葬儀の準備

作成日:2019年12月19日  更新日:2020年01月24日

直葬で納骨が断られる可能性がある!断られたときの対処法は?

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直葬で納骨が断られる可能性がある!断られたときの対処法は?

この記事は小さなお葬式が書いています

時代の変化にともない、葬儀の方法も多様性を増しています。ごく親しい方数名で、火葬のみを執り行う「直葬」もそのひとつです。しかし、まだ一般的な葬儀方法とはいえないため、「直葬でも納骨ができるのか」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、直葬で納骨する方法や、納骨を断られた場合の対処法について解説をしていきます。納骨をしない場合の方法についても解説をするので、事前に把握しておけばトラブルの際も柔軟な対応ができるでしょう。

【もくじ】
直葬での納骨までの流れは通常と異なる
直葬だと納骨ができない場合がある?
直葬で納骨をする方法
菩提寺に納骨を断られたときの対処法
納骨をしないときの方法
直葬を執り行うときに大事なこと
よくある質問
まとめ

直葬での納骨までの流れは通常と異なる

直葬の場合、通常の葬儀とは流れが異なります。大きな違いは、さまざまなプロセスを省いていることです。そのため、通常よりも短い時間で火葬まで執り行われ、費用も安く済みます。直葬の場合はごく親しい方のみで執り行われるので、大勢の参列者が来ることもありません。以下で実際の流れを詳しく見ていきましょう。

ご臨終後は自宅などでご遺体を安置する

墓地、埋葬等に関する法律第3条によって、「死後24時間以内は火葬をしてはいけない」と定められています。そのため、ご臨終後は自宅などで遺体を安置することが必要です。自宅での安置が困難な場合は、葬儀社の霊安室で安置してくれることもあります。

医療の発達していない時代においては、呼吸や心拍の停止による「仮死状態」を死亡と判断することがありました。ごく稀なケースですが、火葬中に蘇生するといった事例もあるようです。死後24時間経てば、死亡を判断できる死斑が発生するため、その名残で「火葬は24時間経ってから」と規定があるとされています。

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納棺・出棺をして火葬

自宅に安置したあとは納棺出棺をします。直葬の場合は通夜や葬儀を執り行いません。納棺の際は、故人が生前好きだったものや花などを一緒に納めます。この際、納められないものもあるので、事前に葬儀社へ確認をしましょう。納棺が終了したら、出棺をして火葬されます。

ちなみに、直葬と似た「火葬式」というスタイルの場合は、火葬する前に読経儀式が行われるのが特徴です。直葬は、こうした儀式もなく、すぐに火葬に移ります。

骨上げをして直葬は終わり

納骨は後日となるため、火葬終了後に骨上げをしたら直葬は終わりです。骨上げは、別名「収骨」とも呼ばれ、骨を骨壺へと収める儀式のことです。「故人をあの世へと無事に橋渡しする」という意味で行われます。火葬場で用意された箸を使い、二人一組になって骨を拾い上げて収めていくものです。

納骨の際に必要となる「埋葬許可証」は、火葬終了後に火葬場スタッフか葬儀社から受け取ります。忘れずに受け取り、しっかりと保管しておきましょう。

直葬だと納骨ができない場合がある?

直葬をする方にとって最も不安なのが、「確実に納骨できるのか」という点ではないでしょうか。その不安が生じる理由は「菩提寺」にあります。一般的な葬儀と違い、直葬の場合は菩提寺との関わりがないため、不安に感じてしまう方が多いでしょう。以下で納骨について詳しく解説をしていきます。

納骨が断られる可能性もある

直葬の場合は納骨を断られる可能性があります。直葬が菩提寺と関係のないところで執り行われるからです。

通常であれば、通夜や葬儀などで僧侶が読経をします。直葬の場合は通夜も葬儀もなく、火葬のみで宗教儀式が執り行われません。そのため、宗教観を大事にする菩提寺の僧侶によっては直葬を快く思わない場合もあります。菩提寺に納骨を断られるリスクは、直葬の最大のデメリットといえるでしょう。

直葬は菩提寺に事前に相談するのがよい

納骨を断られることもあるため、直葬を予定している方は事前に菩提寺に相談するのがおすすめです。

宗教的儀式を執り行わない直葬は、付き合いのあった菩提寺とは関係ないところで進みます。何も相談せずに、直葬をしたあとに納骨したい旨を申し出ても、快く思われないかもしれません。

トラブルを避けるために、事前に直葬をしたいと思っている旨や、その理由を正直に話しましょう。

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直葬で納骨をする方法

直葬は菩提寺に納骨を断られる恐れがありますが、故人の意向などで、どうしても直葬をしなければならない事情があるケースも考えられます。そのため、直葬でもどうにかして納骨してもらいたい、という方も多いのではないでしょうか。ここでは、直葬の際に納骨する方法をご紹介します。

戒名だけ菩提寺にお願いする

戒名だけを菩提寺に依頼すると、直葬でも納骨を受け入れてもらいやすくなる傾向にあります。直葬は菩提寺と関係のないところで進行しますが、戒名を付けてもらうことで菩提寺とのつながりが生まれるためです。

戒名を依頼する場合は、基本的に直葬をする前に相談します。その際は、15万円~30万円のお布施を用意して行きましょう。直葬を快く思わない菩提寺の場合、葬儀を終えた後に相談しても断られる恐れがあるので注意が必要です。

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菩提寺に四十九日法要をお願いする

直葬であっても、四十九日法要を依頼することで、納骨をさせてもらえる可能性が上がります。

四十九日法要は、故人が極楽浄土にいけるかどうかが決まるとされる日に、僧侶に読経をしてもらう儀式です。一般的に四十九日法要と同じタイミングで納骨が行われることが多いでしょう。

直葬でも事前に四十九日法要の相談をしておくことで、菩提寺とのつながりを維持できます。直葬では初七日法要は執り行われないので、あわせて依頼をしてみるのもよいでしょう。

菩提寺に納骨を断られたときの対処法

四十九日法要や初七日法要、戒名などを依頼しても、結果的に納骨を断られることもあります。その際は、「自宅に保管するしかない」と考えてしまうかもしれません。しかし、「菩提寺に納骨する」ということにこだわらなければ、ほかにも選択肢はあります。以下で、どういった対処法があるのか詳しく解説をしていきます。

公営墓地や納骨堂に納骨する

菩提寺ではなく、公営墓地や納骨堂に納骨する方法が挙げられます。公営墓地とは、地方自治体などが管理する墓地のことです。使用料と管理料がリーズナブルというメリットがあります。しかし、人口が集中する都市部ほど倍率が高く、抽選に外れてしまうこともあるでしょう。

納骨堂は、建物の中で遺骨を安置してくれる室内型のお墓です。ロッカータイプや仏壇タイプなどさまざまな形式があり、公営墓地と同様にリーズナブルな点がメリットといえます。

葬儀社に納骨ができるお寺を紹介してもらう

菩提寺に納骨を断られたら、葬儀社に相談してみるのもおすすめです。葬儀社は、お寺との広いネットワークをもっています。直葬であったとしても、納骨を受け入れてくれるお寺を知っている可能性もあるでしょう。

葬儀社は葬儀のプロフェッショナルです。今までに多くの葬儀を執り行い、ノウハウや知識を豊富にもっています。過去に直葬を執り行ったご遺族から、同様の相談があったかもしれません。分からないことがあったら、まずは葬儀社に相談してみましょう。

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納骨をしないときの方法

考えられる方法をすべて試しても、納骨先が見つからない可能性もあるでしょう。その場合には納骨自体をしないという選択肢もあります。また、最初から納骨を予定せずに直葬をするケースもあるでしょう。

必ず納骨しないとならない、という定めはありません。「散骨」や「自宅に保管」という方法もとれます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

散骨をする

散骨とは、その名のとおり骨をまくことを指します。散骨をする場所は「海」、「空」、「山」などがあります。なかには遺骨を取り付けたバルーンを成層圏まで飛ばし、破裂すると散骨される「宇宙」での散骨もあります。

基本的に散骨に際しての許可証は必要ありません。手続きで必要な書類は「死亡届」、「死亡診断書」、「火葬許可証」の3つです。

ただし、散骨をする際はルールやマナーを守りましょう。散骨が許されている場所は、私有地、公海上、管理された墓所だけです。地域によって禁止されている場所もあるので、お住まいの自治体に事前に確認をしましょう。

遺骨は粉末状にし、骨と分からないようにして散骨をします。骨と分かる状態で散骨すると、違法となる恐れがあるので注意しましょう

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自宅で保管する

自宅で遺骨を保管し、 「手元供養」とすることもできます。手元供養は、お墓を所有しない方を中心として、近年広がりを見せている供養方法です。

お墓ではなく骨壺を自宅で保管することで、故人をよりいっそう身近に感じられます。ペンダントに入れて常に持ち歩くこともでき、宗教や様式にとらわれず、自分らしい供養ができます。

手元供養は定期的なお墓参りが難しい方、諸事情でお墓を所有できない方、故人を身近に感じたい方などにおすすめです。

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直葬を執り行うときに大事なこと

直葬を執り行う際に最も大事なことは、事前の相談をしっかりとすることです。僧侶を呼ばず読経もしない直葬は、まだ一般的な葬儀方法であるとはいえません。繰り返しになりますが、菩提寺とつながりをもたない直葬の場合は、菩提寺への納骨ができない可能性があります。

さらに、直葬を理解してもらえないケースもあるため、親族の反感を買ってしまうかもしれません。菩提寺や親族、葬儀社などに事前の相談をすることでトラブルを減らせるでしょう。

よくある質問

Q:直葬を選ぶ人はどんな理由で選ぶの?

A:直葬を選ぶ理由として多いのは「葬儀に呼ぶ人がいない」、「費用を安く抑えたい」、「散骨にしたいという故人の意向」、「身内だけのシンプル葬がよい」、「葬式にこだわりがない」といったものです。直葬が広く知れ渡れば、今後こういったスタイルが増えていくことが予想されます。


Q:直葬のメリットは?

A:大きなメリットとして挙げられるのが、費用を安く済ませられることです。通夜や葬儀、精進落としなど、通常の葬儀で執り行われるものの多くが省かれているからこそのメリットといえます。あわせて、香典も不要であるのがポイントです。弔問客への対応も不要なで、手間もかからず、喪主が抱える負担が少なく済みます。


Q:直葬のデメリットは?

A:大きなデメリットは、やはり菩提寺への納骨が断られる可能性がある点です。断られた場合、ほかを探す手間が発生します。また、広く認知されている葬儀方法とはいえないために、周囲が理解をしてくれないケースもあるかもしれません。

身内だけで葬儀をするため、お別れをしたい親族や友人などから反感を買う恐れもあります。トラブルにならないように、事前に周囲に相談しておくことをおすすめします。


Q:直葬の費用相場はどれくらい?

A:費用は東京だと10万円~20万円、大阪で15万円ほどとなっています。直葬はいろいろな儀式を省いているため、その分安く済むのが魅力です。通常の葬儀だと100万円~200万円はかかるので、費用を大きく抑えられます。地域によって費用は変わりますので、直葬を予定している方は、事前に葬儀社に確認をしましょう。


Q:直葬の服装は?

A:直葬へ参加する場合は準喪服がおすすめです。男性の場合は上下黒のスーツ、女性の場合は黒のワンピース、スーツ、アンサンブルなどを用意しましょう。平服という指定があれば略式喪服が最適で、カジュアルな服装は好ましくありません

男女ともに、結婚指輪以外のアクセサリーの着用は避けましょう。そのほか、光沢感のあるものや透けるもの、派手なものも避けるのが一般的です。なお、洋装に限り、1連の真珠のネックレスのみであれば着用してもよいでしょう。 

▶参考:直葬での服装は?平服と言われたときの理想の格好やNGな格好も紹介


Q:直葬で香典は必要?

A:直葬は身内で行われるため、一般的に香典は不要ですが、渡しても構いません。もし香典を渡すのであれば、祖父母は1万円ほど、兄弟姉妹は1万円~5万円、両親は5万円~10万円、知人であれば3,000円~5,000円が相場です。喪主から香典について何もアナウンスがない場合は、念のために香典を用意しておくことをおすすめします。 

▶参考:通夜・葬儀で送る香典金額の相場はいくら?香典の入れ方のマナーも解説


まとめ

通夜や葬儀などを省き、ごく親しい方のみで執り行われる直葬は、手間がかからなかったり費用が安く済んだりするのがメリットです。

しかし、菩提寺とのつながりをもたないため、納骨を断られるケースも多くあります。その場合、公営墓地や納骨堂など、ほかに納骨できる場所を探す手間がかかることもあるでしょう。そのため、直葬をする前に、葬儀社やお寺などへの相談をすることが重要です。

小さなお葬式」は、現代のニーズに合わせた、小規模な家族葬に特化した葬儀社です。直葬プランの取り扱いもあり、豊富な知識やノウハウを有しています。納骨の不安についても、お気軽にご相談ください。価格もリーズナブルで安心です。直葬をお考えの方は、ぜひ小さなお葬式にご相談ください。

小さなお葬式の火葬式

葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

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