法事・法要

作成日:2020年08月31日  更新日:2020年09月01日

お布施に新札を入れてもよいか?お布施のお金にまつわることを解説します

  • LINE
  • hatena
  • copyicon
お布施に新札を入れてもよいか?お布施のお金にまつわることを解説します

お布施は新札で渡しても大丈夫なのか知りたい」「お布施のマナーについて詳しく知りたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

香典が新札だと失礼にあたるため、お布施も新札だとマナー違反だと考える人もいるかもしれませんが、お布施は新札でも問題ありません。

この記事ではお布施は新札でもよいのか理由も含めて解説し、金額相場や書き方、渡し方まで詳しく解説します。この記事を読めば、お布施について詳しく知れるでしょう。

【もくじ】
お布施は新札でもよいか?
お布施は何のために納めるもの?
お布施の金額相場
お布施の書き方
お布施の渡し方
まとめ

お布施は新札でもよいか?

「お布施は新札でマナー違反にならないだろうか」そう考える人もいるでしょう。香典は新札だとマナー違反となるため、お布施でも同様だと考える人も少なくありません。しかし、お布施は新札で渡しても問題なく、場合によっては新札の方がよい場合もあります。ここではお布施を新札で渡すのは問題がないのか、詳しく見ていきましょう。

お布施は新札でも旧札でもよい

葬儀のお布施は新札でも旧札でも失礼にはなりません。「新札だと失礼なのでは」と考える人もいるかもしれませんが、お布施は僧侶への感謝を伝えるためのものです。そのため、新札の方がより感謝を形で示せるという考え方もあります。お盆や一周忌など、事前に予定がわかっている場合は新札を用意するのがベターです。

お布施に新札を使うことをためらう訳

お布施で新札を使うことに抵抗を感じる人も少なくないでしょう。これは香典に新札を使うとマナー違反になることから、そのように感じる人が多いのかもしれません。しかし、これは香典に限った話だと考えましょう。

お布施の目的は僧侶に感謝の気持ちを伝えるためのものです。そのため、きれいなお札でも問題ありません。

お札の入れ方

お札は表面、肖像画がある部分を表に来るように入れます。中袋からお札を出したときに肖像画が先に見えるようにしましょう。

お布施は中袋に入れてから、奉書紙か封筒に包みます。奉書紙で包むのが正式な包み方です。しかし、白で無地の封筒を使っていれば、奉書紙でなくても失礼にはなりません。

お布施は何のために納めるもの?

お布施は僧侶がお経を読む、戒名を与えることに対してのお礼です。お寺の本尊へのお供えという考えもあります。お経や戒名に対しての対価ではないことに注意しましょう。そのため、戒名料や読経料という書き方は適切ではありません

この考え方は、葬儀はもちろんのこと、お盆や一周忌の法要でも変わりません。以上のことを意識し、僧侶に接していれば、それほど失礼な振る舞いをすることはなくなるでしょう。

お布施の金額相場

お布施はお礼であるという性質上厳密にいくらが相場と簡単に言えません。そのため、いくら包めば失礼ではないか、不安に思う人も多いかもしれません。そこでここではお布施の金額相場について解説します。

葬式

お葬式の場合、僧侶には様々なことをお願いします。そのため読経、戒名、お車代や御膳が含まれ、相場は30万円~45万円だと言われています。葬儀の場合は法要と比べると読経が長く長時間に渡ります。そのため、その他の法要と比較すると相場が高くなることが一般的です。

ただし、実際のお布施の相場は地域や宗派によっても違いがあります。そのため、実際の相場がわからず、不安な場合はあらかじめ葬儀会社や菩提寺に確認するとよいでしょう。

四十九日

四十九日は故人の命日から49日経過したときに行われる法要です。一般的にこの期間までを忌中とし、この期間がすぎる前までは結婚式などの慶事への参加は控えます。

四十九日のお布施の相場は3万円~5万円です。あるいは葬儀のお布施の1割という考えもあります。四十九日と合わせて納骨を行うこともあります。この場合は四十九日のお布施と別途、納骨に対してのお布施をお渡しします。納骨の相場は1万円~5万円です。

あわせて読みたい 【施主向け】四十九日に納骨をする場合の準備について詳しく解説 四十九日法要は、葬儀からの一連の法事に一区切りをつける大切な儀式です。故人に安心して旅立ってもらうためにも納骨はつつがなく進行したいものですが、初めて納骨式を行う場合は何をすれば… 続きを見る

一周忌

一周忌は故人の命日から1年経過してから行われる法要です。一周忌の法要の相場は故人の関係者が多く参加することがあり、相場も高くなります。相場は3万円~5万円程度です。

ただし、地域や宗派によってお布施の相場が変わることもあります。そのため、実際の相場は僧侶に確認することをおすすめします。

あわせて読みたい 一周忌法要におけるお布施の相場は?法要の流れも併せて解説 一周忌法要は故人の初めての年忌法要であり、ひとつの大きな節目となる大切な法要です。施主はスムーズに進行できるように入念に準備をしておきたいところですが、一周忌法要のお布施の額… 続きを見る

三回忌

三回忌は故人の3回目の法要のことで、一周忌の翌年に行われる法要です。葬儀が1回目、一周忌を2回目とするため、2年目の法要を三回忌と呼びます

お布施の相場は1万円~5万円です。三回忌は身内や親族など狭い範囲で行われるため、お布施の相場も少なくなります。

あわせて読みたい 三回忌のお布施はいくらが妥当?気になる相場をご紹介! 亡くなった日から数えて二年後に行われる年忌法要の三回忌。施主として三回忌を迎えるにあたり、お坊さんにお布施をいくら包めば良いのかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか… 続きを見る

お盆

お盆の時期に行われる法要の相場は新盆の場合で1万円~5万円それ以降のお盆の場合は5,000円~1万円です。お盆の時期は故人やご先祖が一時的に現世に戻ってくると言われています。新盆の場合、地域によっては盛大に行うため、お布施の相場が高くなることがあります。

あわせて読みたい 新盆のお布施は多めにつつむ?新盆を迎える前に知っておきたいマナーとポイントについて詳しく解説 新盆は、故人が亡くなって初めて迎えるお盆のことです。「初盆」と呼ぶこともあり、四十九日が明けてから最初にきたお盆の日に… 続きを見る

水子供養

水子供養の場合は1万円~3万円が相場です。水子とは生まれて間もない子どもや流産した子を表します。水子供養はご家族の希望で行われないこともあります

水子は遺骨が残らないため、納骨などが行われず、戒名なども付けられないことがほとんどです。しかし、戒名や位牌などを残して供養する場合は、お布施の相場は上記に説明したよりも高くなります。

お布施の書き方

これまでお布施をお渡ししたことがなく、お布施の書き方がわからない人も多いでしょう。お布施の書き方のマナーはそれほど難しいものではありません。しかしマナーが守られていなければ、せっかく来てくれた僧侶が不快に思ってしまうかもしれません。ここではお布施の書き方はどのようなものか、詳しく解説します。

白い無地の封筒に書く

お布施は白い無地の封筒に記載するか、奉書紙に包んでお渡しします。奉書紙で包むのが正式な渡し方ですが、無地の封筒で渡しても失礼にはなりません。封筒の場合は郵便番号の記載欄や住所を書く欄などがないものを選びましょう。お布施は住所を記載する必要はありません。「御布施」と記載があるものを使用しても大丈夫です。

また奉書紙を使う場合はお布施を中袋に入れることもあります。しかし、封筒の場合は中袋を使う必要はありません。不幸が重なると連想され、忌避されることがあります。

表と裏に書く

お布施の袋は表と裏に記載する項目があります。表面の上側には「御布施」または「お布施」と縦書きで記載しましょう。表面下側には名前を記載します。名前を書くときはフルネームまたは名字で記載しましょう。名字に「家」と記載しても問題ありません。金額は中袋に記載することがあります。

裏面には住所を記載しましょう。ただし、菩提寺によっては不要だとする場合もあります。住所を書くのはお寺の経理上の都合によるもののため、マナー上は記載せずとも失礼ではありません。しかし、配慮という点ではあった方がよいこともあります。そのため、買い方に不安がある場合は確認するとベターです。

数字の書き方

中袋に金額を記載する場合、数字の書き方もマナーがあります。具体的には金額の上に「金」の文字を入れること、数字は旧字体の漢字で書くこと、金額の後ろに「圓也」と記載することです。そのため、旧字体をあらかじめ調べておくとよいでしょう。1であれば「壱」、2であれば「弐」、万は「萬」です。

封筒の中袋などに数字の記載欄がある場合もあります。この場合は算用数字で記載しても問題ありません。

濃墨の筆で書く

お布施の文字は濃墨の筆で書くようにしましょう。毛筆で書かなければいけないという決まり事があるわけではありません。しかし、筆書きをした方が失礼にはならないため、筆で書くのがベターです。筆で書くのが難しい場合は筆ペンでも大丈夫です。

なお香典の場合は薄墨で書くこともありますが、お布施の場合は好ましくありません。香典の場合は薄墨を使うことで、悲しみを表現する場合があります。しかし、お布施は僧侶への感謝を伝えるもののため、悲しみを伝えるのは適切ではありません

あわせて読みたい お布施は薄墨?濃い墨?いざというときに慌てない書き方とマナーを紹介 仏式の葬儀を執り行う時には、寺院に対して「お布施」と呼ばれる献金をします。弔事に使う香典袋の表書きは薄墨で書くのがマナーなので、お布施も薄墨で書かなければいけないと考えて… 続きを見る

お布施の渡し方

お布施をどのように渡せばよいかわからないという人も多いでしょう。渡すときの方法にもマナーがあり、注意しなければ失礼な渡し方をする可能性もあります。マナーとして覚えるポイントはそれほどありません。ここではお布施を渡すときのマナーについて解説します。

お盆に載せる

お布施を渡すときはお盆に載せて渡します。直接手渡しするのは避けましょう。ただし、自宅以外の場所で法要を依頼する場合など、お盆を持ち歩くのが難しい場合は手渡しで行うこともあります。この場合は後述する袱紗(ふくさ)に入れて渡しましょう。

渡すタイミングは法要が始まる前に渡すのが一般的です。僧侶から見て読めるような向き、自分と反対の方向にして渡します。

袱紗(ふくさ)に入れる

お布施を外で渡す場合などは袱紗に入れて渡してもよいでしょう。お布施を入れた袱紗を渡す直前に開封します。お布施を袱紗から取り出し、袱紗の上にお布施を置き、僧侶に渡しましょう。

袱紗に入れて渡す場合は袱紗の色にも注意します。袱紗の色は慶事に使うものではなく、弔辞で使えるものにしましょう。紫は弔辞でも慶事でも使えるためおすすめです。

あわせて読みたい 葬式での袱紗(ふくさ)の色は?ふくさの包み方と渡し方について詳しくご紹介 葬式や法事などの際、香典やお布施を袱紗(ふくさ)で包んで渡すことがあります。この袱紗には、慶弔用として様々な色や種類がありますが、弔事で使用できる色は決まっており、種類は包む… 続きを見る

まとめ

お布施は新札でも旧札でも問題はありません。しかし、お布施は僧侶への感謝を伝えるものです。そのため、新札を準備できるのであれば、準備する方が好ましいでしょう。難しい場合でも、できる限りきれいな状態のものを選ぶことが大切です。

「お布施にかかる費用を少しでも抑えたい」という人もいるでしょう。その場合は小さなお葬式にご相談ください。小さなお葬式は低価格で僧侶を手配しており、お布施にかかる費用を少なくすることができます!


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

小さなお葬式のコラム内ではご紹介しきれない葬儀に関する知識やノウハウをまとめたEBOOK「費用を最大限おさえて満足のいく葬儀にする方法」をご用意しました。
この記事をご覧の皆様に無料でプレゼントしておりますので、ダウンロードのうえ是非お役立てください。

  • 葬儀費用が適正かを見極めるための見積りの見方
  • 葬儀プラン内容に必要な品目と不要な品目の見分け方
  • 葬儀前~葬儀後に必要な「準備すること、把握しておく事」
  • 喪主、遺族が押さえておくべき葬儀のマナー
無料のEBOOKダウンロード
  • LINE
  • hatena
  • copyicon

関連する記事