葬式に参列する際の服装の選び方は?喪服の格式についても紹介
葬儀マナー[参列者]

作成日:2021年10月12日  更新日:2021年10月13日

葬式に参列する際の服装の選び方は?喪服の格式についても紹介

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葬式や通夜に参列する際に、どのような服装で参列するべきかわからないという方もいるのではないでしょうか。一般的に、葬式や通夜に参列する際は喪服を着用します。しかし、「そもそも喪服ってどういうものだろう」「葬式や通夜で服装に違いはあるのだろうか」というように、さまざまな点で迷うこともあるでしょう。

そこで本記事では、そもそも喪服とは何か、また葬式に参列する際の服装や格式などについてご紹介します。マナーとして知っておくべき内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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【もくじ】
喪服とは何?
喪服と礼服の違い
喪服の格式
シーン別の服装
アクセサリーの注意点
葬式に参列する際に注意すべきこと
まとめ

喪服とは何?

喪服とは、法事や葬式に参列する際に着る服のことです。男性の場合、黒のスーツを着ている印象があるかもしれません。一見すると喪服とビジネススーツは同じように見えますが、色の濃さやスーツのサイズ感などで違いがあります。

女性の場合も同じく、黒のスーツやワンピースを着ている印象があるでしょう。これら洋装のものも実は喪服に該当します。洋装で参列することがほとんどですが、状況によっては和服で参列することもあります。

喪服と礼服の違い

喪服が法事や葬式に参列する際に着る服であるのに対して、礼服は冠婚葬祭全般で着る服のことを指します。つまり、喪服は礼服の一つの種類だということです。基本的な点ではありますが、意外と知らない方もいるので、この点はぜひ理解しておきましょう。

喪服の格式

葬式時の服装として知られている喪服には、いくつか種類があり、格式によって「正喪服」「準喪服」「略喪服」に分けられます。出席する弔事の種類や自身の立場によって選ぶべき格式が変わるので注意しましょう。ここでは、各喪服の詳細についてご紹介します。

正喪服

最も格式が高いのが、正喪服です。喪主や遺族が葬式や告別式、一周忌などで着るのが一般的であり、基本的に参列者が着ることはありません

以下に男女別で表にまとめました。

男性の正喪服
洋装 ・黒のモーニングコートに白シャツ
・黒の分量が多いパンツ
・黒ネクタイ、黒靴下
和装 ・紋付きの長着に袴
・紋付きの羽織
(紋付羽織袴)
女性の正喪服
洋装 ・黒のスーツ、もしくはワンピース(光沢感のない素材)
・黒のストッキング
※スカートの丈は、ひざが隠れる長さのものや、くるぶし丈のものなど
※膝の露出を最小限に抑える
和装 ・染め抜きの五つ紋の着物

準喪服

正喪服に準ずる格式なのが準喪服です。一般的な喪服として想像するのが準喪服にあたるでしょう。葬式や通夜など、あらゆる場面の服装として用いられています。

以下に男女別で表にまとめました。

準喪服
男性 ・黒のスーツ
(光沢感のない素材)
女性 ・黒のスーツ、もしくはアンサンブル
(光沢感のない素材)

また、ベルトやカバンなどの小物も黒のものを身に付けるというマナーがあることは意外と知られていません。この点にも注意しておきましょう。

略喪服

法事やお別れ会の案内状のなかで、「平服でお越しください」と記載されていることがあります。この平服とは、「私服で来ていいですよ」という意味ではありません。弔事に参列する際の簡易的な喪服のことを略喪服と呼びます。間違って私服で参加することがないよう注意しましょう。

以下に男女別で表にまとめました。

略喪服
男性 ・ダークスーツ
・黒のネクタイ
※紺やグレーなどの濃い色でもよい
女性 ・黒色の服装
・真珠のアクセサリー
※紺やグレーなどの濃い色でもよい

準喪服との違いは、黒一色ではない点です。紺やグレーなどの濃い色、かつ地味な色のスーツを着ることが認められています。また、準喪服では黒のネクタイをするのがマナーですが、略喪服では黒以外のネクタイも着用可能です。ただし、派手な色や柄ものはマナー違反となるので、その点には注意しましょう。

シーン別の服装

喪服を着るシーンはいくつかあります。それぞれにマナーとされていることがありますので、ぜひ事前に把握しておきましょう。ここでは仮通夜・通夜・葬式といった各シーン別の服装についてご紹介します。

仮通夜

亡くなった当日に親族のみで行われるのが仮通夜です。故人の遺族や親族が故人と静かに過ごすという意味合いがあります。そのため、基本的には親族以外参列しません。

ただし、仮通夜に参列するケースもまったくないわけではありません。仮通夜に参列する際の服装は基本的に略喪服です。正喪服で参列すると、事前に準備をしていたという意味合いに受け取られてしまうため、略喪服を着用するのが一般的とされています。

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通夜

通夜は、仮通夜の翌日に弔問客を迎えて行われるものです。もともと通夜は、故人の遺族や親族が故人のそばで見守りながら灯をともして過ごすものとされてきましたが、現代では、葬儀や告別式に参列できない方々のために行われるものという考え方が浸透しています。

通夜に参列する際の服装としては喪服で問題ありません。突然の通夜で喪服を取りに帰る時間がないというような際には平服でも大丈夫です。ただし、仮通夜と同様、突然の通夜に喪服で参加することで、事前に準備していたのではないかと捉えられる可能性もあります。そのときの状況によって喪服で参列するか、平服で参列するかを判断するようにしましょう。

葬式

葬式は遺族や親族、故人と親しかった知人が故人の冥福を祈り、魂を浄土に送るために行われるものです。参列者が着席後、僧侶が入場して読経を行います。宗派によって違いはありますが、読経は30~60分程度行われます。その後、弔辞や弔電が行われ、弔辞や弔電が終わった後に、焼香を行うといった流れです。

葬式には準喪服で参列します。男性は黒のスーツで、ベルトやカバンなどの小物も黒で統一します。女性は黒のスーツやアンサンブルを着ることが多いです。その際、スカートの丈が短すぎないか、肌を露出しすぎていないかという点に気をつける必要があります。

アクセサリーの注意点

葬式に参列するにあたって、アクセサリーを付けてもいいのかどうかは悩む点の一つでしょう。基本的に結婚指輪以外のアクセサリーを身に付けるのは控えたほうが賢明です。ただし、付けても失礼にあたらないものも存在します。

女性のアクセサリー

付けても問題ないものは、真珠を用いたアクセサリーです。真珠は「月の涙」とも呼ばれており、故人を偲び参列する葬式には適しているとされています。真珠のネックレスやイヤリングであれば、失礼にはあたらないでしょう。ただし、大きすぎる真珠や白・黒・グレー以外の色の真珠などはあまりいい印象を与えないため、避けたほうが無難です。

また、真珠以外にもオニキス黒曜石ブラックオニキスなどはヨーロッパの喪服に合わせるジュエリーとされているため、着用しても問題ありません。

一方で光物は適していないとされています。宝石やダイヤモンドなどをあしらったものは付けないようにしましょう。ダイヤモンド付きの結婚指輪を付けている場合は、ダイヤモンドが付いている面を下にして、ダイヤモンドが見えないようにします。

男性のアクセサリー

男性は時計を着ける方が多いですが、時計を着けて葬式に参列することは問題ありません。普段は時計を着けずにスマートフォンで時間を確認している方もいますが、葬式中にスマートフォンを出し入れするのは失礼な行為です。そうしないためにも時計を身に着けておいたほうがいいでしょう。

時計の形は特にどの形でも問題ありませんが、デジタルウォッチはカジュアルな印象を与えるため、避けたほうが賢明です。また、ダイヤモンドがあしらわれた時計やそのほかの宝石があしらわれた時計も避けましょう。文字盤のポイントでダイヤモンドが使われているものもふさわしくありません。

文字盤の色は白や黒であれば問題ありません。派手な色の文字盤の時計はふさわしくないので、避けるようにしましょう。そのほかにもベルトや材質など注意すべき点があるので、事前に確認しておくと安心です。

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葬式に参列する際に注意すべきこと

服装やアクセサリーの面以外でも、葬式時には注意すべきことがいくつかあります。主に女性に関しての注意事項になりますが、ここで一度確認しておきましょう。

メイク

派手なメイクは避けてナチュラルメイクにするようにしましょう。派手な色のアイメイクやチークを使うのではなく、ベージュ系の色でまとめるのがおすすめです。ただし、ノーメイクはかえって失礼にあたる可能性もあるので、必ずメイクはするようにしましょう。

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ネイル

ネイルをしている女性も多いですが、急に参列することになった際には、ネイルアートを落とす時間がないことも考えられます。派手なネイルアートを付けた状態で参列するのは良くないので、落とすことが望ましいですが、落とす時間がない場合には上からベージュ系のマニキュアを塗って隠すようにしましょう。

それでも隠せない場合には、黒い手袋をはめて隠す方法もあります。この方法を取る際にはお焼香や食事のタイミングで手袋を外すことを忘れないようにしましょう。

小物の色

服装に関してのマナーは世間に浸透していますが、小物の色に関しては注意がおろそかになっている方もいます。香典を包む袱紗(ふくさ)の色や雨が降っている場合には傘の色など、小物の色も注意するようにしましょう。袱紗の色は寒色系を、傘の色は黒やグレー、もしくはビニール傘を選べば失礼にあたりません。

まとめ

葬式に参列する際の服装には格式があり、それぞれに意味合いや特徴があります。具体的には、仮通夜では略喪服、通夜では喪服が適しているといったようなことです。またアクセサリーやメイクなどでも注意すべきことはありますので、事前に確認しておくことが大切だといえるでしょう。

状況によって臨機応変に対応したいところですが、葬式に参列する服装やマナーに関して不明なことが出てくるかもしれません。そうした際には、小さなお葬式にぜひご相談ください。経験豊富な専門のスタッフが、お客様のご不安を取り除くお手伝いをさせていただきます。

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葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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最後に

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