命日のお供えに現金を包む際のマナーは?品物の選び方や金額相場も

命日のお供えに現金を包む際のマナーは?品物の選び方や金額相場も

命日のお供えに現金を包む際は、気をつけるべきマナーがいくつかあります。何も知らずにお供え物を渡せば失礼にあたる可能性もあるため注意しましょう。

この記事では、命日のお供えに現金を包む際のマナーについて詳しく解説します。品物の選び方や金額の目安も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

こんな人におすすめ

命日のお供えに適した物を知りたい人

命日に現金をお供えする場合の相場やマナーを知りたい人

命日のお供えの渡し方のマナーを知りたい人

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命日とは?

命日とは、人の亡くなった日にあたる、毎月または毎年のその日を指します。しかし、命日にも違う呼び名があるのをご存知でしょうか。ここでは、命日について詳しく解説します。

祥月命日(しょうつきめいにち)は年に一度

祥月命日とは故人があの世へ旅立った日と同じ月日のことです。「祥月」とは、故人が死去してから一周忌以降の、亡くなった月を指します。

月命日(つきめいにち)は毎月1回

月命日とは、故人が亡くなった日のみを指す命日のことです。命日は1年に1度だけですが、月命日の場合は、命日のある月を除いた毎月1回あります。そのため1年に11回訪れます。

命日にお参りする際はお供え物を持参するのがマナー

命日にお参りする際は、「お菓子」「果物」「お花」といったお供え物を持参するのが一般的なマナーです。また地域によっては、お供え物と現金の両方を渡す場合もあります。

命日に現金をお供えする場合の相場・マナー

命日に現金をお供えする場合は、どのくらいの金額が適切か迷ってしまうものです。ここでは、命日に現金をお供えする場合の目安と、包み方や渡し方のマナーを紹介します。

現金を包む場合の相場

一回忌や三回忌では、お供え物に加えて現金を包む場合もあります。金額の目安は、仏壇祭りでは3,000円程度です。法事の場合は、親族が10,000円~25,000円、親族以外が3,000円~5,000円が目安とされています。

偶数は割り切れる数字であり、お供え物に関しては「縁が切れる」という意味が含まれてしまうため、奇数にすることが大切です。

包み方・渡し方のマナー

現金はのし袋に入れて渡すのが一般的なマナーです。そして、表書きには「御供物料」と記載します。結び切りは黒白の水引を使用しましょう。

なお、表書きはボールペンや万年筆などは用いずに、筆ペンを使用するのがマナーです。お供え物は、施主に迎えられたタイミングで渡しましょう。

命日のお供えに適した物とは?

命日のお供え物には、どのような物が適しているのでしょうか。ここでは、命日のお供え物を選ぶポイントや、代表的なお供え物をいくつかピックアップして紹介します。

命日のお供え物を選ぶポイント

お供え物に決まったルールはありません。しかし、消費する遺族の負担にならないよう選ぶことが大切です。以下のポイントに沿って選びましょう。

・食べ物・飲み物・線香などの消えもの
・日持ちしやすいもの
・故人が好んでいたもの

日持ちするお菓子

お菓子は日持ちしやすく、お供え物として定番です。常温で個包装されているものを選べば、分けやすく、食べやすいのでおすすめです。子供の多い家庭には、ゼリーや焼き菓子などが喜ばれます。年齢層が高めの場合は、羊羹やおまんじゅうなどもよいでしょう。

お供え物に適した花は、亡くなってから日が浅ければ淡い色を選ぶとよいでしょう。また故人が好きだったお花を選ぶのもおすすめです。以下は、お供え物で定番のお花です。

・菊
・カーネーション
・ストック
・リンドウ
・百合
・アイリス

果物

果物を選ぶ際は、バナナやイチゴなど、腐りやすいものや痛みやすいものは避けるようにしましょう。常温で長持ちするリンゴやメロンなどがおすすめです。お供え物の果物は、フルーツショップやスーパーなどでカゴ盛になったものを選ぶとよいでしょう。

お線香

一人暮らしの遺族や家族が少ない場合は、果物やお菓子よりも使用頻度が高いお線香がおすすめです。お線香には、「香りが強いもの」「煙が立たないもの」というように、さまざまな種類があります。贈る相手に合わせて適切なものを選ぶとよいでしょう。

命日のお供え物に関するマナー

命日のお供え物には、さまざまなマナーがあります。贈る際に失礼にならないよう、ここで紹介する5つを押さえておきましょう。

命日のお供え物の相場は?

お菓子や果物などの物品の場合は、3,000円~5,000円程度が目安です。ただし、故人との関係性によっても変わります。人によっては10,000円を超える場合もありますが、高くても8,000円程度が一般的です。

お供え物のかけ紙・外装のマナーは?

お供え物は中身が分かるような状態で持ち込まず、風呂敷紙袋などに包んで持参しましょう。またお供え物はのし紙ではなく、かけ紙を用いるのがマナーです。渡すときは中身を取り出して渡します。現金の場合は「ふくさ」から出し、表書きが読めるように渡します。

命日にかけるお悔やみの言葉は?

命日でお供え物を渡す前に、お悔やみの言葉をかけるのがマナーです。お悔やみの言葉は、大切な方を亡くした遺族に対し、思いやりをもってかけましょう。以下が代表的なお悔やみの言葉です。

・「心よりご冥福をお祈り申し上げます。心ばかりですがお花を贈りますので、お供えいただければ幸いです。」

・「〇〇様のご命日にあたり、心ばかりの品物を贈らせていただきました。心よりご冥福をお祈りいたします。」

命日のお供えの渡し方のマナーは?

お供え物は突然訪問して渡さず、お参りに来た旨を施主に伝えてから渡しましょう。直接訪問するのが難しい場合は、郵送する形になりますが、受け取る遺族に配慮して事前に電話で連絡しましょう。届く日と時間を伝えておくと遺族も安心です。

命日のお供えのお返しはどうしたらいい?

命日でいただくお供え物のお返しは、いただいた金額の3分の1程度が目安です。お返しの品はお菓子やお茶などの消耗品を選ぶとよいでしょう。またタオルやハンカチ、洗剤なども喜ばれます。お返しの品は、お礼の手紙も添えて1ヶ月以内に送るとよいでしょう。

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まとめ

命日のお供え物はお菓子や果物、花などが定番ですが、現金を贈っても問題ありません。金額の目安は、仏壇祭りでは3,000円程度です。法事の場合は、親族が10,000円~25,000円、親族以外が3,000円~5,000円が目安とされています。この記事で紹介したマナーを参考にして渡しましょう。

葬儀に関わる疑問は、ぜひ「小さなお葬式」へご相談ください。スタッフがささいな疑問にも丁寧にお答えします。

お供えに関するマナーのほかにも、お亡くなり後の手続き・直近の葬儀にお悩みの方は 0120-215-618 へお電話ください。
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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
「小さなお葬式のコラム」では、合計2000記事以上を管理。
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