参列マナー

作成日:2019年04月09日  更新日:2019年09月13日

通夜・葬儀で送る香典金額の相場はいくら?香典の入れ方のマナーも解説

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通夜・葬儀で送る香典金額の相場はいくら?香典の入れ方のマナーも解説

この記事は小さなお葬式が書いています

社会に出ると、これまで以上に人とのつながりが増え、葬儀に参列する機会も増えます。通夜や葬儀で香典を送ることになったときに慌てることなく準備できるように、金額の相場や入れ方のマナーを知っておきたいと思う方も多いことでしょう。

香典の相場やマナーに関しては、社会人常識としても知っておく必要があります。そこで今回こちらの記事では、通夜や葬儀で送る香典金額の相場と、香典の入れ方に関するマナーについて解説します。

小さなお葬式

【もくじ】
香典の金額と相場はいくら?
香典の入れ方のマナー
香典を連名で送るときに気をつけたいマナー
まとめ

香典の金額と相場はいくら?

訃報を受け通夜や葬儀に参列する場合、一般的には通夜へ参列するならば通夜のときに香典をお供えします。

訃報を受けてから周囲に香典の金額を聞いて準備をしたいところですが、日取りによっては、通夜は亡くなられた当日の夕方に行われます。そのため香典を準備するまでに時間がありません。

つまり、周囲に相談する時間が無い場合もあり得るということです。そんなとき、慌てずにすむためにも、あらかじめ香典の金額と相場を知っておけば、金額に悩むことはありません。

香典とは、現金を香典袋に包み、線香や抹香、花の代わりに霊前にお供えするものです。品物ではなく現金だからこそ、いくら包んだのかが目に見えてハッキリとわかります。

香典の金額は、亡くなった方と送る方の間柄付き合いの深さ年齢立場によって変わります。あくまでも目安ですが、一般的な相場をご紹介します。

自分の親への香典金額

自分の親への香典金額は、50,000円~100,000円です。親への香典は金額以前に、包むか包まないかということも悩む点です。例えば、すでに家を出て自分の世帯を持っている場合、施主が両親の片方であれば香典を包むのは普通のことです。

ただし、葬儀費用を負担する場合は、香典を包む必要はありません。また、自分が施主を務める場合も香典を包む必要はありません。喪主以外、または葬儀費用を負担しないのであれば香典を包む必要があると思っておきましょう。

自分の祖父母への香典金額

自分の祖父母への香典金額は、10,000円~30,000円です。祖父母への香典は、自分がまだ両親に扶養されている立場ならば包まなくても良いとされています。同居していた祖父母であっても、社会人であるのならば香典を包みましょう。独立し結婚をしているのならば、孫夫婦からという形で連名の香典を包む場合もあります。

祖父母へは現金の香典だけでなく、供花(きょうか/くげ)をすることもあります。

自分の兄弟姉妹への香典金額

自分の兄弟姉妹への香典金額は30,000円~50,000円です。他の兄弟や姉妹が居る場合は、相談をして決めましょう。

配偶者の親への香典金額

配偶者の親への香典金額は、50,000円~100,000円です。同居の有無に関わらず、自分の親と同額を包みます。

配偶者の祖父母への香典金額

配偶者の祖父母への香典金額は、10,000円~30,000円です。自分の祖父母への香典金額と同額を包みます。

配偶者の兄弟姉妹への香典金額

配偶者の兄弟姉妹への香典金額は30,000円~50,000円です。自分の兄弟姉妹への香典金額と同額を包みます。

親戚のおじ・おばへの香典金額

親戚のおじやおばへの香典金額は、10,000円~20,000円です。生前に親しい間柄であった場合を除いては、年齢に関係なく10,000円とする場合が多いようです。

近くない親戚への香典金額

従兄弟などの近くない親戚への香典金額は、5,000円~10,000円です。おじやおばと同様に、生前に親しい間柄であったかどうかで金額を決めましょう。

遠くに住む親戚の場合は、通夜や葬儀には参列できないこともあるでしょう。そのときは、弔電を打ち香典を現金書留で郵送します。または、供花であれば離れた場所からでも斎場へ届けてもらうように手配ができます。

友人・知人への香典金額

友人や知人への香典金額は、3,000円~10,000円です。ごく親しい親友ならば10,000円、そうでない場合は3,000円または5,000円が一般的です。

友人・知人の親への香典金額

友人や知人の親への香典金額は、3,000円~10,000円です。ごく親しい親友の親ならば10,000円、そうでない場合は3,000円または5,000円が一般的です。友人や知人の親との面識の有無にもよります。

ご近所の方への香典金額

ご近所の方への香典金額は、3,000円~5,000円です。地域や町内会などのしきたりで決まっていることもあるため確認しましょう。

上司への香典金額

上司への香典金額は、5,000円~10,000円です。会社関係者の場合は、会社の人と話し合って決めましょう。個人で香典を包まずに連名にする場合もあります。

上司の家族への香典金額

上司の家族への香典金額は、5,000円です。会社関係者の場合は、会社の人と話し合って決めましょう。個人で香典を包まずに連名にする場合もあります。

部下への香典金額

部下への香典金額は、5,000円です。会社関係者の場合は、会社の人と話し合って決めましょう。個人で香典を包まずに連名にする場合もあります。気をつけなければならないのは、上司よりも高い金額を包まないということです。

部下の家族への香典金額

部下の家族への香典金額は、3,000円~5,000円です。会社関係者の場合は、会社の人と話し合って決めましょう。個人で香典を包まずに連名にする場合もあります。気をつけなければならないのは、上司よりも高い金額を包まないことです。

同僚への香典金額

同僚への香典金額は、5,000円です。会社関係者の場合は、会社の人と話し合って決めましょう。個人で香典を包まずに連名にする場合もあります。気をつけなければならないのは、上司よりも高い金額を包まないことです。

同僚の家族への香典金額

同僚の家族への香典金額は、3,000円~5,000円です。会社関係者の場合は、会社の人と話し合って決めましょう。個人で香典を包まずに連名にする場合もあります。気をつけなければならないのは、上司よりも高い金額を包まないことです。

元上司への香典金額

元上司への香典金額は、5,000円です。会社関係者の場合は、会社の人と話し合って決めましょう。個人で香典を包まずに連名にする場合もあります。気をつけなければならないのは、現在の上司よりも高い金額を包まないことです。

香典の入れ方のマナー

香典には金額に加えて入れ方に関するマナーもあります。細かい部分もありますが、大切なことなのでしっかりと確認をしましょう。

香典金額が多いのは失礼?

香典にはもともと故人を経済的に助けるという意味もありますが、香典の金額は多ければ多いほど良いというわけではありません。香典の金額が多すぎるのは失礼にあたります。これは、いずれ参列してくださった側に葬儀があったときに、遺族は同程度の金額を香典として返す必要があるからです。

香典に偶数の付く数字は避ける

結婚式などの慶事の祝儀と同様に、香典にも偶数の付く数字は避けるという考えがあります。偶数は割り切れる数字のため、「縁が切れる」や「故人とこの世のつながりが切れてしまう」ということを連想させてしまうからです。

奇数の金額であってお札の枚数が偶数になることも避けましょう。例えば、10,000円を10,000円札ではなく5,000円札2枚で準備することです。また、奇数だとしても「9」は「」を連想させるため避けましょう。

香典の金額をどうしても20,000円にしたい場合は、「御霊前」と「御供」と言うように、2つの異なる表書きの香典を準備します。それぞれの香典袋に10,000円ずつ入れることで、お札が2枚になることを防ぎます。

5,000円を包む場合、1,000円札が5枚ならば奇数なので何の問題も無いのですが、遺族が後から数えやすいように5,000円札1枚にまとめましょう。このことは連名で香典を準備する際にも同じことが言えます。連名の場合は、香典を集金することになるため、お札が複数枚になります。お札が複数枚になることや違う種類の御札が混ざることも数えにくく遺族側の手間となってしまうため、できる限りまとめて入れるようにします。

香典に新札はなるべく使わない

結婚式などの慶事では新札を使用することが常識ですが、通夜や葬儀などの仏事に持参する香典に使用するお札は新札を使用するのは良くないこととされています。新札を香典に使用すると、「事前に用意をしていた」や「訃報を予知していた」という印象を与えてしまうからです。手元に新札しか無い場合は、あらかじめ折り目を付けてから使用します。

新札は良くありませんが、シワや折り目がたくさんついていたり、敗れていたりするボロボロの傷んだお札も良くありません。

お札を入れる向き

不祝儀袋にお札を入れるときの向きは、一般的にはお札の肖像画が印刷されている側を裏側にして、さらに肖像画が下にくるようにします。お札が複数枚になるときは、お札の向きを揃えておくことがマナーです。

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中袋・中包みの書き方

不祝儀袋には、薄墨の筆や筆ペンを使用して表書きをすることがマナーです。薄墨を使用するのは、故人に対しての悲しみを表しています。中袋や中包に金額や住所を記入する際には、筆や筆ペンではなく黒いペンでも構いません。

中袋や中包には、入れた金額を漢数字で書きます。数字は大字(だいじ)を使用します。大字(だいじ)とは、漢数字が書き換えられてしまわないように使われる漢字で、会計や登記、戸籍など改ざんされないように使用することが法律で定められています。

大字(だいじ)は普段使用する漢数字ではないため、書き間違えしないようにしっかりと確認しながら書きましょう。

漢数字 大字
1
3
5
10

中袋や中包には、金額の他にも住所と氏名を書きます。中袋に住所と氏名欄が印刷されている場合は、その欄を利用しましょう。

即日の香典返しのことも考慮する

香典返しは即日に渡すことが一般的になりつつあります。即日の香典返しには、香典の半分程度の額の物品が用意されていることが一般的です。多くの場合は5,000円の香典を想定し、2,000円から3,000円の香典返しが準備されています。それ以外にも、通夜振る舞いとしての食事や受付で渡す返礼品も準備されています。

これらのことからも分かるように、遺族側が準備する参列者への香典返しや返礼品、通夜振る舞いからすると、香典の金額は3,000円以下では金額が十分ではないと言うことになります。もし、香典の金額が少なかったことに後から気が付いたとしても、決して追加で香典を送ることはしてはいけません。この行為は不幸が重なるという考えからマナー違反です。

香典を3,000円にした場合は、香典返しを辞退するのがマナーです。

香典を連名で送るときに気をつけたいマナー

友人や会社関係者の場合、香典は個人ではなく連名で送るときも多々あります。連名と一言で言っても、ただ氏名を連ねれば良いと言うことではありません。ここからは連名で香典を送るときに気をつけたいマナーをご紹介します。

遺族は参列者の記名で故人との関係性を把握している

遺族は香典返しや挨拶状を準備するにあたり、故人参列者との関係性を把握する必要があります。しかし、遺族が故人と参列者との関係性を全て把握しているわけではありません。

遺族は、参列者が受付で芳名帳に記載した内容や香典に書かれた内容をすり合わせることで、故人との関係性を把握します。

香典はできる限り連名ではなく個人で用意する

香典は連名や「〇〇一同」として送ることもできますが、できる限り連名ではなく個人で用意しましょう。香典の表書きが連名で中袋に書かれている住所が代表者のみの場合、遺族は香典返しや挨拶状をどこに送れば良いのか悩んでしまいます。遺族に配慮する意味でも、香典はできる限り連名ではなく個人で用意しましょう。

連名で送る場合の香典袋の書き方

やむを得ず連名で香典を送る場合、香典袋の表に書く名前最大でも3名までの連名とします。名前は右側から目上の順です。場合によっては五十音順で書くこともあります。忘れてはいけないことは、連名にした全員の住所氏名を書いたメモを香典袋に入れておくということです。

「〇〇一同」として香典を送る場合でも、個人の名前を別途記名

「〇〇一同」として香典を送る場合は、代表者の住所と氏名を中袋に書き、さらに全員分の氏名を書いたメモを香典袋に入れておきます。「〇〇一同」で送る場合は、中袋に住所と氏名を書いた代表者の元に香典返しが届きます。

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まとめ

突然の訃報を受けて、いろいろと慌てることも多いかもしれません。初めてのことならば尚更でしょう。仏事は昔からのしきたりなどもあり、マナーが難しいと思うことも多いと思います。しかし、いざというときに恥ずかしい思いをしないためにも、しっかりと香典に関するマナーを身に付けて備えておきましょう。


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