「葬式しない」「火葬のみ」というおくりかたの魅力と一般葬との違い
葬儀の準備

作成日:2020年03月31日  更新日:2022年08月31日

「葬式しない」「火葬のみ」というおくりかたの魅力と一般葬との違い

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近年は葬儀の形式も多様化していますが、なかには葬式をしない方や、火葬のみをご検討している方もいらっしゃるかもしれません。火葬のみの葬儀を「直葬」といい、もっともシンプルな葬儀の形態です。

経済的・精神的・肉体的負担が少ないため、火葬を選ぶ方も増えています。火葬にはさまざまなメリットやデメリットがあるため、ご自分に合った葬儀を検討してみましょう。

今回は、火葬のメリットやデメリット、一般葬との違い、実際に直葬した人の口コミなどをご紹介します。

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【各エリアごとの一般葬の費用相場】
| 全国 |
| 北海道・東北地方 | 関東地方 | 中部地方 |
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【各エリアごとの直葬の費用相場】
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【もくじ】
「葬式しない」「火葬のみ」というおくり方の魅力
火葬のみの方法と一般葬の違い
葬式をしないで火葬のみにする場合デメリットはあるのか?
葬式をしないで火葬のみを選択した人はどう感じている?
葬式をしないで火葬のみができる葬儀社は限られている
まとめ

「葬式しない」「火葬のみ」というおくり方の魅力

「火葬のみ」という方法で故人をおくると、遺族はどんな魅力を感じられるのでしょうか。精神面から金銭面に至るまで、この選択をした遺族が感じられるメリットは、意外にも少なくありません。まずは以下でご紹介する3つのポイントを押さえて、「葬式しない」というおくり方を、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

遺族の精神的・肉体的負担が少ない

大切な方が亡くなると当然ショックは大きいものですが、感傷的になる間もなく、限られた時間の中でさまざまな手続きを行う必要に迫られます。葬儀にも打ち合わせの段階から長い時間を取られるケースが目立ち、葬儀当日に疲労のピークを迎えることも少なくありません。

前述した葬儀に向けた段取りのほか、参列者に対しても気丈に振る舞わなければならない事情もあり、遺族にかかる負担は精神面にも多大なものになってしまいます。ですが、葬式をせずに火葬のみで対応すれば、このような問題は最小限に抑えられ、精神的・肉体的負担を減らすことができます

故人とゆっくりお別れできる

火葬専門という手段を選べば、ご遺体は一日以上すぐ近くに安置することになります。そのため、すぐ横で故人に話しかける時間を多く設けることができ、個人との最後の時間をゆっくり過ごし、お別れに向けた気持ちの整理をつけやすくなります。

また、プランに関する相談や手続き、葬儀の準備などで外出する時間を減らせることもポイントです。その間に食事をしたり、休みを取ったりといった時間も過ごしやすく、時間を有効に使えるようになります。

費用が安く抑えられる

葬儀には多額の費用が必要で、一般葬の場合には、200万円程度が費用の相場といわれています。一方、火葬のみなら、その10分の1程度となる20万円ほどで葬儀を終えられることが相場となっており、費用を抑えながらゆっくりと故人をおくれます。

さらに通夜・告別式を執り行わずに済み、読経などの儀式にかかる費用をすべてカットできます。現実的な問題として、葬儀費用の工面が難しい場合も、火葬だけのプランを選べば、ゆとりのある対応ができるはずです。

火葬のみの方法と一般葬の違い

一般葬と火葬専門では、さまざまな違いがあるため、注意が必要です。葬儀をはじめるまでにかかる期間から葬儀終了までの流れ、菩提寺への納骨といった一連の行動はもちろん、参列者として招くことができるのはどんな関係性の人なのか、そして香典を受け取れるのかなど、さまざまな点を詳しく解説し、それぞれを比較します。

葬儀終了までにかかる期間

火葬のみの場合は平均2日、葬儀を加えると3日ほどが、葬儀終了までにかかる期間の平均です。葬儀の場合は通夜と告別式だけで2日を費やすことになりますが、火葬のみではこういった儀式を短縮できるため、期間が短くなります。

一方で忌引きについてはあくまでも会社の規定であり、火葬のみを選んだ場合でもそのまま取得します。仮に火葬が2日で終わったとしても、忌引きが3日あるのであれば、あまった1日はゆっくり体を休めますし、そのほかの手続きにも時間を費やせるほか、仕事を休む期間を減らすことも可能です。

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葬儀終了までの流れ

一般葬の場合は、葬儀社とやり取りし、喪主や受付などの役割を確定させた後、斎場や火葬場の手配を行います。次に、参列者の人数を想定しながら葬儀の内容を決め、参列者に連絡し、遺影や喪服などの準備を整えて葬儀を執り行います。荼毘に付した後はそのまま菩提寺に移動し、納骨を済ませるというのが通常の流れです。

一方で火葬のみの場合は、葬儀社とやり取りを交わして火葬場の手配を行い、法律に則って24時間はご遺体を安置します。火葬当日は納棺を行った後にお別れの儀式をし、お花などを供えておくります。火葬が終了したら拾骨を行い、埋葬のために必要となる埋葬許可証を受け取り、その場で解散となるのが通常の流れです。

火葬のみのほうが、準備などが圧倒的に少ないため、さまざまな負担を少なくしたい方は、火葬のみを行うのが向いているといえるでしょう。

菩提寺への納骨の有無

一般葬の場合は菩提寺に納骨することが普通ですが、火葬だけという状況では、菩提寺への納骨が困難です。これは、葬儀で読経などを行わない方式のため、納骨が難しいからです。そのため遺骨は遺族が持ち帰り、その後に対応を決めることになります。

遺骨は手元に置いておくという選択肢もありますが、一般の納骨堂に収めるという形を取ることも可能です。故人の希望がある場合には、それを尊重して海や山など希望どおりの場所に散骨しても構いません。

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参列者の範囲

火葬では、故人の友人や同僚などの参列者を受け付けることはなく、身内のみですべての手続きを進めることが普通です。これは、火葬と拾骨のみを行うことが基本となる葬儀となることから、参列者を受け入れるスペースを火葬場などで作ることが、現実的に難しいためでもあります。

それでも訪れたいと希望する方がいる場合は、荼毘に付せる前に時間を取っていただくか、拾骨を終えた後に自宅に来ていただくなどといった形を取って対応しましょう。

参列者からの香典の有無

香典を受け取るか受け取らないかは喪主が判断して決めることです。通夜や告別式を実施しないという都合も相まって辞退を希望するならば、喪主から香典は不要である旨をあらかじめ伝えておきましょう。

ただし、火葬だけの葬儀で香典を受け取っても非常識ではありません。相場は一般葬の場合と変わらず、3,000~5,000円の範囲内を相場として考えましょう。香典を頂戴した場合、香典返しを行うことも一般葬と同様で、香典の金額の半分程度を目途に必ずお返ししてください。

あらかじめ香典返しを用意していた場合は、香典をいただいたら、すぐにお返しをお渡しします。用意していなかった場合には、49日の忌明け後にお渡してください。

葬式をしないで火葬のみにする場合デメリットはあるのか?

火葬専門というスタイルは最近になって一般化したため、葬式を採用しない点に対する不安を感じる方もいらっしゃいます。それでは、通夜や告別式といった葬儀を避け、火葬のみを選んだ場合に生じる難点としてはどのような点があるのか、具体例を3つ取り上げながら詳しく解説していきます。火葬の場合は、ご確認ください。

「火葬のみ」というおくり方に違和感を覚えるひともいる

多様化しているとはいえ、現代でも一般葬を行うのが主流です。そのため、このような新しいおくり方に対して違和感を覚えたり、非常識に感じたりする方が一定数いるというリスクもあることを覚えておかなければなりません。

故人と親しかった友人や知人・同僚は、別れの場として葬儀に参列することを強く希望する場合がありますが、この希望を叶えることが不可能という都合上、葬儀がないことについて残念に思われてしまう可能性があります

遺体を安置する場所を自分で確保する必要がある

一般葬の場合は、基本的にはほぼすべての流れを葬儀社が親身に対応します。そのため、遺族は係員に応対を任せているだけで葬儀当日までをやり過ごせます。しかし、一般葬を執り行わない場合は会社が深く関与せず、遺族で決めなければならないことが増えます

火葬当日までにご遺体を安置する場所を用意するという点もその一つで、死去した直後に火葬を行ってはならないという法律を守るためにも、安置場所の候補は事前にいくつか考えておかなければなりません。

知らせを聞いた人が後から弔問に訪れる可能性がある

葬儀の際は構いませんが、故人が亡くなったことを後から聞いた人がいる場合、落ち着きはじめたころに突然弔問に訪れてくる可能性があります。ありがたい話でもあるのですが、予期せぬタイミングで訪問を受けた場合には準備が整っておらず、対応に苦労する場合が多いはずです。

とくに故人と趣味で付き合いがあった友人がいる場合、遺族にとってまったく知らない人が弔問に訪れることもあり、そもそも受け入れていいのかどうか判断しかねることもあるでしょう。

葬式をしないで火葬のみを選択した人はどう感じている?

それでは、葬式を行わず、火葬だけを選んだ方々は、葬儀を経てどのように感じているのでしょうか。今回は、実際に火葬のみを選択したご遺族の口コミを、3件ご紹介します。火葬に対してポジティブな感想を持った方も、そうでない感想を持った方もおられますから、それぞれの口コミを参考に、葬儀の行い方を検討してください。

故人と有意義なお別れができて大満足!

故人と最後に有意義なお別れの機会を持てたので大満足です。私は数年前に親族の葬儀を経験していたので、遺族の苦労はよくわかっていましたし、故人を放置するような形で葬儀の手配をすることに、若干の違和感を覚えていました。

そこで火葬だけという方法を選んだのですが、手続きに奔走することがなく、葬式で参列者に対応する手間を省くことができたので、結果的に故人の横にいる時間を増やせ、火葬だけにして本当によかったと思っています。


お寺から遠い場所で亡くなったため火葬のみで助かった

私たち夫婦は3年前に移住しており、長い付き合いを持っているお寺からはかなり距離のある場所で暮らしていました。そのまま主人を失ってしまったので、葬儀や納骨といった作業を考えると難しく、この形を選んだのです。

少し寂しい方法なのかもしれないという印象を持っておりましたが、疲れずに済んだお陰で心身ともに余裕を持って主人をおくり出すことができ、きっと喜んでくれていると思います。私も家族も大変助かり、ありがたかったです。


シンプルすぎて本当によかったのか迷った

実際に利用してみると、やはりシンプルすぎるくらいの見送り方なのかも、という印象は否めませんでした。亡くなった母は遺言やエンディングノートを残していなかったこともあり、本当にこれでよかったのかなと迷ったことは事実です。

しかし、意外にも反対意見を耳にすることはなく、火葬場でも大変よくしていただけました。突然の事故で亡くなったこともありショックが大きかったので、他人と向き合う時間を減らして葬儀を終えられたことはよかったかなと感じています。


葬式をしないで火葬のみができる葬儀社は限られている

火葬だけを執り行った人からの口コミやレビューを見ていると、「火葬だけを希望したいと伝えた瞬間に葬儀社から冷たく扱われた」「うちでは対応しかねると言われ、理不尽に感じる態度がとても残念だった」と話す方も存在します。

すでにお伝えしたとおり、一般葬と火葬のみとでは葬儀費用が大きく異なるため、後者を希望すると嫌がられる可能性がある上、火葬のみに対応する葬儀社は限られているというのも事実です。

このような形で不快な思いをすることを避け、スムーズに故人を送り出したい場合には、火葬のみでも対応してくれる「小さなお葬式」のご利用がおすすめです。

まとめ

あえて火葬だけを執り行うという選択をすることで、遺族は精神的・肉体的な負担を減らし、火葬までの間に故人に語りかける時間を増やせるなど、有意義に過ごすことができます。

一般葬が主流であることには変わらず、この方法に違和感を覚える方も一定数は存在しますが、新しいおくり方として認知されはじめていることもまた事実で、経験者による口コミもポジティブな内容でした。

まだ対応可能な葬儀社が少なく、気持ちのいい対応が行われない場合がある点は難点ですが、小さなお葬式を活用することにより、諸問題を回避することが可能です。火葬をご検討の方は、ぜひご検討ください。

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