新盆法要の香典相場は?香典に関するいろは
法事・法要

作成日:2019年04月25日  更新日:2020年09月01日

新盆法要の香典相場は?香典に関するいろは

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亡くなった方が初めて迎えるお盆を新盆や初盆といいます。新盆は通常のお盆よりも念入りに特別な供養が行われることが一般的です。新盆を迎える家を訪問する際には、香典を持参することがマナーとされています。

初めて新盆の法要に参加される方にとって、新盆はわからないことばかりなのではないでしょうか。今回は、新盆法要の香典相場や香典の書き方、渡すタイミング、新盆法要に参加する際の服装などを取り上げてご紹介します。

【もくじ】
新盆の香典金額相場はどのくらい?
香典袋を渡す準備をしよう!
謎多き新盆。疑問をスパッと解決!
初めての法要参加で不安な方は誰かに聞いてみよう!
まとめ

新盆の香典金額相場はどのくらい?

新盆を迎える家では、お坊さんを自宅に招いて法要を行うことが一般的です。新盆法要には、家族だけでなく親戚や親しい友達も招待されます。法要に参加する際には、香典を持参してお供えをすることがマナーです。

香典の準備をするとなると、いくら包めば良いのか悩む方も多いでしょう。自分と故人との関係性や、法要後の会食に参加するか否かでも金額は変わってきます。新盆法要における香典の金額相場を確認して、準備を進めましょう。

近しい親族の場合(3親等以内)

両親(義父母を含む) 1万円~2万円
祖父母 5千円~1万円
兄弟 1万円~3万円
叔父・叔母 5千円~2万円

近しい親戚の場合は、香典とは別に提灯代が必要となるケースもあることを覚えておきましょう。

親族の場合(3親等を超える場合)

親族であっても3親等を超える場合は、3千円~1万円が相場です。故人との生前の付き合いの深さや関係性によって変動します。

友達や近所の人など「知り合い」の場合

友達や近所の人といった「知り合い」の場合も、3親等を超える親族の場合と同様に故人との生前の付き合いの深さや関係性によって変動します。5千円~1万円の間となることが多くなっています。年齢によっても香典の金額は異なり、20代であれば5千円、30代以上であれば1万円というケースが一般的です。

友達や近所の人など「知り合い」の立場の場合、法要に招待されても出席自体は遠慮して、焼香だけをあげに新盆法要の日以外に自宅を伺うこともあります。その場合は3千円でも問題ありませんが、香典としてではなく「御線香代」として仏壇の左側に置きます。御線香代は施主に手渡さないことがマナーとされています。

会社関係などビジネスライクな場合

会社関係などのビジネスライクなお付き合いのある方の場合、上司なのか同僚なのか、またそのご家族のどなたかというように、関係性はさまざまです。しかし、金額の相場はどの場合においても5千円から1万円の間となっているため、年齢や立場を考慮して決めましょう。

例えば、自分が20代であれば、自分よりも年上の先輩の立場を考慮して、3千円から5千円を包むと良いです。30代であれば、同じ立場の同僚と話し合って包む金額を決めることをおすすめします。

友達や近所の人など「知り合い」の立場の場合と同様に、法要に招待された場合は出席を遠慮することがマナーです。新盆法要の日を避けて新盆の焼香だけをあげるために伺う場合は、「御線香代」として3千円程度でも問題なく、施主に手渡しせずに仏壇の左側にお供えしましょう。

会社関係の場合は、連名で包む場合もあります。その場合は、1人当たり千円から五千円の金額でキリの良い金額にします。

会食がある場合にはその費用も追加で入れよう

読経が行われる法要後に、お斎である会食が行われる場合には、香典に金額を追加します。追加費用は1人当たりのお膳代にあたる3千円から1万円が相場といわれています。

香典袋を渡す準備をしよう!

法要に持参して渡す香典袋の準備をしましょう。水引は「結び切り」または「あわび(あわじ)結び」でなければなりません。これは、固く結ばれて解くことが難しい結び方で、「繰り返すことのないように」という意味があり不祝儀に使われます。

水引の色は、地域によっても風習が異なります。白黒の水引は、ご家族に葬儀を連想させる使用を避けるという地方もあります。こういった地域の法要に参加する場合は、法要の連絡があったら早めに祝儀袋の準備をしておきましょう。

「御霊前」はNG?袋は「御仏前」「御佛前」を用意

仏教の場合、香典袋の表書きは、「御仏前」「御佛前」を使います。宗教に関係なく仏教以外でも使用できるのは「御供物料」です。また、親族が提灯代を包む場合は、御仏前と一緒に包まずに別に「御提灯代」を準備します。

「御霊前」は、浄土真宗と曹洞宗以外の通夜・告別式で使用するものです。浄土真宗と曹洞宗以外では、四十九日の法要を迎えるまでは「霊」であり、四十九日を過ぎると「仏」になるとされているため、新盆のときは「御仏前」や「御佛前」を用います。

「仏」と「佛」は同じ意味で、新字か旧字という違いです。どちらも間違いではありませんが、仏教では旧字である「佛」が使われることが多い傾向にあります。

できれば薄墨を!香典袋のペンの種類

香典袋には筆や筆ペンを用いて表書きをします。通夜や告別式といった葬式で持参する香典袋と違い、新盆で持参する香典袋はあらかじめ準備する期間があります。そのため、薄墨ではなく普通の墨でも問題ないとされています。しかし、墨の濃さにまで気を配るという日本人らしい気遣いを大切にするという意味も込めて、できれば薄墨を使いましょう。

香典袋の表書きの書き方サンプル

香典袋の表の書き方は水引よりも上の部分に「御仏前」「御佛前」「御供養料」のどれか1つを書き、水引よりも下の部分にフルネームを書きます。1人ならば中央に、連名の場合は、1人目をセンターに書き、2人目はその左側に書きます。夫婦であれば、センターに夫のフルネームを書き、その左側に妻の名前だけを書くのが一般的です。

会社関係など連名で香典袋を準備する場合は、会社名と代表のフルネームを中央に書きます。グループの場合は、「〇〇一同」と書いても良いでしょう。

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お札の向きとお金の入れ方・包み方

香典袋に入れるお札の向きはこだわらないという方も増えています。お札の向きを気にされる方は、仏事ということで、お札に描かれている人の顔が裏側かつ下側にくるように包みましょう。

複数枚のお札を入れる場合はお札の表裏や向きは全て揃うようにして、お札が別々の向きにならないようにしましょう。

連名で香典を準備する際には、1人ひとりが少額を出し合うためお札の数が多くなる場合もあります。お札の枚数が多くなると受け取る側が数える際に負担になるため、両替をしてまとめてから包みましょう。

お札は中袋に入れます。中袋がついていない場合は半紙などを用いてお札を包みます。

香典袋は汚れを防ぐためにも、袱紗(ふくさ)に包んでおきましょう。袱紗は寒色系のものを準備します。一枚ものの袱紗で香典袋を包む場合、袱紗の中心よりも右側に表書きが読める状態で置き、右、下、上、左の順で折り包みます。袋タイプの袱紗の場合は、左開きになるように袱紗を置き、表書きが読める状態でポケット部分に左側から差し込みます。

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新盆で香典袋を渡すタイミング

新盆の法要に参加する場合、葬式のときのように受付が設けられているとは限りません。香典袋は訪問した際の施主に挨拶をするときがベストなタイミングといえます。「心ばかりですが、仏前にお供えください」と一言添えましょう。法要が行われない場合でも、施主には必ず挨拶をするため、そのときに香典袋を渡すと良いでしょう。

直接、施主に手渡しをしない場合もあります。お盆期間中であれば精霊棚に、お盆期間前であれば仏壇に手を合わせるタイミングでお供えします。このとき、仏壇に名前を向けて香典袋を置くようにします。

謎多き新盆。疑問をスパッと解決!

新盆を迎えるにあたって、わからないことが多く不安に感じている人もいるかもしれません。ここでは、疑問に持たれることが多い事がらについて、解説していきます。

新盆に行ったら挨拶する?

新盆に参加した際、施主の方にお会いしたタイミングで「この度はお招きいただきありがとうございます」と挨拶をしましょう。

仏式?神式?宗教による違いはある?

仏式でも浄土真宗は、浄土で仏様となっているご先祖様がお盆に霊となって浄土から帰ってくるという教えはありません。そのため、お盆は故人の供養の場ではなく、故人を縁として自分自身が親鸞の教えに触れて喜びを感じる機会だとしています。この考えから、お盆の法要を「歓喜会(かんぎえ)」と呼び、新盆は法縁です。

神式では新盆のことを「初盆祭」や「新盆祭」、「新御霊祭」と呼び、仏式と同様に新盆は通常のお盆よりも大切とされています。先祖供養や祖先崇拝だけでなく、両親の長寿と健康を祝う行事でもあります。新盆には、抹香や線香を焚いて供養するのではなく、宮司さんを招いて祝詞奏上をしてもらい、玉串奉奠を行います。その後、会食をすることが一般的です。

香典に入れるお札は新札NG?

香典に入れるお札は、通夜・告別式での香典マナーと同じように新札を使うことは避けましょう。通夜や告別式といった葬式とは違い、香典を前もって準備できる期間が十分にあるため新札でも構わないという考えもあります。

しかし、一般的には新札は使われないため、新札しか手元にない場合は、自分で折り目をつけて袋に入れましょう。ただし、新札ではないといえ、あまりにもしわの入ったお札や破れたお札を使うことはやめましょう。

実家に新盆で帰るとき香典が必要?

実家で行われる新盆に香典が必要なのは、経済的に自立をして実家を離れている場合です。大学に通うために一人暮らしをしており新盆で実家に帰る場合は、香典を準備する必要はありません。つまり、社会人であれば香典を準備し、学生であれば香典を準備する必要はないということです。

初盆・新盆の訪問に最適な服装とは?

初盆や新盆のお宅の訪問に最適な服装は、喪服や礼服が一番無難です。お坊さんを招いて読経が行われる法要に参加される場合は、特にそういえます。しかし、施主よりも格上の服装にはならないようにしましょう。

黒を基調としたスーツでも問題ありません。案内状に「平服でお越しください」と明記されている場合でも、Tシャツやデニムと言ったカジュアルな服装で良いというわけではありません。「喪服でなくても構いません」という意味です。

法要に参加するのではなくお墓参りにのみ行くのであれば、派手な服装や露出度の高い服装は避け、お墓参りという行事に相応しい服装を心掛けましょう。場違いの服装は「マナーが悪い」「常識がない」と思われてしまうかもしれません。

服装のマナーも大切ですが、持ち物としては数珠を忘れないように持参しましょう。仏事では数珠は必需品です。

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初めての法要参加で不安な方は誰かに聞いてみよう!

誰でも初めてのことには不安や戸惑いを感じるものです。地域によって、お菓子などの品物を一緒にお供えとして準備するなど、法要に参加する場合の習わしはさまざまです。初めての法要参加で心配な方は、年上の方や立場が同じまたは似ている人に聞いてみると良いでしょう。

まとめ

新盆法要における香典の相場や書き方、渡すタイミング、新盆法要に参加する際の服装などを取り上げてご紹介しました。初めて参加する新盆法事への不安が取り除かれたでしょうか。

通夜や告別式といった葬儀に比べると、新盆法事は事前に準備する時間があります。新盆法事へ参加する準備をしっかりと整えて当日に臨みましょう。

その他、新盆に関する記事を読みたい人はぜひこちらもご確認ください!

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最後に

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