法事・法要の知識とマナー|小さなお葬式のコラム

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法事・法要

作成日:2013.12.19  更新日:2018.12.05

法事・法要の知識とマナー

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法事・法要の知識とマナー

この記事は小さなお葬式が書いています

法事・法要は故人の冥福を祈る儀式
主要な法事・法要の種類
法事・法要 当日の流れ
施主の方向け 知識・マナー
参列者の方向け 知識・マナー

法事・法要は故人の冥福を祈る儀式

法事・法要とは、親しい方が集まって故人の冥福を祈り、霊を慰める仏教の儀式の事を言います。四十九日までは7日区切りで行われ、それ以降も定められた年に年忌法要を行います。この区切りは仏教の伝承によるもので、7日毎に生前の功徳に対する裁判が行われるとされています。

「法要」という言葉は経を読んでもらうなどの供養の儀式部分を差し、「法事」はその法要や併せて行う食事などを含めたものを意味します。

主要な法事・法要の種類

法事・法要は一度行えば終わりというわけではなく、故人が亡くなってから一定期間ごとに複数回にわたり行います。ここでは一般的によく行われる法事・法要を表にまとめました。

種類時期現在での扱い
追悼法要初七日7日目遺族、親族、知人・友人、僧侶が参列。
二七日14日目遺族のみ。省略されることもある。
三七日21日目同上。
四七日28日目同上。
五七日35日目同上。※この日を忌明けとする宗派もある。
六七日42日目遺族のみ。省略されることもある。
四十九日49日目遺族、親族、知人・友人、僧侶が参列。忌明けの日。
百か日100日目遺族のみ。省略されることもある。
年忌法要一周忌満1年目遺族、親族、知人・友人、僧侶が参列。
三回忌満2年目同上。
七回忌満6年目遺族、親族で供養。七回忌以降は縮小傾向にある。
十三回忌満12年目遺族のみ。
十七回忌満16年目遺族のみ。省略されることもある。
二十三回忌満22年目同上。
二十七回忌満26年目同上。
三十三回忌満32年目遺族のみ。三十三回忌で弔い上げの場合が多い。

上記の表の中で、とくに重要な法要は次の通りです。

初七日法要

本来は亡くなってから七日目に行われる法要でしたが、より多くの方に参加してもらえるように、葬儀と同日に行われるようになりました。初七日法要の日に故人が三途の川に辿り着くとされていて、無事に渡れるよう供養する意味があります。

四十九日法要

亡くなってから四十九日目は満中陰(まんちゅういん)ともいい、故人が極楽浄土へいけるかどうかが決まる日とされています。この日に合わせて本位牌に魂入れを行い、納骨をするために重要な法要のひとつです。

新盆(初盆)

亡くなった後、四十九日の忌明けを過ぎてから初めて迎えるお盆の事をいいます。四十九日以内にお盆がくる場合は、翌年が新盆となります。
四十九日法要では、本位牌や納骨の準備が必要となります。納骨はお墓以外にも様々な供養方法があります。

参考記事
納骨にかかる費用は?さまざまな納骨方法から比較・検索ができるサービス
自然葬とは?種類や費用について
散骨を検討されている方へ 海への散骨・山への散骨
墓離れが進む現代に合った「手元供養」について

回忌法要

一回忌、三回忌、七回忌、三十三回忌などのことです。故人の命日に行う年忌法要では、年数が小さいほど、多くの方を招いて行う傾向にあります。年忌法要を行うタイミングは、亡くなってから満一年の一周忌、それ以降は数え年となり、三回忌であれば亡くなってから満二年となります。

故人の供養を終了とする弔い上げ(とむらいあげ)は、三十三回忌法要をもって区切りをつけることが一般的です。五十回忌まで行う場合もあります。

法事・法要当日の流れ

まずはどこで法事・法要を行うのかを決めますが、場所は自宅かお寺で行われることがほとんどです。自宅の広さや参列者の人数、準備の手間などによっても変わります。地方では代々の慣習として自宅で行うことが多いようです。

また、法事の後にそのまま会食を行えることから、ホテルや料亭などで行われることもあります。

ここでは、法事・法要当日の流れを簡単にご説明します。

1.法要を執り行う場所に集まります。
2.着席後、僧侶に読経をお願いします。
3.順番に焼香を行います。
4.僧侶の法話を聴きます。
5.食事をとります。その前後に施主は挨拶をします。
6.参列者に引き出物を渡し、解散となります。

自宅で法要を行う場合は、仏壇の下段に位牌を移動させておきます。頂いた供物を置けるように、机に白い布をかけた台を用意しておくと丁寧です。
寺院で行う場合は、位牌や供物などを持ち込み、僧侶に伺いながら用意をします。

施主側が知っておきたい知識・マナー

僧侶へのお勤めの依頼

菩提寺の僧侶に、法事のお勤めを依頼します。法事・法要の予定が決まったら、なるべく早めに連絡をとりましょう。日時と場所をお伝えして、日程の調整をします。菩提寺がない場合には、僧侶派遣のサービスを利用することができます。

お付き合いのあるお寺がないという方へ

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案内状

法事の案内状は、参加人数を把握して会食の準備をするためにもなるべく早めに出しましょう。目安として、予定日の一か月前には届くように送ります。

案内状には、「誰の何回忌なのか」「日時・場所」「法要後に会食はあるのか」といったことを記載します。正式な案内状であれば、返信用のハガキをつけて出欠の確認をします。略式であれば、往復はがきを使います。出欠確認を電話で行うこともありますが、基本的にはハガキで行います。

精進落とし

法要の後にふるまう食事を精進落とし(しょうじんおとし)と言います。精進落としはもともと、四十九日の忌明けに精進料理から通常の料理に戻す区切りとする意味がありました。 現在は、故人への供養と参会者に参列のお礼とお清めの意味で会食を行います。

人数が確定したら早めに予約を入れましょう。法事で利用するお店を調べるときには、飲食店検索サイトで「法要」や「仏事」と検索すると簡単に見つけることができます。

参考記事
法事・法要での挨拶のしかたと例文

お布施

法事・法要を行う際には、僧侶に謝礼としてお布施(おふせ)を渡します。お布施を包む封筒の表書きは「御布施」とし、ふくさに包んで渡すのが一般的です。

参考記事
お布施はいくら包む?葬儀や法事で僧侶に渡すお布施の金額相場
戒名料は2~100万円?戒名の相場とランクを選ぶ基準

引き出物

参列者から香典をもらったら、引き出物をお返しとして渡します。2,000~5,000円程度の品を選んで用意しておきます。かさばらず、手元に残らない実用的なものが適しています。

参列者側が知っておきたい知識・マナー

御供物料・供物

親族や故人と親しかったのであれば、遺族への弔意の気持ちを表すために、法事の香典である「御供物料」や、お供え物をおくることもあります。仏教であれば、線香やろうそく、果物などを送るのが一般的です。ですが、法事の案内状に供物を辞退する案内があった場合は持参しないようにします。

参考:法事の香典はどうすればいい?お葬式の時とは違う法事での香典金額や香典袋のマナー

服装

法事に参加する際の服装は、色は黒で、男性はスーツ、女性はスーツかワンピースが適しています。「平服でおこしください」と言われた場合も、この服装で出席すれば失礼にあたりません。

参考:法事・法要に出席する際の正しい服装マナー

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