身内へのお香典の相場はいくら?そもそも身内へお香典を渡す必要があるの?
葬儀マナー[喪主・遺族]

作成日:2019年12月24日  更新日:2022年09月14日

身内へのお香典の相場はいくら?そもそも身内へお香典を渡す必要があるの?

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親しい方が亡くなった場合、お通夜やお葬式に弔問をする際にはお香典を包みます。しかし、身内が亡くなったときのお通夜やお葬式でも渡す必要があるのでしょうか。渡す場合も、相場がよく分からないという方もいるのではないでしょうか。

あらかじめ身内が亡くなったときのお香典の相場が分かっていれば、いざという時にもあわてずに準備することができます。そこでこの記事では、身内へのお香典の相場や、注意点についてご紹介します。

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【もくじ】
身内へのお香典の相場金額とは?
そもそも身内に対しても香典を渡す必要がある?
身内の葬儀において香典を渡す必要のない状況とは?
香典に関する覚えておきたいマナーとは?
香典袋の正しい選び方とは?
まとめ

身内へのお香典の相場金額とは?

家族・親族といった身内が亡くなった際のお香典の相場についてみていきます。基本的には自分に近い親等の人が亡くなった場合ほど相場は上がり、逆に遠い親等の人が亡くなった場合ほど相場は下がることになります。

また実母・実父だけでなく配偶者の父母(義理の両親)といった配偶者の親族が亡くなったときも、相場は自分からの親等の順となり金額は変わりません。

故人が両親・配偶者の両親の場合について

自分が喪主ではなく兄弟や親が喪主をつとめる両親の葬儀のケースでは、葬儀に持参する香典は20代の方なら3万円~10万円、30代の方なら5万円~10万円、40代以上の方なら10万円ほどです。実父・実母だけでなく、配偶者の両親である義理の父・母の場合も同じ相場になります。

故人が祖父母・配偶者の祖父母の場合について

祖父母が亡くなった場合は、葬儀に持参する香典は20代の方なら1万円ほど、30代の方なら1万円~3万円ほど、40代以上の方なら3万円~5万円ほどが相場になります。こちらも、配偶者の祖父母の場合も同じ相場になります。

故人が兄弟姉妹・配偶者の兄弟姉妹の場合について

兄弟姉妹が亡くなった場合は、葬儀に持参する香典は20代の方なら3万円~5万円ほど、30代の方なら5万円ほど、40代以上の方なら5万円ほどが相場になります。こちらも、配偶者の兄弟姉妹の場合も同じ相場になります。

故人がおじやおばの場合について

おじやおばが亡くなった場合は、葬儀に持参する香典は20代の方なら1万円ほど、30代の方なら1〜2万円ほど、40代以上の方なら1万円~3万円ほどが相場になります。こちらも、配偶者のおじやおばの場合も同じ相場になります。

故人がその他親戚の場合について

いとこなど上に挙げた以外の親族は、香典は20代の方なら3千円~1万円ほど、30代の方なら3千円~2万円ほど、40代以上の方なら3千円~3万円ほどが相場です。こちらも、配偶者のその他親族の場合も同じ相場になります。

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そもそも身内に対しても香典を渡す必要がある?

喪主が葬儀の案内状などで、はっきりと受けとりを断っている場合は別ですが、それ以外の場合の葬儀の際には、身内であっても香典は包むようにしましょう。香典は弔意をあらわすものであると同時に、日頃からのお付きあいへの感謝という側面も持っています。

上でご紹介してきました香典の相場のように、基本的には親等が近いほど相場の金額は上昇し、遠くなるほど下がります。しかし日頃からお付きあいの深い方には相場にとらわれず、その感謝の気持ちを込めて香典を包みましょう。

また香典は香典返しとして、何らかの形で相手もまたこちらに贈ってくるものでもあります。先に包む金額があまりにも相場とかけ離れていては、後々トラブルにもなりかねません。

身内の葬儀において香典を渡す必要のない状況とは?

身内が亡くなったケースであっても、香典は渡すべきであることをご説明しました。しかし、ケースによっては包まなくてもよい状況もあります。ひとつは亡くなったのが親で、その親と同居していた場合です。もうひとつは、葬儀の喪主が香典を辞退している場合です。

この2つのケースでは、基本的には身内の葬儀であっても香典を包む必要はありません。

同居していた親が亡くなった場合

親が亡くなった場合、自分が喪主である際には香典を渡すことはありません。これは生前、亡くなった親と同居していてもしていなくても同じことです。しかし自分が喪主をつとめる場合でなくても、亡くなった親と同居していた場合には、香典を包む必要はないと考えるのが一般的です。

ただし香典はあくまでも慣習によるものであり、同居していれば必ずしも包む必要がないと一概に言えるわけではありません。個人の考え方に依るところも大きく関与します。

香典を辞退している場合

上でもすこし触れましたが、最近では喪主の方の考え方やあるいは故人の意志により、葬儀の際に香典を辞退するケースも多くなっています。この場合は、どんなに親しい身内であっても香典を包む必要はありません。

香典を辞退しているかどうかは葬儀の案内状に記されていたり、葬儀の際に故人の家に貼られる忌中に書かれていたりします。通夜や葬儀に向かう際、事前に確認しておきましょう。また香典を辞退している場合は、香典返しも贈られません。

このように相手が正式に辞退している場合以外は、基本的に香典を持っていくことが当然と考えておきましょう。

香典に関する覚えておきたいマナーとは?

これまでご説明してきました相場に気をつけるだけでなく、香典には守るべきマナーがあります。お札では基本的には新札は避け、金額では偶数に加え、特定の忌み数字をさけるのがマナーとなっています。

また、香典を包む袋にもマナーがあります。裏書きではさほど筆記具にこだわる必要はありませんが、「御霊前」「御仏前」などと記す香典袋の表書きには薄い墨を使うようにしましょう。

包むお札について

結婚のお祝いといった、慶事ではお札を包む場合は新札(ピン札)を用意するのが一般的です。しかし、香典のような弔事では新札を包むことは良くないことです。新札を用意しているということは、故人が亡くなることを事前に予期して準備していたかのような印象を与えかねないというのがその理由です。

また、上であげた相場の金額をみていただいても分かりますが、2,4,6など偶数の金額はさけるべきものとなっています。偶数は「重なる」というイメージを想起し、弔事の場にはふさわしくないというのがその理由です。包む金額は1,3,5,7など奇数にしてお札を用意するようにしましょう。

香典として包む際に不適切な金額について

香典として包む金額は、奇数でも「9」が含まれる金額は避けるようにしましょう。「9」は「苦」をあらわすとされ、日本では忌むべき数字となっています。このような数字は忌み数(いみかず)とも呼ばれ、ほかには「14」や「19」も忌み数となっている場合があります。

同様に「4」も「死」をあらわすとして忌み数ですが、上でご説明しましたように、偶数はもともと避けた方がよい数字なので、こちらも含めて注意をしておきましょう

書く際に使用する筆記具について

「御霊前」や「御仏前」といった文言を入れる香典の表書きは筆で書くことが基本ですが、その中でも薄い墨を使うのがよりよいでしょう。

薄い墨には「涙でかすれた(かすんだ)」「(悲しみで)墨を十分に準備できていない」といった、悲しみをあらわす気持ちが込められているからです。また、弔事や仏前へのお供えも薄い墨で書くのがマナーとなっています。

一方、金額や住所を記入する裏書きでは読みやすさや利便性を重視し、万年筆やボールペンでもよいといいます。

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香典袋の正しい選び方とは?

香典袋は、包む金額によって使い分けるようにしましょう。3千円ほどなら印刷された香典袋、5千円ほどなら、印刷された封筒でも上質な香典袋、1万円~では水引(みずひき=帯紐による装飾)のついた香典袋/3万円~では高級な金封を選ぶようにしましょう。

香典では、水引は「結び切り」や、結び切りの一種である「あわび結び」の袋を使うのが基本です。「結び切り」には、「一度結んだら(弔事を)くり返さない」の意味が込められています。

まとめ

以上ご説明しましたように、香典には数多くのマナーや慣習、約束事があります。突然の不幸の際、慣れていない方は戸惑われることも多いでしょう。

小さなお葬式」を手がける株式会社ユニクエストは、5年連続葬儀受注件数No.1※を獲得し、葬儀だけでなくお葬式に関するさまざまな疑問に関するQ&Aサービスも行っていす。香典のことで迷ったら、ぜひ「小さなお葬式」にご相談ください。

【※2021年における葬儀受注件数に関する調査(2022年2月 TPCマーケティングリサーチ調べ)】

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