自分らしい最期を迎えられるように「終活」を始める方が増えています。しかし、何から始めればよいのかわからず、終活や葬儀の知識を深めたいという方もいるのではないでしょうか。事前に終活や葬儀について詳しく知っておくことで、終活をスムーズに始めることができます。
そこでこの記事では、終活の中でももっとも重要な葬儀についてご紹介します。今後のために葬儀の準備について知っておきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事の要点>
・葬儀の内容を決める際には宗派の確認と、葬儀プランを考えておく
・葬儀費用は早めに準備し、遺影の写真を用意する
・葬儀の準備が終わったらエンディングノートに書いておく
こんな人におすすめ
終活における葬儀の準備のためにやることを知りたい方
終活とは何かを知りたい方
葬儀以外でエンディングノートに書く内容を知りたい方
終活をするのであれば、葬儀についてきちんと考えておきましょう。どのような内容にするか、どこの葬儀社で執り行うかなど、決めておきたいポイントがいくつかあります。準備が滞りなく進められるよう、葬儀で決めておくべき5つのポイントをご紹介します。
まずは葬儀の宗派を決めましょう。先祖代々宗派が決まっているのであれば、自身の宗派を確認しておきます。宗教・宗派によってお寺や教会など、葬儀を行う場所が異なります。葬儀場で行う場合でも、対応できる宗派とできない宗派があるため、前もって確認しておくことが大切です。
また、近年はライフスタイルの多様化により、「家族葬」や「一日葬」などの新しい葬儀スタイルが誕生しています。通夜から告別式、火葬という流れで行う「一般葬」のほか、通夜や告別式を行わない火葬のみというプランが選べる場合もあります。
多くの人とにぎやかにお別れをしたいのか、それとも家族のみでひっそり見送りたいのかなど、どういった内容の葬儀を希望するかを考えておきましょう。
葬儀社は全国各地にあるため、どこを選べばよいかがわからないという方もいるでしょう。葬儀社選びにお困りであれば小さなお葬式にお問い合わせください。小さなお葬式は全国に4000以上の提携式場があり、お近くの式場で葬儀を行えます。
葬儀スタイルは5つあり、1名~10名規模の家族葬から30名以上で行う一般葬まで選ぶことができます。コストを抑えたいといった希望内容も相談できますので、葬儀社選びにお困りであればぜひ一度ご相談ください。
葬儀社と葬儀スタイルが決まれば、必要な金額も大体把握できます。葬儀に必要な費用は早めに準備しておきましょう。内容やスタイルによっては高額になる恐れもあるため、後々になって用意できないことがないよう注意が必要です。
反対に、葬儀社も葬儀スタイルも決めていないのであれば、最初に家族と相談して大まかな予算を決めておくことをおすすめします。どのくらいの費用であれば葬儀に捻出できるかを話し合っておくことで、無理のない範囲でのプランを決めやすくなるでしょう。
葬儀のときは遺影を用意する必要があります。不慮の事故や病気で亡くなった場合は家族が遺影の写真を決めることになりますが、終活の段階で決めておけば自分自身が気に入った写真を遺影に使えます。
遺影に使いたいと思える写真がない場合は、撮影をしておきましょう。家族に撮ってもらってもよいですが、スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうという方法もおすすめです。終活用の「遺影撮影プラン」を用意しているスタジオもあり、お気に入りの洋服やアクセサリー、髪型で写真を撮ってもらえます。
葬儀スタイルや希望する葬儀社、使ってほしい遺影が決まったらエンディングノートに書いておきましょう。エンディングノートは自身の終末期・死後について記すものです。遺族はこのノートを参考に故人の葬儀を進めていくことになります。
内容は誰が見てもよいようにわかりやすく書きましょう。家族がわからないことを書いていると、希望が叶えられない可能性もあります。不安な点があれば、あらかじめ家族に見せておくと安心です。
「終活」という言葉を耳にする機会も増えてきましたが、「終活」は具体的に何をするものなのかをご存知でしょうか。死後のことを考えるというぼんやりとしたイメージはあるものの、詳しい内容はわからないという方もいるかもしれません。ここでは「終活」とは何をするものなのか、終活の基本を解説します。
終活とは、いつか訪れる「死」に向けて準備をすることをいいます。死後は葬儀を行いますが、葬儀スタイルはどのようなものにするか、どこの葬儀社に頼むかなど考えておくべき点がいくつもあります。お墓がない場合は、お墓の準備も進めなければなりません。
遺言書やエンディングノートを書くことも終活の一部です。エンディングノートには終末期や死後のことを書きますが、遺言書には財産や遺族へのメッセージを記します。遺言書には法的効力がありますが、エンディングノートにはありません。それぞれで書くべきことが異なるため、間違いのないよう注意しておきましょう。
終活をすることで自身の最期を強く感じます。これまでの人生を振り返り、さまざまな思い出に浸ることができるでしょう。その中で後悔している点があれば、人生の終焉を迎えるまでにやっておこうという気力も湧きます。
終活にネガティブなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、人生の終焉を考えることで「今後の人生をよりよくできる」というポジティブな見方も広がっています。残された人生を後悔のないものにするために終活をする、という方も多いようです。
エンディングノートには終末期や死後のことについて記載するため、必然的に葬儀に関する内容が多くなります。しかし、葬儀以外にも書いておくべき項目がありますので、ここでご紹介します。自分自身に当てはまる内容があれば、記載しておきましょう。
エンディングノートに自分自身のことを詳しく記しておきましょう。本籍地はどこか、これまでどんな人生を歩んできたかといったことを書いておけば、家族はあなたについて理解を深められます。
インターネットを利用しているのであれば、利用しているサイトのIDとパスワードも書いておきましょう。IDとパスワードがわかれば家族が退会手続きを行えます。そのほか、自身が契約している保険やサービスの内容についても、わかりやすくまとめておくと役立ちます。
自宅でペットを飼っている場合は死後、ペットをどうするかも書いておきましょう。ペットの引き取り先を事前に探して記入しておくことで、家族が困らずに済みます。引き取り先が友人であれば友人の名前と住所、電話番号を忘れずに記入します。
また、ペットの情報を書いておくことも大切です。かかりつけ医や持病、好きな食べ物、苦手なものなどについて残しておけば、引き継ぐ人とペットの新生活がスムーズにスタートできるでしょう。
遺品がある場合、形見分けについても記入しておきましょう。大事な品があれば、その品を誰に譲渡するかをエンディングノートに書いておきます。誰が遺品をもらうかで揉めることを避けられるでしょう。
財産になるようなものについてはノートではなく「遺言書」に記載しましょう。エンディングノートには、財産にならないような愛用品についてのみ書くことをおすすめします。
白紙のノートをエンディングノートに仕立てるには時間もかかりますし、素人ではうまくまとめられない可能性もあるため、専用のエンディングノートを準備することがおすすめです。専用のノートであれば、さまざまな項目が印刷されており、自分の情報を書いていくだけで完成です。ここではエンディングノートを入手する方法についてご紹介します。
住んでいる地域の自治体でエンディングノートを配布していることがあります。すべての自治体で用意しているわけではないため、配布しているかどうかを事前に電話で確認しておくとよいでしょう。
自治体によっては、地域の居住者でなくとも配布してくれることがあります。住んでいる地域の自治体で配布されていない場合は、近隣の自治体に確認してみましょう。
エンディングノートを無料でダウンロードできるサイトもあります。ダウンロードすると自身のパソコンにエンディングノートファイルが保存されるため、印刷してまとめればエンディングノートの完成です。Wordの雛形で配布しているタイプであればより便利です。
スマートフォンやタブレットを所持しているのであれば、エンディングノートアプリを使うのもおすすめです。アプリは無料でインストールできるものも多くあり、お金を使わずにエンディングノートの作成ができます。
アプリを利用する場合は、スマートフォンやタブレットの パスワードを家族に伝えておくようにしましょう。パスワードがわからなければ内容を確認できません。親族全員に伝える必要はありませんが、近しい人には伝えておくとよいでしょう。
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終活において 葬儀はもっとも重要な部分です。葬儀についての知識を深めることで終活は滞りなく進んでいくでしょう。葬儀に関して決めたことはエンディングノートにまとめておくと安心です。
葬儀のことでお困りのこと、または疑問点があれば葬儀専門の業者に相談することをおすすめします。小さなお葬式なら24時間365日スタッフが対応しますので、いつでもお気軽にご連絡ください。
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人が亡くなった後に行う死後処置と、死化粧などをまとめて「エンゼルケア」と呼びます。ホゥ。