訃報の連絡への返信方法は?例文も紹介します
葬儀マナー[参列者]

作成日:2020年08月20日  更新日:2022年10月07日

訃報の連絡への返信方法は?例文も紹介します

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友人や仕事関係者の親族が亡くなったとき、「訃報」というかたちで通知されます。返信にはマナーに気を付ける必要がありますが、具体的な決まりや適切な文面を理解できていない方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、訃報の連絡を受けた際の返信方法について詳しく解説します。忌み言葉や避けたい行為にも焦点を当てているため、事前知識を蓄えるためにも役立つでしょう。複数のシーンを想定した例文もご紹介します

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【もくじ】
訃報の連絡が来た場合の返信の手段
訃報の連絡への返信をする際のマナー
訃報の連絡への返信で使ってはいけない言葉やNG行為
相手別!訃報の返信メールの例文
葬儀に欠席する場合の連絡手段と方法
訃報の返信へのマナーで不安があれば小さなお葬式へご相談を!
よくある質問
まとめ

訃報の連絡が来た場合の返信の手段

相手から訃報を受ける手段として考えられるのは、メール・手紙の2パターンです。細分化すると複数の方法がありますが、基本的には相手の連絡手段に従った返信で問題ありません。失礼な行為にならないよう、訃報本来の意味を理解することも大切です。2つの項目に分け、訃報への返信マナーや考え方について解説します。

メールやLINEでの返信

パソコンやスマートフォンが普及する昨今では、インターネットを通じてやり取りを行う機会も多くなりました。LINEのようなメッセージアプリやメールで訃報を受けた場合は、同様の手段で返信しても問題ありません

ただし、これらが略式であることを理解する必要があります。相手が手紙で送付した場合、略式での返信は避けた方が良いでしょう。マナーに反すると捉えられ、不快感を与える可能性があるためです。

手紙での返信

手紙やはがきでの訃報には、同じく手紙またははがきでの返信が原則と覚えておきましょう。「喪主と親しいから」といった理由で、一方的にメールで返信するのは適切といえません。相手とどのような関係性であっても、同じように手紙などで返信するのがマナーです。

自分がメール作成やアプリ操作が苦手な場合は、相手のメール・LINEに対して手紙で返信しても良いでしょう。双方の関係性ではなく、「相手がどの手段で送付したか」が重要な基準となります。

訃報の連絡への返信をする際のマナー

訃報を受けた場合は、可能な限り早い返信を心がけましょう。普段交わす会話とは内容が異なるため、相手への配慮も必要です。

むやみに長い文章を返信すると、不快感を与えるだけでなく精神的負担を増幅させるかもしれません。故人に対する敬称の記載も、事前に把握しておきたいマナーです。返信のタイミングや文章など、内容に関するマナーを解説します。

返信はなるべく早くする

訃報に返信する際、タイミングに迷う方もいるかもしれません。遺族側は適切な時期を見計らいお知らせすることもありますが、受け取った側はなるべく早い返信を意識しましょう。一般的なメールマナーと同様、早い段階での対応が適切とされているためです。

返信が遅くなってしまった場合、送り主が「相手に届いていない」と考える可能性もあります。葬儀に参列するかどうかを伝える目的もあるため、送付された時期を問わず早急な返信を心がけましょう。

送り主に返信した後は、相手の好きなタイミングで内容を確認できます。電話のように、時間の都合を考える必要はないと考えて良いでしょう。仕事や私用などで返信が遅れた場合は、お詫びの言葉も添えられると安心です。

文章は簡潔にする

返信の内容は、なるべく簡潔な文章を意識しましょう。訃報においては、時候のあいさつも不要です。最低限必要な情報をピックアップし、文章量が多くならないよう注意する必要があります。以下の内容を参考にしてみましょう。

・故人が亡くなった事実に対するお悔み
・遺族や送り主の体調をうかがう言葉
・通夜や葬儀に参列できるかどうか

葬儀に関する案内があった場合は、参列の可否も明記します。あいまいなまま返信すると、遺族の準備作業に影響を与えるかもしれません。確定していない段階で返信するのであれば、後日決定事項を連絡する旨も記載しておきましょう。

意識したいのは、「遺族が負担や苦痛を感じる内容になっていないか」という点です。過度に心配したりお悔やみを述べたりせず、あくまでもシンプルな言葉でまとめましょう。

故人に対して敬称を使う

訃報の返信内容を記載する際、故人には敬称を用いるのがマナーです。喪主や遺族との関係性を明確にし、以下の敬称を参考に反映しましょう。

・祖父:ご祖父様
・祖母:ご祖母様
・父:お父上様・ご尊父様
・母:お母上様・ご母堂様
・夫:ご主人様・ご主君様
・妻:奥方様・ご令室様
・息子:ご子息様・ご令息様
・娘:ご息女様・ご令嬢様

喪主や故人が目上の立場に当たる場合は「ご尊父様」「ご令息様」など、より丁寧な言葉を使用します。「お母さん」「息子様」といった記載は適切でないため、関係性に応じた敬称を理解しておきましょう。相手が友人や対等な立場であれば、普段の呼び名や略式的な名前を用いるケースもあります。

訃報の連絡への返信で使ってはいけない言葉やNG行為

訃報の知識が乏しい状態で返信した場合、喪主に失礼なイメージを与えてしまうかもしれません。忌み言葉や絵文字の使用に注意し、マナーに沿った返信ができるよう理解を深めておきましょう。相手の宗派をあらかじめ確認しておくことも重要です。ここからは、訃報の返信に関して押さえておきたい注意点を6つご紹介します。

忌み言葉は使わない

メッセージの内容を考える上で特に注意したいのは、「忌み言葉」といわれる単語や表現です。死に関する出来事においては、以下のような言葉がタブーとされています。

忌み言葉の種類
死を連想させる言葉 死亡、死ぬ、生きていたとき
苦しみを連想させる言葉 苦労、苦しい闘病生活
重ね言葉 たびたび、いよいよ、わざわざ、ますます
不吉な言葉 迷う、とんでもない、四または九を含む言葉

無意識的に使う可能性もあるため、具体的な忌み言葉を認識できると安心です。忌み言葉を記載したい場合は、同じ意味を持つ別の表現に置き換えましょう。

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絵文字は使わない

メールやLINEなど略式での返信であっても、絵文字・顔文字の使用は適切といえません。相手を不快にさせる可能性もあるため、文字のみで返信しましょう。普段絵文字を多用する方も、訃報においては選択肢から外す方が賢明です。

むやみに絵文字を並べた場合、自分の感情や相手への思いが正しく伝わらない恐れがあります。文面が訃報の返信に相応しくても、メッセージ全体の雰囲気を左右してしまう絵文字は使わない方が良いでしょう。

死因は尋ねない

亡くなった理由や経緯は、遺族にとってデリケートな要素でもあります。遺族が無理に報告する義務はないため、第三者から尋ねるのはマナーに反する行為と考えましょう。訃報の際に報告できない理由を抱えているかもしれません。

訃報の返信が終わった後でも、自分からは聞かないという配慮が必要です。なるべく故人の死に直結する話題は控え、過去の思い出話やポジティブな内容を意識すると良いでしょう。

宗教や宗派に合わない言葉は使わない

広く知られる忌み言葉の他に、各宗派におけるルールも存在します。全体を把握するのは困難ですが、以下の代表例をチェックしておきましょう。

宗教・宗派 不適切な言葉 適切な言葉
仏教 浮かばれない やるせない、など他の表現
浄土真宗 霊前、冥福 哀悼、安らかな眠り
神道キリスト教 往生・成仏・供養などの仏教用語 御霊、ご平安、眠る

故人や遺族の宗派が浄土真宗やキリスト教である場合は、あらかじめリサーチした上で返信するようにしましょう。

件名にお悔やみの言葉は書かない

メールで訃報を知らされた場合は、返信の件名にお悔みを記載しない方が良いでしょう。喪主は内容を認識できるよう明記するケースもありますが、返信であれば名前のみでも対応できます。

ただし、件名への記載がマナー違反となるわけではありません。他のメールに混在したり、返信主が分からず流れたりといった可能性を軽減できるためです。長文は適切でないため、件名としてふさわしい内容と文字数を記載しましょう。判断しづらい場合は、自分の名前を記入して送ります。

無断で転送しない

原則的に、訃報の送信先を決めるのは遺族です。故人と深い関係にあった場合でも、遺族の了承なしにメールを転送するのは賢明といえません。失礼な行為に当たるため、訃報の無断転送には十分注意しましょう。

無断で転送した結果、遺族に迷惑をかけてしまうこともありえます。意図的にタイミングをずらしたり、別の方法で報告したりといった可能性もあるためです。訃報の送り先やタイミングは、遺族の意思や考え方を尊重しましょう。

相手別!訃報の返信メールの例文

普段の文面と異なる訃報への返信は、実際に記入すると「難しい」と感じることもあります。返信の早さを重視したために、不本意な内容になってしまうかもしれません。万が一の事態にもしっかり対応できるよう、状況に合った例文を押さえておくのがおすすめです。4パターンを想定し、それぞれに適した返信メールの内容をご紹介します。

友人の場合の例文

親しい友人からメールで訃報を知らされた場合は、普段に近い文面で返信しても良いでしょう。マナーの観点で迷うのであれば、以下のような例文が参考にできます。

件名:(自分の名前)
お父上様がお亡くなりになったと知り 突然のことで驚いております
荒ただしいとは思いますが お疲れにならないよう
何かできることがあれば遠慮なくご連絡ください

ご父上様の安らかな眠りをお祈り申し上げます

訃報において句読点の除外が原則とされるのは、手紙やはがきに記入する場合です。メールやLINEでは句読点を使うケースも多いですが、不安な方は文字のみで作成すると良いでしょう。宗派が明確でない場合は、汎用性の高い単語を意識して用いるのもおすすめです。

同僚や部下の場合の例文

立場が近い同僚や部下から訃報があった場合は、敬称に注意しながら返信内容を考えましょう。以下が参考例です。

件名:(自分の部署名と名前)
ご尊父様のご逝去を知り ここにお悔やみ申し上げます
お力落としのことと思いますが 仕事は気になさらずお見送りをなさってください

略儀ながらメールにて失礼いたします
ご尊父様のご冥福を 心よりお祈り申し上げます

※メールへの返信は不要です

会社関係の場合はメールでのやり取りが多く、他のメールに紛れてしまう可能性も高いため、件名にお悔みの言葉を記載しても良いでしょう。相手への負担を配慮し、返信を希望しない旨も明記します。心置きなく通夜や葬儀を進められるよう、「仕事は気にしなくて良い」といった内容も重要な要素です。

上司の場合の例文

訃報の送り主が上司の場合は、正式な文面で返信できるよう単語やマナーに気を付けましょう。直属の上司でないケースもあるため、名前だけでなく部署名など明確な情報の提示が大切です。敬称を含め、以下の例文を参考にしましょう。

件名:(部署名や名前)
この度は ご尊父様ご逝去の知らせを受け
お悔やみ申し上げるとともに ご冥福をお祈りいたします

残されたご家族の悲しみは いかばかりかとお察しいたします
お力落としのことと存じますが どうかご自愛ください

略儀ながらメールにて失礼いたします

※なお メールへのご返信は不要でございます

同僚のように「仕事は気にせず……」といった内容よりも、上司自身への心遣いを重視した方が適切といえます。

取引先の場合の例文

取引先が送り主であれば、親族ではなく関係者の訃報であることが多いでしょう。この場合、敬称には「様」または「殿」を用います。以下が実際の返信例です。

件名:(自分の会社・部署名と名前など)
(相手の会社名・部署と名前)

この度は(故人の名前)のご逝去に際し 心よりお悔やみ申し上げます

本来であれば直接お目にかかるところでございますが
略儀ながらメールにて失礼いたします

(故人の名前)の安らかな眠りをお祈り申し上げます

取引先の場合、通夜や葬儀に参列できないケースも多いことでしょう。故人への敬意を示す意味も込めて、お詫びの一文を添えます。宗派が明確に分からない場合は、忌み言葉を避けて記載できると安心です。

葬儀に欠席する場合の連絡手段と方法

訃報の返信で参列の可否を明記できない場合、別途連絡して伝える必要があります。葬儀の準備を進めるためにも重要な情報です。欠席が決まった時点で、喪主や遺族に「参列できない」という旨を報告しましょう。

葬儀欠席の連絡手段は限定されていません。電話やメールの他、LINEなどメッセージアプリの活用も可能です。手紙では当日までに伝わらないリスクがあるため、なるべく早く報告できる手段を選択した方が良いでしょう。確認漏れなどの不安を感じる場合は電話がおすすめです。

訃報の返信や欠席報告とは別に、香典に関する準備も始める必要があります。遺族が辞退した場合、強引に渡す必要はありません。喪主や遺族の考え方を優先し、負担をかけないよう対応する意識が大切です。

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よくある質問

Q:訃報に返信する際のマナーは?

A:訃報を受けた際はなるべく早く返事をするようにしましょう。訃報においては時候の挨拶は不要で、簡潔な文章で返信することが大切です。葬儀に関する案内があった場合は、参列の可否についても明記しましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。

Q:LINEで訃報を受けたときはどうすればいい?

A:LINEで訃報を受けたときは、同じくLINEで返信して問題ありません。「相手の連絡手段と同じ方法で返信する」と覚えておくとよいでしょう。

Q:故人のことはなんて呼べばいいの?

A:訃報に返信する際、故人には敬称を使用します。遺族との関係性別の敬称は以下の通りです。
父:ご尊父様 母:ご母堂様 夫:ご主君様 妻:ご令室様 祖父:ご祖父様 祖母:ご祖母様 息子:ご令息様 娘:ご令嬢様

Q:訃報への返信で注意することは?

A:訃報に返信する際は、故人の宗教に合わない言葉を使ったり「忌み言葉」と呼ばれる縁起の悪い言葉を使わないようにしましょう。また、故人の死因について尋ねることは絶対に避けましょう。
詳しくはこちらをご確認ください。

Q:手紙やはがきで訃報を受けたときはどうやって返事をしたらいいの?

A:手紙やはがきによる訃報には同じ方法で返信するのがマナーです。親しい間柄であったとしてもメールやLINEで返信することは適切ではありません。手紙で訃報を受けた場合は手紙で返信をしましょう。

Q:葬儀に欠席する場合はどのように連絡すればいいの?

A:訃報の返信の時点で葬儀への参列可否を明記できない場合は、別途連絡が必要です。欠席が決まった時点で、喪主や遺族に参列できない旨連絡しましょう。欠席連絡は電話やメールのほか、LINEで連絡しても問題ありません。
詳しくはこちらをご確認ください。

まとめ

訃報の連絡が届いたときは、可能な限り早いタイミングで返信するのがマナーです。複雑な文章と忌み言葉を避け、簡潔な内容を意識しましょう。宗派によって異なるルールへの理解も大切です。喪主や遺族の意思を尊重し、十分に配慮するのも重要といえます。

適切な文章が把握しにくい場合は、例文のリサーチがおすすめです。それでも疑問や不安を解消できない方は「小さなお葬式」へご相談ください。ご相談内容やご希望に応じて、適切なご提案をさせていただきます。

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