お通夜の服装マナー|男性・女性・子ども
葬儀マナー[参列者]

作成日:2019年02月01日  更新日:2021年07月12日

お通夜の服装マナー|男性・女性・子ども

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生前故人と親しい間柄にあった人達が集まり、故人の冥福を祈る「お通夜」。基本的に故人が亡くなった当日や翌日にとり行われることが多いため、事前に予期できるということはあまりなく、お通夜に参列することは突然決まります。

しかし、お通夜に参列するにあたって、服装には細かいマナーがあり、用意しなければならないものもあります。当記事では、そんなお通夜の服装マナーに関して解説していきます。故人と悔いなくお別れをすることができるよう、きちんとマナーを押さえた上で服装選びをしましょう。

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【もくじ】
お通夜の参列にふさわしい服装とは
弔事で持っていくべき小物
喪服を持っていない場合は「平服」でもよい
服を着るときの注意点
【Q&A】お通夜の服装マナー

お通夜の参列にふさわしい服装とは

亡くなった方の元へかけつけ、別れを惜しむお通夜。正式な儀式であるため、その場の意味合いに沿った服装で参加しなければなりません。服装は、故人やその遺族を思いやる気持ちを表すメッセージそのものともいえます。お通夜の参列にふさわしいとされている一般的な服装を、男性と女性、子供のパターンに分けて見ていきましょう。

男性のお通夜参列時の服装

参考動画:葬儀・法事の服装と髪型 −男性・男の子−【小さなお葬式 公式】動画が見られない方はこちら

男性が葬儀へ参列する際は、礼服用のブラックスーツ、または濃紺、ダークグレーのスーツを着用します。スーツの下には白いワイシャツを着用し、ネクタイ・革靴・靴下・鞄などの小物はすべて黒いもの、または暗い色のものに統一します。動物の皮などを使用した小物は、「殺生をして作ったもの」であるため葬儀の場へは持っていくべきではないとされていますので、合皮のものや、布でできたものを用意しましょう。

上記以外で全身に身に着けて良いものは、結婚指輪のみと考え、アクセサリーなどは葬儀の場では慎みましょう。髪型は、寝癖がついているのは不適切であることはもちろん、耳の出る清潔感のある髪型で参列しましょう。

女性のお通夜参列時の服装

葬儀・法事の服装と髪型 −女性・女の子−【小さなお葬式 公式】 動画が見られない場合はこちら

女性の場合も、スーツは黒または濃紺、グレーなど、暗い色のものを着用しますが、スーツではなくワンピースでも問題ありません。お通夜などつつましい場では肌の露出は控えるのがマナーですので、スカートをはく場合はひざ下の長めのものを着用します。

小物についても男性と同じく黒目の物に統一し、革製品を身に着けることは避けます。ストッキングやヘアゴムなどの色にも気を付け、髪の毛は耳より下の位置で結います。また、女性のヘアゴムや鞄、靴には装飾品がついていることが多いですが、この場合は装飾のないものを選びましょう。

アクセサリーについては、真珠のネックレスをつけることが多く、真珠は「涙」を表すとも言われています。二連のネックレスは「不幸が重なってしまう」という捉え方をするため、葬儀の場でネックレスを着用する場合は、一連のネックレスを選びます。

子どものお通夜参列時の服装

学校へ通っている場合、基本的に学校の制服を着用します。礼服を着用する場合は、大人と同じく暗めの服を選び、男の子はブレザーとズボン、女の子はブレザーとスカートまたはワンピースを着用します。男女ともに襟付きのワイシャツを中に着用しますが、女の子の場合華やかな刺繍やフリルのついたものは選ばないようにします。

髪型も男女それぞれ大人と同様に、男の子は耳の出る髪型にし、女の子は耳より下で髪を結います。まだ制服がない場合、これまで葬儀に参加したことがなく礼服を持ち合わせていない場合は、フォーマルな服装であれば礼服でなくても問題ありません。地味目な色の物を着せてあげましょう。

弔事で持っていくべき小物

葬儀へ参列する際の服装についてご紹介しましたが、お通夜などの弔事では基本的な服装に気を付けるだけでなく、持参するべき小物がいくつかあります。

袱紗(ふくさ)

お通夜などの葬儀や法要へ参列する際は、故人やその遺族へお悔やみの気持ちとして「香典(こうでん)」を納めますが、「袱紗(ふくさ)」とはこの香典を持ち運ぶ際につつんでおくものをさします。香典袋を汚れなどから守り大切に持っておくものとして使われ、香典を納める際にはこの袱紗から香典袋を取り出して遺族へ渡します。弔事で使用する袱紗は寒色の物がふさわしく、グレーや紫のものが主流になっています。

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数珠

仏教の弔事では、仏様に対して故人の冥福をお祈りしますが、「数珠(じゅず)」は仏様への敬意を表すためのものとして用いられています。同じ仏教の中でも宗派によって考え方が違い、数珠のスタイルに違いがありますが、「略式数珠」という一連タイプの物であればどの宗派でも使用することができます。故人のために仏様へお祈りをする場である弔事では、数珠が必要になります。

ハンカチ

弔事に限らずフォーマルな場面では、ハンカチを身に着けておくことは基本的なマナーといえます。特に、弔事では故人の死をしのんで涙を流してしまうということも考えられますので、ハンカチを持参しましょう。葬儀で使用するハンカチの色は白か黒が好ましいといわれていますが、参列者の身に着けているものが全て黒で統一されているため、白は目立ってしまうことから、黒を選ぶ人も多いようです。

喪服を持っていない場合は「平服」でもよい

さて、お通夜をはじめとした葬儀へ参列する際の、基本的な服装について解説してきました。お通夜の場合は前日や当日にその参列が決まることがほとんどであるため、十分に準備することができないまま「急きょかけつける」といったケースもあるでしょう。

喪服や小物をそろえることができない場合もあり、遺族に対して失礼なのではないかと心配する人もいるかもしれません。しかし、お通夜の場合、正装ではない「平服」で参列しても良いとされているのです。平服で参列する場合について、見ていきましょう。

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服を着るときの注意点

平服でお通夜へ参加する場合も、いくつか注意点があります。冒頭でもお話しましたが、お通夜へ参列する際の服装は、故人やその遺族を思いやる気持ちを表すものです。喪服や平服といったスタイルに関係なく、つつしみ深い服装で参列しましょう。

色の暗い地味な服装を選ぶ

真っ黒のスーツを用意できなかったとしても、黒や紺になるべく近い色を基調とした服装を選びましょう。ストライプや花柄などの柄物、派手な形の洋服などは避けることが好ましく、ジーンズなどのカジュアルな服装も適切ではありません。

喪服に近い、無地の落ち着いたデザインが理想的です。小物についても、手元にある物のうち、なるべく黒に近いものを着用しましょう。

露出が多い服装は避ける

葬儀の場において、肌の露出は不適切であるとされています。男性の場合は長袖・長ズボンを基本とし、女性はスカートを着用する場合、長めのものを選びましょう。スカートの足が出ている部分は必ずタイツで覆うようにし、直接露出することがないように気を付けてください。また、シャツは上のボタンまで留め、首周りの露出も少なくしましょう。

装飾品に気をつける

先ほども少し触れましたが、弔事で身に着けて良い装飾品は結婚指輪だけとされています。女性の場合も、身に着けるとしても一連の真珠のネックレスや、派手ではないブローチくらいまでにとどめておきましょう。ピアスやイヤリングなどはつけないのが一般的ですが、つける場合は揺れるタイプのものやゴージャスなものは避け、シンプルなタイプのものを選びましょう。

【Q&A】お通夜の服装マナー

最後に、服装や身に着けるもののマナーについて解説していきます。弔事では、喪服を着ればそれで良いというだけではなく、身の回りのものへ細やかな気づかいをすることが大切です。見落としがないよう、最後までチェックしていきましょう。

派手なデザインの服装は避ける

冒頭からお伝えしてきたように、お通夜などの弔事では黒や濃紺、グレーなど暗めの服装が適していますが、色だけではなく、デザインについても考え方は同じです。大胆に胸元が空いていたり、カラフルな柄が施してあったりと、派手なデザインの服装は場の雰囲気を壊してしまいます。葬儀にはたくさんの人が参列していますので、その気持ちを害してしまうようなことは避けましょう。服装選びのラインが分からず心配な場合は、他人にチェックしてもらうことをおすすめします。

メイクやネイルは控えめに

服装を選ぶ時と同じ考え方で、お悔やみの気持ちをもってつつましい身なりで参列することが大切になります。派手なアイメイクや濃すぎる口紅は避け、地味目の物を選んでください。
また、普段からネイルをしている人は、ゴテゴテとしたものや金や赤のものはなるべく事前に落としておき、どうしても落とせない場合は手袋などで見えないように工夫しましょう。

香水の量には気をつける

正装をする際に香水をつける習慣がある人もいるかもしれませんが、お通夜などの場では香水もなるべくつつしむようにしましょう。葬儀の場ではお線香で香りをたてることで、故人を良い香りで送り出すという慣習がありますが、これに香水のにおいが混ざってしまうと、お線香が故人へ届かなくなってしまいます。香水のにおいが苦手な人も中にはいますので、どうしても香水をつけたい場合には少量に抑えるという配慮が必要です。

毛皮製品を身につけない

上記でも触れましたが、弔事では、毛皮製品を身に着けることはタブーとされています。毛皮製品は動物を殺生して作るものであるため、弔事の場には不適切であると考えられているからです。毛皮が使われることの多いコートや鞄だけでなく、小物など身に着けるものは全てチェックしておきましょう。

まとめ

さて、この記事では、お通夜における服装マナーについて解説してきました。男性と女性、そして子供が着用するべき喪服の基本を押さえ、マナーについても理解していただくことができたでしょうか。お通夜は、亡くなった故人へ感謝とお別れの思いを伝える場として、遺族や関係者にとって大切な場になります。悔いなくお通夜へ参列することができるよう、服装マナーに注意して参列してください。


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