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作成日:2019年02月12日  更新日:2019年04月17日

納骨式の基礎知識|服装・香典・お布施・お供え物・挨拶・費用など

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納骨式の基礎知識|服装・香典・お布施・お供え物・挨拶・費用など

この記事は小さなお葬式が書いています

通夜や葬儀などと比べて、納骨式に参加する機会は少なくなります。そのため、どのような流れで行われて、当日なにを用意するべきかなど、気になることも多いのではないでしょうか。

納骨式は故人を供養するための大切な儀式ですので、しっかりとマナーや礼儀を守りたいところ。そこでこの記事では、納骨式の基礎知識について解説していきます。

【もくじ】
納骨式とは
納骨式の準備・手配手順
納骨式の当日の流れ
納骨式で押さえておくべきポイント

納骨式とは

納骨式とは、故人のご遺骨をお墓などに納めるための大切な儀式です。正式には「納骨法要」と呼ばれ、当日の流れなどは宗教や宗派によって異なります。

納骨する場所としてはお墓が一般的とされていますが、最近では納骨堂樹木葬自宅供養(手元供養)海洋散骨など、多様化しています。

これは継承する子どもがいないなどの背景だけでなく、供養方法を自由に選ぶことができるようになってきた時代の移り変わりが大きな理由として挙げられます。

納骨式の時期

納骨式は、厳密にいつまでに行わなければならないなどの決まりはありません。そのため、地域によっては火葬後にそのまま納骨式を行うところもあります。

一般的に、納骨式は四十九日法要に合わせて行われることが多くなっています。なぜなら、四十九日までは中陰と呼ばれ、故人の転生先を決めるための期間となるため遺骨は埋めず、お祈りするのが基本だからです。

四十九日まで故人は霊であり、それが過ぎると仏になります。そのため、香典の表書きには、四十九日までは「御霊前」と書き、四十九日を過ぎたら「御仏前」とします。

納骨式の準備・手配手順

納骨式を行うにあたり、参列者の人数や会食の手配など、事前に行っておくべきことがいくつかあります。それぞれの手配手順について、しっかりと理解しておきましょう。

お寺への依頼

納骨式を行うにあたり、日程は最初に決めます。

納骨式の時期について決まりはありませんが、寺院への連絡は必要です。宗派によってはお墓に立てるための卒塔婆(そとば)が必要になることもあるため、事前に僧侶に相談するようにしておきましょう。

石材店への依頼

納骨式当日までに墓石に戒名を掘ってもらう必要があるため、石材店への連絡も忘れないようにしましょう。

また、墓石に彫刻するためには数週間かかることもあるため、納骨式の日程が決定したら、早めに連絡するようにしましょう。

遺骨埋葬許可証

遺骨埋葬許可証とは、自治体で発行される許可証です。市区町村へ死亡届を提出したときに発行され、火葬許可証に火葬場から認印が押されたものをいいます。納骨する墓地の管理者に提出しなければいけないため、紛失しないように注意してください。

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納骨式の当日の流れ

一般的な納骨式の流れについて解説します。ただし、式の流れは宗派や地域によってさまざまです。

納骨式の当日は、どのようなことが行われるのかだけでも押さえておきましょう。

遺族代表の挨拶

すべての準備が整ったら、遺族の代表者が参列者へ向けた挨拶をします。

挨拶では、納骨式に参加してもらったことへのお礼や遺族の近況報告、葬儀が終了しても変わらない付き合いに対するお礼を述べるのが一般的です。この時点で、納骨式後に行われる会食の案内をします。

納骨

納骨は、墓石の下にある納骨室に遺骨を納めるのが一般的です。遺骨の納め方は地域によって違いがあります。

また、遺骨の並べ方に決まりはないものの、古い遺骨は奥の方へ、新しい遺骨は手前の方にくるように並べるのが基本とされています。

読経・焼香

納骨が終了したら、僧侶による読経と参列者による焼香が行われます。遺骨を納めるときに行われる読経は「納骨経」とも呼ばれ、故人を供養する意味を持ちます。

また、焼香のタイミングは僧侶の指示を待ってから始めるようにしてください。

会食

四十九日法要と一緒に行う場合は、納骨式が終了した後に会食をすることがあります。納骨式や法要後に行われる会食は「おとぎ」とも呼ばれ、僧侶や参列者に対するお礼の意味が込められています。

この会食を通じて故人を偲び、思い出話に花を咲かせることも目的のひとつです。

納骨式で抑えておくべきポイント

納骨式に初めて参加あるいは主催する人にとって、分からないことも少なからずあるでしょう。冒頭でも触れたように、納骨式は故人を供養するための大切な儀式ですので、しっかりとマナーや礼儀を守りたいところ。

納骨式で押さえておきたいポイントについてご紹介します。

服装

地域によっては、火葬後にそのまま納骨式を行うところもあります。しかし、四十九日法要に合わせて行われるのが一般的です。

納骨式での服装は開く時期によって、そして参加する側か主催する側かによって変わってきます。

まず、四十九日以前に納骨式を行う場合、親族や参列者に関係なく喪服での参加が基本です。男性なら、黒いスーツに黒のネクタイ、黒の革靴など、全体的に黒でそろえてください。女性の場合は、黒のワンピースかスーツ、黒のストッキングに黒のパンプスと、こちらも黒でそろえます。

四十九日以降に納骨式を行うのであれば、平服で参加しても問題ありません。ただし、普段着のような格好ではなく、地味な色合いの服装にしましょう。また、親族は一周忌までに行われる納骨式は喪服での参加が望まれることもあるため、事前に確認しておきましょう。

いずれの場合も、納骨式に出席している親族や、他の参列者と服装を合わせます。どれが正しいのか迷ったら、年長者などに質問をしておいてください。

香典

納骨式に参加する場合は、香典を用意しておきましょう。相場としては5千円程度ですが、納骨式後に会食などがある場合は、1万円程度を準備しておくと良いでしょう。

四十九日まで故人は霊で、それを過ぎると仏になるため、香典の書き方も四十九日前後によって違ってきます。香典の表書きには、四十九日までは「御霊前」と書き、四十九日を過ぎたら「御仏前」とするのがマナーです。ただし、どちらの表記が正しいのか迷ったら「御香典」とします。

当日、香典は「ふくさ」に包んで、納骨式の前に喪主へと差し出すのが基本です。しかし、喪主が香典を束ねるための袋を持参していないこともあります。この場合、儀式の前に荷物を多くさせてしまうことになるため、いつお渡しすれば良いのかを事前に確認しておくと良いでしょう。

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お供え物

納骨式では、祭壇に飾るための花を一対ずつ用意します。

生花であれば花の種類に決まりはありませんが、祭壇に飾る花は施主が準備します。ただし、とげのあるバラや香りが強すぎる花花粉が付着しやすい花すぐに花びらが落ちてしまう花などは、葬儀や墓参りでも禁忌されているため避けるようにしましょう。

基本的には、故人が生前に好きだった花を用意することになりますが、季節的な問題などで難しい場合もあります。そのため、全体的に季節の花を加えながら華やかにすると良いかもしれません。

また、それら以外にお供え物が必要かどうかについては、地域や宗派などによって違ってきます。

最近では、お供え物の代わりに「御供物料」として現金をお供えするケースも増えており、相場としては5千円から2万円程度となっています。

挨拶

納骨式が始まる前に、施主が参列者に向けた挨拶を行うのが一般的です。状況に応じて、故人を偲ぶためのことを織り交ぜると心に残る挨拶となります。

本日は、日々お忙しい中、故・○○の納骨式に足を運んでいただきありがとうございます。おかげさまで無事に納骨を済ませることができました。

ご参列いただいた皆様には、葬儀から今日にいたるまでお力添えをいただきましたことを、心より御礼申し上げます。

残された家族はこれからも手を取り合って生きていきます。

どうか今後とも、これまでと変わらぬご厚誼をいただきますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

費用

石のお墓に納骨する場合にかかる費用として、数万円から数十万円となります。各地域や宗派などによって必要なもの、不要なものが出てきますので、石材店やお寺に確認しましょう。

具体的な内訳としては、以下の通りです。

内容 費用 詳細
作業費用 約15,000円~30,000円 ・納骨するための作業費用とは、石材店が墓石の開け閉めを行ったり、祭壇を準備したりするための費用のことです。
・施主自身でカロート(遺骨を納めるスペース)の開け閉めを行う場合は不要です。
・具体的な費用については、各石材店に問い合わせてみてください。
彫刻料 約30,000円~50,000円 ・お墓によっては、納骨をする際、戒名を掘らなければいけません。
・事前にさまざまなことを確認する必要があるため、早めに連絡をしておきましょう。
・戒名を掘り終えるまでに数週間かかることも少なくありません。
・お墓の状態などにより、作業量は変わってきます。
法要部屋の使用料 約10,000円~30,000円 ・霊園施設においては納骨式自体に費用はかかりません。
・法要室を使用した場合は料金が発生します。
・寺院墓地でもお寺の一室を法要会場として貸し出してくれることもあるため、相談してみると良いでしょう。
・自宅で法要を行う場合は不要です。
卒塔婆 約2,000円~5,000円 ・霊園施設においては納骨式自体に費用はかかりません。
・卒塔婆とは、長さ1~2メートルの板に、戒名・経文・命日・供養日などが書かれたものです。
・浄土真宗の場合は、基本的に塔婆を行うことはありません。
・寺院や地域によっては宗派に関係なく行うこともあるため、事前に確認をしておくと良いでしょう。

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最後に

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