無縁仏になるとどうなる?無縁仏にしない・させないための供養
供養

作成日:2018年07月03日  更新日:2021年07月12日

無縁仏になるとどうなる?無縁仏にしない・させないための供養

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人と人との関係が薄れているといわれる現代ですが、亡くなった後も孤独な「無縁仏」が増えているのをご存知ですか?

家族のつながりや家の継承のしかたが変化する中、これからは誰もが無縁仏になる可能性があるといえるかもしれません。

この記事では、無縁仏となる2つのケースと、無縁仏にならないためにできるお墓の対策についてご紹介します。

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【もくじ】
無縁仏とは…弔ってくれる縁者のいない死者
無縁仏になるとどうなる?
無縁仏にならないために

無縁仏とは…弔ってくれる縁者のいない死者

無縁仏とは、弔ってくれる縁者のいない死者のことをいいます。亡くなって無縁になるには、主に以下の2つのケースがあります。

孤独死(無縁死)のケース

無縁仏になる理由の一つは、孤独に亡くなり、遺体の引き取り手がいない「孤独死」のケースです。近年、身元不明や行き倒れ死といった孤独死が増えており、2010年のNHK調べでは年間3万2000人にのぼるというデータが出ています。

また、最近は身元がわかって家族がいても、「関わりたくない」「縁が切れているので引き取りたくない」などの理由で、引き取りを拒否され無縁仏になってしまうケースも急増しているといいます。

孤独死の葬儀についての記事もありますので、参考にしてください。

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墓の管理者がいなくなるケース

無縁仏になるもう一つのケースは、お墓を守り続けていく人間がいなくなる場合です。これは、「無縁墓」とも呼ばれます。

お墓は多くの場合、家単位になっており、家の跡継ぎが墓を守る役割を担っていくのが一般的です。しかし、最近は「家を継ぐ」という概念が薄れていたり、少子化で子どもがいない家もあったりして、家や墓を継ぐ人が消滅していく傾向にあります。

お墓を維持するためには、毎年の管理料が必要ですが、それを支払う人がいなくなれば、お墓は無縁になってしまいます。最近では草がぼうぼうと生え、もう何年も誰もお墓参りをしていないような荒れ果てたお墓を見かけるように、無縁墓は増えています。

無縁仏になるとどうなる?

無縁仏になると、他の方の遺骨とともに埋葬され、誰のものかわからなくなってしまいます。

無縁死の場合

引き取り手のいない無縁仏への対応は、法律により定められています

身元不明の遺体は「行旅死亡人」と呼ばれ、その所在地の自治体が、その状況や容貌、遺留物件などの事項を記録した上で、埋葬しなければならないことになっています。多くの場合、火葬後一定期間、自治体で遺骨を管理し、その後合葬しています。

ただ、近年は無縁仏の増加により、遺骨の保管年数を短縮したり、散骨したりするケースも増えているようです。

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墓を継承する人がいなくなった場合

お墓を受け継ぐ人がいなくなり、管理料が滞納になると、そのお墓は管理者により改葬されます。1999年3月に「墓埋法」が一部改正され、管理料が支払われない墓があれば、そこに埋葬されている故人と管理者の氏名、本籍などを官報で告知し、墓にはその旨を記した立て札などを立て、1年経っても申し出る人間がいなければ、無縁墓として処分できるという流れが明確になりました。

無縁仏となって処分されたお墓は、埋葬されていた遺骨を合祀して整地され、別の家のお墓が建つようになってしまいます。

無縁仏にならないために

お墓を受け継ぐ人がいないために無縁仏となるケースは、事前に対応しておくことで防げます。たとえお墓を継承する人がいなくても、家族でなくても、手を合わせてくれる人がいれば無縁ではないのです。従来のお墓の在り方にとらわれない、新しい形が広まりつつあります。

一例として、お墓の継承者がいなくなる前に、お墓から遺骨を取り出して永代供養墓などに移転する「墓じまい」をする方が増えています。墓じまいをすれば、元の墓地は整地して管理者に返すことになりますので、その後は管理料を払い続ける必要が無くなります。

墓じまいをした後のお骨は、次のような方法で供養をします。

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合葬墓(がっそうぼ)

親族による管理を必要としない墓の形としては、「合葬墓」があります。合葬墓は、血縁のない方たちと一緒に入るお墓です。形はさまざまであり、誰が納骨されているのかわかるよう、一人ひとりの名前が刻まれたお墓もあります。

現在ある合葬墓には、納骨時点から合葬するものの他に、一定期間は家族や個人で墓地を使用した後、契約期間が経過すれば合葬するものもあります。

永代供養墓

最初から合葬されることに抵抗を持つ人には、「永代供養墓」という選択肢があります。永代供養墓は、故人の縁者に代わって第三者がお墓の維持管理や供養を行うシステムです。最初に永代供養料を納めれば、年間管理料を支払う必要もありません。

永代供養墓は、夫婦や家族だけで一緒に入るので、通常のお墓と変わらない部分もあります。

ただし、実は永代供養といっても、お墓に遺骨を永代的に埋蔵するのではなく、一定の年月が経過すればどこか別の場所に遺骨を移して合葬されることが多いです。永代供養墓は「お墓の永続性」ではなく、「供養の永続性」を保証していることを理解しておきましょう。

その方に合った納骨先を見つけるには

無縁仏や無縁墓には寂しい響きがあります。お墓の問題はきちんと対策を行うことで無縁になることを回避できますので、この機会にぜひ、お墓のこれからについて考えてみてください。

ライフスタイルに合わせて納骨先を探すことができるサービスがありますので、こちらをご覧ください。

参考:納骨先・墓地・霊園選びなら OHAKO(おはこ)

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