参列マナー

作成日:2014年07月22日  更新日:2019年10月07日

その家族葬、本当に参列すべき?判断方法と出席する際のマナー

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その家族葬、本当に参列すべき?判断方法と出席する際のマナー

この記事は小さなお葬式が書いています

葬儀は家族葬で行う、と言われたら?

家族葬に参列する場合、一般葬と違った点に注意が必要です。特に参列の基準が難しく、ご自身が参列しても良いのか、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。

この記事では、家族葬に参列するかどうかの判断方法、実際に参列する際のマナー(服装・焼香・香典・挨拶)についてご紹介します。

小さなお葬式

【もくじ】
家族葬に参列するかどうかの判断方法
訃報連絡に葬儀の案内がある場合は参列願い
家族葬の参列マナー
家族葬に参列しない場合のマナー
最後に

家族葬に参列するかどうかの判断方法

ご自身が参列するべきかどうかですが、家族葬では原則として、遺族側からの案内で参列願いがあった場合のみ参列します。

家族葬は、一般の会葬者を招かずに、家族や近親者のみで執り行われます。親しい間柄の知人・友人が参列することもありますが、それは遺族側が希望する場合のみです。遺族からの案内が無いにもかかわらず参列することは控えましょう。

また、案内される身内の範囲についても場合によって変わります。故人の兄弟や子供といった比較的血縁の近い範囲だけで行うこともあれば、おじ・おば・いとこなども含めて行われることもあります。

これは故人の遺志、あるいは喪主の判断で決められることなので、参列願いの案内があった場合のみ参列するようにしましょう。

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家族葬は家族や近親者のみで執り行われる

家族葬は、ごく近しい関係者のみで執り行われます。一般的に家族葬に参列する間柄は以下のとおりです。

・家族
・故人の兄弟
・故人の配偶者の父母
・故人の子どもの家族


家族や近親者のみで執り行うのが家族葬の特徴であり、一般葬とは大きく異なります。しかし、必ずしも家族や近親者だけで執り行わないといけないわけではありません

家族葬にだれを呼ぶかの決まりは特になく、故人と関係の深い友人や知人に最後のお別れをしてもらうことも可能です。家族や近親者以外で呼びたい人がいる場合は、参列のお願いをしましょう。

家族葬の参列者は少人数であり、30人以下の規模となることが一般的です。近親者だけで30人近くになってしまうこともあるでしょう。呼びたい人が多すぎると、規模を大きくする必要も出てきます。故人の遺志が確認できている場合は、尊重して最後に会いたいと考えていた方を呼ぶのもひとつの方法です。

規模を大きくし過ぎると、家族葬を選択するメリットのひとつである葬儀費用を抑える目的を果たせなくなるかもしれません。事前に家族や近親者の人数を把握し、さらに呼びたい人をリストアップして、最終的に何人になるかを決めましょう。

原則、遺族側から参列願いがあった場合のみ参列

家族葬は遺族側から参列願いがあった場合だけ参列するのがマナーです。家族や近親者以外から家族葬に参列したいと申し入れがあった場合、遺族は対応に頭を悩ませるかもしれません。

しかし家族葬を選択する以上、断っても問題ありません。葬儀前後の対応に対する負担を軽くするために、家族葬を選択する遺族もいらっしゃいます。参列者への対応に追われ、故人との最後の別れの時間を確保できなくなるのを避けるために、家族葬を選択するケースは少なくありません。

遺族側から参列を願う場合は、葬儀の日時や場所までを通知するのが一般的です。葬儀だけが故人との別れの場ではありません。葬儀の日時や場所が通知されていない場合は、ほかの場面を選択して故人への感謝の意とお別れを告げるようにしましょう。

近所の人や友人、会社の人は、参列を遠慮するのが望ましいものです。家族葬に参列したいと無理に申し入れて、悲しみにくれている遺族に余計な負担をかけないようにしましょう。最後のお別れを伝えたいという自分の思いもあるかもしれませんが、一般葬ではなく家族葬を選択した遺族の気持ちを考えることが大切です。

訃報連絡に葬儀の案内がある場合は参列願い

訃報連絡は基本的に、故人が亡くなった事と葬儀の案内が記載されています。死亡通知書

遺族側からの訃報連絡を直接、または電話で受けたのであれば、参列願いなのかどうかを悩む事はないでしょう。また、上記のように書面で訃報連絡を受けた場合、故人が亡くなった事と葬儀の案内が記載されていれば、参列願いと受け取り、参列しても問題ありません。

判断に迷うのは、故人が亡くなった事を伝える記載があるが、葬儀の案内がないケースです。この場合、参列辞退のお願いについての記載があれば、参列は控えましょう。

また明確に参列辞退のお願いがない場合も、葬儀の案内がなければ同様に参列は控えるようにしましょう。

訃報連絡とは?

遺族や親族、友人知人に訃報をお知らせすることを、訃報連絡といいます。電話で訃報連絡をする際は、先方が起きていると予想される時間帯にかけましょう。メールやSNSでは読まれない可能性もあるので、電話で直接伝えるほうが確実です。

参列してほしい方への訃報連絡は、亡くなった人の名前、葬儀の形態や宗派、喪主の名前、通夜や葬儀の日時や場所をお知らせします。

家族葬の場合、葬儀への参列をお願いしない方々に文書による訃報連絡を行うことも一般的です。その際には、参列お断りの記載や葬儀場の日時や場所を記載しないといった対応により、一般参列する人をお断りする意味をもたせます。

参列をしてほしい人に対しての訃報連絡と参列をお断りしたい人に対しての訃報連絡は、内容が異なります。訃報連絡を受けた人は、連絡内容から遺族側の意向を察してどのような行動をとるか決めるのが望ましいでしょう。

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判断に迷う場合

訃報連絡の際に、遺族側から直接参列のお願いがあった場合は参列して問題ありません。家族葬であるのは理解しているものの、故人との関係性から遺族側に申し入れをして参列するか判断に迷う場合もあるでしょう。葬儀場の日時や場所について口頭で伝えられるか書面に記載をしているかに注目しましょう。

何も伝えられていない、あるいは書面に葬儀の詳細が記載されていない場合は、遺族側としては参列をお断りしていると判断して問題ありません。

悪気はなくとも、遺族側が意図していない家族葬への参列希望を申し入れることは、遺族が頭を悩ませる原因になります。ひとりの申し入れを受け入れると、参列をお願いしていないほかの人に対して説明をしにくくなるものです。

ご焼香は葬儀後であっても訪問して行うことができます。遺族側から家族葬に参列してほしい意思表示がない限り、遠慮するのがマナーです。

家族葬の参列マナー

服装

葬儀では、基本的には喪服あるいは礼服を着用します。男性の場合、シングルとダブルのどちらでもいいのでブラックスーツを着用しましょう。シャツは白で、ネクタイ・靴下・靴は全て黒で統一します。

女性の場合、黒のワンピースやアンサンブル、スーツなどを着用します。肌の露出は控え、靴・ストッキング・バッグなどは全て黒です。

子供の場合は学校指定の制服があればいいですが、なければカジュアル過ぎるものは避け、落ち着いた服を選びましょう。

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お悔やみの言葉

家族葬の場合は受付がないこともあり、受付でお悔やみの言葉を述べることができない場合もあります。その時は、遺族に対してお悔やみの言葉をかけます。本来はマナーとして正しくありませんが、親しい間柄であるということから、そのような細かい部分に関しては問われません。

ただし、忌み言葉などに関しては同じく気をつけるようにします。

忌み言葉 理由
重ねる、重ね重ね、再三、くれぐれも 不幸が重なる事を意味するため。
また、たびたび、しばしば、ますます 不幸が再び来ることを意味するため。
死ぬ、死亡、九、四 「苦しむ」「死」を直接連想させるため。

焼香のしかた

焼香は宗派・宗旨によって作法が異なるもので、故人の宗派に合わせることが一番だと言われています。やり方がわからない場合は前の人に習って行います。詳しくは、お焼香のやり方についての記事でご紹介しています。

香典の用意について

家族葬の場合、一般の葬儀とは違って香典を辞退されることが多く、その場合は香典を用意する必要がありません。

連絡を受けた段階で香典や供花を辞退する旨を伝えられたのであれば、素直に従いましょう。よかれと思って用意しても、香典返しで遺族に負担をかけてしまいます。何も言われなかった時は、念のため香典を用意しておきましょう。

香典の金額は、故人との関係性や自分の年齢によっても変わります。知人・友人として参列する場合、5,000円~1万円程度であることが多いです。この金額はあくまでも目安であり、より深い関係であればこれ以上包んでも問題はありません。

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帰宅の際の挨拶

一般的な葬儀では後に会食があることが多いですが、家族葬の場合にはないこともあります。そのような場合は長居せずに帰宅し、帰る前には喪主に一言声をかけておきましょう。

家族葬に参列しない場合のマナー

家族葬の場合、遺族側から参列してほしい意思表示がない限り参列しないのがマナーです。家族葬に参列しない場合の適切な対応も覚えておくとよいでしょう。

知らず知らずのうちにマナー違反となる行動をとってしまうかもしれません。よかれと思った行動であっても、遺族側を困らせる結果とならないように気をつけましょう。

供花について

家族葬に参列できない場合は、遺族側の負担とならない配慮をするのが大切です。供花を送ると、お返しが必要になり遺族の負担増加につながります。

遺族側が供花を辞退すると明記している場合は送らないようにします。はっきりと書かれていない場合も、供花を送ってもよいか事前に確認しておきましょう。

遺族の負担を考えて、お返しはなくてもよいと送った側が考えることもあるかもしれません。しかし、遺族側としては、そうはいかないものです。

遺族にとっては金銭的な負担のみならず、故人とゆっくりお別れをする貴重な時間を対応に費やさなければなりません。遺族側の気持ちを最優先に考えて行動するようにしましょう。

香典について

家族葬に参列できないのであれば、せめて香典だけも渡したいと考える人もいるのではないでしょうか。しかし、訃報連絡の際に香典を辞退することを伝えられる、あるいは書面に香典辞退が記載されている場合は控えるのがマナーです。香典を受け取る以上は香典返しをしなければならないからです。

遺族が香典を辞退しているかどうか分からない場合も、慎重に判断しましょう。遺族が香典を受けつけているかを事前に確認したうえで、家族葬に参列する方に代理で渡してもらうか、後から弔問にうかがいます。郵送するのもよいでしょう。

香典の確認をする際には、「迷惑でなければ」とまずは伝えるようにしましょう。遺族側の状況を優先して判断してもらうために、問い合わせはおうかがいする形で行いましょう。

遺族側が本心では断りたいと思っていても、訃報を知った側が香典を渡したいと強く申し出ると断りにくくなってしまいます。遺族側の状況や考えにそって選択をしてもらうためには、一歩引いて伝えることが大切です。

最後に

家族葬は、参列基準を除いたマナーは基本的に一般的な葬儀と同じです。

参列した事でかえって遺族に負担をかけないよう、今回ご紹介したことを念頭に置き、正しいマナーで家族葬に参列しましょう。

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最後に

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