小さなお葬式のコラム

遺族マナーのコラム

遺族マナー

作成日:2018年12月04日  更新日:2019年09月13日

告別式・葬儀での服装について

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告別式・葬儀での服装について

この記事は小さなお葬式が書いています

通夜と葬儀・告別式は同じ服装でかまいません。喪服は葬儀業者でレンタルすることもできるので、マナーに従ったきちんとしたものを用意するようにしましょう。

告別式での服装を選ぶ上で大切なのは、故人に哀悼の意を表し、失礼のない恰好をすることです。「喪服を用意していれば不幸事は起こらない」という言い伝えもありますので、社会人としてはいざというときのために、一着用意しておくといいかもしれません。

小さなお葬式

【もくじ】
喪主の服装
喪主以外の親族の服装
参列者の服装
小物や身だしなみ
数珠も葬儀のマナーの一つと考えよう
葬儀の服装をレンタルする際のポイント
葬儀の服装を用意する際の注意点
まとめ

喪主の服装

喪主は、遺族の代表であり、葬儀・告別式において最も責任ある立場になりますので、正式礼装を着用するのがマナーです。

以前は、喪主は男性女性ともに和装の正式礼装をすることが一般的でした。

男性は、黒羽二重染め抜き五つ紋付き羽織と着物に、仙台平の袴。女性は実家の女紋か婚家の家紋が入った黒無地染め抜き着物に、黒無地の丸帯を締めるのが正式です。男性の足袋は白か黒かが地域によって異なるので、わからない場合は事前に葬儀業者や年配の方に確認しておくようにしましょう。

近年でも地方では、喪主は和装という慣例が残っているところがありますが、都市部ではほとんどみられなくなり、喪主でも洋装をすることが増えています。

洋装の場合は、男性は黒のモーニング、女性は黒を基調としたワンピースやアンサンブルが正式になります。

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喪主以外の親族の服装

最近は、喪主や遺族でも略礼装で告別式に臨むことが多いですが、本来は、故人から三親等以内の遺族は、正式礼装をするのがマナーといえます。

葬儀の規模や参列者の顔ぶれを見て、状況に合わせればいいですが、略礼装でも男性はブラックスーツに白いワイシャツ、黒のネクタイ、女性は黒無地のワンピースやアンサンブルで、スカート丈はひざが隠れる程度のものにしましょう。

参列者の服装

お葬式に参列する場合も、一般的には喪服を着用して訪問しますが、最近では平服でも問題ないというケースが増えています。ただし、平服といってももちろんお葬式にそぐわない服装ではいけません。

ポイントを押さえて「場違いな恰好」にならないよう気を付けましょう。

男性の服装

男性は、ブラックスーツが基本ですが、ダークグレーでも許容範囲でしょう。特に、通夜に参列する場合は、喪服でなくても、濃いグレーや紺色のスーツでも問題ないでしょう。

勤務先から向かう場合は、ネクタイと靴下を黒に替えることを忘れないようにしましょう。

女性の服装

女性は、参列者も黒のワンピースやスーツ、アンサンブルなどを着用します。袖やスカートの丈は長めを意識し、肌を露出させないよう気を付けましょう。

平服の場合は、喪服よりもやや流行を取り入れたようなデザインでも問題ないでしょう。

ストッキングの色は、通夜の場合は肌色でもかまいませんが、葬儀に参列する場合は黒が好ましいでしょう。

子どもの服装

高校生までの子どもは、学校の制服がある場合は制服を着用します。制服がない場合は、男女とも白のシャツかブラウスに、黒・紺色・グレーなどの地味な色のボトムスを合わせるようにしましょう。

冬は黒や紺色、グレーなど、地味な色のセーターやジャケットを羽織います。

装飾のついたものは避け、学校の式典などに臨むような服装と考えて選ぶといいでしょう。

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小物や身だしなみ

お葬式に参列するときは、服装だけでなく、小物やメイク、髪型を含めた身だしなみ全体を、華美にならないよう気を付ける必要があります。

靴・鞄・アクセサリー

女性は鞄を持ったり、アクセサリーを付けたりすると思いますが、小物類も基本的には黒で統一しましょう。鞄については布製で光沢のないものを使用するのが正式です。ワニ革や爬虫類を使用したものはタブーですので注意しましょう。

ネックレスはパールが基本です。オニキスや黒曜石以外の宝石類はマナー違反です。指輪も結婚指輪以外はしないようにしましょう。

靴は男女とも黒で光沢のないものを履くようにしましょう。

傘を持って行かなければならない場合は、派手な色のものを使用しないよう気を付けてください。

髪型・メイク・ネイル

髪型はすっきりと清潔にまとめます。長い場合はまとめるのが望ましいでしょう。髪飾りは付けないか、付ける場合も黒で光沢のないものを選ぶようにしましょう。

女性のメイクも、濃いと印象が良くありません。ネイルや香水も控えるようにしましょう。

数珠も葬儀のマナーの一つと考えよう

お通夜や告別式に欠かせないのが数珠です。最近では、数珠は一種のアクセサリーとして捉えられることもあるようですが、本来は宗教的な意味合いの強い葬儀に欠かせないアイテムです。数珠のマナーを理解した上で、お通夜・告別式に相応しい数珠を持って参列するようにしましょう。

宗派に合わせた数珠を選ぶ

数珠を選ぶ際に気を付けなくてはならないのが、宗派に適した数珠か否かということです。自分の家族、及び親族の宗派というのは予め分かっているものなので、その宗派に合わせた数珠を選ぶというのは決して難しいことではないでしょう。しかし、友人や知人の宗派まで全て把握しているのは稀です。

急によく知らない宗派のお通夜や告別式に参列しなくてはいけないということもあるでしょう。そんな時に一つ用意しておくと便利なのが、どの宗教にも使える「略式数珠」です。ただし略式数珠のなかにも、日蓮宗には不適格なものもあるのでその点はよく確認してから購入するようにしましょう。

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男性用と女性用の数珠がある

数珠の種類でもう一点気を付けなくてはいけないのが、数珠には男性用と女性用があるという点です。男性用と女性用の数珠の見分けは決して難しいものではありません。略式数珠の場合、男性の数珠の玉は女性の数珠の玉の大きさよりも大きく、色味も地味なものが多いことが特徴です。

大抵のお店では「男性用の数珠」と「女性用の数珠」をしっかり区別して置いているので間違えることはないでしょう。

葬儀の服装をレンタルする際のポイント

訃報は予期しない時に訪れることが多いので、急なお葬式やお通夜の用意もままならないまま葬儀に参列することになることもあります。

特に喪服に関しては、今のシーズンに着られるものがない、たまたまクリーニングに出していて手元にないなど、準備不足に悩まされるケースも少なくありません。そんな時には葬儀服をレンタルすることもできるので頭に入れておきましょう。

スーツやワンピースの色

葬儀用の服をレンタルする場合は、色々なセレモニー服をレンタルしているところよりも、喪服のレンタルに特化したところを選んだ方が良いでしょう。喪服の色は、黒や濃紺、グレーなどが望ましいとされていますが、レンタル喪服の場合はが一般的です。

デザインにはさまざまな種類がありますが、色味は黒で統一されているところが多く、遺族の方でも安心してレンタルできるようになっています。逆に近親者ではないのでそこまで格式ばった喪服で参列したくない、という場合はズボンやスカートだけレンタルして、トップスを地味な平服で合わせるということもできます。

ニーズに合わせてレンタル喪服を上手に活用すると良いでしょう。

葬儀の服装をレンタルする際にかかる費用

レンタル喪服にかかる費用は、大体5,000円から10,000円ほどです。レンタル服と一言で言っても最近ではセット商品も出ており、ジャケットとワンピースのアンサンブルという喪服だけではなく、喪服用のアクセサリー、バッグ、靴、ストッキングまで貸し出してくれるところもあります。

この5点セットで価格は大体6,000円前後となっています。喪服はあっても、喪服用の靴、かばん、アクセサリーがないという場合は、思い切ってこのセット商品をレンタルしてしまった方が出費を抑えられます。

礼服のサイズ

最近ではセレモニー服のレンタルが広く普及してきているため、サイズや種類も数年前より豊富になりました。急なレンタルをお願いする場合、当然試着している時間はないので、お店のサイズ表を頼りに自分の身体に合う服を選びます。

サイズはS、M、L表記ではなく、女性の場合は号数で、男性の場合はより詳しいサイズ表が提示されていることがほとんどですので、自分の胸周りやウエスト周りを採寸した上で、自分の身体に最も適したサイズのものをレンタルするようにしましょう。

配送方法

多くの喪服レンタル店では急な葬儀に対応するため、当日16時までの注文で当日発送、翌日配達してくれるシステムが確立しています。急な訃報を受け、明日までに喪服が必要という時でも16時までに連絡すれば翌日に受け取ることができるケースが多くなっています。

更に急を要する場合は当日注文でも、当日店頭で商品を受け取ることができるシステムを導入しているお店もあるので、急を要する場合は店頭受け取りも検討してみると良いでしょう。

返却方法

喪服レンタル店では、ほとんどの場合レンタル期間を「3泊4日」としており、お通夜や告別式全てに余裕を持って対応できるようにしています。返却方法もとても簡単で、一緒に梱包されている着払い票を用い、近くのコンビニ、または郵便局でレンタル品一式を郵送するだけです。

面倒なクリーニングも一切必要ないので、使用後も気楽に返却することができます。

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葬儀の服装を用意する際の注意点

レンタル喪服を頼むよりも、自分の持っている服でなんとかしたいという場合もあるでしょう。しかし年齢にそぐわないもの、派手に見えてしまうものは喪服として不適切です。ここでは、葬儀用の服装選びの注意点をご紹介しますので参考にしてください。

30代・40代と年齢に合わせた葬儀の服装を用意する

働き盛りの30代は、オフィスファッションとも取れるような喪服が良いでしょう。アンサンブルタイプでもワンピースタイプでも良いですが、リボンや花が付いた可愛らしいものではなく、ビシッと決まるタイプの物を選ぶようにしましょう。40代は、シンプルでありながらクオリティーの高い喪服を用意しておくと良いでしょう。

ワンランク上のパールを合わせても不恰好にならないグレードの喪服を選び、上品さと落ち着きを醸し出せるようにしましょう。

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葬儀の服装は保存状態に気を付ける

お葬式やお通夜といったものは、そうそう頻繁にあるものではありません。そのため、一度着てから次に着るまでに何年もあいてしまうこともあります。久しぶりに喪服に手を通すという場合は、予め喪服の保存状態を確認しておきましょう。

虫食いはないか、色褪せはないか、焼けはないか、シワはひどくないかを確認し、当日までに汚れやシワはできる限り取るようにしておきましょう。

私服やグレーの服を着る場合はデザインや素材に気を付ける

私服は地味であっても、いわゆる喪服と比べるとカジュアル感がどうしても出てしまいます。遺族の方に失礼な印象を与えないためにも、私服で葬儀に参列する際は、極力カジュアル感を出さないようにすることが大切です。

そのためにも派手な飾りのついた私服、レースの付いたグレーのワンピースなどは避け、出来る限りシンプルなものを選ぶようにしましょう。

まとめ

喪服はあるに越したことはありませんが、その年齢、その時の体型に応じた相応しい喪服姿が求められるため、一度購入した喪服が30年、40年と着られるとは限りません。その点を十分に考慮した上で喪服を選ぶようにすると良いでしょう。

もし急な葬儀に参列しなくてはならない時に喪服が無い場合、思い切ってレンタル喪服を頼んでみるのも良いでしょう。遺族、及び故人に対して失礼にならない、マナーを守った喪服選びを心掛けましょう。


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最後に

小さなお葬式のコラムでは、これから葬儀を経験される方に満足のいくお別れをしてもらえるよう、様々な疑問に対する解決策やマナーについて日々コンテンツを掲載しています。
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