電話でお悔やみを伝える際のマナーとは?お悔みの伝え方を徹底解説!
参列マナー

作成日:2021年02月22日  更新日:2021年02月22日

電話でお悔やみを伝える際のマナーとは?お悔みの伝え方を徹底解説!

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関わりがある方が亡くなった際に電話で訃報を知るケースがありますが、この際にどのようにお悔やみを伝えれば良いのか分からない方もいるのではないでしょうか。人の死は繊細な話題のため、マナーを把握して失礼にならないように振る舞いたいものです。

そこでこの記事では、電話でお悔みを伝えるマナーと例文について解説します。スマートにお悔やみを伝えるコツが分かり、電話以外での伝え方も理解できるようになる内容です。

【もくじ】
電話でお悔やみを伝える際のマナーとは?
よく使われるお悔やみ言葉
お悔やみの言葉を伝える際の例文
お悔やみの言葉を電話などで後日伝える方法
お悔やみの言葉はメールやメッセージアプリで伝えてもよい?
まとめ

電話でお悔やみを伝える際のマナーとは?

電話は世代を問わずさまざまな世代で普及しており、多くの方が訃報の連絡手段としても利用します。

訃報は思いもよらぬタイミングで突然知ることも多く、言葉が詰まってうまく対応できないことも珍しくありません。マナーを把握していれば、失礼にならないようにお悔やみを伝えるのに役立つでしょう。

お悔やみとは

お悔やみは、故人の死を弔うという意味です。身内が亡くした遺族へ弔意を表す行為全般を指し、「お悔やみの言葉」は身近な方を亡くした遺族へ思いやりを込めて言葉をかけることを指します。

身内を亡くした方は深いショックや悲しみを感じているので、いたわりを持って接することが大事です。遺族を慰めるために「ご愁傷さまでございます」といったフレーズがよく用いられます。

訃報を伝える電話の受け方

電話で訃報の連絡を受けた際は、まずは知らせてくれたことへの感謝を述べて、お悔やみを述べましょう。こちらから死因を尋ねることはせず、相手の話を聞いてあげることが大切です。

その後多くの場合は葬儀の日時や会場を知らせてくれるので、内容をきちんとメモしておきましょう。訃報には葬儀の情報を周知する役目もあるので、相手から切り出さない場合はこちらから丁寧に促すことも考慮してください。

このときに、可能であれば喪家の宗教や宗派を尋ねておくと、香典とお供え物を準備する時や、葬儀での振る舞い方を決めるのに役立ちます。

一通りの連絡が終わったら、あらためて連絡をいただいたことへのお礼を述べましょう。通話を終える際は、相手が先に切ったのを確認してからこちらも切るのがマナーです。

簡潔に伝える

訃報の電話では、長々と話さずに簡潔にやり取りすることを心掛けましょう。電話の相手が親しい方の場合は伝えたいことがたくさんあるかもしれませんが、時間を割かせるのは良くありません。遺族は連絡や葬儀の準備で忙しくしているので、短く述べることが大切です。

相手を思いやるのであれば、なるべく手短にやり取りを済ませてあげるのが最大のサポートになるでしょう。「ご愁傷さまです」といった短い言葉でも十分に弔意は伝わります。

忌み言葉を避ける

弔事にまつわる会話では忌み言葉を避けるのがマナーとされているので、言葉選びにも気を配る必要があります。忌み言葉とは場にふさわしくない不吉な言葉を指しており、弔事の場では死や別れを想起させる言葉を避けるのがマナーです。

死ぬ」「急死」といった直接的な言葉だけでなく、「生きていた」などの生死に関連する言葉も避ける必要があります。「死ぬ」は逝去、「急死」は突然のこと、「生きていた」はお元気だった頃といったように言い換えて発言しましょう。

次々」「いよいよ」などの重ね言葉や「再び」「続いて」などの不幸の連続を想起させる言葉もNGです。

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宗教によって使える言葉が違う

日本では仏教式の葬儀が主流ですが、一部では神道やキリスト教の葬儀も行われています。仏教式の葬儀で使う宗教用語を他宗教の葬儀で使うのはマナー違反なので注意しましょう。

例えば、お悔やみの言葉として葬儀の場でよく使う「ご冥福」は神式やキリスト教の葬儀では使いません。「ご冥福」には「死者の世界での幸せ」というニュアンスがあるため、霊魂が祖霊になるという教えがある神道や、お悔やみという風習がないキリスト教では不適切です。

同じ仏教でも、浄土真宗では霊魂は死後すぐに仏様になり、死者の世界には行かないという教えがあるので使用しません。

相手を思いやる心を大切に

マナーや言葉選びも重要ですが、遺族と接する際は、相手を思いやる心がもっとも大切です。マナーを意識しつつも、相手の気持ちに寄り添って素直な気持ちを伝えることが何よりの力になるのではないでしょうか。

親しい相手なら形式にこだわって堅い言葉遣いをするよりも、普段の調子で励ましてあげた方が安心できるでしょう。相手に合わせて臨機応変に対応する柔軟さも大事です。悲しみと不安を抱えている遺族には、温かい言葉をかけてあげてください。

よく使われるお悔やみ言葉

お悔やみを述べる際は、定型的なフレーズが良く用いられます。意味が分からずに周りに合わせて使っている方は多いのではないでしょうか。

ただ形式的に言葉をなぞるよりも、意味を理解して気持ちを込めて伝えた方がより相手に伝わるでしょう。ここでは、よく使われる言葉の意味と使い方を解説します。

「ご愁傷さまです」

「愁傷」の愁は物悲しさや憂いを、傷は強い悲しみや心の痛みを意味しています。相手の悲しみを思いやって同調する様を表しており、「あなたの悲しい気持ちは私にもよくわかります。とてもお気の毒です」といったニュアンスです。

ただ、「ご愁傷さま」は相手をからかうときにも使うことがあることには注意しましょう。場合によっては皮肉に思われる可能性もあるので、使用する際は雰囲気やタイミングを考慮する必要があります。口語表現なので、文面で使用するのは適切ではないことにも注意しましょう。

「お悔やみ申し上げます」

「お悔やみ」には、弔意を示す意味があります。「亡くなったことを残念に思う」「悲しんでいる」という意味があり、故人の死に対し弔いの意を伝える際に使用する言葉です。口頭だけでなく文面でも使用できるので、弔電などでもそのまま使用できます。

「この度は~」「突然の知らせに驚いています。~」といったように使われることが多く、「ご愁傷さまです」と併用することも珍しくありません。遺族の悲しみに寄り添うニュアンスがあり、葬儀場の受付での挨拶としても用います

お悔やみの言葉を伝える際の例文

お悔やみを伝えるシチュエーションは大きく分けて、親戚、友人、勤務先関係者、仕事の取引相手の4パターンがあります。

相手によって適切な言葉は変わる場合があるので、無礼のないように各々の文例を確認しましょう。ここでは、そのまま使える文例を紹介します。

親戚にお悔やみを伝える際の例

親戚が相手の場合は、一般的なお悔やみの用法で問題ありません。日頃から付き合いのある方や特に親しい方が相手なら、多少言葉を崩して気遣う言葉を掛けてあげた方が気持ちは伝わるでしょう。相手との距離感を考慮して言葉を選ぶことが大事です。

・この度は、ご愁傷様です。お悔やみ申し上げます。

・この度は、ご愁傷様です。まだまだお元気でいていただきたかったです。

・この度は、残念なことでございました。お悔やみ申し上げます。今年も達筆の年賀状をいただ
 き、お元気だと喜んでおりましたのに、こんなことになりまして。もっと長生きしていただき
 たかったのですが、私も寂しくなります。心からお悔やみ申し上げます。


参考:『小さなお葬式 挨拶文例集 参列者の方』

友人にお悔やみを伝える際の例

親しい友人に伝える際は、形式的な言葉よりも等身大の言葉の方が心に届くこともあるでしょう。礼儀を意識することは大事ですが、普段通りのカジュアルな表現で話す方が安心感を与えられるかもしれません。ひと言で友人と言っても関係性は千差万別なので、相手によって内容を検討しましょう。

・急なことで何と言えば良いのか分からないけど、気を落とさないで。心より慎んでお悔やみ申し
 上げます。

・この度は、お悔やみ申し上げます。私も長年、○○さんにはひとかたらぬお世話になり、寂しさ
 でいっぱいです。

・突然のことで、言葉が見つかりません。まだ信じられない思いですが、私にできることが
 あれば、なんでもおっしゃってください。

会社関係者にお悔やみを伝える際の例

プライベートで付き合いがある相手には砕けた口調で伝えることもありますが、会社関係者には社会人としてのマナーを持って接することを意識しましょう。

個人的な付き合いがあったとしても仕事上の間柄なので、手間をかけさせずに手短に済ませることが大事です。

・悲しいお知らせに信じられない思いでございます。お悔やみ申し上げます。何かお手伝いできる
 ことがありましたら、是非やらせてください。

・お悔やみ申し上げます。この度は残念なことでございました。どうかお力を落とされませんよう
 に。

・急なことで驚きました。心より慎んでお悔やみ申し上げます。

取引先やお客様にお悔やみを伝える際の例

取引先の相手に伝えるときは、自分の所属と名前を明確にすることが大事です。ビジネス上の関係であることを弁えて、カジュアルな口調にならずに簡潔に用件を述べることが求められます。無礼のないように言葉遣いには特に注意しましょう。

・○○社△△課の××でございます。この度は○○様ご逝去とのこと、言葉もございません。心から
 お悔やみ申し上げます。

・○○社△△課の××でございます。この度は、残念なことでございました。心からお悔やみ申し上
 げます。

・○○社△△課の××でございます。この度は突然なことで驚きました。まだ信じられない思いでご
 ざいます。ご家族の皆様は、さぞかしご無念のことでございましょう。ご心中お察し申し上げま
 す。

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お悔やみの言葉を電話などで後日伝える方法

故人が亡くなってすぐに訃報を知れるとは限りません。時には、葬儀が終わってから人づてに知ることもあるでしょう。葬儀に参列できずに後日に伝える場合は、どのような手段が良いのでしょうか。3通りの方法を解説します。

電話で伝える際はタイミングに注意する

電話は手軽にコミュニケーションを取れるツールとして広く普及しており、お悔やみを伝えるのにも使用できます。声を届けられるのが他の方法との大きな違いで、リアルタイムで双方向のコミュニケーションを行えるのがメリットです。

ただ、電話をかけるということは相手に時間を割かせるということでもあります。遺族は葬儀直後や法要前は後片付けや準備で忙しくしているので、邪魔にならないようにかけるタイミングには注意しましょう。

手紙で伝える

手紙を送る方法もあります。ただ、手紙を送るには無礼のないようにさまざまなマナーへの配慮が必要です。便箋の選び方や手紙の折り方や、手紙の送り方をきちんと把握しておきましょう。

香典を送る際に同封できるので、香典を郵送する予定があるなら積極的に利用しやすい方法です。他の方法と併せれば、より丁寧な印象を与えられるでしょう。到着するのに時間がかかるのがデメリットです。

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メールやメッセージアプリで伝える

現在は電子的なコミュニケーションツールも一般化しており、メールやメッセージアプリでお悔やみを伝える方も見られます。これらのツールは、すぐに言葉を届けられることや、相手が任意のタイミングで読めるので負担をかけないことがメリットです。

ただし、メールやメッセージアプリで伝えるのは正式な方法ではありません。できる限り電話や手紙で伝えるのがマナーです。どうしてもメールやアプリで伝えたいときの対応や注意点を次の段落で解説します。

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お悔やみの言葉はメールやメッセージアプリで伝えてもよい?

近年ではメールやアプリでやり取りすることは珍しくありませんが、お悔やみを伝える際に利用するのは無礼にならないのでしょうか。慣習やマナーが重視される弔事のやり取りだけに、相手の気分を害さないか気になるところです。

正式な方法ではないが可能

メールなどで伝えるのは形式に則った正式な方法ではありません。人によっては受け入れられないこともあるでしょう。ただ、最近では大切なのは気持ちであるという考え方から、略式の方法であることを念頭に置いた上でなら問題ないとされています。

日頃からこれらのツールでやり取りしている親しい相手なら問題なくても、目上の方や仕事関係者に送るのは失礼とする見方もあるので、相手を選ぶことも重要です。

お悔やみメールで注意するべき言葉

メールなどの手軽に利用できる手段では、マナーがおろそかになりやすいことに注意しましょう。

メールであっても、口頭で伝えるときや手紙を書くときと同様に、言葉遣いには注意してください。死因を尋ねない忌み言葉は使わない宗教面を考慮するといった基本的なマナーも守る必要があります。

「くれぐれも」「続いて」「さらに」のように、普段使用する分にはネガティブな意味がない言葉でも、忌み言葉に該当するケースもあるので、言葉選びには細心の注意を払いましょう。文面である以上は「ご愁傷さまです」といった口語表現も使用できません。口語感覚で使わないようにご注意ください。

お悔やみメールのマナー

電子ツールならではの注意点やマナーもあります。一見しただけでは「お悔やみ」と分かりにくいことがあるので、件名や最初のメッセージで明確に記載しましょう。「心配です」といった件名では迷惑メールと間違われる可能性もあります。

使用する端末の相性によっては文字化けする可能性があるので、絵文字やスタンプといった装飾機能は使用を避けましょう。同様の理由で機種依存文字も避けた方が無難です。

インターネット回線を介するツールである性質上、ウイルス問題も考慮する必要があります。ウイルスに感染したメールを送ってしまうと忙しくしている遺族に大きな迷惑をかけるので、ウイルス対策を万全にしてから使用しましょう。

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まとめ

電話でお悔やみを伝える際は、丁寧さや言葉選び、簡潔さを意識する必要があります。相手によっても適切な対応は変わるので、シチュエーションに応じて柔軟に対応することを心がけることが大切です。

スムーズに葬儀を進めるためにもどのような葬儀を行うか葬儀社にあらかじめ相談して確認しておきましょう。小さなお葬式では遺族の想いに応えた葬儀のご提案が可能です。葬儀の前から葬儀が終わるまでしっかりサポートいたします。葬儀をお考えならぜひご相談ください。

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最後に

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