お悔やみの言葉の正しい使い方を紹介!お悔やみを送る際の気を付けるべきマナーとは?
参列マナー

作成日:2021年02月22日  更新日:2021年02月22日

お悔やみの言葉の正しい使い方を紹介!お悔やみを送る際の気を付けるべきマナーとは?

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身内や友人・知人・会社の方などの近親者が亡くなった際に、声をかけたいと思う方もいるのではないでしょうか。

中には、自分の知っているお悔やみの言葉が本当に正しいのかわからず、不安な方もいるかもしれません。お悔やみの言葉の使い方を正しく知ることで、注意すべきポイントがわかります。

そこでこの記事では、お悔やみの言葉の使い方について、故人や遺族に寄り添った文例を交えてご紹介します。

【もくじ】
お悔やみの言葉の文例を紹介
お悔やみの言葉の文例
お悔やみの言葉を使う際のマナー
メールでお悔やみの言葉を送る際の注意点
まとめ

お悔やみの言葉の文例を紹介

遺族に声をかける際は、故人や遺族をはじめ、他の参列者にも失礼のないような言葉遣いをしなければなりません。

葬儀は大変デリケートな場です。大切な方を亡くした遺族の悲しみに寄り添う表現にするだけでなく、他の参列者にも配慮した言葉遣いを心がけることにより、葬儀の場にふさわしいマナーある声がけができるようになります。

お悔やみの言葉とは

死亡の事実を悲しみ、残念に思う気持ちを簡潔に言い表した言葉です。手短ながらも、ひとつひとつの言葉に故人の死を残念に思う気持ちと、遺族に気を遣い大事にする気持ちが込められています。

お悔やみの言葉をかける際は自分の立場をわきまえ、大切な方を亡くした遺族の気持ちに寄り添った言葉を選び、簡潔にまとめるのが適切といえます。

「ご愁傷様です」とは

残された遺族を気の毒に思う気持ちを話し言葉で表したものです。葬儀のあらゆるシーンで使われるため、お悔やみの言葉の中でも、よく見聞きするのではないでしょうか。

「愁傷」という漢字を紐解いてみると、一緒に悲しむ気持ちを表しながらも、相手を気の毒に思う慰めの気持ちが込められているのがわかります。

残念ながら、「ご愁傷様です」という表現は現代において軽いからかい交じりの皮肉表現としても浸透していることもあり、使い方に迷ってしまう方も多くいかもしれません。

休日にも出勤とはご愁傷様。


「ご愁傷様です」と声をかけられて不快に思う人もいることを考慮したうえで、その場の雰囲気や、声をかける相手を見極めながら使うのが無難です。

「お悔やみ申し上げます」とは

「お悔やみ申し上げます」というひと言の中には、亡くなった方の死を悲しみ弔う言葉を伝えるという意味と、遺族の計り知れない悲しみを分かち合うという意味が込められているのがわかります。

言葉を受け取る側と発する側の、両方の気持ちを汲み取ったお悔やみの言葉だといえるでしょう。

弔電文でも頻出する言葉であるため、話し言葉としてだけでなく、書き言葉としても使用可能です。

話し言葉としては、遺族との会話内において「ご愁傷様です」と一緒に使えるため、葬儀の場でも迷うことなく使える便利な言葉であるといえます。

お悔やみの言葉の文例

その場の雰囲気や声をかける相手だけでなく、亡くなった方がどのような方か・自分とどのような関係性だったかにより、言葉を使い分けます。

さらに、自分と故人・遺族とはどのような関係なのかという点も考慮したうえで、適切な言葉をかけなければなりません。

この項目で紹介するお悔やみの言葉の文例を参考に、故人や遺族に配慮しながら、自分の言葉で気持ちを表しましょう。

お悔やみの言葉の一般的な文例

お通夜の参列時に述べるのが一般的であるお悔やみの言葉は、大切な方を亡くされた遺族の気持ちを考慮した、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

一般的に使われる文例を紹介しますので、お悔やみの言葉に悩まれた場合の参考にしてみてください。

・この度は、ご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。

・お知らせをいただき、急ぎ参りました。誠にご愁傷様でございます。

・お悔やみ申し上げます。この度は残念なことでございました。
 どうかお力を落とされませんように。

・急なことで驚きました。まだ信じられない思いでございます。
 心より慎んでお悔やみ申し上げます。

・悲しいお知らせに信じられない思いでございます。お悔やみ申し上げます。
 何かお手伝いできることがありましたら、是非やらせてください。


参考:『小さなお葬式 挨拶文例集 参列者の方』

一般的なお悔やみの言葉の中には、以下のようなポイントがあります。お悔やみの言葉を伝える場合の注意点にも共通するため、覚えておくと便利です。

・手短に述べている
・「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」など寄り添った表現や言葉を選んでいる
・訃報を聞いて驚いたことや急いで駆けつけたことを盛り込んでいる
・遺族の心労にも配慮した言葉を使用している
・忌み言葉など、言葉ひとつひとつに気をつけている

配偶者を亡くした場合

長年連れ添った配偶者が急に亡くなった場合、残された妻あるいは夫は誰よりも心を痛めているでしょうし、将来について不安が大きいかもしれません。

長い間連れ添った人生のパートナーを亡くされたという気持ちに対する気配りだけでなく、相手の抱える将来に対する不安に寄り添いながら声をかけましょう。

・この度は、お悔やみ申し上げます。
 長い間、連れ添われたご主人様を見送られて、さぞかしご落胆のこととお察し申し上げます。
 私も長年、ご主人様にはひとかたらぬお世話になり、寂しさでいっぱいでございます。
 どうかお力落としをなさいませんよう。心からお悔やみ申し上げます。

・この度は、さぞかしお力落としのことでございましょう。
 頼りのご主人がご不幸に見舞われて、お慰めする言葉もございません。どうか気をしっかり
 持たれてください。

・この度は奥様、本当に残念でございます。
 いつもにこやかで、お優しかった奥様がこんなことになるとは。
 ご主人様もさぞかしお悔やみ申し上げます。

・この度はご愁傷様でございます。○○さんは本当によく看病なさいました。
 奥様も安心して旅立たれることでしょう。
 どうか気を確かにもってお子さんを見てあげてください。心からお悔やみ申し上げます。


遺族が妻の場合は、一家の大黒柱である夫に先立たれたことによる将来への不安が強いかもしれません。

特に、子どもが幼い場合は経済的な心配もあり、将来の生活に対する不安がより強いケースが考えられます。子どもの将来の不安にも寄り添った声がけを心がけましょう。

遺族が夫の場合は、亡くなった妻に任せていた家事などを全て自分がする生活になるため、慣れない日常生活を送り体調を崩してしまうかもしれません。

悲しみはもちろん、妻のいない生活を送らなければならない夫の体調面を心配する言葉をかけるのが無難といえます。

子どもを亡くした場合

両親は、大切な存在である子どもが自分たちよりも先に亡くなってしまい、想像もつかないほど辛い状態にあるでしょう。

両親の深い悲しみに寄り添いつつ子どもの生前の姿にも触れることで、悲しみを強調しすぎないように弔意を伝えられます。

・この度は、ご愁傷様でございます。こんなことになるとは、本当に残念です。
 お父様、お母様のお気持ちを思うと、言葉が見つかりません。
 ○○ちゃんの笑顔を思い出し、胸が張り裂けそうです。
 お力落としのことと思いますが、どうぞご自愛くださいませ。心からお悔やみ申し上げます。

・○○ちゃんがこんなことになるとは、まだ信じられません。
 悲しくて胸が張り裂けそうです。ご両親のお悲しみは計り知れないものでございましょう。


子どもを亡くした両親の深い悲しみを考慮しながら、両親の心に寄り添った言葉を選ぶのが最適だといえるでしょう。

高齢者を亡くした場合

両親や祖父母といった高齢者の方を亡くされたとしても、相手にとって大切な方であるため悲しい気持ちや喪失感に襲われることに変わりありません。

・この度は、ご愁傷様でございます。まだまだお元気でいていただきたかったです。
 ご家族の皆様も、残念な気持ちでいっぱいでしょう。心からお悔やみ申し上げます。

・この度は、残念なことでございました。お悔やみ申し上げます。
 今年も達筆の年賀状をいただき、お元気だと喜んでおりましたのに、こんなことになりまして。
 もっと長生きしていただきたかったのですが、私も寂しくなります。
 心からお悔やみ申し上げます。


また、良かれと思って使う以下の言葉は、遺族が発する言葉としては問題ないものの、参列者の使うお悔やみの言葉としては不適切であるため使用を控えましょう。

・大往生であった
・天寿をまっとうした
・おめでたい
・年に不足はない など

上記のような言葉を聞いたことにより、気分を害される遺族や高齢者の参列者もいますので、何よりも気を配らなければなりません。

高齢者を亡くした方にかけるお悔やみの言葉は、参列者となりうる他の高齢者にも配慮した、適切な内容を伝えましょう。

病気の方を亡くした場合

病床にあった方の場合、お見舞いした後に急に病状が悪化し、亡くなられるケースもあるでしょう。

中には、何らかの事情でお見舞いできなかった場合もあるかもしれませんし、様々なケースが想定できます。

故人の死を残念に思い、遺族に寄り添う気持ちを込めた声がけを心がけはもちろんのこと、お見舞いに訪れた経験がある場合はその折に触れましょう。

残念なことでございます。お見舞いに伺った時は、ご快復に向かっておられるとばかり思っておりました。
ご家族の皆様もさぞかしおつらいことでしょう。最後までよく看病なさいました。
○○様もきっと安心して旅立たれたことでしょう。心からお悔やみ申し上げます。


故人が病気で亡くなられた場合、病状を知っていたとしても故人の病状に触れる内容は含めないのがマナーです。

お見舞いに行けなかった場合は、お見舞いに行けなかったことについて、手短にお詫びと残念な気持ちを伝えると良いでしょう。

事故などで亡くなられた場合

思いがけない事故や自殺などで亡くなられた場合、遺族は急に大切な人を失ったという衝撃による悲しみが深いと想像できます。

遺族の悲しみに対して寄り添う気持ちを込めた言葉を添えつつ、突然大切な方を失った衝撃から心労が計り知れないであろう遺族の力になりたいと申し出るのも良いかもしれません。

・この度は突然の災難で、言葉もございません。まだ信じられない思いでございます。

・この度は突然なことで驚きました。まだ信じられない思いでございます。
 ご家族の皆様は、さぞかしご無念のことでございましょう。ご心中お察し申し上げます。
 私にできることがあれば、なんでもおっしゃってください。
 ○○さんのために何かしたい気持ちでいっぱいです。心からお悔やみ申し上げます。


お悔やみに関する言葉や慰めの言葉をあえて省き、端的に述べる場合もありますので、その場の雰囲気と声をかける遺族によって変化させると良いでしょう。

中には、理由を知らないまま死亡の事実を知らされることもあるかもしれませんので、故人の死に直結する話題は出さないように配慮しましょう。

お悔やみの言葉を使う際のマナー

お悔やみの言葉を述べる際は自分の立ち位置だけでなく、故人や遺族との関係性を考えながら述べるのも大切ですが、葬儀の場にふさわしいマナーにも気を配らなければなりません。

遺族の気持ちに寄り添うことも大切ですが、ひとつひとつの言葉に気を配り、哀悼の意を示すことが大切です。

忌み言葉を使わないように注意する

忌み言葉とは、慶弔時において不適切な言葉や、縁起の悪い言葉のことです。葬儀の場で発する言葉は、たとえ日常生活では問題ない言葉だったとしても、受け取り方次第ではふさわしくない言葉になる場合も懸念されます。

忌み言葉は以下の通り多岐にわたっており、全てを覚えるのは困難かもしれません。本記事では、忌み言葉の一部を以下にご紹介します。

忌み言葉の種類
繰り返しを表現する言葉 これからも、この先も、追って、続いて
不幸や死を連想させる言葉 4、9、苦しい、辛い、大変
重ね言葉 重ね重ね、いろいろ、たびたび、くれぐれも
直接的な表現 亡くなった、死亡、ご存命、生きていたころ
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死因を尋ねないようにする

病死や事故死・急死・自殺などで亡くなった場合は、故人の死因を尋ねないように気をつけましょう。

死因に触れてしまうことにより、遺族にとって辛く悲しい気持ちをより強くしてしまう可能性が考えられます。

故人の死因については参列者側から尋ねず、遺族から話があった場合にのみ静かに耳を傾けます。

また、他の参列者は亡くなった方の死因を知らないかもしれません。すでに何らかの形で死因を知っていたら、葬儀会場では決して死因の話題は出さず、故人へ哀悼の意と遺族への気遣いの気持ちだけ伝えましょう

励ましの言葉を言わないようにする

遺族をどうにか励ましたいという気持ちがあるかもしれませんが、励ましの言葉を口に出してはいけません。お悔やみの言葉の中に取り入れないほうが良い励ましの言葉は、以下が挙げられます。

・頑張って
・元気を出して など

大切な方を亡くした気持ちは計り知れません。頑張りたくても頑張れないでしょうし、元気を出したくてもそれどころではないでしょう。

日常生活では前向きで、背中を押される良い言葉かもしれませんが、葬儀の場では避けたほうが無難です。

簡潔な言葉で伝える

言葉に詰まってしまい、何を言って良いかわからず長く話してしまうかもしれませんが、お悔やみの言葉は簡潔に伝えましょう。

遺族は、葬儀の進行や他の参列者・僧侶といった方々の対応に追われ、会葬中は慌ただしくされています。

遺族の忙しさに気を配り、簡潔な言葉にするよう注意を払いましょう。言葉に詰まってしまった場合、「この度は……」と述べ、頭を下げるのみでも十分といえます。

弔問できない場合は手紙や弔電を送る

どうしても外せない用事があり弔問できない場合は、遺族に手紙や弔電を送りましょう。弔電は、通夜の当日までに届くように準備します。

弔電は葬儀または告別式で読まれるため、遅くとも告別式までに到着していなければなりません。弔電を送った後は、葬儀後に遺族と相談の上、弔問すると良いでしょう。

弔電を送る時間がない場合は、手紙で伝えても差し支えありません。手紙を送る場合は、一般的に初七日までに送るのがマナーとされています。

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メールでお悔やみの言葉を送る際の注意点

メールやメッセージアプリなどで、お悔やみを送信しても問題ないかどうか知りたい方も多いかもしれません。

最近では、インターネットの普及により、お悔やみの言葉をメールで伝えたり訃報をメールで受け取ったりする機会も増えつつあります。

お悔やみはメールやメッセージアプリでも問題ない

送信主との関係性によっては、お悔やみの気持ちをメールやメッセージアプリで伝えても問題ありません。

ただし、お悔やみの気持ちをメールやメッセージアプリで伝えても問題ない相手と、避けたほうがいい相手がいますので、相手をよく確認したうえで対応しましょう。

送っても問題ない相手 親しい友人や上司・仕事の取引先担当者
送るのを控えたほうが良い相手 ・親族
・気を許しあえていない友人や上司や同僚
・関係性が薄い仕事の取引先担当者
・目上の方
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お悔やみのメールで使ってはいけない言葉

メールやメッセージアプリで弔意を送信する場合は、相手の顔や状況が見えない、相手の心の状態や状況がわかりづらくなりがちです。

相手の表情や様子・気持ちがわかりづらいことから、以下の点に注意を払ったメッセージの作成を心掛けましょう。

・タイトルや内容は伝えたいことのみをわかりやすく記載する
・仲が良くても敬語や丁寧語を使う
・忌み言葉を避ける
・励ましの言葉は控える
・文字化けに配慮する
・機種に依存した絵文字は使わない

少しでも心配な場合は、葬儀社に相談し、状況にふさわしいメール文例を教えてもらうのがおすすめです。

まとめ

お悔やみの気持ちを言葉にする際は、故人との関係性や自分の立ち位置だけでなく、どのような方法で伝えるかによってマナーや対応が変化します。

周囲の方に相談しづらい場合は、葬儀に関する細かなマナーを把握している葬儀社に相談するのが適切です。

小さなお葬式では、遺族の想いに応えた葬儀の提案だけでなく、お悔やみの言葉選びのアドバイスも可能です。少しでも迷いが生じた場合は、些細なことでもぜひご相談ください。

葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

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