香典返しにビールなどのお酒はNG?マナーや注意点を解説
葬儀後に必要なこと

作成日:2022年05月09日  更新日:2022年05月11日

香典返しにビールなどのお酒はNG?マナーや注意点を解説

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葬儀や法要でいただいた香典へのお礼としてお渡しするのが「香典返し」です。香典返しの品物を選ぶ際、ビールなどのお酒を選んでもよいのか悩む方もいるでしょう。

この記事では、香典返しにビールをはじめとする酒類を贈ることは失礼にあたらないのかについて解説します。香典返しの意味や金額の目安もまとめています。これから香典返しを予定されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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【もくじ】
香典返しにビールなどのお酒を贈ってもよいのか
ビールを香典返しとして選んでよいケースとは?
香典返しをする意味
香典返しに多く選ばれているもの
香典返しとしてはふさわしくないもの
品券は人によって失礼にあたる
まとめ

香典返しにビールなどのお酒を贈ってもよいのか

香典をいただいた相手がお酒を好む場合、香典返しにビールなどのお酒を贈ろうと考える方も少なくありません。

しかし、仏教には「不飲酒戒(ふおんじゅかい)」といわれるルールがあり、「お酒を飲んではいけない」という意味を持ちます。御神酒や献杯など、仏事にはお酒に関することも多くありますが、香典返しにおいてお酒はマナー違反となる可能性があるので注意しましょう。

ビールを香典返しとして選んでよいケースとは?

宗教上の観点から見れば、香典返しにビールはふさわしくありません。しかし、香典返しとしてビールが選ばれる地域があるのも事実です。理由として、昔から日本人にとってなくてはならないお米を原料とした米焼酎のようなお酒があることが挙げられます。

お米は日本の象徴であり、生きていくための必需品でした。そしてお米から作られたお酒は、「死」を遠ざけると考えられてきました。そのため、米の生産が盛んな地域では香典返しとしてお酒が選ばれるようになり、その派生でビールが選ばれることもあります。

このように、地域柄や故人を偲ぶ目的でお酒を贈るケースもあり、一概に「ビールなどを贈ってはいけない」とはいえません。ただし、一般的にはふさわしくないものにあたるため、相手側の同意を得たうえで贈るのが賢明です。

香典返しをする意味

香典返しとは、葬儀への参列や香典をいただいたことへの感謝の意味を込めて返礼する品のことです。返礼の品は香典としていただいた金額の半分、あるいは3分の1相当の品をお返しします。

香典「返し」と呼ばれることから、香典をいただいた方への返礼は必須と考える方もいますが、返礼をするかどうかは自由です。例えば、故人が「葬儀の際にいただいた香典はすべて寄付する」という考えを持っている場合は、返礼品を用意する必要はありません。ただし、何らかの理由で香典返しを行わない場合は、香典をいただいた方々に感謝の言葉を述べるとともに、返礼はない旨を伝えましょう。

もともと香典返しは喪が明けた後にお渡しするものですが、近年では葬儀当日にお返しを用意しておく「即日返し」も多くなっています。

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香典返しに多く選ばれているもの

仏教での戒めのひとつに「お酒を飲んではいけない」という教えがあるため、一般的に香典返しにお酒はふさわしくありません。では、どのような品物を贈ればよいのでしょうか。ここからは、香典返しにふさわしい品物について紹介します。

タオルなどの日用品

日頃の生活で頻繁に使用する日用品は、返礼品として人気があります。その中でも、特にタオルは選ばれることが多いものです。

タオルは水分や汚れを拭き取ったり、何かを包み込んだりするための品なので、「悲しみを拭う」「不幸を包み込む」という意味を込めて贈られることもあるでしょう。さらに、年齢を問わず使えるのも特徴です。

タオルにはさまざまな色や柄があるため、香典返しであることを加味して華美なものは避けましょう。

お菓子やフルーツなどの飲食物

お菓子やフルーツ、お茶やジュースといった消費できる品もよく選ばれています。これらは「消え物」とも呼ばれ、「不幸を長引かせない」という意味があります。贈った相手の家で場所をとり続けることはないでしょうが、香典返しに飲食物をお渡しする際は、日持ちのするものを選びましょう。

カタログギフト

香典をいただいた方の好みがわからない場合は、カタログギフトがおすすめです。カタログギフトであれば、多種多様な商品が載ったカタログの中から、受け取った方が好きなものを選べます。

カタログギフトは種類も豊富であり、デパートや百貨店などの品揃えの豊富さに特化したものや、専門店を特集したもの、お酒が含まれるものなどさまざまです。

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香典返しとしてはふさわしくないもの

香典返しの品物は「何を選んでもよい」というわけではありません。中には、贈ることが禁止されているものや、贈ることで相手の迷惑になる品もあります。そのことを知らずに香典返しを選ぶと、相手に悪い印象を与えてしまうかもしれません。ここからは、香典返しにふさわしくない品物を紹介します。

肉、魚

飲食物の中で、返礼品としてふさわしくないものの代表が肉や魚です。なぜなら仏教の教えにおいて、四十九日法要までの間は精進料理しか口にすることが許されていないからです。加工品なども避けるのが賢明でしょう。

お酒、昆布

お酒や昆布はお祝い事を連想させるものなので、香典返しとしては控えたほうがよいでしょう。飲食物を返礼の品に選ぶ際は注意が必要です。

商品券は人によって失礼にあたる

香典返しの品として、商品券を検討する方もいるかもしれません。しかし、中には「商品券を返礼の品として贈るのは失礼に値する」という考えを持つ方もいます。

商品券が返礼の品としてふさわしくない理由は、金額があからさまにわかるからです。本来、商品券は返礼の品としてマナー違反とまではいえません。しかし、商品券には金額が明記してあるので、贈る相手によっては細心の注意が必要です。

香典返しに限らず、贈りものに値段が記載されているとあまりよい印象は持たれません。そのため、商品券を贈る際は「仲のよい友人」や「接点が多い方」といった、親交の深い方に限定するとよいでしょう。相手に対して失礼にならないよう、特に目上の方には気を配ることをおすすめします。

まとめ

葬儀などでいただいた香典に対して、お礼と感謝の意を込めて贈るのが香典返しです。返礼の品としては、タオルなどの日用品や、消費できて保管する場所をとらないお菓子やジュースなどの飲食物がよく選ばれています。

ビールは仏教の教えにより、ふさわしくない品とされています。そのことを知らずに贈ってしまうと、相手に対して失礼になる場合もあるので注意しましょう。ただし、地域によってはビールをはじめ酒類を贈ることも珍しくありません。酒類を贈る際には、受け取る方の気持ちや地域性を踏まえたうえで検討することが重要です。

また、商品券は相手に自由に使用してもらえる反面、金額がわかるため、「お金を突き返している」というふうに感じさせてしまうこともあり得ます。そのため、親しい間柄の方に限定して贈るのがよいでしょう。

香典返しに関するアドバイスや葬儀に関する困りごと・疑問は、小さなお葬式にご相談ください。専門の知識を豊富にもったスタッフが、お客様の悩みに合わせて丁寧にアドバイスいたします。

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