遺影はプリクラでもよい?注意点や写真選びのポイント

遺影はプリクラでもよい?注意点や写真選びのポイント

遺影写真に明確なきまりはありません。そのため「プリクラであればきれいに写ることができる」という理由から、プリクラを遺影写真にしてもよいのかと疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、遺影はプリクラで撮った写真でも問題ないのかについて解説します。また、遺影写真を選ぶときのポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな人におすすめ

遺影写真について知りたい方

遺影写真の選び方を知りたい方

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プリクラは遺影写真に使える?

「できる限りきれいな姿で写っている写真を選びたい」という方で、プリクラを遺影写真にできるのか疑問に思う方も多いでしょう。

基本的に、遺影写真はきちんと故人の顔が写っていれば、プリクラでもスマートフォンで撮影した写真でも禁止はされていません。しかし、プリクラは遺影写真の素材としては適しているとはいえないため、おすすめはできません。

プリクラを遺影写真にしないほうがよい理由

プリクラを遺影写真にすることは可能ですが、適してはいません。ここでは、プリクラを遺影写真に使用しないほうがよい理由を2つ紹介します。

1.画素数が小さくて写真がボケるため

遺影写真のサイズにきまりはありませんが、祭壇に飾る遺影写真は、後方の席からでもはっきりと見えるような写真が適しています。プリクラは画素数が低く、大きく引き伸ばすと写真がぼやけてしまうため、遺影写真としては適していません。

2.本人の面影がなくなるため

以前はかしこまった表情の遺影写真が一般的でしたが、近年は故人らしさが伝わる遺影写真を選ぶ方も増えています。しかし、プリクラは目の大きさや肌の色などが加工されていることが多く、本人の面影がなくなってしまいます。

特に高齢の方にとっては、プリクラの写真に違和感を覚えてしまうかもしれません。葬儀では多くの方が遺影写真を見るため、できるだけ加工されていない自然な雰囲気の写真を選ぶほうがよいでしょう。

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遺影に適している写真選びのポイント

遺影写真は親族だけでなく、故人の友人や知人も見るため、故人の顔がはっきりとわかる写真を選ぶことが大切です。ここでは、遺影に適した写真を選ぶポイントを3つ紹介します。

最近撮影した写真を選ぶ

遺影写真の撮影時期に関して、明確なきまりはないものの、できる限り最近撮影した写真を選ぶのがベストです。また、故人らしさが伝わるような写真がよいでしょう。

遺影写真は亡くなった年齢の5年~10年前までのものが望ましいとされています。ただし、「長く闘病していた」「最近撮った写真で遺影に適したものがない」といった場合は、若い頃の写真を使用しても問題ありません。

顔が鮮明に映っている写真を選ぶ

遺影写真は、大きく引き伸ばした時のために、顔が鮮明に写っている写真を選ぶようにしましょう。ピントが合っているか、顔が大きく写っているかに注意して選んでみてください。

遺影写真は顔のしわや服装の汚れなど、ある程度は加工できますが、ピントのブレを加工するのは困難です。

故人のみが写っている写真を選ぶ

できる限り他の方が写っている写真ではなく、故人のみが写っている写真を選ぶようにしましょう。集合写真から故人のみを切り抜いた写真だと、場合によっては不自然さを感じることがあります。

家族や友人が写っている気に入った写真であれば、遺影写真ではなく、部屋に飾ったりアルバムにしたりするとよいでしょう。

遺影写真に適しているサイズ

遺影写真のサイズにきまりはありません。しかし、祭壇に飾る遺影写真は遠くからでもはっきり見えるものを選びましょう。

一般的に適したサイズは、祭壇用の四つ切サイズ(25.4センチメートル×30.5センチメートル)と、仏壇まわりに飾ることを想定したL判サイズ(8.9センチメートル×12.7センチメートル)や小キャビネサイズ(12センチメートル×16.5センチメートル)の3種類です。

生前に遺影写真を準備するには?

遺影写真は遺族が用意するのが一般的ですが、近年では終活の一部として、自分で事前に用意する方も増えています。ここでは、遺影写真を準備する方法を2つ紹介します。

写真スタジオで撮影してもらう

写真スタジオで遺影用の写真を撮影してもらう方法があります。プロに撮影してもらうことで、品質よく綺麗な仕上がりが期待できます。

写真スタジオでは、予算に合わせた撮影プランを選ぶことが可能です。ヘアメイクや衣装レンタルなどといったこだわりのある遺影写真を用意したい方は、写真スタジオで遺影写真を撮影してもらうのがおすすめです。

持っている写真を自分で加工する

加工ソフトやアプリなどを用いて、持っている写真を自分で加工して遺影写真を用意する方法もあります。写真スタジオで撮影してもらうよりも費用が安く済み、思い出のある写真を選べるのがメリットです。

しかし、上手に加工するための専門的な知識が必要になることや、作業の手間や負担がかかるといったデメリットもあります。

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まとめ

プリクラは目や顔の形などが加工されており、本人の面影が分かりにくいため、遺影写真には適していません。遺影写真について明確なきまりはありませんが、ピントが合っていて故人の顔がはっきりとわかるものが適しています。手持ちの写真で適した遺影写真がなければ、早めに用意しておくとよいでしょう。

葬儀の準備や手配で悩んでいる方は、ぜひ「小さなお葬式」へご相談ください。小さなお葬式では、ご家庭に合ったさまざまな葬儀プランを用意しています

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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