葬儀費用はローンOK!3つの種類と申請方法を徹底解説!

葬儀費用はローンOK!3つの種類と申請方法を徹底解説!

親族の方が突然の事故や病気で亡くなり、急遽必要になった葬儀費用に困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今すぐお金を捻出するのが難しい場合でも、葬儀費用はローンを組んで分割払いすることが可能です。さらに、故人の為に盛大な葬儀を行えるようになります。

しかし、急にローンを組むことが本当に可能なのか、どうやって組めば良いのか不安に思われるかもしれません。

そこでこの記事では、葬儀費用のローンについて、種類や組むメリット・デメリットなどを紹介します。急な出費に慌てないよう、ぜひ最後までご覧ください。

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こんな人におすすめ

葬儀費用はローンを組めるかどうか知りたい方

葬儀費用のローンを組むメリット/デメリットを知りたい方

ローン以外で葬儀費用を支払う方法を知りたい方

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葬儀費用はローンを組める!必要な金額について解説

葬儀費用は突発的に発生する上に、その費用は100万円以上かかる場合も珍しくありません。そのため、葬儀費用はローンを組むことができます。経済的に苦しい場合は、無理せずローンを活用してみてはいかがでしょうか。

小さなお葬式が行った調査では、葬儀にかかる費用の全国平均は約127万円※という結果になりました。(※対象期間:2021年2月~2022年5月 2022年5月 自社調べ)葬儀の規模によってはさらに費用が膨らむので、まずは葬儀社に問合せて費用の全体を把握するようにしましょう。

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葬儀を手配する経験はめったにありません。そのため、葬儀費用の目安が分からないという方もいるのではないでしょうか。一般的に、葬儀は規模が大きくなるほど費用がかかります。葬儀を適正な費用で行うためには、自身が希望する葬儀の内容と規模を把握するとともに、一般的な葬儀費用の目安を知っておくことが大切です。そこでこの記事では、葬儀の形式や規模に応じた葬儀費用の目安について解説します。費用を抑える方法も紹介するため、適正な価格で希望通りの葬儀を行えるようになるでしょう。葬儀全体の流れについてあわせてご確認することもおすすめです。<この記事の要点>・葬儀の平均費用は火葬料金を含めて127万円・家族葬や直葬などの小規模な葬儀は、一般的な葬儀よりも費用が安くなる・複数の葬儀社を比較検討したり、費用の安いオプションを選んだりすることで葬儀費用を節約できる→読者がよく読む見出しはこちら【各エリアごとの費用相場】全国(家族葬/直葬/一般葬)北海道・東北(家族葬/直葬/一般葬)関東地方(家族葬/直葬/一般葬)中部地方(家族葬/直葬/一般葬)近畿地方(家族葬/直葬/一般葬)中国・四国地方(家族葬/直葬/一般葬)九州地方(家族葬/直葬/一般葬)

葬儀ローンの種類と比較

葬儀費用のローンは、葬儀社に直接お願いするか自分で銀行のローンを組むかの2つに分かれます。おおまかな例をご紹介するので、実際に見積もりを組む前の参考にしてみてください。

なお、ローンはお金の貸し借りなので、返済能力の有無を問う審査が必須です。審査状況によってはローンが組めない可能性もあるため、注意しましょう。

葬儀社のローン

葬儀費用の見積もりが提出されると同時に、葬儀社でローンを組むことができる場合があります。葬儀社のローンのポイントは4つです。

・他所まで組みに行く手間が掛からない
・審査が比較的緩い
・最速1時間~2時間で審査が終わる
・金利が比較的高め

突発的に発生する葬儀費用に対応する為、葬儀社のローンは審査が緩く比較的早く通ります。早ければ1時間~2時間で審査が終わり、即日の融資が可能なほどです。

ただしその分金利が高めに設定されているので、必ず最安値で借りられるというわけではありません。また、全ての葬儀社でローンが組めるわけではないので、利用前に必ず確認してみてください。

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「小さなお葬式」は、ローンでの分割払いにも対応しています。1回・6回・12回・18回・24回・36回からお選びいただけます。お亡くなり後の手続き・直近の葬儀にお悩みの方は 0120-215-618 へお電話ください。
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銀行のローン

銀行では目的別のローンも受け付けており、葬儀費用に充てられます。銀行のローンのポイントは4つです。

1. 返済期間が比較的長め
2. 葬儀社のローンよりも審査が厳しい
3. 審査には時間がかかる
4. ネットや郵送のみで完結する場合もある

銀行のローンは、返済期間が比較的長めなのが特徴です。銀行によって金利が変動する場合が多いので、何軒か回って金利を比較検討することをおすすめします。

ただし審査には時間がかかるので、即日融資が受けられない可能性が高いです。支払い期日の猶予とよく相談するようにしましょう。

また、大手金融機関の場合、ネットや郵送のみで審査を受けられる場合があります。ただし郵送する分審査も遅れるので、注意が必要です。

葬儀費用のローンを組む3つのメリット

突発的に大金が必要になる葬儀費用ですが、ローンを組むことができれば元手が無い状態からでも支払いを済ませることが可能です。

葬儀費用は基本的に一括で葬儀後すぐに支払わなくてはならないので、ローンを組むことは決して珍しいことではありません。より豪華な式を執り行うためにローンを組まれる方もいらっしゃいます。

葬儀費用のローンを組むメリットは大きく分けて3つあるので、順にご紹介していきます。

1. すぐに葬儀費用が手に入る

突然亡くなってしまった場合、葬儀費用をあらかじめ用意できません。訃報を耳にしたのがたまたま大きな買い物をした直後で、金銭的に余裕がない可能性もあります。

「相続の問題で勝手に遺産を動かせないし、香典だけでは心許ない」という状態であれば、ローンが助けになるはずです。

すぐに葬儀費用が手に入るというのは、大きなメリットだといえます。

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2. 分割で費用を支払える

葬儀は突然訪れるものなので、葬儀費用の他に予定していた資金の支払いスケジュールが乱れてしまう可能性があります。

例えば新居の頭金の予定だった所に、葬儀費用の支払いが追加されるかもしれません。

このような状況でも、ローンを組んで分割払いをすれば予定を崩さずに進められます。

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3. より豪華な葬儀ができる

葬儀はお世話なった方を送り出す儀式なので、盛大に行いたい方もいらっしゃいます。もしくは亡くなった方の交友関係が広く、大人数を呼べるプランを選ぶ必要があるかもしれません。

葬儀費用のローンを組むことで、金額をあまり気にせず内容を重視して選択できます。故人を思う気持ちに諦めを付ける必要がなくなり、華々しく送り出すことが可能です。

葬儀費用のローンを組むデメリット

ローンを組まざるを得ない状況で我慢をするのは、得策ではありません。ただしローンを組むということは、お金を借りるということなので、必ず金利が発生します。

元々の金額よりも多めに返済しなくてはいけないので、必要以上に借り入れる事態は避けるようにしましょう。

また、審査に落ちてローンを組めない可能性も0ではありません。審査に落ちると時間だけが奪われるので、過信しすぎないようにしましょう。

この2つのデメリットを最小限にする方法とともに解説していきます。

1. 金利で支払い総額が増える

どんなローンにも金利が必ず発生します。金利は選んだローンによって数%〜十数%にもなり、支払い総額は一括支払いよりも多いです。

返済の分割回数を増やせば毎月の返済金額が落ちるので、一見生活が楽になった様に感じるかもしれませんが、金利にお金を多く取られてしまいます。

ローンを組む際は、できるだけ早く返済する方がおすすめです。

2. 審査に通らない可能性がある

葬儀費用のローンであっても、必ず審査があります。審査がある以上、通らない可能性があるので過信は禁物です。

審査が通らなかった場合のことも考えて、クレジットカードの限度額を引き上げたり、親族一同で現金を集めたりと検討しておきましょう。

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ローン以外で葬儀費用を支払う方法

ローンを組むと必ず金利が発生するので、できれば組まないか、極力金額を抑えたいところです。実はローンを組まずとも葬儀費用を貰う方法が2つあるので、全て忘れずに活用することをおすすめします。

葬儀費用の全額とは言えませんが、一部を負担してくれるのでお手持ちの現金と組み合わせれば、ローンを組まずに支払うことができるかもしれません。

1. 故人の年金からの支給を受ける

故人が年金を納め続けていた場合、国民年金と厚生年金を受給できます。

国民年金>
・遺族基礎年金
・寡婦年金
・死亡一時金

<厚生年金>
・遺族基礎年金
・遺族厚生年金

このいずれかを受けることが可能です。支給される金額は納付年数などによって左右されるので、役所で確認してみましょう。

2. 故人の健康保険から支給を受ける

故人が健康保険に入っている場合、保険の種類と地域によって、埋葬費を受け取れます。

国民健康保険:1万円~7万円
後期高齢者保険:3万円~7万円
社会保険:5万円

健康保険から受け取る埋葬料は、亡くなった日の翌日から2年以内しか申請できません。2年を過ぎると全て失効してしまうので忘れずに役所に申請しておきましょう。

社会保険のみ、役所ではなく個人の勤め先への申請となるので間違えないようにご注意ください。

ローンがおすすめできる人

葬儀費用のローンは今すぐお金を用意できない方におすすめですが、他にも様々な理由でローンを組もうか迷われている方もいるかもしれません。

葬儀費用は高額なので、遺産相続の問題や親族との関係性に響いてくる可能性もあります。ローンをおすすめするケースを3つご紹介するので、当てはまる方は金利に気をつけながらローンを検討してみてください。

1. 現金を残したい方

葬儀費用はもちろん高額ですが、それ以外にも葬儀費用が必要な場面は多くあります。

・故人の医療費
・香典返し
・墓石や仏壇の購入
・葬儀後の法要

喪主となる方の負担する金額が多いため、これらに備えてあらかじめローンを組んでおくのもおすすめです。

2. 遺産から葬儀費用を捻出できない方

葬儀費用は喪主が支払うのが一般的ではありますが、故人の遺産から支払うことも可能です。遺産から葬儀費用を支払うと、喪主の懐が痛まないのはもちろん、相続税控除の対象にもなります。

しかし、相続前の遺産を勝手に使用すると相続争いに発展しかねません。あらかじめ全相続人の許可を取った上で使用するようにして下さい。

口座の暗証番号が分かっていたとしても故人の口座は凍結されているので、引き出す際には窓口に確認し、必要書類を揃える必要があります。

どちらかが難しい場合は、遺産から葬儀費用を捻出することは難しい為、ローンを組むことをおすすめします。

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葬儀費用で相続税から控除できる費用とできない費用とは?

3. 親族間での折半が難しい方

故人の為に資金を集め、盛大に送り出すことができれば理想的ですが、頼れる親族が少ない可能性もあります。場合によっては遺産の相続問題で親族間に亀裂が入ることもあり、お金の貸し借りは慎重にならなくてはなりません。

折半が難しい状態であれば、関係を悪化させるよりもローンを組んだ方が良いかもしれません。

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まとめ

葬儀のタイミングを予想することは困難なので、お金に余裕がない方はローンを活用することを検討してみましょう。

今すぐ費用を捻出できないからと葬儀を諦める必要はありません。亡くなられた方を思って、より盛大に送り出すこともできます。
ただしローンの金利にだけは注意して、計画的な返済を心がけてください。

葬儀費用は人生で避けて通ることのできないお金の問題なので、正確な費用をできるだけ早く見積もっておくようにしましょう。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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