意味を知りたい」「包み方が分からない」「お花代は相続税の控除対象なのか知りたい」とお考えではありませんか。

お花代には、2つの意味があり、包み方や書き方にはルールがあります。また、相続税の控除対象にできますが、喪主負担の場合のみなどルールがあるので、注意が必要です。

この記事では、お花代の種類や相場、包み方などを解説しています。また、お花代を相続税の控除対象にするための注意点も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

【もくじ】
お花代の持つ2つの意味と相場
お花代の包み方・書き方について紹介
お花代の渡し方を場合別に解説
【喪主向け】お花代を頂いたときの対応
お花代は相続控除できる
「喪主が必ず読む本」無料プレゼント中
まとめ

お花代の持つ2つの意味と相場

お花代には、供花代と香典代わりの2種類の意味があります。種類と相場を紹介しますので、ご確認ください。種類を間違えると、相場を勘違いしてしまうことや遺族とのすれ違いを起こしてしまうかもしれません。

相場から大きく離れたお花代を包むことは、遺族への負担になる場合があります。事前にしっかり確認して、意味や相場を理解してから葬儀に参列しましょう。

1. 供花代【2万円】

供花とは、お通夜や葬儀の際に祭壇の周りに飾る花のことです。供花にかかる費用のことをお花代と呼ぶ場合があります。

そのため、供花代という意味でのお花代の相場は、供花の相場を参考にします。供花の相場は1万5,000円∼2万円です。

この供花代には、香典の意味は含まないので、香典は別の封筒を用意して包む必要があります。

キリスト教では「御花代」と漢字で表記するので、間違えないようにしましょう。

2. 香典代わり【1万円】

通夜や葬儀の終了後、遺族の自宅に弔問する際のお花代は、香典代わりという意味で渡すのが一般的です。そのため、お花代以外にお金を包む必要はありません。

香典代わりという意味でのお花代を渡す場合は、香典の相場を参考にしましょう。香典は故人との関係性で金額が変わります。両親の場合は10万円、祖父母は1万円~3万円、友人・知人は1万円程度です。

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お花代の包み方・書き方について紹介

お花代の包み方や表書きの書き方にはルールが存在します。ルールを守れていないお花代は、遺族に不快な思いをさせてしまうかもしれません。

お花代を渡し、遺族からの心象を悪くするのは避けたいものです。お花代に包み方や書き方のルールを丁寧に解説しますので、しっかり確認しましょう。訃報は突然来ますが、慌てずにルールを確認しながら、準備することが大切です。

1. 不祝儀袋を使用

基本的に、香典を包む際に使用される不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)を使用します。万が一用意できない場合は、白い封筒でも問題ありませんが、柄や線のない無地の封筒を選びましょう。

水引を使用する際は、包む金額に合わせて選ぶのが一般的です。1万円程度は水引がプリントされているものを、3万円程度の場合は黒と白の水引それ以上の金額は双銀の水引を使用します。蓮の花がプリントされている不祝儀袋は仏教だけで使用できます。

喪主に非常に近い親族の場合は、現金で手渡す場合もあります。

2. 表書きに「お花代」と記載

不祝儀袋または白い封筒の中央に「お花代」と記します。薄墨を使用して書くのが正式なルールですが、筆ペンなどを使用することも多いです。ボールペンなどを使用するのは避けましょう。

名前は水引の下で、封筒の下部中央に書きます。書き方は個人か複数人かによって異なりますが、個人の場合はフルネームで記載します。複数人の場合は「〇〇会社一同」などと表記するか、地位の高い順に名前を書きましょう。

3. お札は旧札を揃えて入れる

葬儀や法要で新札を使用するのは、事前に故人の死を予想し、準備していたと感じられるのでマナー違反となります。旧札を使用しましょう。旧札が用意できない場合は、新札に折り目をつけると、失礼なく渡せます。

人物が描かれた表側を封筒の下側になるよう向きを揃えて、不祝儀袋の中袋に入れます。上包みは、下部・上部の順に中袋へ被せましょう

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お花代の渡し方を場合別に解説

お花代の渡し方は、渡す人や葬儀に参列できるのかによって異なります。

1. 遺族側が供花を手配するケースもある

葬儀によっては、遺族が供花をまとめて手配するケースがあります。その場合はお花代を渡す必要はありません。後ほど詳しく解説しますが、喪主が供花を手配すると、相続税を節税できます。

遺族が供花を手配する場合は、利用している葬儀社にお願いして、追加プランで供花を手配する流れが一般的です。花屋へ連絡などの手間がなくなり、遺族への負担が軽くなるからです。

2. 親族の場合

故人や遺族との関係が非常に親密である場合は、現金を手渡ししても問題ありません。そこまで親密でない場合は、通常の不祝儀袋に包んで渡すという方法が適切で、問題が起こりにくいです。

3. 参列者の場合

参列者は、葬儀当日に受付の人に渡しましょう。あとから遺族が確認できるように、改めて名前が記されているか確認します。遺族に直接渡したいと考える場合は、遺族が比較的忙しくない通夜や告別式の前後にタイミングを見計らいましょう。

4. 後日郵送する場合

葬儀に参列できなかったが、お花代を送りたい場合は、なるべく早い段階で不祝儀袋を現金書留封筒に入れて郵送します。その際は、お金だけでなくお手紙も同封しましょう。

お花代に添えるお手紙の例文

故人の逝去に驚きを隠せません。心からお悔やみ王仕上げます。

故人とは大学時代からの友人で、お互いを支えあってきました。就職後も、年に数回食事に行き、近況報告を死会ってきました。冬にお会いしたときは、故人は元気で、まだ信じられない気持ちでいっぱいです。

故人はいつでもおおらかで、何度も救われてきました。皆様の悲しみをお察し致します。どうかお身体をご自愛ください。

本来であれば、葬儀に参列したいのですが、都合で叶わず、非常に残念に思っています。
気持ちばかりですが、お花代をお送りいたしました。
どうぞ安らかな旅立ちでありますよう、心からお祈りいたします。

【喪主向け】お花代を頂いたときの対応

お花代を受け取った場合、喪主はお礼の気持ちを伝えます。しかし、受け取ったお花代によって、お礼の仕方は異なるので注意が必要です。お礼の仕方を間違えると、お花代を渡してくれた方に失礼に当たります。しっかり確認して、きちんと感謝を伝えましょう。

お花代を受け取ったときの対応を紹介します。お礼のお手紙の例文も合わせて紹介しますので参考にしてください。

1. 内容によってお返しは異なる

基本的に、お花代を受け取った場合は、受け取った額の5割程度の返礼品を送ります。香典を別にいただいた場合は、お花代と香典を合わせた額の5割程度の返礼品を用意しましょう。

しかし現在では、葬儀後に返礼品を郵送するのではなく、香典を受け取ったタイミングですぐに返礼品を渡す「即日返し」も増えています。即日返しの相場は3,000円程度です。

2. 返礼不要と言われた場合

遺族への負担や故人との関係性により、返礼不要とする人もいます。その場合は、気持ちを汲み取って、返礼品を用意する必要はありません。受け取った際に丁寧にお礼を言いましょう。後日、お礼のお手紙を送るとより丁寧な印象を持たれます。

3. 連名の場合

連名の場合は、喪主への負担が大きいと考え、個人へのお返しは必要ないとされています。しかし会社からいただいた場合などは、複数人で食べられる個包装のお菓子などを用意しましょう。

「一同」と表記されている場合は、返礼品は必要ありません。しかし、お礼のお手紙を送ると丁寧な印象です。

4. お礼のお手紙の例文

返礼品には、お礼のお手紙を添えるようにしましょう。

お礼のお手紙の例文

拝啓
先日の母〇〇儀 葬儀に際しましては ご多用中にもかかわらずご会葬を賜り
並びにご丁寧なお心遣いを賜り誠にありがとうございました

おかげをもちまして見次に葬儀を執り行うことができました

生前賜りましたご厚情にあらためて感謝申し上げます
つきましては 供養のしるしに心ばかりの品をお届けいたしましたので
何卒ご受納くださいますようお願い申し上げます

本来であれば、直接お礼を申し上げるべきところですが、略儀ながら書中での挨拶を申し上げます。
敬具

令和〇年△月〇日
〇〇△△(喪主名)

お花代は相続控除できる

お花代は、葬儀費用として相続税から控除できます。相続税とは、故人から土地や預貯金を譲り受ける際にかかる税金です。お花代控除対象にすることで、払うべき相続税の額を減らすことが可能になり、節税できます。

しかし、注意点を守っていないと控除対象にならない場合があります。気をつけるべき点を解説しますので、ぜひご確認ください。

1. 相続税の控除とは

基本的に葬儀にかかる費用は、相続税の控除対象です。葬儀を執り行うことは、現代において当然行う必要があることと考えるためです。しかし葬儀費用の中でも、控除対象になるものと、ならないものが存在します。お花代は喪主が支払う場合のみ、控除対象になります。

2. 控除できるものとできないもの

葬儀に絶対的に必要であると考えるものは控除対象になります。

控除できるもの

お花代
葬儀一式費用
遺体の搬送や安置
参列者に振舞う飲食代
火葬代
心付け
死亡診断書発行量

控除できないもの

香典返し
法要に関する費用
お墓に関する費用
喪服の購入やレンタル費用
解剖費用

3. お花代は喪主負担の場合のみ控除できる

お花代は、遺産の相続人である喪主が支払ったお花代のみが相続税の控除対象になります。そのため、参列者や親族が購入するお花は控除対象にはなりません

また、お花を依頼する場合は、領収書をもらうようにしましょう。万が一、忘れてしまった場合は、支払先や金額、日時をメモしておくと葬儀費用として控除対象にできます。

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まとめ

葬儀のお花代には、持つ意味が2種類あります。どちらの意味なのかしっかり判断してから対応しましょう。また包み方にはルールがあるので、確認しながらお花代を準備しましょう。

お花代は、相続税の控除対象ですが、喪主が負担する必要があります。事前に確認して、節税しましょう。

小さなお葬式では、葬儀に関するお客様の疑問にお答えしています。お困りのことがありましたら、ぜひ小さなお葬式にご連絡ください。

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