【第1回調査】一般葬を選んだ理由とは?全国調査の分析結果を徹底解説!
葬儀の準備

作成日:2022年11月07日  更新日:2022年11月30日

【第1回調査】一般葬を選んだ理由とは?全国調査の分析結果を徹底解説!

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一般葬は、通夜・告別式などの一連のセレモニーを行う昔ながらの葬儀形式です。宗教儀礼を重んじたい方や、より華やかなセレモニーで故人を見送りたい方には、コロナウイルス流行後においてもまだまだ根強い人気があります。

今回、小さなお葬式は一般葬に焦点をあててアンケートを行いました。実際に一般葬を選択した喪主に対して、葬儀のプランを選ぶ際に最も重視したことなどの決め手になった内容を聞いてみました。小規模葬儀の人気が高まるなか、なぜ一般葬を選択したのかなど、リアルな声をお届けします。

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【もくじ】
一般葬の準備に関する調査概要
一般葬を選んだ喪主へのアンケートと回答内容
 ┗ Q.小規模葬儀を知っていますか
 ┗ Q.一般葬を執り行うにあたって誰かに相談しましたか
 ┗ Q.寺院など宗教者は手配しましたか
 ┗ Q.葬儀社を選択する際に最も優先したことはなんですか
 ┗ Q.葬儀のプランを選ぶ際に最も重視したことはなんですか
喪主が一般葬を選んだ理由について詳しく分析
 ┗ 【仮説1】小規模葬儀にネガティブなイメージをもっている
 ┗ 【仮説2】一般葬の葬儀の内容に価値を感じている
 ┗ 【仮説3】家族・親族の気持ちは葬儀形式を決める重要な要素になる
 ┗ 【仮説4】菩提寺との関係性を壊したくない
まとめ

一般葬の準備に関する調査概要

【アンケート概要】
・調査対象期間 2022年8月4日(木)~2022年8月11日(木)
・調査方法 Web上でアンケートを実施
・回答数 事前調査24,202人 本調査330人
・事前調査条件 40代以上の人
・本調査条件 事前調査対象者のうち、1年以内に一般葬の喪主を経験した人
・本調査の属性分布
 <性別>
 男性82.1%、女性17.9%
 <年代>
 40代19.4%/50代27.3%/60代以上53.3%


【調査結果のポイント】
・小規模葬儀を知りながらも一般葬を選ぶ人もいる
・一般葬をおこなった半数以上の人が、誰かに相談して決めている
・一般葬ではほとんどの人が宗教者を手配している
・会員になっていた互助会や葬儀社を第一に考える人が多い
・葬儀社を決める段階では、費用は最優先事項ではない
・葬儀社が決まったあとに一番重視する点は費用

一般葬を選んだ喪主へのアンケートと回答内容

ここからは、1年以内に一般葬の喪主を務めた経験のある40代以上の男女を対象に行ったアンケートの内容と、代表的な回答をご紹介します。

一般葬の準備が必要になった際に気になることで、身近な人にはなかなか聞きづらいこともあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

Q.小規模葬儀を知っていますか

・小規模葬儀を知っている人は85%
・小規模葬儀を知りながらも一般葬を選ぶ人もいる


小規模葬儀の認知度

40代以上の男女22,481人の喪主のうち、「小規模葬儀を知っている」と回答した人は85.0%でした。そのうち「なんとなく知っている」と回答した人が43.9%と最も多く、次いで「良く知っている」「聞いたことがある程度に知っている」と回答した人が20.6%と同数という結果になりました。

また、小さなお葬式が行った別の全国調査では、「1年以内に行われた葬儀のうち19.5%が一般葬」※であることもわかっています。(※対象期間:2021年2月~2022年5月 2022年5月 自社調べ)

小規模葬儀を知らない場合は一般葬をおこなうと考えられますが、小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人はどれくらいいるのでしょうか。ここで、一般葬をおこなった人と、小規模葬儀の認知度の関係を見てみましょう。

●小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人の割合

・小規模葬儀を知らない人は15.0%
・葬儀の19.5%が一般葬

割合を人数に置き換えて考えてみましょう。 100人の喪主のうち、小規模葬儀を知らない人数は15人です。また、100人の喪主のうち、一般葬をおこなった人数は19.5人です。ここで、小規模葬儀を知らない15人が全員一般葬をおこなったと仮定すると

小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人数は
19.5-15=4.5(人)

小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人数は4.5人ということになります。

次に、4.5人という人数を割合で見てみましょう。一般葬をおこなった19.5人のうち、小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人数は4.5人なので

小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人の割合は
4.5 ÷ 19.5 × 100=約23%

小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人の割合は約23%です。現在では小規模葬儀の認知が高まり主流になってきましたが、故人を華やかに送り出せる一般葬に魅力を感じる人もいるようです。遺族の希望に合う葬儀形式を選ぶことをおすすめします。

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Q.一般葬を執り行うにあたって誰かに相談しましたか

・葬儀について相談した相手は「家族」が最も多く53.3%を占めている
・一般葬をおこなった半数以上の人が、誰かに相談して決めている


葬儀について相談した相手

葬儀について決める際に誰に相談したか調査したところ、全体の53.3%の人が「家族」に相談したと回答しました。次いで「葬儀社の人」に相談した人が32.8%、「親戚」に相談した人が23.0%という結果になりました。

「相談していない」と回答した人は26.5%で、それ以外の人は誰かに相談した上で一般葬に決めていることがわかりました。相談する相手の選び方については、相談のしやすさに加えて誰の意見を重要視するかという観点も関わってくるでしょう。

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Q.寺院など宗教者は手配しましたか

・一般葬で宗教者を手配した人は全体の86.8%
・一般葬で宗教者を手配した人のうち、菩提寺を呼んだ人は54.3%


寺院など宗教者の手配についてあてはまるもの

寺院など宗教者の手配について調査したところ、一般葬をおこなった人のうち、「宗教者を手配した」と回答した人は全体の86.8%を占めました。この結果から、一般葬を選んだ人の多くが宗教的な儀式として葬儀を大切に捉えていると考えられます。

また、54.3%の人が「菩提寺や産土神社を呼んだ」と回答しました。一般葬を選んだ人の半数以上が菩提寺との付き合いがあるようです。菩提寺との付き合いがあるからこそ、関係を大切にできる一般葬を選択したともいえるでしょう。

・無宗教で一般葬をおこなった人は7.3%
・無宗教ではないが、宗教者は依頼しなかった人は4.1%


寺院など宗教者の手配について

寺院など宗教者を手配しなかった人は11.4%でした。そのうち4.1%の人は、「宗教を信仰しているものの、宗教者は依頼しなかった」と回答しました。一般葬においては、宗教の信仰がありながらも宗教者を手配しない人はごく少数であることがわかりました。

無宗教の人や、宗教者手配を希望しない場合は、ほかの葬儀形式を選んでいるのかもしれません。

今回の調査においては、一般葬の傾向としては「宗教的な儀式であることを重んじ、宗教者を手配することが主流」といえるでしょう。

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Q.葬儀社を選択する際に最も優先したことはなんですか

・最も優先したことは「会員になっていた互助会や葬儀社」で31.9%
・葬儀社を決める段階では、費用は最優先事項ではない


葬儀社を選択する際に最も優先したこと

葬儀社を選択する際に最も優先したことについては、「会員になっていた互助会や葬儀社」が31.9%、「自宅から葬儀社までの距離」が26.2%と、上位2つで全体の半数以上を占めました。

興味深い点としては、「費用」が3位の15.1%であるところです。葬儀社を決める段階では、費用は最優先事項ではないようです。具体的な金額よりも、今までに互助会などに積み立てたお金を無駄にしたくないという気持ちを優先するのでしょう。

費用以外の要素では、葬儀場の立地や、知り合いから聞いたリアルな体験談などが決め手になることもあるようです。

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Q.葬儀のプランを選ぶ際に最も重視したことはなんですか

・上位2つ「葬儀にかかる費用」「葬儀の内容」だけで74.4%を占めている
・葬儀社が決まったあとに一番重視する点は費用


葬儀社を選択する際に最も優先したこと

葬儀のプランを選ぶ際に最も重視したことについては、1位「葬儀にかかる費用」が39.1%、2位「葬儀の内容」が35.3%と、上位2つで全体の半数以上を占めました。葬儀のプランを選ぶ際は、この2つが決め手になることがほとんどでしょう。

葬儀社を選択する際の調査では「費用」は3位でしたが、葬儀社が決まったあとは「費用」が1位になっています。葬儀社が決まってからは「葬儀のプラン内容が費用に対して見合っているか」という観点で判断をする人が多いのでしょう。

喪主が一般葬を選んだ理由について詳しく分析

「小規模葬儀を知っていますか」の回答結果から、小規模葬儀を知りながらも一般葬を選んだ人が約23%いることがわかりました。あらゆる葬儀形式を知りながらも最終的に一般葬を選んだということには、喪主にとって明確な理由があったのでしょう。

ここからは喪主が一般葬を選んだ理由について、小さなお葬式独自の視点で分析します。

【仮説1】小規模葬儀にネガティブなイメージをもっている

葬儀社を選択する際に最も優先したこと

小規模葬儀に対する印象についてアンケートを取ったところ、「時代に合っている」64.3%、「安い」40.2%、「温かみがある」21.6%といった、ポジティブな回答が多くを占めました。

しかし、わずかながら「やりたくない」7.5%、「お金をケチっている」5.4%、「親族や知り合いと揉め事になりそう」3.0%といったネガティブな回答もありました。

小規模葬儀にネガティブな印象を抱いている人は、これまでに関わった葬儀が一般葬中心で、「葬儀といえば一般葬」という認識かもしれません。小規模葬儀に参列する機会がほとんどない場合、一般葬から検討を始める人が多いのではないでしょうか。

【仮説2】一般葬の葬儀の内容に価値を感じている

仮説1のように小規模葬儀にネガティブなイメージがある場合、消去法で一般葬を選ぶ人もいるでしょう。ただしアンケート結果では、小規模葬儀にネガティブな印象を持っている人は全体の10%未満でした。よって、消去法で一般葬を選ぶ人は少数でしょう。

このことから、一般葬の葬儀の内容に価値を感じて選んでいる人が多いと考えられます。例えば、華やかな葬儀で故人を送り出したいと考える人もいるでしょう。また、一見すると葬儀費用が高く感じられる一般葬ですが、葬儀の内容を踏まえると費用が見合っていると思う人もいるのではないでしょうか。

小規模葬儀にはない魅力を感じることができれば、一般葬は他にない選択肢となりえます。

【仮説3】家族・親族の気持ちは葬儀形式を決める重要な要素になる

葬儀について決める際に、全体の53.3%の人が「家族」に相談したと回答していました。たとえ喪主が予定している葬儀形式があったとしても、家族や親族から一般葬の希望があれば、その意向が優先されることもあるでしょう。

特に、ご高齢の方ほど一般葬に慣れ親しんでいる可能性が高いため、ご高齢の家族がいる場合は一般葬を希望されることが多いでしょう。その際は家族全体で納得できる葬儀形式を選ぶことが何より重要です。

また、これまでの親族間での葬儀が一般葬でおこなわれていた場合、「小規模葬儀を選びたい」という希望はなかなかいいづらいこともあるでしょう。結果、「親族間での関係を悪くしないために一般葬がよさそうだ」となるケースも十分に考えられます。

【仮説4】菩提寺との関係性を壊したくない

代々、菩提寺とのつながりがある家庭では、葬儀は一般葬で執り行うのが通例になっていることが多いでしょう。「今回は小規模葬儀で執り行いたい」という場合には、菩提寺との関係を考慮し、お寺に一報を入れておく必要があります。

その他さまざまな配慮や起こりうるトラブルなどを考えたとき、「これまで通りの一般葬がいい」と考える人がいるのは自然なことでしょう。

まとめ

この記事では、過去1年以内に一般葬の喪主を経験した人のアンケート結果から、一般葬を選んだ理由を考察し解説しました。

小規模葬儀が主流になる中で、あえて一般葬を選択したことには喪主なりの理由があることが考えられました。多くの喪主にとって、宗教的な儀式を重んじる心や、互助会などの存在が一般葬を選ぶ重要な要素になっているようです。

満足のいく葬儀をおこなえるように、プランの選択について事前に遺族で納得のいく話し合いができると理想的です。

小さなお葬式では、葬儀に必要な物品・サービス一式を料金に含んだ「小さな一般葬」プラン※をご用意しています。24時間365日対応いたしますので、葬儀についての知識がなくて不安を感じているという方にも安心してご依頼いただけます。小規模葬儀との違いについても詳しくご説明いたします。

※飲食費用やお布施費用は含みません

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