お布施はいくら包む?葬儀や法事で僧侶に渡すお布施の金額相場
葬儀の準備

作成日:2014年11月06日  更新日:2020年10月27日

お布施はいくら包む?葬儀や法事で僧侶に渡すお布施の金額相場

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お勤めいただいた僧侶にお布施をいくら包むとよいのか、迷うことはありませんか。お布施の金額は明確に決まっておらず、勇気を出して直接聞くと、「お気持ちで」と返答されたとの話も聞かれます。

僧侶にお布施を渡す機会は、葬儀の通夜式や告別式でお勤めいただいた時や、四十九日や一周忌などの法事・法要で渡す時などがあります。

この記事では、葬儀や法事・法要でのお布施金額の相場や、金額を抑える方法をご紹介します。

【もくじ】
葬儀でのお布施金額 全国相場は47万円
法事・法要のお布施は3万~5万円程度
納骨のお布施は1~5万円程度
お布施を渡す際のマナー
葬儀費用やお布施に詳しくなる方法
葬儀費用やお布施を払う上で知っておきたい領収書
お布施以外にチェックしておきたい葬儀費用
まとめ

葬儀でのお布施金額 全国相場は47万円

お勤めいただいた菩提寺(ぼだいじ)の僧侶にお布施を渡す機会は、葬儀の通夜式や告別式と、四十九日や一周忌などの法事・法要などがあります。

葬儀でのお布施は、お通夜やその翌日の告別式での読経と、火葬時の炉前での読経を含むお勤めをしていただいた場合の全国平均が、およそ47.3万円※と報告されています。(※第11回「葬儀についてのアンケート調査」日本消費者協会調べより)
この金額には、読経料・戒名料・お車代・御膳料を含んでいます。

葬儀でのお布施金額相場
全国平均 47.3万円
北海道 33万円
東北 60万円
関東A(千葉・群馬・茨城・栃木) 54万円
関東B(東京・神奈川・埼玉) 50万円
中部A(新潟・富山・石川・福井) 42万円
中部B(愛知・静岡・岐阜・長野・山梨) 65万円
近畿 46万円
中国 42万円
四国 39万円
九州 29万円

最も安くて九州の29万円、最も高くて中部Bの65万円で、地域によって2倍以上の差があります。お布施の相場は明確に決まっておらず、地域や寺院によっても相場が異なります。判断に困った場合は、ご親戚や葬儀担当者へ相談するのも良いでしょう。

また、仏教では亡くなったあとに名前を付けてもらい、これを戒名(かいみょう)といいます。戒名料や戒名のランクについての詳しい記事がありますのでご覧ください。

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☞お布施金額を抑える方法は?

これから葬儀の手配をされる方は、お布施のことでご心配はありませんでしょうか。ご不安がある方に知っていただきたい、お布施金額を大幅に抑えられる方法があります。

「小さなお葬式」では、定額のお布施で僧侶を手配する、葬儀の「寺院手配」サービスを、日本全国でご提供しております。葬儀のお布施相場は全国平均47万円とお伝えしましたが、6万円~お勤めいただけます。

さらに、このお布施金額には、一般的な戒名である「信士、信女、釋、釋尼」の戒名授与料も含まれています。

お付き合いのある菩提寺がない方は、定額・低価格のお布施でお勤めいただける「寺院手配」をご検討ください。「小さなお葬式」でお勤めいただく僧侶は、全員が僧侶の資格である僧籍簿(そうせきぼ)の登録がある方ですので、安心してご依頼いただけます。

※菩提寺のある方は、菩提寺の僧侶にご相談の上ご利用ください。


お布施の内訳

お布施の金額には、読経料(どくきょうりょう)・戒名料(かいみょうりょう)・お車代(おくるまだい)・御膳料(ごぜんりょう)が含まれています。

読経料 経を読んでもらうことに対する僧侶への謝礼です。お布施は謝礼であるため、実際にはこの言葉は使いません。これは戒名料についても同じです。葬儀では基本的に通夜式から火葬まで同じ僧侶が読経を行うので、一連の読経のお礼として包みます。
戒名料 戒名を授けてもらったことに対する謝礼です。宗派やランク、依頼する寺院によって金額が異なります。
お車代 僧侶が移動するのにかかった交通費です。電車やタクシーを利用した場合は実費が支払われることもあります。遠方から招いて宿泊が必要であれば、宿泊費も含める場合もあります。
御膳料 僧侶が会食に参加しない場合に渡す食事代です。僧侶が会食に参加する場合は必要ありません。
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上記記事でご紹介した小さなお葬式の「寺院手配」サービスのお布施には、お布施にかかわるすべての費用が含まれているため、個別にお布施をご用意いただく必要はありません。定額で安心して利用できると多くの方に選ばれています。

法事・法要のお布施は3万~5万円程度

法事・法要でのお布施の相場は、3万~5万円程度で、それとは別にお車代を5千~1万円程度お渡しするのが一般的です。地域差はあまりなく、金額は寺院との付き合いによって変わってきます。

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納骨のお布施は1~5万円程度

遺骨をお墓に納骨する納骨式でも、僧侶に読経を依頼するため、お布施が必要になります。このとき、仏式の場合の相場は3~5万円程度です。しかしこれは一般例で、檀家になっているなどお寺との関係によっては、それ以上に支払う場合もあります。

また新しくお墓を建てる開眼法要、回忌法要を一緒に行う場合にも、別途お布施が必要です。このとき別に支払うお布施の相場は2~3万円ほどとなっています。

宗教による違いもありますが、神式の場合は仏式と変わりません。キリスト教の場合は相場が1~5万円ほどになります。

いずれも不安な場合、お寺などに直接訪ねておくと良いでしょう。そう頻繁にある機会でもないので、わからないと正直に伝えるのも恥ずかしいことではありません。失礼のないように入念に準備しておくことこそ、先方と良い関係を築く上で大切なことです。

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お布施を渡す際のマナー

お布施は、僧侶にお勤めをしていただいた感謝を表したものです。適切な金額さえ渡していれば良いということはなく、渡す際にもマナーがあります。お布施の意義をしっかり念頭に置き、ここでも先方に対して失礼のない振る舞いを心掛けましょう。

以下より詳しく解説していきます。

不祝儀袋の選び方

お布施は香典などとは違い不祝儀ではないので、不祝儀袋を使わなければいけない決まりはありません。用意できない場合は、無地の白封筒でも問題ないでしょう。

ただし、このとき郵便番号欄が印刷されているものは使わないようにしましょう。「間に合わせで用意したんだな」と相手に伝わってしまってはいけません。あらかじめ「お布施」と印刷されたものも市販されているので、そういったものを使えば間違いはありません。

また、蓮の模様が入った不祝儀袋は仏式だけのものなので注意してください。そしてキリスト教の場合、不祝儀袋は使わず、無地の白封筒が一般的になります。

お布施の包み方

お布施は半紙で中包みをし、その上から奉書紙で上包みをするのが、最も上品な包み方とされています。丁寧さが伝わるため、感謝の気持ちが込められたお布施の意味をよくとらえた包み方といえます。

しかし前述したように、白封筒でも問題はありません。ただし、袋が二重になっている封筒を使うのは避けてください。封筒を二重にすることは「不幸が重なる」という意味になるとされ、縁起が悪いのです。しかし、奉書紙を使って上包みをする、正式な場合の中袋の使用は問題ありません。

また、お布施は香典などとは異なるので、基本的には水引きは使いません。ただし、地域差のある部分なので、その地域の風習を事前に確認しておく必要があります。水引きを用いる場合、関東では白黒か双銀、関西では白と黄色のものを使うことが多いです。

お布施の表書きの書き方

表書きは「お布施」・「御礼」などが一般的です。「読経料」などとしても良いですが、お勤めへの感謝を表すことを考えると、前者のほうが適切だといえます。書き終えたら、下半分に施主の名前を書いてください。これは「○○家」のように家名を書いても、本人の氏名を書いてもどちらでも構いません。

神式やキリスト教では、「お布施」とはいわないので、「御礼」としておくのが無難でしょう。牧師や神父ではなく、教会にお布施を宛てる場合は「献金」・「ミサ御礼」などとなります。

また、香典は薄墨で書くのがマナーとされていますが、お布施は宗教に関係なく、黒い墨で表書きをします。薄墨で書くのが不幸を悼む気持ちを表していることを考えれば、お布施には当てはまらないこともわかるでしょう。

渡すタイミングや渡し方

お布施を渡すタイミングは、僧侶が法要の後の会食に参加されるかどうかでも変わってきます。会食に参加される場合は、会食の席にて「お車代」と合わせてお渡しします。会食を辞退されるようであれば、法要が終わったときに「お車代」「お布施」に「御膳料」を添えてお渡ししてください。なお、このとき返礼品なども一緒に渡しましょう。

渡し方は、お盆に載せて僧侶の側まで運び、改めて持ち直して手渡すのがマナーです。このとき袋を直接持っていき手渡すのは、失礼に当たります

お盆が用意できない場合は、袱紗(ふくさ)に包んで僧侶の側までお持ちするようにしましょう。側までお持ちしたら袱紗から取り出し、一度袱紗の上に置いてください。そして右回りで表書きが僧侶の正面になるように回してからお渡しするのがマナーです。

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葬儀費用やお布施に詳しくなる方法

葬儀費用は項目が細分化され、お布施の相場が分かりにくい面があります。そのため、全体を把握しようとすると混乱してしまう方もいるのではないでしょうか。

葬儀には死亡通知から通夜、通夜振る舞い、告別式、出棺、火葬、精進落としといった過程ごとに費用がかかるため、葬儀後の法要まで考えるとなにかとお金が必要です。

そこで、ここでは複雑な葬儀費用やお布施に関して詳しくなれる方法を紹介します。

葬儀に関する本

葬儀費用やお布施について理解を深めるには、葬儀に関して詳しくまとめた本を読んで勉強することが大事です。

ウェブの記事は部分的な説明が多い傾向にあり、ピンポイントの情報収集としてはよくても、全体の把握に不安が残るかもしれません。その点、書籍では一般論としてのルールやマナーだけではなく、なかなか公にされることがない葬儀社や僧侶の立場から見た葬儀やお布施のあり方を学ぶことができます。

YouTubeでアップされている動画

YouTubeで公開されている葬儀に関する動画から、お布施について勉強する方法もあります。
映像と音声を交えて説明を受けることで、文章だけでは判断しにくいディテールを、短時間で把握できるところがメリットです。

特に、お布施を渡す際の挨拶やマナーは、文章より動画の方が分かりやすいという人も多いでしょう。実際に当事者となったときのことをイメージして、動画を真似て練習することもできます。

参考:小さなお葬式 YouTube チャンネル

Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋で葬儀に関するさまざまなケースを読んだり、自分で質問して疑問を解決したりするのもひとつの選択肢です。

葬儀費用やお布施に関する一般的な疑問は既出であることが多いため、まずは質問内容に類似したものを探してみることをおすすめします。

ただし、回答者は葬儀の専門家とは限らないため、ベストアンサーに選出された回答は、素人の経験則や類推による可能性があることも留意しましょう。

お布施に関するセミナー

終活や相続をテーマとしたセミナーに参加し、お布施を含めて葬儀に関して勉強するのもひとつの選択肢です。

終活セミナーではお布施のほかにも資産整理や相続財産など、お金にまつわるさまざまな話題が講演されているため、気になるポイントは専門家に直接質問できます

一般的な講演型のセミナーのほかに、葬儀を疑似体験できる体験型イベントを盛り込んだセミナーもあるので、葬儀を総合的に学ぶにはうってつけです。

弁護士や司法書士に相談

葬儀には遺産相続や税金の問題などが絡み、法律に則った専門的な知識と判断も必要となります。そのため、葬儀に詳しい弁護士や司法書士に相談することが大事です。

弁護士は遺言や遺産相続のトラブルを含め、裁判まで見越した法律行為全般を一任できます。一方、司法書士は法律が絡む書類作成や法務手続きのプロです。相続人間で揉め事がなく、仲裁や調停を必要としないなら、司法書士に相談して手続きを進めていけば十分でしょう。

信頼できる葬儀業者に相談

弁護士や司法書士は法律のプロではあっても、全員が葬儀関係の手続きが得意とは限りません。この点、葬儀社は葬儀全般についてのノウハウを蓄積した葬儀のプロであり、相談しても費用を別途請求されることはありません。

葬儀を執り行うには、数ある葬儀社のなかから一社を選ぶことになります。ここで、親身になって対応してくれる信頼できる葬儀社を見つけることが重要です。

小さなお葬式』は日本全国の遺族に選ばれ、業界No.1の実績を誇ります。多くの葬儀を手掛け、遺族との信頼関係を築いてきたからこそ、さまざまな面でアドバイスやサポートを受けられる体制が整っています。

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葬儀費用やお布施を払う上で知っておきたい領収書

葬儀にかかる費用は、葬儀社に支払う葬儀料金と僧侶に支払うお布施が大部分を占めます。このような負担を少しでも軽減したいと考える方もいるのではないでしょうか。

一般的な葬儀は2日間行います。葬儀を執り行うために必要な諸経費は、『相続税の控除対象』と認められます。ただし、国税庁の審査を通すためには、控除の基準を満たしていることを証明する領収書が必要です。

お布施の内容をメモ書きすることも大事

僧侶が領収書を渡してくれない場合は、そもそもお金のやり取りにおける意識の違いがあるのかもしれません。

領収書の発行をお願いすることに対して気が引けるなら、領収書に代わるメモ書きを残しておくことで、税法上は領収書と同様の扱いを受けることができます。メモ書きに記載する必要事項は以下の通りです。

● お寺の名称・所在地・電話番号
● 支払った金額と日付
● 支払いの目的や名目

お布施は控除対象

お布施の領収書を取っておくことがなぜ重要なのでしょう。その理由は、支払い情報を確認できるお布施は相続税についての控除対象になるからです。

相続税の課税金額は、生前贈与がなければ「課税金額 = 遺産総額-非課税財産-債務-葬式費用」のように計算されます。

この<葬式費用>には、葬式の経費として考えられるさまざまな費用が含まれます。お布施もこの一部です。お布施として支払った全額は相続税の控除対象となるため、葬式費用に計上することで相続税額を抑えることができます

葬儀費用の控除を受けるには葬儀費用を支払うことが必要

葬儀費用が控除対象として認められるには、主に3つの条件があります。

● 控除を受ける者は相続人であること
● 葬儀費用を支払った本人であること
● 葬式に必要な支払いであること


葬儀費用は相続税の控除対象となります。故人の遺産を継ぐ相続人のうち、葬式費用と認められる支払いを行った者だけが葬式費用控除を受けることができるということを覚えておくとよいでしょう。

ただ、お布施に関しては、葬式費用にあたらない葬式後の法会は対象外となります。

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確定申告できない点に注意

給与収入以外の収入源がある人や所得が非常に多い人は確定申告を行います。これは所得税額を確定するための手続きです。

お布施は<相続税額>に関わる控除対象であるため、確定申告とは無関係です。つまり、白色申告でも青色申告でも控除の項目に葬式費用を含められません。葬式費用は、相続に関わる故人の葬儀における<必要経費>として相続税の課税金額から控除される、と覚えておきましょう。

お布施以外にチェックしておきたい葬儀費用

葬儀費用の大部分は、葬儀社に支払う葬儀料金と僧侶に支払うお布施です。これらだけでも100万円を超えることも稀ではありません。

葬儀料金とお布施以外にも雑費がかかることがあります。葬儀を行うために必要な交通費や宿泊費、また喪服代も葬式費用に計上できる場合があるため、きっちりと計算して領収書も取っておきましょう。

交通費

葬儀や法事に参加する際は、ガソリン代やタクシー代といった交通費がかかります。これらも葬式費用として認められることがあるため、しっかりとチェックしておきましょう。

遠方から家族や親族を呼び寄せる場合の交通費や、僧侶に支払うお車代も計算に入れておくことが重要です。親族の参加人数が多いほど、交通費を考慮しない場合のロスが大きくなるため注意しましょう。

宿泊費

葬儀や法事が自宅から遠方で執り行われることもあります。この場合、式場やお寺の近くに宿泊施設があるかどうか、宿泊費はいくらなのかチェックしておくことが大事です。

家族や親族を呼び寄せる場合、交通費とあわせて宿泊費を負担することも考えられます。葬儀は2日間とはいえ、参列者の寝床の確保は必要です。通夜を行う式場で寝泊まりするのか、宿泊施設を用意する必要があるのか、予算と照らして検討しましょう。

喪服代

予期しないタイミングで葬儀が執り行われることもあります。参列に必要な喪服や数珠を持っていない場合、購入かレンタルか判断し、費用もチェックする必要があるでしょう。
これは自分用だけではなく、喪服を持たず急ぎで駆けつけてくれた親族がいた場合の配慮としても重要です。

いざというときに焦らないためにも、喪服や数珠はあらかじめ一式揃え、近場の喪服レンタル店の情報をチェックしておくことをおすすめします。

まとめ

お布施のマナーについて、袋の選び方から渡し方まで多岐に渡って触れてきました。お布施の相場を把握しておくことはもちろん、失礼のないように、お布施のマナーについて理解しておくことも重要です。お布施はあくまでも僧侶への感謝を伝えるためのもの考えておけば、それぞれのマナーも理解できるはずです。

法要に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

法要に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

4.7/5
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最後に

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