納骨堂の概要やメリットは?都道府県別の相場を解説!
供養

作成日:2019年02月12日  更新日:2022年10月21日

納骨堂の概要やメリットは?都道府県別の相場を解説!

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供養方法の多様化により、近年納骨堂の永代供養が注目されています。お墓の後継者が必要なかったり費用が抑えられたりする点が、納骨堂の大きな特徴といえるでしょう。

納骨堂の利用を検討している方の中には、納骨堂のメリットや費用について知りたいという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、納骨堂の概要やメリット、相場などを紹介します。相場はエリアごとに紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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【もくじ】
納骨堂の特徴とは?利用者が増えている理由
納骨堂の利用に向いているケース
納骨堂の利用にかかる費用
各エリアの納骨堂の相場
納骨堂を選ぶ際の留意点
納骨堂に納骨するまでの流れ
納骨堂を利用できる期間や期限
納骨堂以外の納骨の種類について
まとめ

納骨堂の特徴とは?利用者が増えている理由

納骨堂は、近年需要が高まっているお墓の一つです。後継者がいなくても安心して利用できて、墓地や墓石を購入するよりも費用を抑えられる納骨堂には、一般的なお墓とは違うメリットがあります。納骨堂の具体的な費用などを見る前に、納骨堂のメリットや向いているケースを確認しましょう。

納骨堂とは?

納骨堂とは、個人や家族などさまざまな単位でご遺骨を収納することができるスペースのことです。近年では、少子高齢化によりお墓を継いでくれる子どもがいないという家庭も少なくありません。そのような背景から、墓地・霊園の管理者にご遺骨を管理していただき、さらに一定期間後は合祀して供養してもらえる永代供養の需要が増えています。

納骨堂は、そんな永代供養をしてもらえる施設のひとつです。従来のお墓とは、ご遺骨を骨壺でそのまま収蔵する点と、建物のなかに多くの納骨スペースが備えられている点が異なります。納骨堂にはさまざまなタイプがありますが、一定期間は個別の納骨堂を借りて、そこにご遺骨を入れてお参りをするのが一般的です。

ロッカー式の納骨堂とは?

納骨堂と聞くと、ロッカーのような形状を思い浮かべる人もいるかもしれません。ロッカー式の納骨堂は、同じ大きさのロッカー型の納骨スペースが集合しているものを指します。駅などに設置されているコインロッカーのような、シンプルなデザインのものが多いでしょう。しかし、最近ではデザインやバリエーションが多彩になり、見た目が華やかなタイプや、扉を開けると小さなお仏壇になっているものまで登場しています。コンパクトですが、完全に個別のスペースで供養することが可能です。

納骨堂のメリット

納骨堂は利用期間が満了になると合祀墓で供養されるため、管理者のいない無縁墓になる心配がありません。お墓の継承者についての不安がないことは、納骨堂の大きなメリットといえるでしょう。

また、納骨堂は駅から歩いて行ける距離にあるなど交通アクセスがよく、空調やエレベーター、バリアフリーなどの設備も整っているところが多い傾向があります。季節や天候に関わらず、年配の方でも快適にお参りができます。屋外のお墓のような掃除や草むしりも必要ありません。

さらに、墓地や墓石を購入する必要がないため、お墓を建てるよりも費用を抑えられるのも納骨堂の特徴です。

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納骨堂の利用に向いているケース

納骨堂の利用に向いている方は以下のとおりです。

・お墓の継承者がいない方
・子どもや孫にお墓の維持管理の負担をかけたくない方
・自分一人や夫婦のみで入れるお墓を探している方
・費用を抑えながら供養もきちんとしたいとお考えの方

納骨堂の利用にかかる費用

納骨堂を利用する理由はさまざまですが、一般的な墓地を利用する場合は安くない費用がかかるため、金銭面の理由から利用される方も少なくありません。

ここからは、納骨堂を利用するときにはどのような費用がかかるのか、大きく2つの費用についてご説明します。

永代使用料

永代使用料とは、納骨堂の契約金ともいえる費用です。最近では「永代供養料」と呼ばれることもあり、供養してもらうために支払う費用を意味します。これらの費用は、契約時に一括で支払うことがほとんどです。

納骨堂には、仏壇型、ロッカー型、機械型、位牌型、合祀型などいくつかの種類があり、それぞれのタイプによって金額は異なります。金額に幅がある理由として、合祀の期間や骨壺の数、納骨堂の大きさ以外にも、納骨堂の設備や立地条件なども関係してきます。

また、納骨堂のなかには、合祀の期間が決まっており、永代使用料に「管理費」や「戒名」「お布施」などの費用が含まれているところもあります。

管理費

管理費は、納骨堂の施設の運営をしていくための費用です。永代使用料と同じく、金額に幅があります。生前契約をすると、その時点で料金が発生するところもあれば、遺骨を納骨してから料金が請求されるところもあるなど、施設によってさまざまです。

単身者向けの仏壇やロッカー型を選んだ場合、契約した時点で管理費が発生することも少なくありません。また納骨堂の管理費は、合祀をするまで支払い続けることもあるので、事前に確認しておきましょう。後継者への負担を減らしたい場合、管理費を「永代使用料」とともに一括で支払えるところもあります。

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各エリアの納骨堂の相場

納骨堂はお墓に比べて安く利用できる傾向にありますが、種類や供養方法、規模などによっても違ってきます。人気がある、都心や施設や駅から近いなど、アクセスの良い施設に関しては郊外の施設よりも割高です。

相場を知るためにも、各都道府県の平均相場だけでなく、最安価格の施設についてもご紹介します。

全国平均

納骨堂を利用する際に必要な費用は、全国の平均相場44.2万円です。ただし、納骨堂のタイプによっても費用感が変わるため、10万円~100万円ほどの幅があります。

以下では代表的な都道府県における納骨堂の平均費用相場と、納骨先・墓地・霊園選びをお手伝いするサービス「OHAKO(おはこ)」でご紹介している、納骨堂のある施設一例をご紹介します。

東京都

東京都の平均相場:94.0万円
真行院
最安価格:30.0万円(初期費用合計・税込)
東京都台東区蔵前4-12-5

大阪府

大阪府の平均相場:150.6万円
善宗寺
最安価格:20万円(初期費用合計・税込)
大阪府大阪市港区港晴3-16-6

神奈川県

神奈川県の平均相場:130.0万円
乗誓寺
最安価格:130.0万円(初期費用合計・税込)
神奈川県横須賀市東浦賀1-20-10

福岡県

福岡県の平均相場:37.3万円
宝明院 大師堂 納骨堂
最安価格:30.0万円(初期費用合計・税込)
福岡県北九州市小倉南区北方1-14-21

愛知県

愛知県の平均相場:82.0万円
長福寺
最安価格:15.0万円(初期費用合計・税込)
愛知県稲沢市平和町下三宅郷内309

京都府

京都府の平均相場:38.0万円
薬薗寺 楽園堂
最安価格:25.0万円
京都府八幡市八幡森垣内2

兵庫県

兵庫県の平均相場:15.0万円
勝福寺 納骨壇『納骨永代経』
最安価格:5.0万円
兵庫県川西市火打2-16-5

岐阜県

岐阜県の平均相場:19.0万円
武儀山 清浄寺
最安価格:12.0万円(初期費用合計・税込)
岐阜県郡上市大和町大間見1791

納骨堂を選ぶ際の留意点

費用やアクセス、管理の問題など、従来の墓地の問題点やデメリットを解決してくれるのが納骨堂での永代供養です。とはいえ、安価で立地条件がよいなどメリットがあるにも注意すべき点もあります。

納骨堂を選ぶ際には、原点に立ち返って「誰が入るのか」「お墓参りをするのは誰か」について考えることが大切です。例えば、親戚関係が疎遠になっていて納骨後にお参りをしない可能性が高いケースでは、立地にこだわらず価格重視で納骨堂を選ぶことも一つの選択肢です。一方で、納骨堂を墓地の代わりにお参りする場所として考えているのであれば、立地条件など、お参りをする人のことを考慮しなければいけません

納骨堂に納骨するまでの流れ

大切な遺骨を預けて先々の供養をお願いする納骨堂は、しっかりと情報収集をして慎重に選ぶことが大切です。気になる納骨堂は、インターネットなどの情報だけに頼らず、足を運んで現地の様子を確認しましょう。ここからは、納骨堂の情報収集から申し込み、納骨までの流れについて解説します。

1. 納骨堂を探して問い合わせる

まずは納骨堂について情報収集をしましょう。インターネットで検索したり情報誌や広告などから情報を得たりして、気になる納骨堂があれば、資料請求をして詳しい情報を確認します。

条件に合いそうな納骨堂が見つかったら、見学予約をしましょう。ホームページから資料請求や見学予約ができるところが多くあります。

2. 納骨堂を実際に見に行く

気になる納骨堂の見学予約ができたら、実際に足を運んで現地の様子を確認しましょう。納骨堂の雰囲気や住職、スタッフの人柄など資料からは分からないこともたくさんあるため、見学はとても大切です。設備や管理方法などについても現地で確認しながら、疑問点はどんどん質問しましょう。

また、自宅から現地への交通手段や所要時間を記録しておき、お参りの際に不便がないかをチェックすることも重要です。

3. 納骨堂利用の申し込みをする

見学をして検討した結果、納骨堂を利用する意思が固まったら、利用契約の申し込みをします。申し込みの際は、本人確認書類や認印、住民票などが必要です。ほかにも口座番号が分かるものや緊急連絡先、申し込み手付金などが必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

申し込み手続きに進む前には、利用規約や契約内容を再度確認することが大切です。契約の供養期間が過ぎた後の遺骨の取り扱いなど、将来のことについてもしっかり把握しましょう。

4. 納骨をする

申し込みが完了すれば、納骨ができます。納骨堂の場合は、骨壺のまま納骨するのが一般的です。

なお、お墓や仏壇などを新しく購入した際には、僧侶に読経してもらい故人の魂を込めるために「開眼供養」という儀式を行います。ただし、無宗教の納骨堂の場合は開眼供養を行わないケースもあります。開眼供養についても、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

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納骨堂を利用できる期間や期限

多くの納骨堂では、あらかじめ契約した利用期間は個別のスペースに遺骨を安置して供養します。利用期間満了後は合祀されます。納骨堂の利用期間は法要のタイミングに合わせて設定されることが多く、3年、13年、33年であることが一般的です。利用期間は最長で三十三回忌としているところが多くみられます。

利用期間満了後の遺骨の扱い方は納骨堂によっても異なるため、申し込む前に確認しておきましょう。

納骨堂以外の納骨の種類について

仏様を供養する方法は、納骨堂だけではありません。日本では古くからさまざまな方法によって、仏様を極楽浄土へと誘ってきました。最近では供養に対する考え方の多様化により、新たな選択肢も生まれてきています。そこでここでは、さまざまな納骨の方法や考え方をご紹介していきます。

お墓

納骨方法のなかでも、一般的な方法がお墓による供養です。ご遺骨を墓石に納めることになり、その後の管理や維持が必要になります。土地の価格や面積、デザイン、墓石の大きさなど価格はさまざまですが、最近ではメッセージを刻めるなどと、個人でこだわりを持って建てられるのが特徴です。家族を祀り子孫へと受け継いでいきたい、伝統的な方法で故人を供養してあげたいという人におすすめの方法といえるでしょう。全国相場としては、約180万円程度となっています。

海洋散骨

海洋散骨とは、遺骨を海に散骨する埋葬方法のひとつで、近年少しずつ広まりつつあります。自分の死後は海に還りたい、大好きだった海で眠りたい、などの故人の意思を尊重することができるとして注目を集める方法です。お墓への埋葬に比べて維持費がかからず、遺族への負担が少ないうえ、宗教やしきたりなどにとらわれる必要もありません。海が好きで生前に海での散骨を希望していた、身寄りがなく入るお墓がない人などにおすすめです。

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樹木葬

樹木葬とは、墓石ではなく樹木を墓標にして埋葬する供養方法です。桜やハナミズキなどの木の下に納骨する樹木葬は、「自然に還ることができる」というメリットから人気が高まっています。

樹木葬は、「建墓に比べて費用が抑えられる」「お墓を継承する必要がない」「宗派に関わらず利用できる」という点も大きな特徴です。埋葬方法は合祀や個別埋葬など霊園によって異なるため、希望に合うところを選ぶとよいでしょう。自然が好きな人や継承者がいない人、一人もしくは夫婦のみでの利用を希望する人などにおすすめです。

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自宅供養

自宅供養とは、ご遺骨を手元に残し、そばにおいて大切な人を偲ぶ納骨方法であることから「手元特養」なとも呼ばれます。最近では、ご遺骨を入れて身に付けることができる「遺骨ペンダント」や、分骨して手元におくことができる「ミニ骨壺」など、さまざまな方法で故人を偲ぶことができます。少しだけでもご遺骨を手元に残しておきたい、遠くにいる親せきに分骨してあげたい、お墓や供養先になかなか行くことが難しい人などにおすすめの方法です。

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まとめ

納骨堂はお墓の継承者が必要なく、掃除や管理などの手間もかからず快適にお参りができる供養方法として近年人気が高まっています。一口に納骨堂といってもさまざまな種類があるため、実際に足を運んで現地の様子も確認しながら、希望に合うものを選ぶようにしましょう。

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