お寺の葬儀にかかる3つの費用を徹底解説!具体的な流れ6ステップも紹介
葬儀の準備

作成日:2020年11月20日  更新日:2020年11月20日

お寺の葬儀にかかる3つの費用を徹底解説!具体的な流れ6ステップも紹介

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「お寺での葬儀はどれぐらいの費用がかかるのだろうか」「お寺で葬儀を行うメリットを知りたい」「付き合いのあるお寺で葬儀をあげたいが、流れが気になる」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、お寺での葬儀は一般的なものより低価格で行えることが多いです。さらに、流れは一般的な葬儀とほとんど変わりありません。

この記事では、お寺の葬儀に必要な費用やメリット・デメリットなどを丁寧に解説しています。お寺での葬儀を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

【もくじ】
お寺での葬儀にかかる費用
お寺での葬儀だと抑えられえる費用
お寺で葬儀を行うメリット・デメリット
お寺で葬儀を行う流れを6ステップで解説
まとめ

お寺での葬儀にかかる費用

お寺での葬儀は大きく分けて以下の3つの費用が必要です。葬儀の形式や規模によって費用は大きく変動するので、葬儀を行う際に確認しましょう。

1. 葬儀一式費用
2. 飲食接待代
3. お布施代

それぞれどのような内訳になるのか、ひとつずつ詳しく解説していきます。葬儀費用を抑えたいと考えている方は、どの費用が削減できそうかを確認してみてください。

1. 葬儀一式費用

葬儀にかかる費用全般のことを指します。具体的には

・ご遺体の搬送費
・人件費
・祭壇費
・施設利用費

などです。
葬儀一式費用は、葬儀全体のおよそ60%を占めます。お寺での葬儀の場合は、祭壇費と施設使用料を抑えられることが多いです。

2. 飲食接待代

飲食接待代とは、参列者をもてなす飲食代や香典返しのことを指します。葬儀全体のおよそ15%です。
参列者の人数によって変動しますが、およそ以下の額で見積ります。

通夜振る舞い:1人当たり4,000円程度
精進落とし:1人当たり4,000円程度
返礼品:3,000円程度
香典返し:受け取った金額の半分から3分の1程度

「通夜振る舞い」とは通夜式後の食事会「精進落とし」は火葬後の食事会のことを指します。

3. お布施代

寺院費用とは、葬儀に協力してくれた宗教者や寺院に対して払うもので、葬儀全体の25%程度を占めます。

具体的には、

・読経料
・戒名料
・御膳料
・お車代

などです。

読経料とは、葬儀で読んでもらうお経に対して払う費用のことで、読経量によって変動します。

戒名とは、人が亡くなった際に、仏の弟子になった印として授かるものです。

ランクによって大きく変動し、2万円のものから100万円以上のものまであります。一般的には、15万円~30万円が相場です。

御膳料とは、先ほど紹介した通夜振る舞いや精進落としを僧侶が辞退した場合に、その代わりとして支払います。辞退しなかった場合は不要です。

お車代とは、葬儀の会場まで足を運んでくださった僧侶の方に交通費として払うものです。お寺での葬儀の場合はこの費用が必要ありません。詳しく後述するのでご確認ください。

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お寺での葬儀だと抑えられえる費用

お寺での葬儀では、主に3つの費用を抑えられます。お寺との関係性や、行いたい葬儀によっても異なるので、お寺や葬儀社に確認するのが最も確実な方法です。また、特に付き合いのないお寺で葬儀を行う場合は、事前にしっかりと打ち合わせしておきましょう。

1. 場所代
2. 祭壇代
3. 移動費

1. 場所代

一般的な葬儀では式場や斎場を借りるのでその料金が発生しますが、お寺での葬儀の場合はお布施に含まれることが多いので、場所代を抑えられます。特に檀家や菩提寺の場合は、無料または非常に安価で利用可能です。

檀家とは寺院に属する家のことで、入檀料やお布施を支払います。菩提寺とは、先祖代々のお墓のあるお寺のことです。故人がどのお寺に属しているのかしっかりと確認しましょう。

2. 祭壇代

祭壇代は30万円∼120万円が相場とされています。祭壇にはランクがあり、選ぶものによって大きく値段が変動します。

お寺での葬儀の場合は、本堂の祭壇をそのまま使用する場合があります。その場合、設置費用は必要なく、既にある祭壇に生花を用意するだけなので、費用を抑えることが可能です。

またお寺での葬儀であっても、本堂を幕などで隠して葬儀社に祭壇を組んでもらうこともできます。この場合は費用を抑えることは難しいので、お寺や葬儀社としっかり相談しましょう。

3. 移動代

一般的な葬儀であれば、僧侶を会場までお呼びしてその分の御車代を包まなくてはなりません。しかしお寺での葬儀であれば、僧侶が移動する必要がないので、5,000円~1万円が相場のお車代を抑えられます

お寺で葬儀を行うメリット・デメリット

お寺で葬儀を行うのは、メリットもデメリットも存在します。そもそもお寺は、葬儀のために作られた施設ではありません。そのため葬儀に向いていない点もあります。一方で、葬儀のために作られた葬儀場やセレモニーホールにはない、お寺ならではの良さもあります。こちらではメリット・デメリットを5つまとめました。

メリット1. 荘厳なお葬式を行える
メリット2. 費用が抑えられる

デメリット1. 基本的に檀家のみが利用できる
デメリット2. 快適度は低い
デメリット3. 葬儀が難しい時期がある

メリット1. 荘厳なお葬式を行える

お寺で行う葬儀は宗派に合った本堂や装飾などがあり、尊厳な雰囲気の中でお葬式を執り行えます。葬儀場やセレモニーホールといった場所は利便性に富んでいる分、お寺よりもシンプルな場所が多いです。特に檀家や菩提寺の場合、慣れ親しんだお寺で葬儀を行えるのは大きなメリットだといえます。

メリット2. 費用が抑えられる

お寺での葬儀は場所代・祭壇代・移動代を抑えられるため、全体として葬儀の費用を抑えられます。高額になってしまいがちな葬儀を、葬儀場などを利用せず、お寺で行うことで費用を抑えることも検討しましょう。

デメリット1. 基本的に檀家のみが利用できる

お寺での葬儀は、基本的にそのお寺の檀家だけが利用できます。最近では、檀家以外の葬儀を取り扱っているお寺もありますが、檀家ではない家がお寺での葬儀を希望する場合、葬儀社やお寺に確認をとるようにしましょう。

デメリット2. 快適度は低い

お寺は葬儀を目的とした建物ではないので、一般的な葬儀場に快適性では劣ります。椅子席を用意することが難しく、板間や畳での葬儀になってしまうことや、段差が多く手すりが少ない場合があります。他にも、駐車場が狭く、車での参列が多いと対応しきれないこともあるでしょう。参列者に小さい子どもや高齢の方、車での参列を検討している方がいる場合は注意が必要です。

デメリット3. 葬儀が難しい時期がある

お寺はお盆やお彼岸の時期は忙しい傾向にあるので、その時期に葬儀を希望しても断られてしまう可能性があります。

忙しい時期はお寺での葬儀は難しくなってしまいますが、相談すれば僧侶を自宅や葬儀場に来ていただくことは可能です。

お寺で葬儀を行う流れを6ステップで解説

こちらでは、お寺で葬儀を行う流れを6ステップで解説します。重要なのは手順を把握したうえで、お寺や葬儀社へ連絡して打ち合わせることです。トラブルを避けるために、疑問点は葬儀を行う前に確認しましょう。

1. 葬儀社またはお寺に連絡
2. 遺体の安置・搬送
3. 葬儀社・お寺との打ち合わせ
4. 納棺・通夜
5. 葬儀・告別式
6. 火葬

1. 葬儀社またはお寺に連絡

ご逝去の時点で、なるべく早く葬儀社に連絡を取ります。そこで遺体の搬送や安置場所について打ち合わせをし、迎えに来てもらいましょう。ここで、葬儀社にお寺での葬儀を希望している旨を伝えます。檀家である場合は馴染みのあるお寺を、檀家ではない場合は葬儀社がお寺を案内してくれることもあります。

葬儀社を仲介に挟まず、お寺と連携して葬儀を行う場合はお寺に連絡しましょう。

2. 遺体の安置・搬送

故人の遺体を、病院の霊安室から移動しなくてはなりません。基本的に数時間以内の退去を求められるので、葬儀社やお寺に連絡したときに搬送についても話し合いましょう。

安置場所は自宅や専用の安置施設です。専用の安置施設は葬儀社が用意してくれる場合もあるので確認しましょう。

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3. 葬儀社・お寺との打ち合わせ

葬儀の流れについて、葬儀社やお寺と打ち合わせます。葬儀の形式予算参列者のおおまかな人数などを伝え、しっかり打ち合わせをしましょう。故人の意向があればそれに従います。檀家ではないお寺で葬儀を行う場合、どこにお墓を設置するのかなどあらかじめ確認しておくと、トラブルを防げます。

4. 納棺・通夜

故人を棺に納め、身なりを整えて、生前好きだったものを周りに入れます。

通夜は、故人に別れを告げる儀式です。夕方から開始し、3時間ほどで終了します。通夜のあとには「通夜振る舞い」という食事会を行います。

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5. 葬儀・告別式

葬儀は故人の冥福を祈る宗教儀式で、告別式は故人への最後のお別れを告げる宗教色のある儀式のことを指します。一般的には、お通夜翌日の昼間から夕方にかけて行います

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6. 火葬

火葬場に移動し、棺を火葬炉に納めます。火葬の所要時間は1~2時間程度で、その間は参列者をお茶やお菓子でもてなします。火葬後は遺骨を骨壷に納める「収骨」を行います。お寺での葬儀の場合、そのお寺の墓地や納骨堂、樹木墓場などに納骨するのが一般的です。

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まとめ

近年ではお寺での葬儀は減ってきていますが、以前はお寺での葬儀が一般的でした。お寺での一般的な葬儀と比べて、葬儀は荘厳な雰囲気の中、故人を見送れます。さらに費用も抑えることができます。お寺での葬儀も検討してみてはいかがでしょうか。

小さなお葬式では、菩提寺がないお客様にも定額で僧侶の手配を行っています。提示しているお布施の中には、全ての料金が含まれており、それ以上の額をお支払いいただく必要はありません。

日本消費者協会調べの第11回「葬儀についてのアンケート調査」によると、お布施の全国平均は47万3,000円ですが、小さなお葬式では6万円∼18万円となっています。葬儀をお考えの際はぜひ小さなお葬式にご相談ください。

葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

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